2014/08/16 - 2014/08/21
233位(同エリア1250件中)
entetsuさん
- entetsuさんTOP
- 旅行記675冊
- クチコミ3932件
- Q&A回答16件
- 2,230,653アクセス
- フォロワー99人
昨年の夏に続いて、2度目のマレーシア。
といっても、昨年はペナン島に3泊、KL(クアラルンプール)には1泊しかしなかったので、今回はKL近くをゆっくり回りたい。
ジャルパックで、4泊朝食・空港送迎付き、ホテルは「ザ・ロイヤル・チュラン・クアラルンプール」諸税等込みで二人で¥254,980。
世界遺産マラッカ観光もいよいよクライマックスです。
①1日目(出発~ホテルチェックイン)
http://4travel.jp/travelogue/10859326
②1日目(パビリオンKL・バクテー(肉骨茶)の夕食)
http://4travel.jp/travelogue/10920112
③2日目(ホテル「ザ・ロイヤルチュラン」の様子とマラッカ観光(その①))
http://4travel.jp/travelogue/10920118
④2日目(マラッカ観光(その②))
http://4travel.jp/travelogue/10920124
★⑤2日目(マラッカ観光(その③)とニョニャ料理のランチ)
⑥2日目(ペトロナスツインタワーとスリアKLCC)
⑦3日目(BB・KLCCを早朝ウォーキング)
⑧3日目(ロイヤル・セランゴール・ピューター工場見学)
⑨3日目(国立モスクとイスラム美術館見学)
⑩3日目(ブキッ・ビンタン散策と昼食はチキンライス)
⑪4日目(プトラジャヤ観光(その①))
⑫4日目(プトラジャヤ観光(その②))
⑬4日目(マスジット・ジャメ散策)
⑭4日目(セントラルマーケットとチャイナタウン)
⑮5日目(シャーアラムモスク(ブルーモスク))
⑯5日目(スリアKLCC~マレークラフト館~帰国)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
-
マラッカ川の西側、「ジョンカーストリート」方面の観光を終え、いよいよマラッカ観光もクライマックスを迎えます。
ジョンカーストリート 散歩・街歩き
-
マラッカ川を挟んで、東側に来ました。
この辺りが、オランダ広場周辺。 -
まず、眼に飛び込んできたのがこの「時計台」。
調べますと、この時計台は、プラナカン豪商のタン・ベン・スィ氏が亡くなった父親に弔意をこめて1886年に建立したのだそうです。
オリジナルの時計は英国製機械式でしたが、1982年改修の際、日本の「セイコー」が1982年8月31日の独立記念日に寄付したそうです。マラッカ中心部、オランダ広場にあります。「セイコー社製」らしいです。 by entetsuさん時計台 建造物
-
イチオシ
おおぉ。
「クライストチャーチ」。
別名「キリスト教会」ですね。マラッカといえばどの旅行誌もここの写真。現役の教会です。 by entetsuさんマラッカ キリスト教会 寺院・教会
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マラッカといえば、必ず旅行誌に載っている写真がこれ。
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実は、旅行誌や皆さんのブログを見ていて、このオランダ広場のこのなんともくすんだような赤茶けたような色合いがピンと来なかった〜。
つまり、綺麗に見えない。
自分で撮った写真でも〜。
でも、実際はなんとも言えない色調なんです。
赤に鉄さびが混じったような色で、サーモンピンクとも少し違う・・・。
ホントに行って、自分の眼で見なければ解らない色ってあるんだということを痛感。
最近行った所では、日本で最も新しい世界遺産の「旧富岡製糸場」のレンガの色です。
あれも、実際は写真とは違う色。
風合いが渋いというか・・・。 -
「ビクトリア女王噴水」。
これもオランダ広場を構成するスポット by entetsuさんビクトリア女王噴水 建造物
-
1904年、英ビクトリア女王の没後、女王を偲んでマラッカ市民によって建てられた噴水です。
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広場の右側に見えているのは、スタダイスという建物。
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そして、噴水近くに綺麗に並んでいるのは・・・。
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「トライショー」。
自転車の後ろに二人乗りの客席をくっつけた、超地球に優しい乗物。
料金メーターはなく、運賃は交渉制。
ガイドさんに、「乗りますか?」と聞かれましたが、遠慮しておきました。
欧米人はこういうの大好きですよね。
ペナンのより派手でした(笑)。ペナンのトライショーより派手ですかね(笑)。 by entetsuさんマラッカ トライショー その他の交通機関
