２０１４年ＧＷオーストリア旅行⑯☆８日目リンク内散策・・そして夜はオペラ鑑賞♪

2014/04/26 - 2014/05/06

２０１４年ＧＷオーストリア旅行
８日目１日ウィーン観光です。
⑯は午後のリンク内オペラ座・・シュテファン寺院など散策。
そして夜はフォルクスオパーでオペラ「カルメン」鑑賞♪

２０１４年ＧＷは見事な飛石連休・・でも３日休みを取れば１１連休！
お盆やお正月は長期の旅行が出来ないびび家・・長い旅行はＧＷしかない・・。
というわけで今年も有給消化を無理無理うたって（笑）お出かけしてきました。
行き先はひょんなところから決まった「オーストリア」←カンガルーいないほうね。
目的は雄大な風景と世界遺産・美味しいビールとワイン・・そして聖地巡礼？？

今回はお休みが長く取れない長女ちゃんと後半ウィーンで合流するという新しい試みにもチャレンジ。

今回も個人手配で
航空券は直行便にこだわったり長女ちゃんの途中合流などもあり
便を指定してＪＴＢさんにお願いしました。
途中ＡＮＡやルフトハンザ航空の羽田発着などのダイヤ変更などの影響もありすったもんだしましたが
希望通りの日程で仙台空港発着で手配出来ました。
ホテルは「フォートラ」さんを通じた「Ｂｏｏｋｉｎｇ.ｃｏｍ」にて
ヨーロッパはホテル代が高い・・ましてや実力以下の円安ぶり・・・。
節約するところは節約して
ホテルは３つ星クラス・・そしてオーストリア国内列車移動は２等車にて・・。こんなところもびび家らしい旅になったかも。

ヘタリア的オーストリアさん（ヘタリアより抜粋）
「性格はドイツに比べて楽観的でおっとりしており、少しマイペース過ぎるせいか時代に置いていかれる事も。
　芸術と音楽・自国の食文化をこよなく愛し、仕事より趣味を優先させるタイプ。
　ドイツと比べると話し口調も優雅で、お坊ちゃん育ちっぽさがある感じ。」

オーストリアは人も仕組みも旅行者にとても優しく片言英語でもちゃんと旅行出来ました。
また事前準備の際には
「フォートラ」の情報を大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。

ツアーのような内容＋ちょっぴりびび家のエッセンスの旅は
いろいろあったけれど終わってみれば心地よい疲労と時差ぼけ・・そして楽しい満足感。
だから旅行はやめられません～～（笑）

☆旅行概要☆
４／２６　　仙台-成田-ウィーン-インスブルック インスブルック泊
４／２７　　終日インスブルック　　　　　　　　　インスブルック泊
４／２８　　インスブルックからザルツブルグへ移動　ザルツブルグ泊
４／２９　　終日ザルツブルグ　　　　　　　　　　　ザルツブルグ泊
４／３０　　ザルツカンマーグート　　　　　　　　　ハルシュタット泊
５／１　　　ハルシュタットからウィーンへ移動　　　ウィーン泊
５／２　　　バッファウ渓谷　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／３　　　終日ウィーン　　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／４　　　終日ウィーン　　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／５　　　ウィーン-フランクフルト-関空
５／６　　　関空-仙台


次に旅行にお出かけする方のために少しでもお役に立てる旅行記にしたいと思います。
長くなりそうですがお付き合い下さいね。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

ウィーン１日観光は
午後の部に入りますよ。

カールスプラッツからリンク内へ向かいます。
遠くに見えるドームはカールス教会ですね。

まずはオペラ座へ来ました。

パリ・ミラノと並ぶヨーロッパ三大オペラ座の１つ。
ルネッサンス様式の建物は圧倒されます。

正面の壁画？はなんだか斬新・・ここがウィーンらしい気がします。

ウィーンの市街地・・こんな風に旗が飾ってあるのは
見所ポイントらしいです。
そういえば・・昨日の「遺書の家」にもあった。

素敵な建物ですね。

オペラ座では
ショップでお土産を買いました。
びびママは
長男君にオペラ座ネクタイ（一応シルク　メイドインオーストリア）
とネクタイピン（これは長男君のリクエスト←使うの？）
を購入。
ショップ内いろいろなオペラ座グッズありましたよ。
長女ちゃんの買い物が長いので・・ﾏﾁﾏｼﾀ＾＾

まあ！ショーウィンドーにあひるさんがいる！
音楽家あひるさんがたくさん・・そしてベートーベンあひるさんも。
ここでは９．９ユーロでした。

外ではモーツァルトの衣装を着た
チケット売りがたくさん。
日本語で話しかけられます・・とても上手なんですよ。

でも断るとしつこくありません。

オペラ座からシュテファン寺院を目指して・・

ケルントナー通りを歩きます。
両側にいろいろなお店があってとても賑やか。

お洒落な通りです。

途中デパートによってトイレお借りしました。

そして着いた〜〜。
シュテファン寺院。
やっぱり大きい！

一部修復中ですね。
シートで覆われているのわかりますか？
ちゃんとイラストが書いてあって面白い。

この辺りは今日も大勢の人で賑わっています。
ペーター教会が見えます。

中に入ります。
わあ〜〜すごい！

まずはやっぱり塔に登ります。
シュテファン寺院は２つの塔がとても印象的です。
北塔と南塔です。
どちらも登ることが出来ます。
南塔は塔の途中の見張り台まで３４３段の階段で登ることが出来ます。
北塔はエレベーターで登ることが出来ます。
ここはもちろん・・エレベーターで。
教会入って左側のこの表示のところから
登れます。４．５ユーロ。

