初めてのパリ　4日目

2014/12/22 - 2015/01/01

今日はクリスマス
パリの場合、ほとんどの店が休みになるようだ。
クリスマスをどう過ごすかは旅行前から大きなテーマだった。

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クリスマスでも教会は開いている。
セーヌの川岸を散歩してみる。

１　ササレクール寺院及びモンマルトル界隈
２　ギャルリー・ヴィヴィエンヌ→パレ・ロワイヤル→ポンヌフ→ノートルダム大聖堂→市庁舎
３　シャンゼリゼ通りとマルシェ・ド・ノエル
４　エッフェル塔

晩御飯はマルシェ・ド・ノエル

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目　12月25日（木）　朝

【Campanile Maune Montparnasse＜Salle Beitt Dejeuner＞】

昨日北欧系の団体が来たようで今回一番の混雑
たまたま空いた席があったが、もう少し遅かったら危なかった。

Hotel Campanile Paris 14 Maine Montparnasse ホテル

【Salle Beitt Dejeuner：朝食ブッフェ】

我が家は例によってお腹いっぱい食べたが、我が家が終わる頃に来た客は食べるものがなくなっていた。
しかも補充する様子もない。バックヤードも在庫切れか？

ホテル側も朝食の客数はわかっているはずなのに、・・・。
北欧系はそれほど大食いなのか。

○メーヌ通り

28番のバスでサン・ラザール駅まで行くつもりだったが、バスが来ない。
28番は本数が多いはずだがクリスマスなので本数が少ないのかもしれない。

バスを諦めてメーヌ通りをゲテ駅に向かって歩いていたら、バスが追い抜いていった。
もう少し待っていればとマダムから叱責の激が飛ぶ。

○スタインケルク通り

アンヴェール駅でメトロを降りたところから凄い人出
クリスマスなので皆さん考えることは一緒のようだ。

スタインケルク通りの両サイドは土産物屋ばっかり
まるで金毘羅さんや成田さんに来たのかと錯覚するぐらいよく似ている。

▽フニクレール Funicuiaire

ナヴィゴ・デクベルトが使えるので躊躇なくフニクレール駅に向かう。
運悪く中国人の団体と一緒になってしまった。
相変わらずの傍若無人ぶり。大声で煩い。

モンマルトルのケーブルカー その他の交通機関

▽フニクレール

下から見た時は1.9ユーロもするのでナヴィゴを持っていなかったら乗らないだろうと思っていたが、いざ乗ってみると結構な坂だとわかった。
体力に自信のある方以外には1.9ユーロの価値は十分ある。

○サクレ・クール寺院 Basilique du Sacre Coeur

パリ市街が一望できる。
どんよりした灰色の空が残念。

サクレクール寺院 寺院・教会

○サクレ・クール寺院

文字通り白亜の教会
しつこいが、青空でなかったことが恨めしい。

○サクレ・クール寺院

せっかくなのでサクレ・クール寺院の中に入ってみた。
内部は外から見るよりずっとずっと広い。

○サクレ・クール寺院

クリスマスだから教会に来た人と教会は休みでないから来た人がいる。
我が家はクリスチャンでないので当然後者だが、それでも教会の中に入ると厳かな気分になる。

○サクレ・クール寺院

そもそも普通のミサでさえ経験がないので、クリスマスミサがどれだけ特別なのかわからない。
暫く座って見せてもらったが、特別なセレモニーをやっているのは十分伝わった。

○テルトル広場 Place du Tertre

パリの下町文化の香りが感じられる場所と期待していたが、似顔絵の押し売りしか見当たらなかった。
こちらが必要以上に警戒しすぎたのかもしれないが、目があっただけで営業トークされそうだったので早々に退散。