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キリスト教会の脇には、警察官と白バイ。
特に何かしている風はなかった(笑)。 -
キリスト教会は、プロテスタント派で、1753年にオランダ人によって建設されました。
オランダがポルトガルを駆逐しマラッカを占領した100周年の記念事業として1741年にスタートし、完成まで12年の歳月がかかったそうです。 -
マラッカはマラッカ帝国建国後、ポルトガル→オランダ→イギリス→日本と各国に蹂躙されました。
オランダ統治時代に建てられたこの教会は、元々は白かったらしい。
ガイドさんが、柱のここを指差しながら説明してくれましたが、彼女の話によると、「イギリス統治時代に、オランダ時代の建物は赤、イギリス時代の建物は白、と色が塗り分けられていたそうですが、時代を経るにつれてどの建物がどの時代かが解らなくなって、結局全て赤く塗られてしまった」とのことでした。
ガイド誌などでもはっきり解らないという書き方をしていることが多いようです。 -
教会は、現役で、曜日と時間帯により英語・中華語・インドのタミール語によるミサが行われています。
この日もミサの最中でした。
内部にはレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」の複製画が展示されているそうです。 -
十字架。
マレーシアはイスラム教国ですが、法律で信仰の自由を保障しています。
東西冷戦終結後、現在世界ではイスラムとキリストやユダヤの宗教的なテロや戦争が続いていますが、イスラム教、キリスト教、そして仏教やヒンドゥ教を受入れるマレーシア政府の太っ腹には、大拍手〜(笑)。 -
「キリスト教会」正面を向いて右側にある建物。
-
「スタダイス」。
オランダ語で「議事堂・市役所」を意味し、1641年にポルトガルから支配権を奪ったオランダが1650年に完成させた建物です。オランダ統治時代のが行政を指揮する役所、および統括責任者の官邸として18世紀まで利用されていました。 by entetsuさんスタダイス 建造物
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花壇にも綺麗に花が植えられています。
-
それにしても、このなんとも渋い感じの赤が綺麗です。
ガイドさん曰く、「赤はオランダの色です。サッカー代表チームのユニフォームもそうですよね〜。」
オレンジ色だと思うんですが・・・。なんとも味わいのある赤い建物群。写真の色と実物は微妙に違う・・・。 by entetsuさんオランダ広場 広場・公園
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一番の人気エリアとあって、観光客も多いです。
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取ってつけたような風車もオランダの風情を醸し出していたりして・・・(笑)。
-
オランダ広場の「赤」を堪能し、更に赤い階段を上って行きます。
スタダイスの階段です。 -
マレー系の人が記念撮影中でした。
似顔絵を描いてくれるオジサンもいました。 -
重厚な壁や梁、大きな扉、窓など当時のオランダ建築の技術の高さを現在に伝える貴重な建築物で、現在はマレーシアの歴史を豊富な展示物で埋め尽くした博物館として一般に公開されている・・・。
はずでしたが、ガイドさんによるとかれこれ1年ほど閉館したまんまだそうです。
「よくあることです」とか・・・(笑)。オランダ統治時代のが行政を指揮する役所、および統括責任者の官邸として18世紀まで利用されていました。 by entetsuさんスタダイス 建造物
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展示物の一部。
もちろん、入館は出来ない・・・。 -
日本語もある説明板。
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砲台が復元されています。
クルーズ船からも見ました。 -
スタダイスは大きい建物で、マラッカを占領統括したオランダが行政を指揮する役所、および統括責任者の官邸として18世紀まで利用されていました。
官邸の内部もチラリと見えました。 -
デモクラシー博物館(Muzium Pemerintahan Demokrasi)。
-
イチオシ
遠くに見えるのが、マラッカタワー。
マラッカは小さい街ですので、いやでも目立ちます。
展望台がぐるぐる回り上昇して行きます。
約7分間で、上空からマラッカ市街やマラッカ海峡の絶景を見ることができるそうです。
料金は、大人20RM・子供10RMとのこと。狭いマラッカの街、イヤでも目立ちます by entetsuさんマラッカタワー 現代・近代建築
-
「中央の水色の涼しげな建物なんですか?」とガイドさんに聞くと、
「警察署です」とのこと。
赤やオレンジ色っぽい建物の中、一際目立って綺麗な建物が、ポリスとは・・・。
建物のずっと先がマラッカ海峡です。 -
