2014秋、中国旅行記24(2/18)：10月15日(2)：大連、北大橋、老虎灘公園、虎の群像モニュメント

2014/10/15 - 2014/10/18

大連市内の見学です。最初に北大橋と老虎灘公園を見学しました。蔦などの紅葉が始まっていました。北大橋は、大連市と北九州市の友好のシンボルとして、1987年に竣工しました。

エリア 大連(中国)

北大橋の袂の光景です。海上ではなく、海に近い渓谷に架けられた陸上の橋です。北九州市との姉妹都市5周年を記念して造られました。

『北大橋』の大きな文字が記された橋の袂の光景です。落款の崔氏は、当時の大連市長当たりでしょうか。

歩いて渡った北大橋の光景です。橋の長さは230メートルとされます。橋の上では、強い風に見舞われました。

北大橋の上から眺めた眼下の光景です。海岸線に風車の光景がありました。

海岸線の崖の上にあった風車のアップ光景です。推測ですが、実用より、景観アップの目的のようでした。

同じく石造りの風車がある光景です。海岸線では紅葉が始まっていました。

逆光でシルエットになってしまいましたが、変化に富んだ海岸線と島の光景でした。渤海と黄海の境にある、渤海海峡に近い場所のようです。

北大橋を渡りきった袂の光景です。こちらにも北大橋の大きな文字の揮毫がありました。その上の四方を照らす街灯も同形でした。

同じく橋の袂の光景です。『老虎灘大連旅游第一站』の大きな看板がありました。遊覧船のＰＲ看板でした。今回入場する機会はありませんでしたが、中国では数少ない水族館が大連にあります。

比較的最近に擁壁工事が行なわれた場所のようです。一面がコンクリートで覆われていました。その景観補修を目的としたらしい蔦が紅葉を始めていました。

北大橋の上からも眺めることが出来た、半島に繋がる奇岩の光景です。大連・旅順がある遼東半島と対岸の山東半島の間には、廟島列島が山東半島側から伸びています。この遼東半島側の光景は、その列島の生成に関連がありそうでした。

波が押し寄せる海岸線の光景です。こちらの方向は太陽を横か、背にしての撮影でした。褶曲作用の痕が斜めに残る岸壁光景です。老虎灘と呼ばれる景勝のようです。

同じ方角の海岸線のアップ光景です。岸壁の上に白い灯台の姿がありました。旅順港や大連港への道案内のようです。

岸壁に押し寄せる白波の光景です。荒波ではなく、穏やかに寄せては返していました。

こちらの海岸線には水中から顔を出した岩が
いくつもありました。その岩に当たって砕けた白波の光景です。

『老虎灘公園』の名物、石彫の虎の群像です。北京オリンピックのマスコットの福娃のデザイナーであり、中国の著名な彫刻家の韓美林の手による35メートルの巨大な6頭の虎のモニュメントです。

虎の顔のアップ光景です。6頭が同じ方向を向いていましたが、その内の1頭です。

同じく、虎の頭部のアップ光景です。老虎灘には、凶暴な黒虎、虎に襲われた龍宮の龍女、虎を退治するも亡くなった石槽に纏わる伝説が残されています。

葉が黄葉し始め、真っ赤な実を一杯に付けていた灌木です。クコ(枸杞)と思っての撮影でした。

真っ赤に熟れた実のアップ光景です。クコ(枸杞)ですと、中国原産のナス科の落葉低木です。葉、果実、根皮ともに生薬として有用な植物です。

岬の先端部分の光景です。通行止めになっていて、立ち入ることはできませんでした。落石などが発生する危険個所のようでした。

岩山の先端部分です。何となく、虎の頭に似ているようにも見えます。石槽に退治された黒虎は、伝説では、亡くなった後に岩になったようです。

海岸線と、その先に見える超高層ビルの光景です。3棟の超高層ビルは、マンションのようでした。海岸光景は、目隠し用の写真でした。

入場はしませんでしたが、大連老虎灘海洋公園の水族館は、投資額は4億元、建築面積3万6千平方メートル、敷地面積2万平方メートルと紹介されていました。ラッコ、アザラシ、ホッキョクグマ、ペンギンなどのほか、シロクジラが大連観光のマスコットキャラクターのようです。入場料はかなり高額のようです。

鳴声で分かったカササギさんです。顔は松の葉で隠れてしまいました。この後、すぐに岩山まで飛んで行ってしまいました。

公園の反対側に回って撮影した虎のモニュメント光景です。何となく、メカニックな感じがする虎さんです。

後ろ側に回ってモニュメントを撮影したのは、小鳥の囀りに誘われたからです。その小鳥さんの姿はなかなか見つかりませんでした。

同じく3頭の虎の尻尾の光景です。

3〜4羽の野鳥が10メートルほど先に降り立ってきました。茶色っぽい体色の野鳥の後ろ姿です。

別の鳥さんは、瞬間だけこちらを向いてくれましたが、半分は岩陰でした。すぐに茂みに消え去りました。