2014/11/02 - 2014/11/03
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Halonさん
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2013年ごろからミャンマーへの陸路入国後に他の地域への移動が可能になった。タイのメーソートからもミャンマー側のミャワディへ入国後ヤンゴンまで行ける。ただし途中の山道が一方通行のためヤンゴン方向へ行けるのは偶数日のみ。今日はたまたま偶数日なのでよいが、奇数に入国するとミャワディで一泊することになる。
【交通】
11/2 ミャワディ ⇒ モーラミャイン トラック 4000チャット
11/3 モーラミャイン ⇔ ウィンセントーヤ バス 1000+500チャット
【宿泊】モーラミャイン Breeze Guest House シングル 7000チャット
【為替】100チャット≒11円、タイバーツ(B)≒3.4円 、米ドル≒110円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝暗いうちに宿を出て国境行きソンテウが発着するはずの交差点へ。ソンテウはそこから10分ほど歩いた市場前に停まっていた。オレンジ色の衣をまとった少年僧が列で歩く托鉢の風景。
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朝飯はバナナの皮にくるんだもち米(5B)を3つ買って済ませる。
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30分ほどで客がいっぱいになり出発。国境までは7km、20B。
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6時57分、国境ゲート前は長蛇の列。100人以上も並んでいた。D氏はその最後尾に向かって歩き始めた。えっ、これに並ぶの?ウソでしょ?列をかきわけ先頭に出てみるとほら、やっぱり外国人は隣の4番窓口に行けるようになっていた。5分ほど待って窓口が開いたので一番のりで出国。ここでD氏と別れて一人旅に戻る。
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国境の橋を歩いて渡りミャンマー側の入国審査も5分足らずで終わる。ミャンマー入国完了!
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まずは両替。通りの左側に両替商の机が3つほど並んでいた。どこもレートは同じなので1000バーツを30000チャットに両替。このときはバーツから両替するものだと思い込んでいたが、1ドル=32.16バーツ=964.8チャットにしかならずレートが悪い。普通なら1ドル=1000チャット以上になるはず。米ドルからも両替できるか聞いてみるべきだった。
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さらに進むと最初の交差点にピックアップトラックが数台停まっていた。そのうち1台が目当てのモーラミャイン行き。あとは全部パアン行きのようだ。
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すぐには決めずに歩き回っていると路地で着飾った女性たちに遭遇。時間があれば見ていきたいが、モーラミャイン行きは午前の早い時間になくなるとの情報もあり先を急ぐことに。
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目をつけていたピックアップの荷台に居場所を確保する。乗客のおばさんに運賃を聞くと6000チャット(660円)とのことでネットの情報より高い。あとから乗り込んできたおばさんにも聞いたら最初は4000チャットと指を4本出したが、まわりのおばさん達に言われて6000チャットに訂正した。えっ?本当は4000チャットじゃないの?なんで乗客までもが口裏を合わせているのか不明。外国人は1.5倍が相場なのか?
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出発を待つ間も荷台には物売りが立ち代りやってくる。荷台にはゴザが敷いてあるが、なおデコボコの突起物がお尻や背中に当たって座りにくい。カメラとスマホの時計を30分遅らせてミャンマー時間に合わせる。
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ピックアップは8時に出発。祭りの山車とすれ違いながら郊外の山道へ。
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途中のガソリンスタンドで集金。5000チャット札を手渡したら1000チャットのお釣りが戻ってきた。それを見ていたおばさんたちから「お〜」と驚きとも感嘆ともつかぬ声。
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暫くは沿線民家の給水所やらを過ぎて順調に飛ばしていたが、9時すぎに渋滞に捕まりぱたりと動かなくなった。
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それからは1kmほどの山道を1時間近くかかってやっと通過。今日はヤンゴン方向への一方通行の日だがバイクだけは逆走してくる。
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途中に焼け焦げた車両があったが渋滞の原因かは分からなかった。
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山の上にパゴダが建っている風景を何度か目にした。
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11時、道も下り坂に変わり寺の前で停車。すかさず物売りが寄ってくる。
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水売りも来た。
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特殊メークみたいな娘さんも素材がいいからか魅力的。
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この物売りから弁当を買った。
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魚にお茶っぱの煮付け、特に魚の卵(ンガ・ウック)は美味かった。これで500チャット(55円)は満足。
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荷台の向かいのおばさんが大きなニンニクみたいな皮を剥いてひとつくれた。水分のない梨のような果物で名前はサイザーウッ。そういえばこれサパの村でも貰って食べたなあ。
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途中から乗ってきた笑わない女の子。「綾瀬はるかの子供の頃」と命名。
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13時50分、ピックアップはパアンの手前20kmの三叉路を南に折れた。