「海の博物館」。
マラッカの財宝を積んで母国へ帰る途中、マラッカ海峡に沈んだポルトガルの交易船「フロール・デ・ラマール丸」を復元し、現在は博物館になっています。
海運都市として栄華を極めたマラッカ港の歴史、貿易に関する写真、海図、船舶模型が展示されているそうです。海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この白亜の建物は「Democratic Governmnet Museum」でしょうか・・・。
デモクラシー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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マラッカ川の東側の観光でもう一つの名所、「セントポール教会」に向かっています。
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階段。
これは、鉄鉱石だそうです。 -
「ザビエル像」。
フランシスコ・デ・ザビエルは、1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名ですが、いきなり日本に来たわけではなかった・・・。
彼は、スペイン・ナバラ生まれのカトリック教会の司祭、宣教師。イエズス会の創設メンバーの1人です。
ポルトガル王の依頼でインドのゴアに派遣され、その後マラッカを拠点にアジア各地で宣教を行います。
日本へは、セントポール教会で知り合った日本人の元武士アンジロウ(ヤジローともいわれる)と共に、1549年マラッカから日本へ向かい、日本では2年間あまり布教活動をしました。 -
イチオシ
子供がどいてくれない・・・(笑)。
ザビエル像の右手は欠損しています。
これには言い伝えがあります。
日本での宣教を終え、いったんマラッカに戻ったザビエルは中国への布教を計画します。
上川島で中国大陸本土への入境・上陸許可待ちをしていた時に熱病の冒され、1552年12月に46歳で殉教します。ザビエル師の聖骸は、教会で約9ヶ月の間安置された後、インドのゴアで埋葬されます。
その際に、右手だけは切り取られローマ法王のもとに届けられます。
時を同じくして、このザビエル像に落雷があり、右手が粉々に飛び散ったといいます。 -
マラッカ海峡です。
マラッカタワーの展望台は、この時は下に降りていて、真っ直ぐの棒にしか見えません。 -
先ほど見てきたオランダ広場の東南にある小高い丘を「セントポールヒル」と呼んでいます。
その丘の頂上にあるのが「セントポール教会・礼拝堂史跡」。
ポルトガルによって、1521年に建立され、その後改築改修を繰り返し現在でもその姿を留めています。
東南アジアにおけるキリスト教(カトリック)伝来を伝える貴重な資料としての価値が高い建物です。カトリックとプロテスタントの宗派の違いがこのような結果に・・・。 by entetsuさんセントポール教会跡 寺院・教会
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ご覧のとおり、残念ながらこの教会の屋根は朽ち果て壁面しか残っていない〜。
これには、深い訳があります。
キリスト教のアジア伝来は16世紀の大航海時代に始まります。
この時期は、ローマ教会が行った免罪符の販売(金銭による罪の償い )に端を発したルターの宗教革命と重なります。
ルターは、教皇位の世俗化、聖職者の堕落などが著しいローマ・カトリック派に異を唱え、偶像崇拝を廃し「聖書」のみを信じるプロテスタント派の教えがドイツやイギリスなどヨーロッパ各地に広まりはじめる時代でもあったのです。
カトリック派は、プロテスタント派の拡大を阻みむため新天地をアジアに求めます。
その急先鋒の任務を担ったのが、「イエズス会」でフランシスコ・ザビエルがインド・極東アジア地域の責任者として1545〜1552年に定期的にこの教会を訪れ、布教活動を行っていました。
マラッカを支配したポルトガルは、カトリック派。
その後支配者となったオランダ、イギリスはプロテスタント派だったため、カトリック教会として建てられたセントポール教会は見放され、最近までメンテナンスされないまま屋根は落ち、やがて朽ち果てる寸前までなったという訳です。 -
イチオシ
ネコがいました。
大人しく寝ています。
これもガイドさん情報。
「マレーの人は、あんまり犬は嫌い。ネコは好き。」
そう言えば、旅行中あんまり犬は見かけなかった〜。 -
赤い鉄筋は、さすがに最近になって入れた補強。
地震や台風もない地区ですが、老朽化してきて止む無くだそうです。 -
イチオシ
屋根は抜け落ちていますが、十字架は健在でした。
-
もともと床があったと思われる教会の内部は、小さい広場になっています。
-
教会史跡内部には高さ2メートル程の墓石がズラリと並んでいます。
調べますと、実は、この墓石に刻まれているのは同じキリスト教徒でもプロテスタント派の信者さんだそうです。
カトリック派を否定し、この教会が荒れ放題にしたプロテスタント派の墓石がなぜココにあるのか?
