初フランス　パリ2日目 大聖堂に始まり教会で終わった日

2014/08/31 - 2014/08/31

シャルルドゴールCDG空港ターミナル2併設のTGV駅から直接TGVに乗り、アルザス地方に向かいました。リクヴィール2泊、テュルクハイム2泊、ストラスブール3泊、最後にパリ3泊です。

パリを2日半で全て知ろうなんて無理なことは考えていません。歩いて歩いて歩いたかんじで初めてのパリを体感してみたかったのです。この日は朝から晩まで9時間くらい歩き通し、心は満足ですが足が悲鳴をあげています（笑）。

エリア パリ(フランス)

パリ地下鉄のサイトです。日本語の表示もありますが、多くのフランスのサイトのように、大事な情報は結局フランス語版にあることが多いです。どうせでしたら最初からフランス語にしておいて、グーグル翻訳をなさるのも一方です。plan de metro pdfと書いてあるのをダブルクリックするとメトロやRFRのゾーン3までの全体図が見られます。工事中の時は地図上にコーンのマークがあるので、あ、工事だ、とわかりやすくなっています。ちなみに私がパリにいた時は6号線が夏の間の工事で使えませんでしたがそのこともきちんとサイトに出ていました。

http://www.ratp.fr/fr/ratp/c_23590/plans-metro/

ホテル近くのジョルジュ　サンク駅から1号線に乗り、乗り換えをせずにシテ島に着くために市役所前駅（オテル　ドゥ　ヴィル)で降りて少し歩きました。市役所駅前の駅にはいくつか出口がありましたが文字通り市役所前出口を選び階段を上るとでんとそびえたつ市役所が！私はウィーンの市役所の方が見た目は好きですがパリも素敵です。

オテル ド ヴィル広場 広場・公園

左手に市役所を見つつ正面にはもうノートルダムの塔たちが見えています。

セーヌ川を見つつアルコル橋を渡りきったらもうシテ島、パリ発祥の地です。

ノートルダム大聖堂です。

余談です。ノートルダム・ドゥ・パリというミュージカル作品があります。その作品中の一曲、Belle美しいひと、の歌のメロディーが好きです。私は三人目のパトリック・フィオリの歌い方が好みです。昔フランス語の学校で聴いた歌で頭にこびりついているのです。

Notre Dame de Paris - Belle HD
　
http://www.youtube.com/watch?v=-XB7aftz6zY&sns=em

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

素敵。

すごい。

並ぶのが大嫌いな私が朝一で並んで大行列を避けようとしてまでしたかったことが、ノートルダムの塔にのぼることです。大聖堂自体は早くから開いていますが、のぼるのは10時からです。私が9時20分（40分前）に着いた時にはもう8人くらいの方が並んでいましたが、一回につき20人くらいずつのぼれるので、その日の第一弾でのぼれました。ここで待っているときに署名スリ少女二人が観光客によっていっているのを見ました。隣にいらしたアメリカ人の方が「スリだ!　逃げろ！」と叫んだときには署名スリ二人はスゥーっと消えていきました。もう一つ。私が40分も待っていよいよ中に入れます、という時に、突然私の前に見知らぬカップルが割り込んできました。フランス語でわざと大きく、「すみませんがあなた達どこにいました？」ってドヤ顔して言ったら無言で列の後ろの方にサーッと移動していきました。それを聞いていたノートルダムのスタッフに「あなたは列を仕切る警察だね」とニヤリとされました。10時の時点で列は150メートルくらいになっていましたので、前から8番目の私の前に割り込むなんて許せません(｀´）