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途中から西日が強くなり反対側の席に非難。腰も背中もそろそろ限界。
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15時10分、モーラミャイン到着。7時間の旅は長かった。皆さんにはお勧めしません(笑)。後で分かったがここは街の南端にあるゼージョー・ターミナル付近だった。方々で道を聞きながら歩く。
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街の西にはサルウィン川の河口があり漁民も多いようだ。
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市場やミニ観覧車を通り過ぎる。ときおり声を掛けてくるバイタクの言い値は1ドルほどなので遠くはないと思うのだが。
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結婚式をちらっと覗き、
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パゴダを一応見学しながらブリーズ・ゲストハウスを目指せどなかなか着かず。
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1時間以上も歩いてようやくブリーズ・ゲストハウスに到着。
河岸に建つ青いゲストハウス by Halonさんブリーズ ゲスト ハウス ホテル
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7000チャット(770円)の狭いシングルに落ち着く。タイに比べればだいぶ高いがホテル代高騰のミャンマーとしては上出来だろう。ここはチャットでの支払いしか受けていなかった。共同のホットシャワー室は広くて清潔。WIFIはロビーでよく繋がる。給水器もあった。卓上扇風機が洗濯物の乾燥に便利。
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宿は河岸に建っており夕陽がきれいだった。ここで朝別れたD氏にばったり再会。あれっ?パアンに向かったはずだけど予定変更したの?
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夕食は近くの定食屋で魚カレーだけ注文したら小皿がいっぱい付いてきた。スープが味噌汁っぽくて不思議と口に合った。ヒヨコ豆や野菜のおかずも素朴な味。カレーも魚本体を食べている分にはさほど油っぽくない。全部で1500チャット。
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11月3日(月)
早朝から起きだして山手にあるパゴダを数ヵ所巡る。 -
まずはチャイタンラン・パヤーへ。エレベーター付だが脇の階段からお堂へ。
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居並ぶ仏様を鑑賞しながら
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頂上のパゴダへ。
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フロアを掃除していた娘さん。この衣装の女性が何人もいた。
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上からの眺め。パガンでなくても仏塔が乱立している。
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丘の反対側からも続く参道の屋根。
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うちの甥っ子に似た仏様のおだやかな表情。
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猫慣れしてないのでいい表情が撮れなかったけど。
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変化にとんだ屋根。
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ミャンマーの寺には必ずこういう像があるみたいだなあ。
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この仏様もおだやかな表情だ。仏師が誰かに似せて作っているのだろうか?
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エレベーターは東西二ヶ所にある。帰りにエレベーターの入口を覗いてみた。
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ご利用の際はこの受付で寄付をすることになっていた。
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道の途中にもこんな立派な仏塔が。
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続いてビューポイントからの眺め。
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坂を降りきったところにあったモン・バプティスト教会。
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内部も鍵を開けて見せてもらった。
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この辺りはモン族の集落になっており、おじさんが愛想よく道を教えてくれた。
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続いてカソリック教会。
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通学してきた女子高生の制服はこんな感じ。校門の前ではっていたら先生から怒られた。ミャンマーの公務員はより威圧的なのだ。
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またまたバプティスト教会。
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面白い櫓の寺院があったが、僧侶の表情から入りにくさを感じて退散。
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角のガソリンスタンドが渋い。
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インドの食べ物を作る作業場。
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チンドン屋風の一行が大音量で通り過ぎる。
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ラッシー屋の女の子はインド系ぽかった。