テルトル広場 広場・公園

○アトリエ洗濯船跡 Le Bateau Lavoir

最初から全く期待していなかったが、見事にそのとおりだった。

ルノアール、モジリアニ、ピカソらがここをアトリエにしていたということらしいいが、建物を見るだけで何ともつまらない。

≪ル・グルニエ・ア・パン Le Grenier a Pain≫

クリスマスなので休みだと思っていたが、バゲットを抱えた人とすれ違ったので、ひょっとしたらと期待していた。

店の方に近寄ったら行列が見えた。

ル グレニール ア パン (アベス通り店) パン屋

≪ル・グルニエ・ア・パン≫

バゲットコンクール2010年優勝
我が家も行列に並ぶ。

≪ル・グルニエ・ア・パン：バゲット 1.15EUR≫

買ってすぐに食べたが、さすがに美味しい。

昨日のレジス・コリンと較べると塩味がきいていた分レジス・コリンに軍配が上がるが、バターをつけて食べたら評価は違ったかもしれない。

○ジュテームの壁 Le mur des je t'aime

1992年から数年にわたって道行く一般の人々千人から300の異なる言語の愛してるを集めて2000年に完成したものらしいが、ざっと見ただけで日本語が数箇所みつかった。

300の異なる言語ってどういゆう数え方なのか？

愛しているの壁 (ジュ テームの壁) 文化・芸術・歴史

≪オ・ルヴァン・ダンタン Au Levain D'Antan≫

さっきのル・グルニエ・ア・パン・アベスと100mと離れていないところにオ・ルヴァン・ダンタンがある。
こっちは2011年の優勝

食べ比べしたかったが、残念ながらこちらはクリスマス休暇

オ ルヴァン ダンタン パン屋

≪ギャルリー・ヴィヴィエンヌ Galerie Vivienne≫

メトロでアベスからブルスに移動
ブルスの駅を出て驚いた。歩いている人が全くいない。

ギャルリー・ヴィヴィエンヌが休みなのはわかっていたが、さすがにひっそりしすぎていて足早になる。

ギャラリー ヴィヴィエンヌ ショッピングセンター

≪ギャルリー・ヴィヴィエンヌ≫

パリで一番きれいなパッサージュだということで訪れてみたが、・・・。

≪ギャルリー・ヴィヴィエンヌ≫

パッサージュの南端の口にあるカフェは営業中だった。
せっかくなのでコーヒータイムにしてもよかったかな。

○パレ・ロワイヤル Palais Royal

パレ・ロワイヤルには日向ぼっこしている人が何組かいた。

パレ ロワイヤル庭園 自然･景勝地

○パレ・ロワイヤル

偶然だが、映画の一コマのような写真。

【カフェ・ドゥ・ラ・コメディー CAFE DE LA COMEDIE】

疲れてきたしトイレも行きたくなったのでコーヒーブレイクにする。
ちょうど営業しているカフェがある。

クリスマスはほとんどの店が閉まっていると聞いていたが、この辺りは営業している店がチラホラあった。

カフェ ドゥ ラ コメディー カフェ

【カフェ・ドゥ・ラ・コメディー】

後で知ったが、目の前はオペラ通りの始点で、しかもホテル・デュ・ルーブル・ア・ハイアットの建物の一角だそう。
同じ建物がハイアットとは全く気がつかなかった。

【カフェ・ドゥ・ラ・コメディー：マキアート 3.2EUR×２】

とは言っても店内は例によっての極狭で、テーブルとテーブルがひっついている。ハイハットの隣にしては高級感もなかったし、コーヒーも良心的な価格。

【カフェ・ドゥ・ラ・コメディー】

ガチャガチャと食器を洗う音が煩くて優雅さはこれっぽっちもない。
とてもパリのカフェとは思えない。

○ルーブル美術館

ポンヌフを目指してルーブル美術館の東端を歩いていたら、ロマの女２人組が近寄ってきた。
何やら手に持っている。あれが噂の署名板だろう。

かかわりたくないので足早に逃げた。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

○セーヌ川

何の根拠もなく漠然と清流をイメージしていたが、見事に裏切られた。
土色の泥川だ。

○ポンヌフ Pont Neuf

ポンヌフからの眺めが一番きれいとボタン屋のオヤジがBSで言っていたが、確かに絵になる。
パリって感じがでている。

ポン ヌフ 建造物

○ポンヌフ

フランス語でポンは橋、ヌフは新しい。
「ポンヌフ橋」と言うのは、馬から落馬すると同じで重言になるらしい。
また、「新橋」だが、パリに現存する最古の橋とのこと。ややこしい。

