インドシナ周遊12■プノンペン経由でビーチに滞在

2014/11/18 - 2014/11/22

「世界バス紀行」という番組でプノンペンからバスを乗り継いでシアヌークビルまで行くのを見た。途中、タケオで遺跡を見てカンポットにも寄ってあんな風に行ければ楽しいだろう。でもカンボジアに慣れてない自分にはハードルが高く、実際にはシアヌークビルまで単純往復の旅となった。
【交通】
11/18 シェムリアップ 20:00 ⇒ プノンペン 3:00　寝台バス　8ドル
11/20 プノンペン 7:15 ⇒ シアヌークビル 12:40　バス　5.5ドル
11/22 シアヌークビル 12:00 ⇒ プノンペン 18:10　バス　6.5ドル
【宿泊】
11/19 プノンペン Capitol Guest House　ツインをシェアー　6ドル/2人
11/20,21シアヌークビル Jasmine Hotel　ツインをシェアー　10ドル/2人
11/22 プノンペン Ravuth Guest House　ドミトリー　3ドル
【為替】 米ドル≒110円、4000リエル≒１ドル

エリア シアヌークビル(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日はプノンペン行き夜行バスに乗り込むまでの時間つぶし。

昼ご飯は魚定食1.5ドル。

シェムリアップ市内の寺を見たり、

街中を散策したり。

橋の上は風がとおって涼しい。

村で作っていた椰子砂糖が１ドルで売られていた。

とび職のサポートもする現場ガールたち。

日がな１日この店に座っていそうな面々。真面目に働いても安月給ならオレもそうする。
宿に戻って日本人の常連客さんと話し込む。カンボジアで犬に噛まれたら、病院ではなく薬局でワクチンの注射をしてくれるそうだ。

２０時発のプノンペン行き寝台バスは揺れが最悪だった。地面の凹凸がそのまま腰に伝わってきて、こんなに酷いバスは初めて。二度と乗りたくない。

１１月１９日（水）だから夜中の３時ごろプノンペンに着いたときはありがたかった。バスはその後ホーチミンまで行くようで、プノンペンで降りたのは少数。バス会社のカウンター前の長椅子で仮眠。

明るくなってからキャピトルホテルに向けて歩き始める。セントラル・マーケットは花売りだけが開店。

キャピトル・ゲストハウスの細い階段を上がって

キャピトル ゲスト ハウス ホテル

ツイン・ルームをＤさんとシェア（６ドル/２人）。ここは室内でもＷＩＦＩがよくつながる。

キャピトル前の交差点。

近くのマルセー市場で食べた粥はモツ入りでちょっと失敗（1.25ドル）。

プノンペンの街中でもペットボトルのガソリンスタンドが活躍。

学校らしからぬ建物から学生が沸いて出てきた。

木彫りの仏像工房はテレビ取材中。

カラー仏塔がカンボジア寺院の特徴。

朝っぱらから開き直ってやっているバー。

ここの市場は密度がすごかった。

卵の黄身のサンプル？

王宮前で寝ているシクロの運ちゃん。

紫のふかし芋（２５セント）。

首都らしい立派な交差点。

２ドルのビュッフェを見つけて半信半疑で入ってみる。地元のＯＬさんにも人気。

肉ジャガ風のものや魚のフライ、豆料理にスープまで付いて満足。

店の前でおこげを乾かしているとスズメが集まってくる。

日本の雑貨を売る店や日本食店の並ぶ界隈があった。

間口の狭い建物が続く。

0.5ドル分の甘味を見つくろってもらった。

カボチャ・プリンもあったけど、カボチャは自宅の庭で山ほど採れて食べ飽きたので今回はやめておいた。

１１月２０日（木）夕べから熱っぽいので風邪薬を飲む。シヌークビル行きバスはキャピトル・ゲストハウスのすぐ横から発車なので便利。

バスは一昨日の寝台バスとはうってかわって揺れも少なく普通のバス。
休憩１回をはさんで１２時４０分ごろシアヌークビル着。着いたところはビクトリー・ビーチ寄りの内陸にあるバスターミナル。ここからバイタクにＤさんと分乗してオーチュティル・ビーチの外れにあるジャスミン・ホテルまで行くことに。距離は５ｋｍくらいあった。ところが僕のドライバーだけはなぜか別の宿に直行。「しょうがないなあ。じゃあ１人でここに泊まるか」と過去に言った人がいたのかどうか？こんなことをして何とかなると思っているとはおめでたい奴だ。「さっさとジャスミンホテルに連れてけ！」と迫ると、横で聞いていた宿のおやじが「友達を連れて戻ってきてくれ」だと。アホか！