第一段落目の眺望です。大聖堂の姿が影になって地面にうつっている感じが好きです。

「ホえ〜、今日はいい天気」「まぁね」

「毎日この景色見てるんだけどいろんな人いるねぇ」

景観を楽しんでいます。

モンマルトルまで見えます。望遠機能使っていないので、これが肉眼で見えるものです。

本当にこんなに高い所に当時こんなに凝っていて重くて繊細なものをたくさん装飾し続けた全ての労働者たちに感謝です。

こーんな上まで細部にわたる装飾がなされています。

もっと上にきて、ここが最上部です。387段とか。

彼等の多くは19世紀に行われた大規模な改装、増築で加えられたものらしいです。

この尖塔は96メートルもあり、これもまた19世紀にデザイン、増築されたものだそうです。あの南仏、カルカソンヌの城壁の修復を手がけた建築士が行いました。「カルカソンヌを見ずして死ぬなかれ」です、カルカソンヌに行きたい。

大聖堂正面に戻ってきて北側を望みます。

尖塔のてっぺん。忍者でないとあそこまで登れないな。すぐそこのように見えるのだけど。

ラ　デファンスとエッフェル塔を望みます。でもこちら、上下の階段が共通でありとても狭くて危ないため、上り下りする人数とタイミングを厳しく制限してやりくりする必要があります。ですから長蛇の列になるのだとわかりました。今年は大聖堂の鐘を修理中で鐘の部分と少しの展示が見られませんでしたが、大満足です。

下りてきて大聖堂に入るとミサが終わるところでした。

南薔薇窓です。

壮麗。

ジャンヌ　ダルク。初めて逢うことが出来ました。衣装にもきちんとフランスの百合マークが施されていました。

大聖堂を堪能して、大聖堂後ろ側を見に行きます。その前に朝並んでいた列を見たら、もうこんなに人がいます！

後ろ姿も乙です。

地下鉄1号線で市役所前駅からバスティーユ駅に行き、8号線に乗り換えフィーュ　ドゥ　カリヴェー駅まで行きました。そして北マレ地区にあるアンファンルージュ市場でランチを頂きました。羊肉のタジン(10.50ユーロ)という中東料理です。フランスは中東料理も有名ですからね。市場は食事を売るスタンドのほうが品物を売る市場より圧倒的に多くて、ものすごく混んでいました。

アンファン ルージュの市場 市場

そしてマレ地区をさらに北上しました。座席によりコーヒーの値段が変わるいわゆるトレンディー？なカフェを何軒か通り過ぎ、奥まった通りにあった昔ながらの普通の静かな見た目のカフェに入りました。地図を見て、カフェの方にこの近くにある共和国広場までどれくらいかと聞いたら、「20分くらいだけど、像があるくらいで特別なにもないですよ」と言われました。

共和国広場です。自由、平等、友愛の像たちが見られただけでも満足です。

この後マレ地区を南下し始めます。騙し絵や屋上があるこの地域独特のアパートメント様式を楽しみつつ、長蛇の列の小さいパン屋で西洋ネギのキッシュを買ったり、コーナーストアで水を買ったり、ヴェリブ(貸自転車)を使おうとして手こずっている人を見たりしながら、メトロの駅がある大通りを基準にその都度地図を見つつ歩きました。日曜午後の少し閑散としたこういう日常的な散歩がしたかったのです。

Beaumarchais通りから右折して可愛いスイーツ屋で小さいお土産を買い出てきたところ、ファッショナブルな地元の人風の若いお父さんが3歳くらいの息子に立小便を道路の水たまりに向かってさせています。ああぁ(T_T)、だから街がおしっこ臭くなっちゃうんだよ〜。カフェやレストランがあふれるマレ地区のヴォージュ広場の手前の道路の中央で、しかも駐車中の車の至近でですよ。トイレがない地域とか、小さな子供だからやむを得ずとか、そういう理由に見えなくて(しかもお父さんヘラヘラしていたし)、なんか心がザワザワしました。

写真のヴォージュ広場は素敵でした。木が広場を囲うようにあり、建物がぐるっとあり、おしゃれなカフェやギャラリーがあり。

その中の一つがVictor Hugoの住んだアパートでした。 この旅行記で冒頭紹介したノートルダム・ドゥ・パリの原作者だったのを今知りました。

バスティーユに着きました。このオペラバスティーユの外観は何度もネットで見ていましたのですぐ分かりました。私の本命はガルニエで鑑賞だから、そうなるとバレエ演目中心ですよね。でもいつかバスティーユでのオペラも鑑賞してみたいです。

