三分咲きでも梅の花馨る。１泊２日熱海旅行

2013/02/12 - 2013/02/13

伯母が遅い新年会を「温泉でやりたい」と発言したことが今回の旅のきっかけ。

みんな言いたい放題、団体行動がまったく出来ない伯父・伯母、総勢７人での旅行記です。

は〜疲れた！

エリア 熱海(静岡)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

11時に南浦和で集合。

13時発の踊り子号に乗るって言うのに、伯母②が「駅弁買うのに時間が足りない」と言い12時に東京駅に着くようにする。
（本当は11時にしたいと言ったところを皆で文句を言い、これでも繰り下げた）

私と伯父は荷物番。

踊り子号。

伊豆には何度か行ったが、いつも鈍行電車だったので踊り子号に乗るのは初。

駅弁祭だっけな？

各地の駅弁が売られているお店で買った金沢の笹すし500円。

踊り子号車内。

鶴見駅で人身事故があり、到着が30分遅れる。

ブーブー、ワーワー言いながらどうにか熱海到着。

駅前にはSLの模型。

足湯もありました。

翌日の天気予報が雨だったので、観光名所は今日行けるだけ行くことにしました。

バスで熱海梅園まで行きます。
駅前のバス停留所は工事中で、案内も分かり辛かったことから遠回りをしてしまいました。

順調に行かないと文句の嵐です。
ちょっとは落ち着いてくれ。

15時半前に梅園到着。

熱海のホテルに泊まっていると入場料300円のところが100円になります。

梅の花。

満開にはまだまだでしたが、
入った途端、花の香りがしました。

例年ならこの時期もう少し華やかなのでしょうが、
今年は雪が多く寒いせいか開花が遅れていました。

園内はまだ淋しい。

蝋梅は若干、枯れかけていました。

日本水仙。

紅梅でしょうか。

枝垂れ梅が咲いていたら綺麗だったんだろうなぁ。

姦＋女

ではなく、伯母×３と母。

母は４姉妹の末っ子です。

福寿草。

園内にはメジロがあっちこっち飛びまわっていました。

閉園間際と言う事もあり、露店も少ない・・・

この赤い橋を渡って・・・

梅見の滝の中に入ります。

滝の流れを中から見れます。

中は結構狭いです。

外から見た梅見の滝。

紅梅にも濃い、薄いがあるのですねー。

アヤメ科の花。

水仙かと思ったら、インド原産の花でした。

園内全体を見渡してみる。

３分咲きというところでしょうか。

順路をたどって行くと、美術館に着きます。

美術館前にあったフラワーアート。

バリを思い出す。

園内に足湯がありました。

以前来た時には無かったぞ。
韓国庭園なるものもありました。

中山晋平記念館。

16時を過ぎてしまったので見学は出来ませんでした。

閉まっている。

残念。

記念館入口の梅の木。

全体的に見ごろはまだまだですが、梅の甘い香りに春は近いと感じさせられます。

１時間ほど見学をしたら、徒歩で来宮神社に向かいます。

途中にあったガソリンスタンドで飼われていた鳥。

ハヤブサでしょうか？

10分ほど歩くと来宮神社の看板が見えて来ました！

来宮神社到着〜

境内にあった楠。

大楠かと思いきや、第二大楠とのこと。

え、２本もあるの!?