ちなみにWikipediaによるとJR新橋駅前に「ポンヌッフ」という立食いそば屋があるらしい。

○シテ島

シテ島の南岸をノートルダムまで歩いてみる。

○シテ島

遊覧船も大盛況
我が家もお嬢が来てからバトー・パリジャンに乗る予定だが、夜にしようか昼にしようか思案中

○シテ島

前方にノートルダム大聖堂が見えてきた。

○ノートルダム大聖堂 CathedraleNotre Dame de Paris

ノートルダム大聖堂の前は長蛇の列
さすがにサクレ・クール寺院とは迫力が違う。

ホテル ル ノートル ダム ホテル

○ノートルダム大聖堂

ノートルダムはお嬢と来る予定なので中に入るつもりはない。

実はミュージアムパスで入場するつもりだったので、大聖堂は入場無料と知らなかった。
クリスマスミサをやっていたはずなので無料なら入っておくべきだった。

○ノートルダム大聖堂

ノートルダムの南側のバラ窓

○アルシェヴェシェ橋 Pont de L'Archeveche

南京錠は各自持参して来るものだと漠然と思っていたが、怪しげな兄ちゃんが南京錠を売っていた。

アルシュヴェシェ橋 建造物

≪ル・ベーアッシュヴェー・マレ BHV≫

シテ島からサンルイ島を経由して北に歩くとマレ地区になる。
BHVは今日は休みだが、後日来る予定にしてある。

ベー アシュ ベー (リヴォリ店) 百貨店・デパート

○パリ市役所

市役所前にはスケートリンク
結構みんな上手に滑っていた。

フィレンチェの市役所もそうだったが、歴史的建造物を市役所に使っていいのだろうか？

パリ市庁舎広場のアイススケート 祭り・イベント

○パリ市役所

スケートリンクの横にはメリーゴーランド
どこへ行ってもメリーゴーランドがあるが、ここのは特別豪華だった。
それにしても、パリの人はどんだけメリーゴーランドが好きなんだ。

≪マルシェ・ド・ノエル≫

1号線でシャンゼリゼ・クレマンソーに移動
シャンゼリゼ・クレマンソーの目的はクリスマスマーケット

クリスマスマーケット (シャンゼリゼ通り) 祭り・イベント

≪マルシェ・ド・ノエル≫

行く所のないパリの人全員が集まっているのかと思うぐらい凄い人出。
端から端まで歩いた訳ではないが、食べ物屋ばかり。

クリスマスマーケットって、もっといろんな雑貨屋があるとかと思っていたが、ちょっと予想外だった。

≪マルシェ・ド・ノエル≫

ここにはメリーゴーランドでなく子供だましのジェットコースターがある。
キャーキャーと騒いでいたのでそれなりに流行っているってことだろう。

▽バス停 Rond Point des Camps Elysees

クリスマ スマーケットもイマイチなので一度ホテルに帰ることとする。
地下鉄で帰ろうと思ったが、28番バスがこの辺りを走っていることを思い出した。

バス停は見つかったが、待ちタイムの電光表示板がない。
通常なら10分以内だがクリスマスなので何ともいえない。

フランクラン D ルーズヴェルト駅 駅

▽28番バス

10分以上待って、ようやくバスが来た。

▽28番バス

途中のバス停で夫が前から乗ってベビーカーを押した妻が後ろから乗ろうとしたところ、運転手はベビーカーが見えなかったようで数メートル動いてから慌てて止まった。

妻はバスに乗り込むと運転席に駆け寄ってドライバーを罵倒しだした。
夫はエリート風の若禿、妻は生意気そうなソバカス。
ここまでは日本でもありそうな光景だったが、次の展開には驚いた。

▽28番バス

ドライバーは黒人女性だったが、彼女も負けてない。凄い剣幕で運転席から身を乗り出しての反論。どうなることと思ったが、客のおじいさんやおばあさんが運転手に加勢したことで妻の敗北が決定。
敗れた妻は涙を流して泣き出した。
この間、バス停に止まったまま。誰も文句を言わない。

☆Campanile Maune Montparnasse

まだ4時過ぎなのでちょこっと休憩したら、エッフェル塔に行こうと思っていたが

Hotel Campanile Paris 14 Maine Montparnasse ホテル

☆Campanile Maune Montparnasse＜207号室＞

目が覚めたら夜だった。
晩御飯は昨日買ったパン。
もう眠れないかもと思ったが、すぐに眠っていた。
相当歩いたと思ったが、17,700歩だった。


●初めてのパリ　5日目
　http://4travel.jp/travelogue/10975096