ジャスミンホテル前で待っていたＤさんは僕以上にかんかんに怒っていて、１人１ドルの運賃も支払い拒否。「まあまあ」とその場を納めてお互い支払う。ホテルは立派な外観。

ジャスミン ホテル ホテル

１０ドルのツイン部屋をシェアー。

アメニティ付のホテルは久しぶり。

共用テラスも広々としていて海も見えてのんびりできた。ＷＩＦＩはロビーでのみ可。

ここはオーチュティル・ビーチの東の外れ。

ホテルの前のビーチはがらんとしていたが、

レストランの営業している辺りまで歩くと微妙に満席でやっと隅っこの席を確保。

エビＢＢＱにはライスも付いてきた（４ドル）。隣はＤさんの注文したパイナップル・フライドライス。

生ビールはうれしい0.5ドル。行商のイカ焼きも試せばよかったなあ。

Ｄさんは明後日からロン島へ渡るそうだが、僕はその予定が無かったので日帰りの３アイランド・シュノーケリング・ツアーを申し込んだ（15ドルから1ドル値引き）。ツアー会社の小屋が３軒並んでいるうちの１軒に決定。

ついでに帰りのプノンペン行きもピックアップ付6.5ドルでオーダー。本当はキャピトル・ツアーのほうが安いんだけど。この娘の笑顔にやられた。

夜の海を見ながらビーチの外れのレストランでぼそぼそとしゃべりながらの夕食もよかった。おじさん二人旅でもビーチで話し相手がいるのは助かる。
カンボジアでは犬に吠えられることが少なかったが、ビーチの店にいる犬だけには吠えられた。

１１月２１日（金）脈が７２に下がった。なんとか今日１日もってほしい。８時前にトゥクトゥクがピックアップに来た。

ツアーは朝食、昼食付。

船の出港は９時ごろ。

ツアーメンバーは２０人ほど。

上陸用ボートを引き連れて

１回目のシュノーケリング・ポイントがある小島(Koh Chrolosh)に近づく。

ここで１時間の水中遊泳。あいにく水中カメラの装備はないので画像は無し。切り立った珊瑚の間に熱帯魚がときどき見える程度。珊瑚の色も透明度もあんまり綺麗じゃない。

１１時前に昼食とはずいぶん早いなあ。さっき朝食を食べたばかりなのであまり入らず。

フルーツもたっぷり。コーラやビールまで無料サービスだった。さすがにビール飲んで泳ぎたくはないので飲まなかったが。

１１時１５分、ビーチに上陸。

浜辺で３時間は長すぎた。

野良牛が餌をあさりに来て追い払われた。

木陰で休んでいたら一人参加のメンバーが自然と周りに集まってきた。韓国人＆フィンランド人女子にフランス人＆ロシア人男で世間話。いい時間つぶしになった。

帰りに３つ目の島でシュノーケリング。よそのツアーも同じポイントに来ている。

１６時に港に戻った。

ピックアップはやってくれても帰りはノーケアなので、自力でホテルに帰る。

物売りの子とすれ違うビーチの通路。

シャコも次回は試そう。

日本の中古番外編。

浜辺で夕陽を見ていた人に話しかけてみたら１人旅の日本人だった。

夕食はその人とＤさんの三人で出かける。

でっかい二枚貝にリブにサーモンステーキ。どれも3〜3.5ドル。旅の食事は多いほうが楽しい。今日一日、体力がもってよかった。

１１月２２日（土）朝、島に向かうＤさんを見送ってから遅めの朝食。

シアヌークビルにもドミがあった。

お金を払えばカンボジア１年ビザなんてのも取れるようだ。

１２時発プノンペン行きが出発。

立ち乗りのトラックに何台もすれ違う。これは安くても乗りたくない。

料金所を過ぎて、

プノンペン市街に入ったのは１７時半だったのに

渋滞に巻き込まれてバス会社の駐車場着は１８時１０分。

まずは両替屋に直行してベトナムドンを調達。まだ開いててよかった。ここではベトナム国内とほぼ同じ１ドル＝21300ドンで両替可。

それからキャピトル・ゲストハウスで空き具合を確認。やはりシングルは満室で６ドルのツインしか空いていない。迷っているとゲストハウスの前にいた日本人から「ドミなら自分が泊まっているところにあるよ」と教えてもらいすぐに向かう。

RAVUTHゲストハウスで３ドルのドミトリーに決定。

次に明日のラタナギリ行きバスを買いに。キャピトルツアーにこの路線は無かったのでセントラルマーケットまで歩く。セントラルマーケット周辺にはバス会社が何社かあり、そのうちSORYA TRANSPORTで朝７時発のラタナギリ行きを購入(11.75ドル)。

途中で食べたカンボジア二度目の麺は甘すぎず美味しかった(1.25ドル)。