境内には三峯社・稲荷社・弁才天などもありました。

拝殿。

木の根を御神体としたことから、本来は「木の宮」であったようです。

こちらも古い岩のようです。

本殿裏にある阿豆佐和気神社の大楠。
天然記念物です。

想像以上に大きく、本当に何かが宿っているような感じでした。

陽が暮れて来たので提灯に灯が灯りました。

さあガンガン行きますよー

次は糸川遊歩道の桜を見に行くのです。

トンネルをくぐって行きます。

熱海の道は勾配が激しい。

湯前神社の脇を通ります。

大湯間けつ泉。

来宮神社から歩くこと約10分。

糸川歩道に着きました。

梅園の梅よりも開花は順調のよう。

ピンボケしちゃった・・・

あたみ桜はインド原産の寒桜とのこと。

２月17日まで桜祭りで17時〜ライトアップをしています。

橋には変なオブジェ。

たこ。

こちらはカニ。

ここの桜は楽しめました〜

橋から川に下りれるようでしたが、
残念ながらゴミなどが川に浮遊していて
とても下りたいとは思えなかった・・・

糸川遊歩道を歩いていくと海沿いに出ます。

あ！

熱海城！

雲が多い・・・

明日は予報通り天気は悪そうです。

ムーンテラス。

熱海と言えば、の観光名所①

こちらもライトアップされるんですね。

カラフルな船が猛スピードで帰ってきてました。

ホテルは営業していないところもあったようです。

熱海は東京近郊の温泉街としては少し淋しい感じ。

熱海サンビーチ。

熱海と言えば、の観光名所②

貫一とお宮の像。

お宮の松。

一通り歩き倒して駅に戻って来ました。

仲見世商店街。
一つ隣の商店街のほうが活気があった。

18時前にはほとんどの土産店が閉店になっていました。
びっくり。

宿泊は水葉亭。
近畿日本ツーリストの格安ツアーで東京から熱海までの交通費込みで11800円でした。

14時から17時まで30分ごとに熱海駅からホテルへの無料送迎がありましたが、時間が過ぎてしまっていたのでタクシーで向かいました。680円で行けました。

年季の入ったホテル。

夕飯は小宴会場。

宴会場に行くと、既にこのように食事が用意されていました。

本日のお夕飯。

サラダのドレッシングが市販のものでビックリ。

全体の味は悪くなかったです。

お味噌汁にはカニが入っていました。

２日目。

昨晩は母たちがキャーキャー盛り上がっていたので寝たのは2時近かったのに、朝風呂に入るために6時起床。

眠いです・・・

写真は部屋からの景色。
オーシャンビューです。

写真に写っている建物が露天風呂。
露天風呂は時間で男女入替制。

露天２つと半露天が1つありました。
海を眺めつつ入る温泉は格別。

朝食です。

親族一同、干物を大絶賛。

ただし全体的に味が濃いとの声も。

ホテルの外観。

ロビーは６階で露天風呂は１階、大浴場は地下1階という面白い構造でした。
外観からは想像できないくらい中は広かったのですが、お客さんが少ないのでしょう、昔ながらのゲーム機が置いてある廊下は真っ暗でゴーストタウンのようでした。

暗闇の中、ゲーム機のランプが点いたり消えたりするところを通らないと大浴場に行けないので怖かったです。

二つある大浴場もかなり大きく、特に「王朝風呂」と名付けられたお風呂はプールのようで立派でした。
窓からは海も見えるし。
あまりに立派すぎて維持費が心配になるほど・・・

バブル時代の遺物のようです。

建物の古さ、洗練されていない仲居さん、美味しいとは言えない料理に目を瞑れば至る所で海が眺められる良い旅館だと思います。

ホテル駐車場から望む海。

ホテルを10時にチェックアウト。

伊豆山神社に向かいます。

露天風呂に入った時は雨が降っていましたが、天気が回復して青空に！

熱海猫ちゃんに遭遇。

ニャーニャー鳴いていたけど何を欲していたのか分からず。

神社に行くには700段以上ある階段を上って行かなければなりません。

「あっつい！」

と言っておもむろに脱ぎ始める人たち・・・

この階段沿いはミカンの木がたくさん植えられていました。

ミカンの実と葉の緑が青空に映えて美しい。

やっと一の鳥居。

まだあるの〜？

二の鳥居をくぐったところ。

歩くこと20分、やっと着きました〜

本殿です。

ここは縁結びの神社ということで、カップルさんたちが多く訪れて熱心にお参りされていましたよ。

お参りが済んだら元来た道を戻り、海沿いを歩くため更に下って行きます。

宿泊したホテル水葉亭。

あんな所に建っているんだ。

階段を下りていたら湯気が出ているところを発見したので行ってみると走湯でした。

来てみたかったんですよね！
こんな所にあったのか。

外まで響く「ボコボコ」という音に恐れを感じつつ中に入ってみる。

奥からお湯が湧きだす音でした。

物凄い蒸気で、まさに写真の通りの視界。
サウナ状態です。

湧きだしたお湯は温泉に使われるのかな？

手を入れてみたらめちゃくちゃ熱かったです・・・

走湯の上には走湯神社がありました。

階段を下り切ったところに走り湯の看板があったのね。

そこに居たタクシーの運ちゃんに「足湯に入った？絶景だよ」と言われ「？？？」

写真の建物が足湯場だったようです。

最近建てられたような新しい建物。

階段を上ってみます。

おお〜

手を入れてみたら結構熱い。
走り湯のお湯をそのまま引きこんでいるのでしょうか。

足湯場からの眺め。

確かに絶景です。

伊豆山神社から続く階段を下まで下り切ったのですが、
有料道路になってしまうため歩行者は歩くことができず。

海沿いに歩いていくことはできませんでした・・・

熱海駅に向かう途中、「北条政子・源頼朝ゆかりの地」という碑がありました。

伯母①②＋母は、別行動をしていた伯母③＋伯父×２と落ち合うためビーチへ。

私は疲れ切ってしまったので、１人駅に向かいます。

仲見世商店街にある「藍花」というカフェで休憩をとります。

店内は落ち着いた感じ。

歩いて暑くなったのでソフト白玉あんみつ950円を注文。
黒蜜か抹茶蜜かを選べます。

現在12時45分、13時25分の踊り子号に乗らなくてはいけないのですごい勢いで食べました。

13時に駅で母たちと落ち合いました。

駅の売店で売っていたチーズ入りかまぼこ330円。
アド街だか、ぴったんこカンカンで紹介されたということでした。

チーズがたくさん詰まっていて美味しかったです。
でも静岡産じゃなくて伊勢産でした・・・

親族と旅行をしたのは実に20年振りくらいだったのですが、想像していた以上に大変でした・・・（翌日、胃炎で高熱を出す）

今回一番印象に残ったのは糸川沿いのあたみ桜。

梅は三分、桜は八分咲きでしたので、
今時期に熱海に行かれる方は梅園と合わせて見に行かれては？

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2013/09/17 14:31:08

  モモアカノスリの若鳥だと思います。ヾ(^o^)

  へびおさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > 途中にあったガソリンスタンドで飼われていた鳥。
  >
  > ハヤブサでしょうか？
  
  たぶん、和名モモアカノスリ（ハリスホーク、英名：Harris's Hawk）の若鳥だと思います。
  成鳥になると、胸の羽がもっと濃い焦茶色になり、腿も赤茶色になります。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  へびおさん からの返信 2013/09/17 20:56:06

  こんばんわ〜

  潮来メジロさま
  
  ハヤブサではなく鷹の一種だったんですねー
  触れるのかな？？
  猛禽類、好きです♡
  
  教えていただき　ありがとうございます！
  
  へびお