２度目のマレーシアはクアラルンプールに４泊。③２日目（ホテル「ザ・ロイヤルチュラン」の様子とマラッカ観光（その①））

2014/08/16 - 2014/08/21

昨年の夏に続いて、２度目のマレーシア。
といっても、昨年はペナン島に３泊、ＫＬ（クアラルンプール）には１泊しかしなかったので、今回はＫＬ近くをゆっくり回りたい。

ジャルパックで、４泊朝食・空港送迎付き、ホテルは「ザ・ロイヤル・チュラン・クアラルンプール」諸税等込みで二人で￥254,980。

２日目は世界遺産マラッカへの観光です。
　
　①１日目（出発～ホテルチェックイン）
　http://4travel.jp/travelogue/10859326
　②１日目（パビリオンＫＬ・バクテー（肉骨茶）の夕食）
　http://4travel.jp/travelogue/10920112
★③２日目（ホテル「ザ・ロイヤルチュラン」の様子とマラッカ観光（その①））
　④２日目（マラッカ観光（その②））
　⑤２日目（マラッカ観光（その③）とニョニャ料理のランチ）
　⑥２日目（ペトロナスツインタワーとスリアＫＬＣＣ）
　⑦３日目（ＢＢ・ＫＬＣＣを早朝ウォーキング）
　⑧３日目（ロイヤル・セランゴール・ピューター工場見学）
　⑨３日目（国立モスクとイスラム美術館見学）
　⑩３日目（ブキッ・ビンタン散策と昼食はチキンライス）
　⑪４日目（プトラジャヤ観光（その①））
　⑫４日目（プトラジャヤ観光（その②））
　⑬４日目（マスジット・ジャメ散策）
　⑭４日目（セントラルマーケットとチャイナタウン）
　⑮５日目（シャーアラムモスク（ブルーモスク））
　⑯５日目（スリアＫＬＣＣ～マレークラフト館～帰国）