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朝昼兼用で食べたコーイーというとろみ麺が絶品だったあ!これで700チャット(77円)。ミャンマーの食べ物は安くて美味い。
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午後からは20km南にあるウィンセントーヤの大寝仏を見に行く。
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窓口で買ったバスの切符は解読不能。1番席を写真の取りやすい4番席に換えてもらった。片道1000チャット。
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例によって物売りがひっきりなしにやってくる。
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こちらのお姉さんは計量器までセットで。
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運転席までうず高く迫る貨物。
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バスは途中でミニゴン・バスターミナルを経由。いたいた!ミャンマー名物の日本語入り中古車。
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40分ほど走ってウィンセントーヤの参道入口で停車。「着いたよ」と教えられて降りたのは意外にも自分ひとり。乗客のほとんどが参拝客だと思っていただけにこれにはびっくり。
それにしても門の派手なこと。めだったもん勝ちですね。 -
参道の途中にはこれまた500体もの托鉢する僧侶の像。
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10分ほど歩いたところで寝仏の巨大な足が、そして頭がジャイアントロボの秘密基地みたいに見えてきた。
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お〜でけ〜!なんせ全長183mだもんなあ。
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迎えてくれたのはお土産屋の女衆。
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工事中なのが残念だがかえってガリバーぽくていいという見方もできる。
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完成までまだ10年というからちょっとした東洋のサグラダファミリアだ。
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胴体の中は四階建てになっていて、中には戒めるための物語が何場面も人形で語られている。
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上からの眺め。樹木の中の一本道を歩いてきた。
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後頭部もまだまだ工事中。
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帰りは幹線道路までどこかの団体のバスに乗せてもらった。
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向かいの岩山にも仏塔が建っている。
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帰りは3台目に捕まえたバスが500チャットと安かったので乗り込む。このバスはミニゴン止まりだったが別の回送バスに乗り継がせてくれた。
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無事に宿の近くのゼイジーマーケットに帰還。
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川岸からは対岸に向かうフェリーが発着。
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生魚や干物が豊富に売られている。
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楕円のスイカも丸くきれいに並べて、この後どうするんだろう?
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甘いミルクティーとサモサを食べてインド気分。
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預け荷物をゲストハウスで受け取って夕陽を見ながら駅まで歩く。
今夜は列車でバゴーまで移動だ。さてスムーズに切符が買えるかどうか。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ラムロールちゃんさん 2014/12/20 22:52:25
- こんばんは〜♪
- ウィンセントーヤ、入り口からして、むちゃくちゃ好みです!!!
中まで人形が…!
やっぱり、ミャンマー良いな…。
お寺に必ずある?「こういう像」を見に行きたいです。
ラムロール
- Halonさん からの返信 2014/12/21 08:25:10
- RE: こんばんは〜♪
- こんにちは
ミャンマー、行きたい国に入ってましたね。
ウィンセントーヤはヤンゴンからだとはるばる行く感があるけど、
あの大きさを生で見る価値はあると思いますよ〜
仏像の顔がいちいち個性があって楽しめる上に、
いんなのや、あんなのまでいるしミャンマー最強でした。
-
- captainfutureさん 2014/12/20 00:08:14
- 陸の国境越え、やはりドキドキ、ドラマチックな感じがいいですね。
- Halonさん、お久しぶりです。
>エアアジアの予約をしていなければ今回の旅は早くも頓挫するところだった。
アブナカッタですね〜!
呼び込みの女性、僕もキュンときました♪
狛犬さん、後から出てくるどこか首長族を思わせるような。
特殊メイクふう(笑)が多いけれど、素材の良さでホントに十分カバーされていますね。
>めだったもん勝ちですね
同じお寺でも国や文化が違えばこうも変わってくるんですね。
>そして頭がジャイアントロボの秘密基地みたいに見えてきた。
まさに!(爆)
人間もすっぽり入る、こんな大きな籠があるとは。
今度はインドシナを周遊されていたんですね。
続編、楽しみにしております♪
- Halonさん からの返信 2014/12/20 18:44:49
- RE: 陸の国境越え、やはりドキドキ、ドラマチックな感じがいいですね。
- captainfutureさん
いつもご訪問ありがとうございます。
旅行期間が1ヶ月以上あって単純往復でない場合は要注意です。
特にメインの行き先ではない国で足をすくわれることが多い。
僕も3年前に失敗して懲りたはずなのに、今回タイの入国要件はノーマークでした。
ミャンマーは素材がようございました。
それと食事に慣れるか心配していたのですが、意外に大丈夫でした。
また行きたくなっちゃいます。
続編もお楽しみに。
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