1957年、植民地としての歴史に幕を引きマラヤ連邦として独立したマレーシア政府は、この丘にマラッカ州を統括する「知事」の公邸(現在のガバナー・ミュージアム)を設置します。
イスラム教徒だった知事の公邸から見下ろす丘陵地に点在していたのは墓石でした。
オランダ広場にある、プロテスタント教会「クライストチャーチ」の墓地として利用されていたのです。
目障りだし、イスラム教徒とキリスト教徒の死後の世界に対する価値観が相反するため、マレーシア政府は平然として墓地の撤去を宣言し、庭園を建設することにします。
この情報をキャッチしたプロテスタント派信者ちは、墓地撤去に抗議しましたが、マレーシア政府はこれを拒絶。墓地の代替え地も見つからないまま困っていたその時、カソリック教会が救いの手を差しのべます。
「せめて墓石だけでも保存したい〜」というプロテスタント派信者の気持ちをくみ取りカトリック派信者が「キリストの名において」撤去工事の進む現場で、力を合わせて墓石をこのセントポール教会史跡に運び込んだといいます。 -
中国での布教の準備中殉教したフランシスコ・ザビエルは、死後9カ月間ここに安置
されていたそうです。
祭壇があったと推察される教会内部東側正面に金網の囲いがありました。
この地を訪れるイエズス会の会員、カトリック信者にとって神聖な場所であり世界各国からの参拝者が今でも絶えないといいます。 -
あまり大きくないスペースですが、観光客は多いですね。
-
当時の建物の色や屋根の形などは計り知ることが出来ません。
-
ガイドさん。
「1枚撮りますか〜」。
「ハイ、チーズ」。
暑いです(笑)。 -
遠く、マラッカ海峡が望めます。
霞んでいますが・・・。 -
「セントポール教会」を反対側に降りて来ています。
-
どんな色をしていたんだろう?
白亜の綺麗な建物だったような気がしますが・・・。 -
棺桶型の墓石。
これはイギリス人の墓だそうです。 -
少し離れた所にあるのは、オランダ人の墓とのことです。
オランダ人の墓 建造物
-
お墓とはお構いなく売店・・・(笑)。
-
ここにもネコ。
-
ファモサ要塞跡。
地元でエー・ファモサまたは「サンチャゴ砦」とも呼ばれています。
「裏側の写真は珍しいですよ」とガイドさん。
セントポール教会から降りてきたら、こっち側が先です。 -
サンチャゴ砦は、1511年にマラッカ王国を攻略・占領したポルトガル人によって建設された要塞跡。
建立当時は、海岸線に沿って建てられた城壁を守るための砦だったそうです。 -
バショウの木が植わっていました。
旅人にとって大切な木。
葉が東西に広がって生育するので、旅人が方位目印として利用したということと、クキの間に水を溜めるので、飲み水になるとか・・・。
シンガポールでも教わりました。 -
サンチャゴ砦の正面に回ってきました。
砦を作った当時は、この砦の外側まで海、つまりマラッカ海峡がありました。
今では、サンチャゴ砦からマラッカ海峡の海岸線まで約700メートルありますが、すべて埋め立て地なのだそうです。 -
イチオシ
サンチャゴ砦はポルトガルによって建設されましたが、後にマラッカを支配したオランダもこの要塞を利用しました。
次いでこの地を支配したイギリスが、1795年に防衛上必要のなくなった砦を順次破壊しますが、ラッフルズ卿(シンガポール中興の祖)によって一つだけ爆破が中止され、現存するのはただひとつですが、人気スポットとして公開されています。 -
大砲が砦の外側に6本並んでいますが、ポルトガル時代のモノではなくオランダのアムステルダムで1700年代に作られた本物で、観光客向けに設置されたのは1990年代だといわれています。
現存するのは1基だけですが、かつては文字通り砦になっていた。 by entetsuさんサンチャゴ砦 建造物
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サンチャゴ砦からほど近いところにある建物。
コロニアルな英国風の洋館があります。戦後、マレーシアの独立宣言が発出された場所です by entetsuさん独立宣言記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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「独立宣言記念博物館」。
Independence Memorialです。 -