バスティーユ広場 広場・公園

7月革命の記念碑が建っています。かつて牢獄がありその襲撃事件1789年7月14日がフランス革命の発端となったそうです。

サンマルタン運河です。ずうっと歩いてきていますが観光客が殆どいなく、この先オートリッツ橋を渡るのですが、閑散としたところを通りました。舟の中にいる人達を見たり、サイクリングやジョギングをする人達に追い越されたり。でもすれ違うとき人によってボンジュールって言ってくれたりするんですよね♪

植物園です。時間があればのぞいてみたいくらいな気持ちでこちらのことは知ってはいたのですが、まさかたまたま辿り着くとは。広くて花が好きでも全部見てまわると相当な距離です。動物の展示が多い室内もありそちらは有料です。

植物園 ジャルダン デ プラント テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ただでこれだけのお花を愛でられるのはありがたいことです。この後プラタナスがズラッと並んでいる下のベンチで休憩しました。

面白い品種。

季節柄もあるのかダリアが多かったです。

まだサンジャルマン・デ・プレに着かないのかなぁ〜。でも地域ごとに建物がかわってパリは面白い。

サンジャルマン・デ・プレに向かって歩いていますが、足が痛すぎるし、このままだと5時半からの教会のオルガンコンサートに間に合いません。ここは結局サンジャルマン・デ・プレから目と鼻の先のラテン地区でした。ここからバス63番に乗りアルマ・マルソーまで行くことにします。

バスは結構なスピードでサン・ジャルマン・デプレの道でカフェを楽しんでいる前を進みました。

初めてのパリでのバスはとても楽しかったです。市営交通のサイトでパリのバスの路線図もメトロ同様見られます。grand plan des bus avec ruesを例えばクリックするとパリ広範囲のバス路線と道の名前が見られるます。
http://www.ratp.fr/informer/pdf/plans-bus/plans_bus.php

私は10枚綴りの券(カルネ)を持っていましたが、バスの中で支払うと通常一枚1.7ユーロなのに2ユーロになってしまうそうです。日本と同じく押しボタンで降りたい前に知らせます。後ろのドアから降りる方、ドアが開く前にドアの中央に立つべきです。私はドアの端の方に片足があって挟まれて痛かった〜。

バス内からです。議事堂です。マニュエル・ヴァルス、叫んでいるかな〜、なんて。あ、でも日曜だからお休みか。

さてここでバス内でのいい話。7才くらいの少年が大きな声で「ムシュー　シルヴゥプレ」とサッと席を立ち言いました。高齢の男性はゆっくり歩いた来て「メルシーボクー」と軽く会釈して着席しました。少年の少し誇らしげな精一杯大人びているような表情と、高齢の方の真摯な子供扱いしていない対応に感動しました。

結局ホテルに小休憩に帰れずバスからメトロに乗り、ルーヴル　リヴォリ駅から徒歩でサントゥスタッシュ教会へ急ぎました。本当はLes Halls駅からの方が近いようですが、パリに滞在していた時はあのへんは街開発工事中というのでルーヴル　リヴォリ駅から7分くらい歩きました。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

ハート型のステンドグラスが可愛いです。

フランス一大きいパイプオルガンだそうです。

ノートルダムをモデルとしゴシック様式構図で建築を開始、その長い間に、ルネッサンスの開花の時期に影響された装飾が施されている、と本にあります。一粒で二回美味しいみたいな感じ？縦にも高いのだけれど横の広がりも大きくて、表現しづらいですが、教会にしては変わった構造だと思いました。

