2014/12/24 - 2014/12/25
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kirinbxxさん
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さて、ここからは夫婦二人で初インドネシアです。インドネシアについては、あまり知識が無くサテという串焼きやナシゴレン、ミーゴレンくらいしか知っている料理もありません。なのでとりあえず名物料理をネットで調べてみました。
今回はどちらかというと妻の行きたがっていた世界遺産をメインに、食はつけたしくらいの気持ちで行きましょう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
早朝6時起床。ロビーへ降りるとホテルの前にタクシーが横付けしている。このホテルは駅まで歩くには少々距離があるので、大荷物を抱えた旅行者はタクシーを利用することが多いのをよく承知しているのでしょう。アイコンタクトでトランクを空け、荷物を受け取りに来るあたりなかなか気がきくというもの。
香港に来るのは決まってクリスマスシーズンなので、その年その年のツリーをみるのも楽しみの一つです。今年はこんなシンプルなものでした。 -
さっそくキャセイのビジネスラウンジへ。麺カウンターは7時からの営業ということであと10分ほど。
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先にビュッフェカウンターから、こんなものを選んでみました。
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麺カウンターがあくと同時に雲呑麺を注文。できたて、熱々、香港の街中の安っぽい麺屋よりはよほどまともな雲呑麺です。
マレーシア航空でクアラルンプールを経由してデンパサールへ。空港タクシーに乗ったらホテルを間違われてしまいました。そこからメータータクシーに乗って混み合うクタの街を通り抜けてやっとこさホテルへ。 -
結局ホテルについたらすで11時前、知らない街だしさすがにくたびれたのでホテルのレストランで軽く夕食を食べましょう。
まぁ、これさえあれば・・・インドネシアでもっともポピュラーなビール、ビンタンです。 -
料理の方はあまり期待せず、ナシゴレンとサテー。
やっぱり美味しくないですね。ものすごく時間がかかり、出てきたら冷めていましたよ。
会計のところで、いかがでしたか?と聞かれたので正直に答えておきました。 -
ホテルの部屋は古く、浴室はバスタブに水を貯めようとするとシャワーからも盛大に水漏れがしてそのあたりがびしょびしょになるありさま。
部屋からの眺めはなかなかいいのですが。。。
この部屋は一泊一室で565,000ルピア、まぁ文句の言える値段でもないですね。 -
大型の古いリゾートホテルで、敷地内にゴルフコースもあるようです。とりあえず大きな荷物を預けて先にボロブドゥール遺跡へ行くことにします。その前に、次回のイカン・バカールに備えて醤油を買い、貯まった洗濯物を洗濯屋に出したいので早めに出発。
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タクシーカウンターでメータータクシーを呼んで貰おうとすると、このホテルでは待機しているタクシーしか使えない、とのこと。日本食スーパー、洗濯屋、ワルンを回ってから空港へ、という妙な注文に日本語のできる運転手さんがちょっとびっくり。
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まずは、早朝からあいていて空港へのルート上にあるスーパー、Pepitoへ。運転手さんも場所を知っていたので有名なのかもしれません。醤油と日本製の堅焼きチップスを購入。
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次は朝食です。空港へ行く途中で寄れるワルンへでナシチャンプルーを食べられるところ、とお願いしたらここへ連れて行ってくれました。
ごく庶民的な店のようですが、内部の清潔さも妻の基準になんとか合格。もっと汚い店もありますが、ここなら普通の日本の女性でも大丈夫なのではないでしょうか?我々の世代が子供だったころは、日本の大衆的な店もこの程度のものでした。となれば、落ち着いて食事ができますね。 -
運転手さんも一緒に降りて、通訳をしてくれます。この運転手さん、Suadaさんといって日本語がかなり堪能、話し好き、親切な方でした。なので、次にここへ戻ってくるときに空港へ迎えに来てもらうように交渉、無事に予約できました。その方が空港タクシーに乗るよりもよほど安上がりです。
朝早くから空いている洗濯屋がなかったので、洗濯物もSuadaさんが知っている洗濯屋に出しておいてあげましょう、というのでお願いすることにしました。 -
さて、ワルンというのはインドネシアの大衆食堂の事です。みていた感じではそれぞれ得意料理があり、中にはそれだけしか出さない店もあるようですね。そして「ナシ・チャンプルー」が売り物の店はこんな風に店頭のケースにおかずが沢山並んでいます。ご飯をお皿や籠に敷いた紙の中央に盛り、周りにいろんなおかずを盛りつけて行きます。
たいていのワルンにはあるようですが、ショーケースのない店だと決まったおかずを盛りつけて出すようです。こういう店の場合は自分で選んで組み合わせることができます。 -
それぞれ、おかずがダブらないようにして二人分のナシチャンプルーができあがりました。それにサンバルという辛いソースをのせて完成です。
いやぁ、美味しいですねぇ、これ。左の小型のコチのような魚の丸揚げ、煮卵、そして右側の丸い揚げ物(パン粉ではなく天ぷらの衣であげたコロッケという感じのものです)が特に美味。あとはもう少し汁気のあるおかずをのせるとよかったかも。それぞれのおかずにもぴりっとした辛みのあるものもあり、サンバルをつけてさらに辛くして食べるとなお美味しい。
朝食なのでビールなしでも我慢できました。
これで二人で26,000ルピア。この日のレートは100ルピア=1円だったのでたったの260円、一人あたり130円です。
