2014秋、中国旅行記24(4/18)：10月15日(4)：大連、大連港、大連の夜景観賞、大連観光塔、夜市、人民広場

2014/10/15 - 2014/10/18

大連港の見学の後、餃子専門店で夕食をとり、一旦ホテルに戻りました。その後はオプショナル・ツアーで大連の夜景を観賞です。タワーの上からの眺望と、商店街、人民広場の散策でした。

エリア 大連(中国)

今日のツアー観光を終えて、あとは夕食です。夕食のレストランは、勝利路と東北路の交差点より東側、第210病院の向かい側にある『東北亜餃子城』でした。創業して100年の老舗とのネット情報もありました。

今日の夕食のお店です。『東北亜餃子城』の看板がありました。ネット情報などでは、安くて美味しいお店との評判でしたが、その評判に納得しました。

卵が主体のまろやかな味のスープです。トマトやキュウリのような青物野菜なども使われていました。三、四人分ですが、量もたっぷりでした。

キャベツの温野菜料理です。こちらも野菜そのものが美味しく、味付けも申し分ありませんでした。味が濃過ぎず、ヘルシーな野菜料理です。

ピーマン、肉や卵焼きなどを千切りにし、ビーフンを咥えた料理だった記憶です。くどくならないよう、全体に油を抑えた調理のようでした。

個人的に注文した紹興酒です。10年物で180元、日本円換算では3300円ほどでした。コルクの栓もしっかりしていた紹興酒本場、紹興産の手造り品です。

1品だけの紹介ですが、このお店のメイン料理の餃子です。皮が厚く、主食用の餃子でした。十分に満足できた今日の夕食でした。

一旦戻ったホテルの1階ロビーの光景です。魅力的な色彩の天井飾りです。中南路に面した、グランド・メルキューレ・ホテルです。一応、五つ星のホテルでした。

同じく、泊まったホテルの1階ロビーの光景です。造りは豪華ですが、困った問題がありました。蛇口からお湯も水も赤水が出て、中々それが収まらないことでした。

本当は部屋でワインを飲みながら過ごすつもりでしたが、参加する羽目になった夜景観賞のオプショナル・ツアーです。私を含めて3名だけでした。大連観光塔の入口近くから撮影した、大連市街の夜景です。

夜景観賞のメインの一つ、大連観光塔です。大連市労働公園南側の山の上に建つテレビ塔は、高さ190メートルとされます。展望台は海抜360メートルの高さのようです。

青色ダイオウドを主体にライトアップされた、大連観光塔の光景です。『大連広播電視塔』の名前だったようですが、2007年の改修工事の後、現在の『大連観光塔』に改称されたようです。

台連観光塔の上からの写真撮影は、街の明かりが乏しく、止めにしました。次に向かった夜市の光景です。

ネット情報で、『大連の夜市』を検索しましたら、『太原街夜市』がヒットしました。違っているかも知れませんが、雰囲気がよく似た通りです。ポットやプラスティック製品が並んだ光景です。ほかには、『天津街』、『西安路』や『勝利広場』の夜市が有名なようです。

建物の中だけでなく、道路にも品物が溢れていました。まさに夜市の光景です。ここは靴屋さんの店先です。

露店に背後にあるお店の看板と、露店の品物とは合致していませんでしたから、全く別のお店のようです。寝具屋さんの露店の背後のお店は、飲食店がほとんどです。

右手に見えるのは服飾を扱う露店です。ハンガーに吊るされた男性物らしいシャツや上着が並んでいました。

『太原街夜市』らしい夜市の通りの光景です。場所が確実に特定できる目印を探してみましたが、なかなか見付かりませんでした。

夜市見学はここまでです。中国では、露店での買い食いはしないことに決めていますから、夜市の通りを往復する散策だけにしました。大連に4年住んでいる日本人のアドバイス情報でも、『屋台の物はあまり食べないでください。おなかこわします』と記されていました。

夜市の見学を終えて、次は大連人民政府前の広場です。海沿いの星海広場が登場するまでは、大連で最も広い広場でした。

大連人民政府前の人民広場では白の上下のトレーナーに身を包んだ人達が整然と体操のよう演技をしていました。歩くラジオ体操のようなイメージでした。

背後には緑色にライトアップされた松並木のような光景がありました。日本のラジオ体操は朝ですが、夜のラジオ体操のようなイメージもありました。

日本のラジオ体操と違うのは、小走りになったり、歩いたりしながらの体操ということでした。写真がブレてしまった小走りの場面です。

ゆっくり歩きながらの体操場面です。白い体操着に、肩の所には赤い模様が入っていました。

同じく、ゆっくり歩きながらの体操場面です。日本のラジオ体操は狭い場所でもできますが、この体操にはある程度の広さが必要です。何しろ人民広場は12万5千平方メートルあります。

両腕を上げて、上で合わせたり、左右に振ったりする場面もあったようです。全身運動としては、日本のラジオ体操より優れているかも知れません。

覚えやすそうな体操演技でしたから、つい参加してみたくなるような気持にもなります。人演技を終えて、休憩中の皆さん達です。制服以外の人達も遠巻きにするだけでなく、体操に参加していました。

これで、人民広場で行われていた夜のラジオ体操の紹介はおしまいです。私たち以外にも、見学に来ていた観光客がいたようです。

ライトアップされた大連市人民政府の建物光景です。第二次大戦前は関東州庁の建物でした。小園貞助氏の設計により、1937年に竣工しました。

アップした大連市人民政府の建物正面光景です。入口の上に『為人民服務』の文字がありました。1944年9月8日の毛沢東の演説から生まれたスローガンです。揮毫の元の字も毛沢東です。『人民のために尽くす』、『人民に奉仕する』等の日本語訳があるようです。