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

２日目になりました。
この日はマラッカへの現地ツアーです。

ホテルの机がある部分の天井には・・・。

ロイヤル チュラン クアラ ルンプル ホテル

東南アジアのホテルではお決まりのキブラがありました。

ムスリムが礼拝する時に向かう方向を指し、メッカのカーバ神殿の方向を向いています。

もし間違えてたら、殺されるんでしょうねぇ（笑）。

フロントです。

ロビーも広々しています。

ロビーにはこんなものが・・・。

マレーシア航空ＮＨ１７便。
ウクライナ上空で墜落。
撃墜されたといわれますが・・・。

詳細はわからないまま。

事故を悼む寄せ書きです。

３月にタイランド湾上空で消息を絶ち、行方不明となっているＭＨ370便もあって、国民には悲しい事故が続きました。

朝食会場です。

メニューは豊富。

和・洋・中・印・マレーシアなどなど。

ロイヤル チュラン クアラ ルンプル ホテル

あまりにもメニューが多いので、まず一周して内容を確認中（笑）。

さすが南国、フルーツは新鮮で豊富。

モンキーバナナ。

香りが強くて甘い。
皮が薄いのにびっくりしました。

サラダ類も新鮮ですね。

マレー風の豆の煮込み、カレー味でした。

右奥は牛肉の煮込み。
左奥は、アスパラガスのクリーム煮で、これは絶品でした。

朝食会場はこんな感じで広々。

徐々に人も増えてきました。

エビのマレー風煮込みと、炒飯。

コメがタイ米でパラパラしていて美味い。

家内はワッフルと、ヤキソバ？

このヤキソバ気に入って、滞在中毎日食べてました。
私は、一口もらってパス。
腰がない・・・（笑）。

プールです。

７：３０頃でしたが、一人だけ泳いでいたおじさん。

どうしてもカメラを向けたくなる、ペトロナスツインタワー（笑）。

プールから見えるのは先っぽだけですが・・・。

ホテルの建物です。

プールの片側は客室直結でした。

で、たまたまでしたがこのベランダが我々の停まっていた２７０号室。

プールにすぐ行けるし、喫煙もこのベランダで可ということでラッキーでした。

２Fの偶数Ｎｏの部屋が、「ベランダから出てプールにドボン」の恩恵に預かれる部屋です（笑）。

プール水面と、ツインタワーを一緒に撮ろうとすると、両方とも中途半端（笑）。

ホテル正面です。

コンビニに買い物に行きます。

マレー風の建物で、趣あります。

ロイヤル チュラン クアラ ルンプル ホテル

ブキッビンタン地区の高層ホテルも見えます。

「JW マリオット ホテル クアラルンプール」。

JW マリオット ホテル クアラルンプール ホテル

これはお馴染み「プリンス ホテル＆レジデンス」。

プルマン クアラルンプール シティセンター ホテル＆レジデンス ホテル

「ウエスティンクアラルンプール」。

近いようですが、歩くと１０分以上はかかります。

パビリオンＫＬまで来ました。

パークソンも入っています。

パビリオン クアラルンプール ショッピングセンター

パビリオンのチュラン側入口。

「客家」は、昨晩の喧騒も終わって静かな朝でした。

客家飯店 中華

セブンイレブン。

真っ直ぐ行くと、モノレールのラジャチュラン駅です。

通りの右側には、「マイニュースドットコム」。
マレーシア独自のブランドのコンビニです。

ちょこちょこ買い物。
夜飲むビールなど。

スカイウォークです。

ＫＬＣＣまで、涼しい中を歩いて行けます。

ムスリムの人。

通勤途中でしょうか。

ホテルに戻って来ました。

ドアマンの方が常に複数いて、客に気を遣ってくれます。
カンファタブル〜。

ロイヤル チュラン クアラ ルンプル ホテル

さて、今回のマレーシア旅行最初の観光は、マラッカに向かいます。

現地ツアーの専門サイト「VELTRA」で予約した、「名物ニョニャ料理と世界遺産マラッカ日帰り観光ツアー 」。

金額は少々値が張りまして、２人で840RM（申込当時の日本円で27,580円）でした。

ＫＬ市内からマラッカまではおよそ１４０?。
２時間ほど掛かります。

なお、ジョホールバルからは約２１０?だそうです。
５月にシンガポールに行った際、陸路のイミグレをしてみたくて現地ツアーを利用し、ジョホールバルへ行きましたが、同じバスにマッラカまで行く人も乗っていました。シンガポールからジョホールバルまでは６?程ですので、シンガポールからマラッカまでは約２２０?。
結構きついツアーですね。

写真はマラッカに向かう高速道路のサービスエリアのトイレ。

案外、綺麗でした。

海外の高速道路のサービスエリアというものに始めて行きました（笑）。

ＧＳがあったりして、日本のとほぼ同じでした。

途中、トイレ休憩以外は殆ど寝ていて、あっという間にマッラカ市街にはいりました。

ちなみに、ツアーはわれわれ夫婦だけでした。

マッラカに入ると途端に街並みが綺麗になります。

これは新築の集合住宅ですが、低層で色合いもパステル調で綺麗です。
まだ入居前のようです。

車窓からですが、なにやらモスクのようなもの。

世界文化遺産マラッカは「マラッカ海峡の歴史的都市群」として、古くから東西を結ぶ重要な交易路だったマラッカ海峡とともに発展したふたつの町「マラッカ」と「ジョージタウン」（ペナン島）が合わせて登録されています。
「ジョージタウン」には、昨年ペナンに３泊した際行きました。