小部屋でエレベーターを待ちます。

エレベーター・・ゴトゴト・・ちょっと不安でしたがちゃんと到着。

わあ！屋根のモザイクがとても近く見ることが出来ます。
これ・・瓦で描いてあるんですね。すごい。

このショット！やっぱり良いよね〜。

塔の周りを巡ることが出来ます。
反対側は・・鷲の紋章が近くに見える。
双頭の鷲ではないんだ＾＾

でもこのモザイク・・本当に鮮やかで美しいです。
シュテファン寺院といえばこのモザイクですよね〜。

あれが南塔？北塔より少し高いのですよね。
でも階段なんです・・。

もう一度紋章を。
１９５０って書いてある？？

ウィーンの街が一望です。
古い街並みと現代的なビルと・・このアンバランスだけど
しっくりまとまっているのが良いですね。

モザイクの屋根の向こうに広がるウィーンの街。

観覧車！
あのプラーター公園の観覧車かしら。

「第三の男」のテーマ曲を口ずさんじゃうね。

ぐるっと回ってちょっと高いところに小さい展望テラスが。
ここから再びこちらの方向。

ここにもあった！愛の錠前？？

真下・・シュテファンプラッツを見下ろす。

馬さんがたくさんいます。

こちらにも・・

ここ北塔には「プンメリアン」という大きな鐘があります。

この鐘！オーストリア最大のもので特別な時にだけ鳴らされるんですって。
大晦日年越しにはこの鐘が鳴り響き祝福の時を過ごすそう。

大きさ・・ちょっとわからないですね＞＜

さてしばしの展望を楽しみ下へ降りましょう。

これがエレベーター。小さいんですよ。
１０人乗れるかどうか・・・。

この日は係りの人が同乗してフル稼働でしたが
呼ばないとこない時もあるのね・・。

エレベーターで下りました。
乗ったところと違う側の扉が開いて出たところは
教会の内部・・。
教会側から見るとこのドア・・エレベーターにつながるとは思えませんね。

シュテファン寺院（地球の歩き方より抜粋）
ウィーンの街のまさに中心にそびえる大寺院。
１２世紀半ばにロマネスク様式の教会として建てられ
１４〜１６世紀頃に現在の後期ゴシック様式に改築された。

入場は自由ですが
中央部の見学は有料。大人５ユーロ。
日本語オーディオガイドあり（パスポートを預ける必要あり）４ユーロ。

わあ！大きい・・そして天井も高い・・。
向こうの光の感じがなんとも美しいです。

これは？

パイプオルガン。
この建物だもの・・パイプオルガンの響きはさぞや。

こういう通路を通って・・

主祭壇です。
ステンドグラスから差し込む光が・・
とても美しいです。

主祭壇側からみた入り口側のステンドグラス。
この内陣身廊の長さは１０７ｍ・・。

主祭壇正面から。美しいです。
そういえば
この旅行中拝観した教会・・ステンドグラスは初めてかも。
このステンドグラス・・１枚１枚が意味のある絵になっているようです。

パリのノートルダム寺院のバラ窓もとても美しかったけれど
また違う美しさ。

こういうのも素敵。

もう一度・・。
しばし眺めていました。
美しく心が落ち着く光景です。

ステンドグラスを通した光の彩りが飽きません。
綺麗〜〜。

もう一度振り向いて・・
キリストの像が上から・・・。

シュテファン寺院の全景・・
有料エリアは拝観者が少なかったです。
オーディオガイドの説明はとてもていねい（長い）でした。
ゆっくりじっくり見ることが出来ました。

これは
ピルグラムの説教壇といわれるもので
この右下に作者アントン・ピルグラムがこっそりのぞいているんですって。
写ってない・・残念＞＜

出てきました〜。
外はやっぱりすごい人！
この辺りはいつもこんな感じなんですね。
まさにウィーンの中心地。

この時午後３時半過ぎ。
この日は夜にオペラ鑑賞を予定していたので
いったんホテルへ戻ります。

本当は「カフェザッハー」でザッハートルテしたかったのですが・・
並んでいたので諦めました・・。

シュテファンプラッツ駅からノイバウガッセへ
Ｕ３で１本です。

明日は日曜日なので
この日にお土産などを買っておかないと。
ホテル最寄り駅ノイバウガッセには
駅直結のデパートがあります。
そのデパートの地下に大きなスーパーが。
ここでモーツァルトチョコやワインなど
まとめ買いして一安心。
大きな荷物でも近道１分のホテルだからね・・楽々です。