イギリス統治時代、マラッカに英国人将校たちの社交を目的とした「マラッカ倶楽部」が1891年に創設されます。
もともとは、その会員たちの集うクラブハウスとして、1912年に建設されます。
1956年、アブドゥル・ラーマン初代首相がここマラッカで独立を宣言し、マレーシアは1511年にポルトガルに占領され以来長く続いてきた植民地時代にピリオドを打ちます。
マラッカ倶楽部のクラブハウスは、記念すべきランドマークとして英国から独立したばかりのマレーシア政府に譲渡され、現在は独立の歴史を展示する博物館として公開されています。
入場は無料で、月曜日は休館日、金曜日の午後12:45〜14:45まで休館だそうです。 -
イチオシ
こっちにもいましたトライショー。
派手〜(笑)。
料金交渉制ですが、ガイドさんと一緒でしたので交渉は任せられるんで、乗ろうと思えば乗れたけど腹も減ってきて、結局乗らず。
この手の乗物は、欧米人に任せておきます(笑)。
なお、トライショーは電飾機能付きで、夜はピカピカ光りますよ(笑)。ペナンのトライショーより派手ですかね(笑)。 by entetsuさんマラッカ トライショー その他の交通機関
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さて、昼食会場です。
マラッカへの現地ツアーは、往路マレー鉄道を利用するプランなど、何種類かあって悩みましたが、中では一番高い「ランチはニョニャ料理」というのを選びました。
なお、マラッカへはツアーを使わずに、マレー鉄道や長距離バスなどで来る方法もありますが、時間がかかる上に、バスターミナルも駅もこのマラッカ市街からは離れていて、タクシー利用が必須のようです。
結果的には、随分楽なツアーでした。
高い金出した甲斐はあったというもの。ホテル エクアトリアル メラカ ホテル
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「ホテル エクアトリアル」。
サンチャゴ砦などに程近く、人気のホテルだそうです。 -
ロビーにも人がいっぱいいました。
-
3Fにある「ニョニャ料理」のレストランです。
店名は、「セリ ニョニャ プラナカン レストラン」。 -
別料金のビールを二人で2本。
「乾杯!」。
ニョニャ料理とは。
大陸から渡ってきた中国人と、地元マレー人女性との間で生まれた子孫たちの男性をババ、女性をニョニャと呼び、ニョニャが料理をする事からニョニャ料理と名付けられた、マレーシアで生まれたオリジナル料理。
彼らのルーツである中華料理にスパイスたっぷりのマレー料理をミックスしたもので、ココナッツをたっぷり使用したり、マレー人(イスラム教徒)が食しない豚肉を使っているのが特徴。
(マレーシア観光局HP)美味しいニョニャ料理レストラン。中華に近い料理に感じましたが・・・。 by entetsuさんセリ ニョニャ プラナカン レストラン 地元の料理
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まず出てきたのが、生春巻風の料理。
ポピア(poh piah:香薄餅:クレープ巻き)といい、小麦粉で作った薄いクレープ生地に野菜などの具材を包み、タレに付けて食べる軽食です。 -
ツアーに組み込まれ、コース料理になっていました。
コースのメニューが書かれた用紙が置かれましたが、意味は解らず。 -
続いて、スープ。
海鮮風の味で、魚のすり身(ハンペンみたいなもの)も入っていました。 -
係りの人が、取分けてくれます。
具沢山です。
なかなか美味しい。 -
マレー風のカレー。
これもいけます。 -
イチオシ
左がスープで、奥がジャガイモの煮物、右は白身魚の甘酢あんかけ。
-
それぞれの皿にドーンとチャーハンが盛られます。
この後、お代わりも勧められますが、十分な量でした。 -
この甘酢あんかけは絶品でした。
-
ガイドさん登場して、「はい、チーズ」。
-
中華料理のように皿に取分けるのかと思い、従業員の人に取皿くださいといったら、怪訝な顔。
くれるにはくれましたが、「こうして食べるんですよ」と教えてくれました。
つまり、何種類かの料理を、このチャーハンと合わせて食べるのだそうです。
なお、マレー式では本当は手(右手)で食べますが、スプーンとフォークのセットで食べます。 -
係りの人とは、この後姿の女性。
綺麗な人でした。 -
