２０１５年初旅ｉｎ台北。 母娘で歩き回った４日間　～３日目・前篇～

2015/02/10 - 2015/02/13

個人としては３度目の渡航となる大好きな台湾。

今回は母を伴っての旅なので、メジャーな観光スポットと私がまだ行ったことのないスポット、更にもう一度行ってみたいスポットを織り交ぜた、欲張り旅行となってしまいました。

３日目は一寸一服、
ツアーで楽々バス移動の十分＆九ｲ分編です。


・・・行程・・・

★２/９　東横イン羽田空港１に前泊

★２/10　7:20　羽田離陸→10:15台北（松山空港）到着
　　　　京鼎樓で昼食→林本源園邸観光→度小月で夕飯

★２/11　 世界豆漿大王で朝食→迪化街周辺で買い物→淡水観光→欣葉で夕食

★２/12　 十分→九ｲ分（オプショナルツアー）→象山で夕焼け観賞→寧夏夜市

★２/13　 義天宮参拝→中正紀念堂→忠烈祠
　　　　18:15　台北（松山空港）離陸→21:55羽田空港到着

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2/12（木）

旅もいよいよ折り返し。

今日は個人手配のオプショナルツアーで観光します。

天気は良さそうで何より♪

ツアーのお迎えが7:55のため、今日の朝食はホテルで摂ることにしました。

ホテルのレストランは地下です。

普段朝食は牛丼でも天丼でもケーキでもガッツリいけるのですが、旅先のバイキング料理は苦手です。

逆にいつもトーストとコーヒーで済ます母は、こういう場になると和洋折衷色々選ぶため、食べ始めるのに相当時間がかかる。

今日は遅刻できないんだからね！

集合時間の5分前にどうにかホテルロビーへ。

混載車のため各ホテルへツアー客を迎えに回ります。

オレンジのベストを着た方が今回のガイド・湯さん。

大学を卒業したばかりの女の子です。

手配したツアーはベルトラのナルワントツアー。

台湾旅行の際は毎回このツアーを利用しているなぁ。

↓一応こちらのサイトから格安ツアーを探しました
http://www.tour.ne.jp/w_optional/list/?dst_are1=1&dst_cty1=53&dst_cit1=248&dp_ymd=20150200&sort=pop_dsc&pg=1