さて本日夜は「オペラ鑑賞」

ウィーンではやっぱりオペラやコンサート♪
ウィーンのオペラやコンサートのチケットは
日本からＨＰで購入することが出来ます。

ウィーン滞在４泊のうち
夜に時間が取れるのは５月３日と４日。
オペラチケット購入担当は長女ちゃんなので
途中経過詳細は不明ですが
５月３日のフォルクスオパーの「カルメン」の
チケットを購入。
「フォルクスオパー（国民歌劇場）」は名前の通り
「オペラ座(国立歌劇場）」に比べるともう少し気楽にオペラや
オペレッタを楽しめる場所。
「カルメン」のプログラムも初心者には良いかも。

ノイバウガッセからウィーン西駅
そしてウィーン西駅からＵ４で６つ目の駅まで。

フォルクスオパー・・ちょっと遠いのが難点。

最寄り駅まで着きました。
開演時間まで３０分のこの時間は
フォルクスオパーで観劇する方がたくさん。

初めてのオペラ観賞…実は服装悩みました。
ドレスダウンで浮くのも嫌だけどドレスアップで浮くのももっと嫌。
フォルクスオパーは「国民歌劇場」の名前の通り
市民が普通に観劇するところなので
「授業参観の服装」って口コミをみて・・なるほど〜〜。

というわけでびびパパはシャツにジャケット（ネクタイはなし）
びびママはワンピース＋黒のジャケット（足元はヒール：このために持参）
長女ちゃんは光沢のある黒の地模様のブラウス＋膝丈の黒のスカート
でちょうど中庸の感じでした。
地元と思われる方にはもっとカジュアルな方もいたし
ロングドレスの可愛いおばあちゃまもいました。

そんなに悩むほどはないということが結論でした。
もちろんオペラ座（国立歌劇場）は違うかもですが・

駅からすぐ・・
ここが「フォルクスオパー」です。
建物があまりにも普通でちょっと拍子抜け・・

劇場の前の通り。
オペラ終わったらこの辺りのカフェでお食事の予定。

あっちの方かな？？

こっちのほうかな？

「カルメン」のポスターがありました。
ワクワクします。

「フォルクスオパー」
エントランス前や
ロビーは思ったより狭め。
たくさんの人で賑やかでした。

入場しました。
念のためにチケット売り場に並び
ＨＰで購入後プリントしたＥチケットを見せると
そのまま入場して良いよって言われました。

上の席へはこの階段を登るようです。

まずはクロークにコート（あれば大きな荷物も）を預けます。
席のエリアによって預けるクロークが違うようで
「チケット見せて」と言われました。
有料です・・カウンターに「２ユーロ」と書いてありましたが
コート３人分とびびパパのデジイチ（強制的に預かられた）
で６ユーロ出したら１ユーロと小銭が戻ってきました。
う〜〜んどういう計算なんだろう。

びび家は平土間の席です。

ＨＰに座席表があるので席を指定して購入出来ます。
平土間の舞台向かって左側の真ん中よりちょっと後ろの席でした。
ＰＡＲＫＥＴＴ　ＬＩＮＫＳ（平土間）
Ｒｅｉｈｅ１６　Ｐｌａｔｚ４
とチケットには記載されています。５９ユーロでした。

舞台の近さはこんな感じ。思ったより近いです。

会場外の通路。
赤い絨毯だよね〜やっぱり。

入り口にいる黒い服の女性がスタッフ。
チケットを見せると席を教えてくれます。
誘導やプログラム販売などはありませんでした。
↑これはオペラ座だけ？

開演を待ちます。
あのカルメンの曲が奏でられます〜〜。

というわけで・・
幕間になりました。
やっぱりこれでしょう〜〜。
ロビーでビール。

本当はここでゼクト（スパークリングワイン）！のつもりだったのですが
ビールが３〜４ユーロだったのに
ゼクトは２２ユーロ！（１８０ｍｌに２グラス）
高くて注文出来ませんでした・・（笑）

上演はすべてドイツ語。
言葉は全然わからなかったけれど
演技で流れはわかるし・・笑いも微妙にわかる。演技力がすごいのでしょうね。
とても楽しい２時間半でした。

終演後の会場。

あのボックス席♪
ちょっと憧れるわ。

オペラと言ったらボックス席でオペラグラスでしょう〜←勝手な思い込み。

オペラのあと
「フォルクスオパー」の近くで夕食と思っていましたが・・
結局ホテルの近くにしようと
ノイバウガッセまで戻ってきました。
この日は土曜日・・
時刻は２２時過ぎ。
店じまいするところも多い中
「タベルナ」というレストランが営業中。

ホテル前の通り　リンデンガッセです。
この写真は次の日のものです。

「２３時までの営業だけど・・どうぞ」と
通してくれました。

中は気取らない家庭的なお店でした。
とても感じの良い可愛い女性がフロアを担当していましたよ。

白ワインを頂きました。

時間が遅かったのですが
どのお料理も出来るっていうことで
食事メニューから。

グラタン系

ショートパスタを卵で炒めたもの。

豚肉のソテーライス添え

どれも家庭の味でホッとする美味しさでした。
ご馳走様でした。

オペラも観れて・・満足の１日でした。
明日は晴れるかな〜。