突然ですがポンパドール夫人はこの教会で洗礼を受けたそうです。彼女は平民の子供でしたから、洗礼式は仰々しくはなかったのでしょうね、と勝手に想像している私です。

オルガンプチコンサートはとても良かったです。毎週日曜午後5時半から約30分間ですので、都合が合う方はぜひ。でも教会はその後引き続いて行われるミサに皆さん参列してほしいようで、小さいビラを配っていました。

教会のすぐ外にあるL'ecoute 聞く、アンリ・ドゥ・ミラー作の像です。子どもが遊べる像が街にあるのは素敵です。去年からの修復工事と十数メートルの像の位置の移動が終わったようです。

今日は朝9時から夜6時過ぎまで観光のしっぱなしでした。明日は街歩きできる最終日です！

この旅行記へのコメント （8）

• wiz さん 2014/10/23 20:15:30

  健脚!

  dankeさん、Bonjour!
  
  いやぁ〜、ものすごく歩きましたね!
  私も旅行中はけっこう歩きますが、dankeさんも凄い。
  
  私もサン・トゥスタッシュ教会に寄りましたが、
  コンサートの時間に合わせて行くのは良いですよね〜。
  
  今回は、サン・ルイ島のサン・ルイ・アン・リル教会で
  ちょっとだけ無料コンサートを聴いてきました。
  
  市庁舎は、私もウィーンの方が好きかも。
  
  これから返信しま〜す!

  dankeさん からの返信 2014/10/23 21:01:11

  RE: 健脚!

  Bonjour wizさん、
  
  コメントありがとうございます！
  
  やはり歩くことができるというのは素晴らしいことであり、普段忘れがちですが感謝しなければいけませんね。確かにこの日は歩きすぎまして、反省です。休憩もチョコチョコしたのですが、ホテルに帰り小休憩するのとベンチで一休みでは回復度も違いますよね。私はパリ滞在は３泊だけでしたしwizさんのようにNavigoを持っていませんでしたので、カルネ代をケチり（笑）足に無理をさせてしまいました。
  
  サン・ルイ島のサン・ルイ・アン・リル教会ですか。。今少しホームページ見たらこちらの教会では聖歌隊によるコンサートも無料で行われたりするのですね。サン・ルイ島は今回行きませんでしたので、また今後のお楽しみにします。今後のリストが長いのですが（笑）。
  
  きっとwizさんでしたらどちらの市庁舎の中に入られたことおありでしょうが、本当にどちらも立派な建物でたじろいでしまいました。垂れ幕がかかっている日本の市役所とは違うなぁ…
  
  

  wiz さん からの返信 2014/10/23 21:15:03

  RE: RE: 健脚!

  いやいや、2008年はNavigo購入してフル活用していましたが、
  今回（4泊）と前回（3泊）はカルネで過ごしましたよ〜。
  Navigoだと、ケチらないで使えるのはすごく良いんですけどね!
  
  サン・ルイ島の教会は、すごく短いけれどYoutubeで雰囲気だけでもどうぞ・・。
  http://youtu.be/PsU-qJQRxJo

  dankeさん からの返信 2014/10/24 05:06:12

  RE: RE: RE: 健脚!

  wizさん、
  
  サン・ルイ島の教会のYoutubeありがとうございました。荘厳です。wizさん撮影ですよね、三脚とかやはり使われて撮影しているのですよね、私なんて動画撮影すると揺れて揺れて…。

• ぶどう畑さん 2014/10/19 20:37:33

  元気復活で安心しました！

  dankeさん
  
  元気にパリを観光したようで、安心しました！
  ノートルダムの塔は足で登るんですよね？私には無理だ〜。
  
  トロントの白い花は、たぶんダリアでしょう。
  蘭ような、というのはホトトギス。
  秋の雰囲気を楽しませていただきました。

  dankeさん からの返信 2014/10/20 03:46:23

  Re: 元気復活で安心しました！

  ぶどう畑さん、
  
  メッセージありがとうございます！
  
  そうです〜、足で登るんです。でもあの階段の中央部分が人の登り降りですり減っていて暗いし狭いし、いろんな意味で塔の階段の修復の時期が近いのではと思いました。今までバルセロナのサグラダ・ファミリアとストラスブールの大聖堂の塔と足で登りましたが、階段のところの閉塞感ではパリのノートルダムが1番でした。でも逆に怪物さんたちが近くで見られるし、眺望の点でも1番見応えがあると思いました。
  