「あんまり辛くはないですね」とガイドさんに言ったら、「日本人向けにあんまり辛くないコースになっています。それと普通、こちらではチャーハンではなくて白飯ですが、日本人には評判悪いのでチャーハンに代えています」とのこと。
「このあと、デザートですよ。黒糖と小豆、タピオカが入っていて美味しいですよ」
楽しみ〜。 -
大推奨されていたデザート。
かき氷に小豆とタピオカがはいり、黒糖の蜜がかかっています。
程よく品のいい甘さです。 -
緑の細長いのがタピオカらしいです。
無臭。
タピオカ粉にパンダンリーフで緑に色づけしたものらしいですが、何故細長いかは解らず仕舞い(笑)。
氷のデザートということで、少し警戒しましたが、その後お腹を壊すことはありませんでした。
いずれにしても、最後のデザートまで美味しかった。 -
満腹になって、ホテルのロビーに戻ってきました。
-
ホテル正面。
青々した芝生が美しい。 -
世界遺産マラッカは市街も綺麗です。
ガイドさん、「マレー人は綺麗好きですよ」。
KLもマレー人が多いんですけど(笑)。 -
車は高速道路入口まで飛ばしていますが、なにやら美しい建物が・・・。
-
聞くと、これは「マラッカ州立モスク」だそうです。
マレー語で、Masjid Al-Azim。
マラッカの州立モスクとして1994年に建設され、マラッカで最大規模3000人を収容できる大きなイスラム教寺院。
これも綺麗ですね。車窓からの観賞でしたが、ここのモスクも美しい by entetsuさんマラッカ州立モスク 寺院・教会
-
帰りの高速道路は渋滞していました。
「渋滞もマレーシア観光~」とガイドさん。
マレーシアの自慢は、国産車があるということと、北のタイ国境から南のシンガポール国境まで高速道路が整備されていること。
路面はもちろん日本の方が綺麗ですが、それはそれで凄い!
という訳で、マラッカ観光を終えます。
確かにツアーで行くと楽だし、やっぱりポイントポイントでの解説がないと良さをたっぷり味わえない。
思った以上に美しいマラッカの街並みと、美味しいニョニャ料理を堪能し、爆睡して帰りました。
⑥に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10920144
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この旅行記へのコメント (3)
-
- すーさん 2014/09/29 00:46:38
- なんちゃってエレクトリカルパレード☆
- わはは〜!
めちゃくちゃトライショー乗りたいです!
もちろん夜に。
ピッカピカ光らせて走ったら、
エレクトリカルパレードみたいで楽しいじゃないですか!
全然欧米系ではない私がくいついたのがトライショーでした。(爆)
-
- キラキラcmさん 2014/09/15 19:28:33
- こんばんは。
- entetsuさん、こんばんは!
ニョニャ料理って名前は聞いたことあったけど、どんなお料理なのかな〜と思ってました。
美味しそうですね。デザートも良さそう。
ニョニャ料理の名前の意味もよくわかりました!
マラッカはやはりツアー利用が良さそうですね。
entetsuさん、暑そう(笑)
- entetsuさん からの返信 2014/09/16 12:08:13
- いつも投票、コメント有難うございます。
- キラキラcmさん、こんにちは!
マラッカは、ゆっくり一泊するか、KLからならばやっぱりツアーがいいかと思います。
オランダ広場の独特の赤い色は、写真でみるのとまた違います。
なんとも言えない色なんです〜。
ニョニャ料理。
基本は中華です。
デザートは、東南アジアの「氷」でしたので、ヒヤヒヤどきどきでしたが、腹も壊すことなく無事でした。
「entetsuさん、暑そう(笑)」。
→そうなんです。やっぱり赤道直下。暑いには暑い。
東京でも36〜7℃になるので、むしろ最近では東京の方が暑いと思いますが(湿気も東京が上です)、そんな日に、こっちでは歩きませんので・・・(笑)。
今日は、残暑っぽい天気ですね。
お体ご自愛下さい。
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旅行記グループ 2度目のマレーシアはクアラルンプールに4泊。
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