2014年クリスマス旅行　インドネシア世界遺産編（３）　バンドンの悲劇　

2014/12/27 - 2014/12/27

バンドン・・・現代史で必ず習うであろう重要会議の行われた街です。

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、朝食。いつもと代わり映えしないビュッフェです。なんだか恐ろしい物が。。。プレートには「スパゲティカルボナーラ」。。。茹でおきで冷め冷めスパゲティの隣に、卵の色も薄いしゃぶしゃぶのスープ上の液体が。。。。とても手を出す気にはなれません。

こちらにきて初めて見た卵コーナー。オムレツを作って貰います。フランス以外で、この手の場所でちゃんとしたオムレツに出会えるなんて思ってはいませんが、それでも焼きたて熱々はいいものです。

昨夜のおわびに、とホテル側からなにやら戴きました。中身はリンゴ、オレンジが一人１個ずつにこの箱。

中身はこんなものでした。甘い物を食べないうちには。。。。。

チャーターした車が来たので早速出発です。行き先はタンクバン・プラフへ火山です。インドネシア最大級の火山ということでぜひ見てみたくなり、ホテルのフロントから車をチャーターしました。この山への行き方は

☆バス
バンドン駅の南口からSubang行きのバスで約１時間（Rp10,000=100円）で登山口でおります。登山料は外国人一人50,000Rp(=500円)です。
登山口から頂上まで4kmありますが、歩いてもよし、バイクタクシー（オジェック）を捕まえても良しです。

☆タクシー
オススメは１日レンタルです。バンドン駅前の観光案内所から１日500,000Rp(=5000円)程度で借りることが出来ます。１日レンタルなので、色々回ることが出来るのでこちらの方が便利ですね。

ところが。。。。ホテルを出て少し街を走り、山道に入ったところですでに渋滞が。。。登山口に到着するまでにかかった時間はなんと２時間。

週末ということですさまじい数の自動車が登山口に並んでいます。入山料は車１台３０万ルピア。。。これに客一人あたり３万ルピア。。

車車車・・・登山口から山頂までさらに１時間。

やっとこさ火口にたどり着きました。駐車場を探すのにも大層な時間がかかりそうなので、私たちだけ降りることにしたのですが、なんと携帯電話に電波が来ていません。

仕方なく、待ち合わせ場所を決めて、そこで待っていて貰うことにして下車。

おきまり、食べ物の屋台も出ています。

それにしても雨が強くなってきました。

屋台の一つで不思議な物を発見。これはなんだろう、と二人で話していると店の人が「わさびですよ」と日本語で。

いや、驚きです。

馬にも乗れるんですが、さすがにこの雨では。。。。服を着せて貰って馬も休憩ですね。

あちこち見て歩いていると、物売りやらガイドやらが付きまといます。山頂から下にあるもう一つの火口まで歩いていけるのですが、足下も悪いし残念ながらパス。

これは早々に引き上げるしかありません。

ドライバーの兄ちゃんは裏道を選びますが、これまた渋滞。この日は週末で家族で出かけるのが大好きなインドネシア人がこぞって出かけているので渋滞がひどいとのこと。来る日が悪かったんですねぇ。。。

裏道にこんな店を見つけました。本来ならこういう遅めのお昼でも食べたいところですが大渋滞、一度列を抜けると入るのも大変そうだし、なんとか１７時までに市内に帰りたいので涙を飲んで写真撮影だけで我慢です。

ようやっと市内にたどり着いたのは１６時半ごろ。よっしゃ間にあった！

ところが。。。。。がーーーん。

閉まってますよ。えええ？と思ってみると、なんと閉館は１６時。。。。
ホテルのフロントに騙された＞＜

まぁ、ちゃんと何かで調べなかったこちらのミスですが。仕方ないねぇ、と車に戻ると、ドライバーがごにょごにょごにょ。

そしてその後、会議場の警備員とごにょごにょごにょ。

どうぞー、と入れて貰ったのがこちら。

ここは1955年4月に開かれたアジア・アフリカの29か国による会議の舞台なのです。これが第一回でその後主要国の間で様々な出来事があったため、結局第二回が開かれることはなかったとか。

出席者はネルー、周恩来、ナセル、スカルノとアジアアフリカ世界の蒼々たる顔ぶれ。

この方は当時のインドネシア大統領スカルノ氏。初代大統領、独立戦争の英雄、国父、として今も敬愛されているとか。第三夫人が日本のコメディタレントなので知っている若い人も多いかも？

参加した国すべての国旗を集めた部屋もあります。案内してくれた警備員が日本人？と聞くのでそうだと応えると、日の丸を引っ張り出して記念撮影してくれました。

入館に必要だったのは５００００ルピア。

閉館したあとの博物館を見学する、という初体験のあとはやっと晩ご飯。バンドン名物なるものを食べようと一見ファストフード店のようなレストランへ。当然ビール、ありません＞＜　お店の名前は「KINGSLEY」といい、在住日本人のブログなどにもよく紹介されている有名店です。注文はカウンターに行くか、通りすがりの店員に頼んで注文伝票を貰います。これに記入して渡す方式。

これはSiomay Gorengという食べ物。すり身団子の中に豆腐が。。

スンダ風餃子をそれぞれ揚げて一緒に盛り付け、唐辛子の効いたピーナッツソースをかけたスンダ料理、バタゴール。

ミー・バクソなる肉団子入りの汁麺

うーん。もひとつ、ピンと来ませんね。

近くにある別の店でアヤム・バカールとイカン・バカールをテイクアウェイしてみましたがこれもも一つ。

でも気に入る物を見つけました。そのお店でおかずをいれてあったハエよけ網つきの籠！

これは我が家でも重宝しそうです。バリに行ったら探してみましょう。

というわけで、結局この日は朝１０時から夜１０時まで１２時間車をチャーターし、観光したのが１時間、食事が１時間、残り８時間はずっと車のなかで座っていたのでした。