素晴らしい!値段抜きに考えても、とりあえずインドネシアで食べた中で1番美味しいものでした。ワルン万歳、ですね。 -
Suadaさんからすると私たちの行動は興味深いらしく、達者な日本語でいろいろと話しかけてきます。旅行社は使わない?と聞かれて個人旅行だと答えると驚き(あのホテルは多分ツアー客ばかりなのでしょう)、今の店は平気?と聞かれて、全く問題ない、と答えるとまた驚き。帰りの便名を伝え、お互いの携帯電話の番号を交換してお別れしました。
デンパサール空港は最近改装したそうで、とてもきれいです。トイレもこの通りピカピカです。 -
インドネシアで使えるSIMを買う事にしました。国際線到着ロビーを出て少し行ったところに売っていました。
2週間の滞在中、5万ルピアで買ったTELCOMSELのSIMが活躍してくれましたが、バンドン郊外の山のほうに行くと電波が届かなくなりました。 -
国際線待合室も広くてきれいですし、びっくりするくらいたくさんのお店があります。伊丹空港など及びもつきません。
また、このように(椅子はなく立って使わなくてはなりませんが)コンセントつきのデスクもあり、PCを使ったり携帯電話の充電をすることができます。 -
なにやら妻がうれしそうにしています。
このお店、ビアード・パパというシュークリーム屋さんだそうです。日本に住んでいたころはよく食べていたそうな。買うとその場でクリームを詰めてくれるので外がさくさくなのがよいのだとか。
しかし、日本のシュークリーム屋がなんで?? -
分別用のゴミ箱が。。。。
進んでいますねぇ。 -
インドネシア国内の移動はライオン航空を使います。
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ジョグジャカルタ空港に到着。日本から予約しておいたカーチャーターのガイドが迎えに来ていました。名前は失念。
日本語ガイド、ということですが正直いってあまり上手ではありません。このあと判ることですが、観光地以外のことについての語彙が少なく、込入った事を聞くとうまく通じなくなります。 -
さすが、世界屈指の米の生産国だけあって、空港から少し走るといたるところに水田があります。
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インドネシアの都市部、有名な観光地はとても自動車が多くて渋滞がそこかしこで起こっています。日本と違って軽自動車やリッタークラスの車は少なく、比較的大きな車が多いようですね。バイクの数も非常に多く、しかもバイクは無秩序に車同士の隙間に入ってきます。バリ島以外は日本で取得した国際免許も使えないそうですし、こんな様子ではレンタカーで自分で移動するなんてことは考えないほうが良さそうです。
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お昼時ということで、まずは食事を。本当はワルンに行きたかったのですが、ビールを出すワルンはこの街では殆どなく、時間の都合で、ということでここへ。本当はあるけど、マージンが貰えるここへ連れてきた可能性もあるなぁ、と思ったけど言葉もできないし、初めての街なので仕方が無い。何よりビールが飲めることを優先。
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ナシゴレンは凡庸。誰にでも作れそう。
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アヤムゴレン。
要するにフライドチキンですがこれも凡庸。 -
まぁ、所詮は観光レストランなんで味に期待する方がどうかしています。こういう時はできるだけ簡単、シンプルなメニューにするのが吉ですね。とりあえずビールも冷えていたし、目の前は竹、その下には川が流れていてその音が清涼感を醸し出しています。
にしても、ハエがめんどくさい。。。
再訪したいような店でも無く、名前も場所も覚えていませんが。。。 -
レストランのすぐ近くに、最初の見学スポットがありました。
プラオサン寺院、という仏教寺院です。見学料が1万ルピー、といわれて払いましたが、どうもこれは強制喜捨のようです^^; -
入場料も世界各国でお国柄があり、外国人は高いなんてところもあります。エジプトやインドで高い外国人料金を払わされるのは、まぁ仕方ない、現地の人との所得の差もあるし、、、とか思ってそれなりに納得して払ってますが。。こういうところも修復費用も必要なんだし、ちゃんと入場料として外国人からはとればいいのに。
と文句をいってみたところで、言葉もできない一見さんですからなすすべもないのですけど。 -
観光客はほとんどおらず、地元の子供らしいのが遊んでいたりしてかなりなマイナー寺院のようです。修復が進んでいないのも無理もありません。
ここはこの近くを収めていた王家で、ヒンドゥー教徒と仏教徒の婚姻があったのを記念して立てられた仏教様式の寺院である、とのガイドの説明でした。 -
地震の多い島のこと、度重なる地震で倒壊し、ばらばらになっていたのを一生懸命復元しようとした形跡が。見事なレリーフであったのでしょうが、明らかに間違った組み合わせですよね。
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遺跡の裏手に行くと、なんと地元の人たちがおやつタイム中。何を食べているのかしらとみやった妻に話しかけてきました。外国人観光客は少ない様なので、きっと物珍しいのでしょう。で、食べてみてね、と果物をいただきました。実はこれ、空港でも売っていたし、ここへ車での道ばたでも大量に売っていたので気になっていたのです。
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それがこれ。salakといいます。ヤシの一種ですが、お味はというと。。。
戴いておいてなんですが、美味しい物ではありません。何しろ果汁がほとんどなく、味といっても。。。。。
二人で一口ずつ囓っておしまい、、 -
ピースが見つからないレリーフはこういう風に新しく作って嵌め込む事もあるようです。
