年末の香港（２）　海防博物館を見る

2012/12/23 - 2012/12/24

　香港島の東部に海防博物館があります。香港の戦争に関する資料などを展示しています。英軍が構築した軍事施設の跡を利用した博物館です。日本軍が占領時代の展示もあり、日本人にはちょっとつらい展示かもしれません。博物館の屋外からは対岸や海峡の様子が手に取るように見えます。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今日は海防博物館に行きます。英国統治時代に香港島東部の海岸に設けた要塞跡を利用した軍事関係の博物館です。バスが近くに止まります。

　入り口にいきなり大砲が置かれていました。先の大戦で使用された大砲です。

　中央の塔にエレベーターがあります。一番上まで行きます。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　見学の前に少し食事を。ここでも公司三文治を注文しました。テラスに出て、海を眺めながら食べられます。

　一番奥は将軍墺です。

　日本が香港を占領した当時の資料も展示されています。これは日本の憲兵です。なんとなくいいイメージはしませんでした。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ここに要塞を設けた理由は，外海からビクトリアハーバーへの入り口に当たるため、侵入を食い止めるためでしょうか。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ちょうど対岸がレイユンムンです。

筲箕灣街市 市場

　これは対空砲です。屋外に展示。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　この水道に入ってくる船などを攻撃するための要塞でしょう。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　この方向がセントラル側です。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　要塞には魚雷発射施設もありました。陸地から船に向かって魚雷を発射するのですね。当時の魚雷が展示されています。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　こちらが前です。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　見学を終えて、シャウキーワンの地下鉄駅近くまで来ました。スイートの店で一休み。この辺は地元の人が多く、物価も休めです。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ここがトラムの終点で、正面のビルを回りこむようにトラムは一周して西を向きます。この場所はトラムを撮影する好ポイントの一つとされています。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　店先にトリがぶら下がっている食堂で今夜の夕食。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　適当に頼んだので、料理名は忘れました。でもおいしかったです。

香港海防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　北角のホテルに泊まりました。一応、ハーバーサイドです。ビルの間から、かろうじてビクトリアハーバーが見えました。

　プールもあります。

　ビルの間から船が見えました。

　北角警察署です。ジャッキー・チェンが出てきそうな。

ハーバー プラザ ノース ポイント ホテル

　驚いたのはこの光景です。何をしているか分かりますか。高架道路の下で、タクシーのボディの広告を張り替えているのです。広告はシールだったのです。数人がかりで一斉に張り替えていました。なるほど、と納得しました。

ハーバー プラザ ノース ポイント ホテル

　午後から帰国です。香港空港に。

　いつもこの店でエッグタルトを買って帰ります。

　啓徳空港時代の写真が張ってありました。懐かしいですね。もうこの空港を知らない世代も多くなっているかと。

今回はANAを利用しました。

　機内食です。全部いただきました。

　成田エクスプレスで帰宅しました。