９時前には十分に到着〜

一度バスを降りて徒歩で滝へ向かいます。

朝の山の空気は清々しくて気持ち良い。

どちらかと言うと海より山派です。

ここで写真撮れば良かった・・・

十分瀑布を目指します。

最近綺麗に整備されたのだとか。

おお〜

十分猫ちゃん☆

人慣れしていました。

猫ばっかり写真に収めていますが、台湾は放し飼いの犬も大変多かったです。

野鳥や昆虫など色々生息しているようです。

今回このツアーに参加されたのは全部で13人。

九ｲ分は昼間より夜の方が人気があるそうです。

バスを降りて約20分ほど歩くと滝が見えてきました。

ガイドさんに写真を撮ってもらう。

もう少し下に行ける階段もあったので、そちらからも撮影してみました。

ところで十分の「分」と九ｲ分の「ｲ分」の違いをガイドさんにお聞きしたら、「分」は日本と同じように時間を表し、「ｲ分」は人数を表す漢字なんだそうです。

九ｲ分は昔、九世帯しか住んでいなかったことから付けられた名前と言う事でした。

滝を見たら今度は天燈上げをしに移動します。

坂を登るとすぐに平渓線の線路に出ます。

ここで天燈を上げるのです〜！

あ、あちらでは既に上げる準備をしていますね。

天燈は色によって願い事が異なります。

ガイドさんに何色が良いかあらかじめ訊かれました。

青がなんでもオールオッケーということで、私たちのツアーは一組を覗いて全員が青を選択。

欲張りだな。

因みに隣のツアーの団体さんは全員が赤でした。

赤は確か「健康第一」的な願い事だったと思います。

天燈はこんな感じで準備されていて、

願い事を書く段階になってからこういう形にされます。

４面に書けると言うのに、勝手が分からない私たちは１つの面にありとあらゆる願い事を書いてしまふ。

文字は墨で書くので洋服が汚れないようにご注意を！

願い事を書く母。

私の願い事。

そうこうしている間に電車が来ました。

ほほぉ〜

書き終わると天燈屋？のお兄さんがカメラを貸せと言ってきます。

慣れた手つきでパッパと４面の願い事と合わせて記念撮影。

そして「１，２，３」の掛け声で手を離すと天燈が空へ舞い上がって行きました。

うまく飛んでヨカッタ！

願い事よ叶えたまえ！

ツアーで一緒だったおじ様２人組。

赤い天燈を選んでいました。

１人のお兄さんが写真を撮っている間、もう一人のお兄さんが天燈に火を点けていました。

飛ばしてから分かったのですが、

天燈が青や緑だと空の色と同化していたので

写真撮影に重きを置いているのであれば

空に映える色の方が良いかもです。

天燈を上げたら平渓線に乗って移動するのですが、電車は１時間に１本だけ。

電車が来るまで自由時間となります。

40分ほどの時間、何して過ごそうかな・・・とウロウロしていたら吊橋を発見。

高所恐怖症の私でも渡ることが出来ました。

あまり揺れず、しっかりした造りの橋でした。

天燈がたくさん上がっています。

今回の旅の服装。

暑いんだか寒いんだか分からなかったので、とりあえず中はカットソー１枚にして、コートは日本でも着ているダウンジャケットを羽織っています。

旅の３日目・４日目は暖かかったですが台北に着いた初日はマフラーが必要なほど寒かったです。

猫発見。

こちらに気づき逃げられる。

なんだか趣のある風景。

こういう感じが好きなんです。

観光地化されていない、普段の生活を垣間見るのが楽しい。

向こうに見えるのが駅のホーム。

井戸端会議する所？

と思ったら、バスの待合室のようでした。

？

なんだろう

目が刻んであるので、囲碁か将棋をするのかな。

どうも〜

椅子。

足が短すぎない？？

お子様用かしら。

吊橋を戻ります。

吊橋にはこのような竹細工がたくさんぶら下がっていました。

字が書いてあるのを見ると、これも願い事を書くものなのかな。

時間が早いせいか、観光客もまばらで長閑。

お昼頃にはこの通りも観光客でいっぱいになるんでしょうね。

台北は20度まで上がる予報です。

観光案内図。

九ｲ分、十分の他に五分なんてのもあるんですね。

日本の一戸、八戸と同じ感覚かな。

集合時間10分前。

十分の駅にやってきました。

時刻表。

ツアーと言えども、この時間に乗り遅れたら次の便まで待たなくてはなりません。

駅のお土産屋さんのシャッターはまだ閉まっていました。

出発10分前に電車が到着。

車内で出発の時を待ちます。

反対側のホームに電車が来ました。

物凄い数のお客さんが下車していきます。

10:50

定刻通り十分を発車。

さよなら十分。

良い思い出が出来ました。

車窓からの景色。

九ｲ分の最寄り駅まで乗車します。

写真は三貉峯駅。

ホームがワイルド。