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さて、次はここ。世界遺産であるプランバナン寺院です。
さすがにここは外国人観光客も多いのでちゃんと英語表示で料金が明示されています。216,000ルピア? 日本円でざっと2160円ですか。ちょいとお高いですね。 -
立派なチケットもあります。
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なんだこれは。。。。。ご当地キャラのようですね。顔のつくりがちょっと雑ですぞ。
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先ほどの寺院とはうってかわって、観光客だらけです。
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まぁスケールが違いますね。かなり広い部分を公園としてあり、きちんと整備してあります。またひとつひとつの建物も大きく、当然ですが復旧もすすんでいます。
プランバナン寺院群はマタラム王国の王によって9世紀終わりから10世紀初頭の間に着工したと推定され、マタラム王室によって宗教儀式や供犠に利用されていたものでそうです。
尖塔が特徴のようですね。
様々な大きさの聖堂が合計で11あり、最大のものは高さ50m弱のシヴァ聖堂でヴィシュヌ神とブラフマー神を奉るお堂に隣接しています。 -
シヴァ聖堂の内部に入って見学することができます。
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シバ神の乗り物は雄牛です。
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東南アジアの寺院建築は、一般的にレリーフが精巧なものが多く、内部よりもむしろ周りの壁が見応えがあるものが多いのですが、ここもレリーフが見事です。
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公園内にはこのようにプチトランもあります。何しろ炎天下、猛烈に暑いのでこれに乗っていくことにしましょう。
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プチトランが途中で止まる場所には飲み物を売っている女性、こんな風におかずとご飯を売っている女性などがいます。ここでナシ・チャンプルーを作って貰うと美味しいかもなぁ、とか考えましたが周りを飛び回るハエをみているとさすがに・・・
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一方で男たちはこうやって油を売っているのです。女は働き、男はぐだぐだとしている・・東南アジアや中東で多い光景ですね。
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お次はボコ山です。760〜780年にシャイレーンドラ王朝の支配者だったラカイ·パナンカランが指導者を引退してからラトゥ·ボコを建築したと言われていますが確証はないようです。
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なかなか立派な門があり
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いろいろな遺構があります。要するに王宮跡、ということでしょうか。
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この遺跡で1番良かったのは実はこの眺めでした。
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本当はここは夕日の名所、チケットにもそう書いてあります。が、何しろ暑くて暑くてたまりません。夕日はまぁ、置いといてホテルへ向かいましょう。
ちなみに入場料は11万ルピアでした。ウェルカムドリンクつきですが、これもかなり高いと感じます。そもそも午後3時過ぎたらサンセット料金って。。。 -
次の立ち寄り先は、有名なジャコウネココーヒーのお店。
コピ・ルアックというのが商品名。 -
捕獲したジャコウネコを見物用に飼育しているそうです。バナナが好物らしい。。
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製造工程を説明してもらったあと、コーヒーの試飲。
何しろ手間暇掛けて作っているので世界一高いコーヒーとして有名ですね。日本でも売られているそうです。
生憎とカフェイン少なめ、あっさり、というのはカフェイン多めの深煎り好きの我が家にはマッチしませんでした。 -
次は銀細工屋。職人仕事はみていても楽しいですね。妻が気に入った指輪を見つけたので一つ購入。なんといってもシルバーですのでそれほど高いものじゃありません。
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次はバティック屋。
本当にきれいで、欲しいなぁと妻がいうような物はさすがにお高い。
目の保養だけさせていただきました。 -
これにて予定終了、一路ボロブドゥールを目指します。渋滞にまきこまれつつ、午後9時すぎにホテルに到着。ああ、疲れた。宿に着く前にビンタンを買うためにコンビニに寄りました。
じつはこの界隈の街は日に日にムスリムの力が強くなっており、昨年は比較的簡単に酒が買えたのに、最近ではなかなか難しくなっているのだとか。とりあえず必要なだけ確保できました。
この日のホテルはMANOHARA HOTELといい、寺院に隣接したホテルです。 -
めんどくさいので、夕食はルームサービスで。春巻きとアヤムバカールを注文したら、30分もたってから春巻きは品切れと電話が。。。。
仕方ないのでこれと、今朝買ってきたポテトチップスで夕食です。
予想通り、これ、美味しくありませんでした。タレが甘いんですよねぇ。
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