  お花の情報ありがとうございます?　早速ぶどう畑さん情報として訂正させていただきます。ホトトギスってこんな花が咲くんですね、鳥のホトトギスしか知りませんでした。

• ももんがあまんさん 2014/10/16 23:44:12

  ノートルダムの塔

  　こんばんは、dankeさん。
  
  　初のパリだそうで・・・パリデビューですね、おめでとうございます。
  
  　それにしても、９時間は歩きすぎですね、いくら若くても無茶ですね・・・でもまあ、旅のお仕舞のほうで良かったかと・・・・
  
  　「ノートルダムの塔」実はワタクシ、パリは何度も来ているのに (旅行記の数が一番多い)、未だに、これと「エッフェル塔」には、上ったことが無いのです・・・朝１０時の開門だったんですか・・・やっぱり、調べていかないとですね・・・いつも、行列を見ただけで、気力が萎えてしまいますので、今年もやっぱり断念しました (代わりに、入口の彫像やレリーフは、しっかり見てきたつもりですけど？)・・・でもいつか、あの「怪物」たちを、間近で見てみたいですね・・・でも、朝早く出ないといけなそうだし、スリの相手も面倒だし・・・今度行ったらどうしようかと、迷います・・・？・・・でもまあ、今回は、モンパルナスタワーには登ってきましたけど・・・代わりにならないですね？ (エッフェル塔の代わりにはなるかも？)。
  
  　ポンパドール夫人が洗礼を受けた教会というのも、なかなか穴場ですね、これも調べておかないと、なかなか気づかないですね・・立派！です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by ももんがあまん

  dankeさん からの返信 2014/10/17 02:29:02

  RE: ノートルダムの塔

  おかえりなさい　ももんがあまんさん！
  
  エアフランスストが終わりきや台風。
  台風の影響はなかったのでしょうか？ちょうど出発なされた時に台風がすごかったんですよね。今回の濃い旅行記も楽しみにしていますね★
  
  メッセージありがとうございます。そうです、パリデビューです。花のアルザスの後のパリは花のパリでなくて灰色のパリに見えてしまう自分もいましたが、正直に書きました。パリ(フランス)初心者にしては地味な行程？となっていますが、愉しみました！
  
  ハハハ、自転車で100キロ走る日もあるももんがあまんさんに歩き過ぎと言われましても、お互い様ですねぇ（*^_^*）　パリでは最後の晩以外レストランでまったりもしなかったので、文字通り歩き通し。特にこの日はひどかった。
  
  一都市集中型のゆるーい旅程が好きなので、入館に並んだりするのは大嫌いです。でも怪物さんに会ってみたかったし、ノートルダムからの眺望が見たかったので並びました。今年一杯は大聖堂の鐘の部分は修復工事中で見られませんでしたが、来年以降になれば工事も終わると思われるので、鐘を間近に見られるいい機会だと思います。私もモンパルナスタワーでエッフェル塔の代わりになるかなぁ、と考えていましたよ^_^、なんか似てますね。モンパルナスタワーは良かったですか？スリ達は私達並んでいる人たちから少し離れた横の道を通る観光客を狙っていましたので、シュールですが私はその餌食になりそうだった人をノートルダムの壁沿いから見たわけです。ふぅーってため息出ますね。
  
  パリは街自体が美術館のようで、美術館に入らずとも十分目の保養になりました。私は美術館に入ったら徹底的に見たいので、中途半端に出てこれません。そうすると街歩きの時間がなくなります。人それぞれのパリの楽しみ方があるように、私は今回歩くことに焦点をおいてみました。…でも私は田舎のほうが好きです。