十分を出発してから25分、猴トンに到着。

ここを観光したかったんだよな〜

何故かと言うと！

そう、ここは猫村で有名なのです〜

ホームの駅長室近くにも猫ちゃんが居ましたよ。

十分を出発して35分、瑞芳に到着。

さすが九ｲ分の最寄り駅。

ホームがたくさんあって大きい駅です。

瑞芳駅の車掌さん。

駅の柱には平渓線の駅名が描かれていました。

猴トンはやっぱり猫！

駅地下道。

駅改札。

瑞芳駅舎。

駅前は賑わっています。

切符はスタンプを押した後、持ち帰ることができました。

平渓線沿いの観光名所でしょうか。

色々見どころがある沿線なんですね。

駅から九ｲ分入口までは混載車で移動。

海が見えてきました！

九ｲ分に来るのは５年振り２回目。

以前来た時には入口前にこんなにぴったりくっついたお店は無かった気が・・・

お店も前より増えた気がします。

食べ物屋さんが多くなっていた。

街の一番高い場所にあるお茶屋さん、九ｲ分茶房。

九ｲ分で一番古いお茶屋さんとのこと。

店内を覗くとすっごく良い雰囲気。

ここでお茶した〜い

前回来た時は雨が降っていて靄が立ち込め全く遠くが見渡せなかったのですが、今日は快晴でヨカッタ！

リベンジ成功であります！！

ツアーにはお昼も含まれます。

レストラン九戸茶語。

実はツアーからはぐれてしまい、間違えて先ほどの九ｲ分茶房で待っていました。

ガイドさんの携帯番号を訊いていたので電話をして迎えに来てもらい事無きを得ましたが・・・。

ツアー参加の皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。

九戸茶語店内。

この階は団体客用のようで、ツアー団体のお客さんが次々と入店していました。

私たちのテーブルはテラス近くて眺めが良かったです。

人数分のお料理がどんどん運ばれてきます。

自分の分を取ったら円卓を回すシステム。

ビールを飲みたい人は先払いで注文を受け付けていました。
１瓶150元していました。

う〜ん

この食べるスタイル、苦手だな。

えび。

食後は２時間の自由時間です。

有名な阿妹茶樓付近の階段。

阿妹茶樓を撮影する絶景ポイントでもあるので大変混雑しています。

夜景はもっと素敵なんだろうな。

今度訪台する機会があったら、夜の九ｲ分に来たい。

阿妹茶樓の入口付近はガイドさんがツアー客に案内をしていたりするので、人がごった返していることもありますが、店内は意外と空いています。

店員さんもそれは分かっていて、お店に入ろうか迷っている人にはあらかじめ、「お茶、300元。いい？」と訊いて来ます。

母がこのお店に入りたいと言ったので店内へ。

テラス席を案内されました。

「一番良い席」と案内された席からの景色。

絶景です。

でも寒くて・・・

店内席に移動させてもらいました。

店内。

欧州からの観光客の方が入店した途端とっても感動していました。

日本語で、作法ややり方などを教えてくれます。

店員さんは他席で英語でも説明していました。

茶葉は阿里山烏龍茶。

１度の茶葉で５杯まで飲めると言われましたが、４杯目で渋味が強くなったので茶葉を交換しました。

お茶受け。

５年前と全く変わらず。

落雁は日本の物より柔らかめです。

写真だと分かり辛いですが・・・

ジャンボ急須的な。

お湯が入っています。

４杯分淹れた後の茶葉。

増えるワカメみたい。

無料でポストカードが配られました。

阿妹茶樓で40分ほど過ごしました。

『千と千尋の神隠し』を中国語で表すと『神隠少女』になるんですね。

散策していたら九ｲ分猫を発見〜♪

こっちには猫団子。

一生懸命グルーミングをしているコ。

気持ち良さそうに寝ているねーｗｗ

母が気になっていた花文字のお店。

花文字を描ける人は台湾に２人しかいないというのを聞いて関心をもったようです。

花文字とは漢字を縁起物の絵に変えて描くもの。

小さいサイズが250元だったので思い出にお願いすることに。

まずは自分の名前を紙に書いて渡します。

母の名前は平仮名なのですが、問題なくお願いできました。

次に何を祈願するか選びます。

母は「家内安全」
私は「幸福美麗」でお願いしました。

５分ほどで完成。

作品がコレ。

右が母の名、左が私の名前です。

それぞれ何の絵が何の縁起を表しているか説明してくれたのですが、片言で分からなかった・・・

蝶々が金運とか言っていたかな？

蓮の花や太陽も描かれています。

15:40

九ｲ分ともお別れ。

ドでかい猫のオブジェ。

何のお店かしら。

台湾の派出所。

なんだか強そうだ。

午後は台北に戻って象山から夜景を望みます。


〜３日目・後篇につづく〜