マラッカ市内に入って程なく到着したのは・・・。

マラッカ川 滝・河川・湖

マラッカ川のリバークルーズです。

マレーシア国旗をデザインした旗がなびいています。
国中いたるところにあるこの国旗柄のペナントみたいなもの。

国を愛する国民性がよく出ている。

また、マレーシア国旗はデザイン性も高い。
羨ましい。
日の丸じゃ、こうはいかない（笑）。

運動会のようなマレーシア国旗をくぐり・・・。

クルーズ船に乗船します。

１０〜２０分毎に出航するそうですが、１１：００ちょうどのに間に合いました。

クルーズは約４５分で、料金は外国人・大人１５RM子供は7.00。
マレーシア人は、大人１０RM子供は5.00。

こういうように、外国人とマレーシア人に価格格差があるのが、マレーシアでは一般的（笑）。

乗り込みます〜。

船は貸切にも出来るようです。

外国人ですと、６００RMだそうですから、約２万円。

ｂｙ　HP
http://melakarivercruise.com/

出発〜。

「先頭がいい景色ですよ。でも水しぶきにはご注意を」とガイドさん。

マラッカ リバー クルーズ アクティビティ・乗り物体験

川の水は決して綺麗とはいい辛いですが、景色はいい。

マラッカ川に掛かる橋もお洒落です。

このリバークルーズは、1985年にたった一艘の漁舟で始まったそうですが、今や４０隻が行き交う人気アトラクションになっています。

反対側から来た船と行き交います。

一応、救命道具もあります。

昔は潮の干満で船を行き交わせていたマッラカ川ですが、今では動力でスイスイです。

歴史に翻弄されてきたマラッカは、このマラッカ川の歴史と言っても過言ではありません。

マラッカの歴史は、スマトラ島のパレンバンの王子パラメスワラが、1396年頃マラッカ王国を建国したことに始まります。

彼はパレンバンを統治していたマジャパヒト王国の内乱に乗じて独立を企てますが失敗、テマセック（現シンガポール）に逃亡します。
王を殺し、王座に着くもののタイに追われ、ジョホールからマラッカへ退避し、この地にマラッカ王国を建国します。

川沿いの道は遊歩道が整備され、建物にはペインティングが施され、カフェやホテルになっています。

この橋も綺麗です。

マラッカ王国は1414年頃イスラム化し、香辛料貿易における重要な東西中継港として繁栄を極めますが、1511年、ポルトガルのインド総督アフォンソ・デ・アルブケルケが征服し、東南アジアにおけるポルトガル海上帝国の拠点ポルトガル領マラッカとします。

ポルトガル時代には、要塞（サンチャゴ砦）やキリスト教会（セントポールチャーチ）が建設され、司令官が常駐していました。
日本にキリスト教を伝えたとされる、イエズス会のフランシスコ・ザビエルはここから東アジア布教に出発しています。

更に時代は動き、オランダ東インド会社が、ジョホールのスルターンの援助を得て、マラッカを占領します。

オランダの東南アジアにおける拠点は、ジャワ島のバタヴィアであったので、オランダ領マラッカはマレー半島で産する錫などを輸出する地方港に転落していきます。

1824年の英蘭協約で、マラッカはスマトラ島のイギリス植民地アチェ王国と交換にイギリスに譲渡されます。
その際、マラッカ海峡より西側はオランダ領、東側は英国領と定められます。

1826年、イギリスのトーマス・ラッフルズはペナンやシンガポールとともに英領海峡植民地を成立させますが、近代港シンガポールの台頭が著しく、マラッカの港湾機能は衰退していきます。

1941年1月15日から1945年8月15日の太平洋戦争終了までは、旧日本軍に占領され日本統治下におかれます。

終戦後の1945年、イギリスが再び海峡植民地としますが、独立の機運が高まり、1948年にイギリス保護領下でマラヤ連邦が成立、1957年8月31日に完全独立を遂げます。

これに先立ち1956年2月20日、トゥンク・アブドゥル・ラーマン・マラヤ連邦首相がマラヤ連邦の独立宣言を行ったのが、このマラッカです。

立体的アートかと思いきや、洗濯物でした（笑）。

港湾都市として発達を遂げたマレーシア最古の都マラッカは現在、観光都市として年間600万人を超える国内外からの観光客が訪れているのだそうです。

2008年には、ペナン島のジョージタウンとともに、歴史的な街並みがユネスコの世界文化遺産に登録され、ますます観光客は増えているそうです。

遊歩道は綺麗に整備され、恐らく夜はライトアップされるのだと思います。

ホテルでしょうか。

「セント フランシス ザビエル教会」。

1849年にフランシスコ・ザビエルの功績を讃えて建てられたカトリック教会で、８本の尖塔とクリーム色の建物が美しい。

セント フランシス ザビエル教会 寺院・教会

ハードロックカフェも見えます。

分かりづらいですが、水オオトカゲ。

上手く写真には撮れませんでしたが、別の場所では魚をくわえているオオトカゲもみました。
やっぱりちゃんと餌を捕食するんだ・・・。

砲台跡も再建されていました。

何でしょうか、白亜の美しい建物。

巨大水車。

夜はライトアップされ綺麗らしい。

ショッピングモールかホテルか・・・。

港湾都市として発達したマラッカを象徴する大きな船の模型が見えます。

「海の博物館」になっているらしいですが、夜にはライトアップもされて綺麗らしいです。

海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

４５分ほどのクルーズを楽しみ、着岸します。

我々はここで降りましたが、船は出発地点まで戻るようです。

④に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10920124