２０１４年ＧＷオーストリア旅行⑬☆７日目ヴァッハウ渓谷・・メルクからデュルンシュタインへ。

2014/04/26 - 2014/05/06

２０１４年ＧＷオーストリア旅行
７日目はヴァッハウ渓谷周辺での１日。
⑬はメルクからデュルンシュタインまで
美しき青きドナウの旋律が流れる時間を過ごしました。

２０１４年ＧＷは見事な飛石連休・・でも３日休みを取れば１１連休！
お盆やお正月は長期の旅行が出来ないびび家・・長い旅行はＧＷしかない・・。
というわけで今年も有給消化を無理無理うたって（笑）お出かけしてきました。
行き先はひょんなところから決まった「オーストリア」←カンガルーいないほうね。
目的は雄大な風景と世界遺産・美味しいビールとワイン・・そして聖地巡礼？？

今回はお休みが長く取れない長女ちゃんと後半ウィーンで合流するという新しい試みにもチャレンジ。

今回も個人手配で
航空券は直行便にこだわったり長女ちゃんの途中合流などもあり
便を指定してＪＴＢさんにお願いしました。
途中ＡＮＡやルフトハンザ航空の羽田発着などのダイヤ変更などの影響もありすったもんだしましたが
希望通りの日程で仙台空港発着で手配出来ました。
ホテルは「フォートラ」さんを通じた「Ｂｏｏｋｉｎｇ.ｃｏｍ」にて
ヨーロッパはホテル代が高い・・ましてや実力以下の円安ぶり・・・。
節約するところは節約して
ホテルは３つ星クラス・・そしてオーストリア国内列車移動は２等車にて・・。こんなところもびび家らしい旅になったかも。

ヘタリア的オーストリアさん（ヘタリアより抜粋）
「性格はドイツに比べて楽観的でおっとりしており、少しマイペース過ぎるせいか時代に置いていかれる事も。
　芸術と音楽・自国の食文化をこよなく愛し、仕事より趣味を優先させるタイプ。
　ドイツと比べると話し口調も優雅で、お坊ちゃん育ちっぽさがある感じ。」

オーストリアは人も仕組みも旅行者にとても優しく片言英語でもちゃんと旅行出来ました。
また事前準備の際には
「フォートラ」の情報を大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。

ツアーのような内容＋ちょっぴりびび家のエッセンスの旅は
いろいろあったけれど終わってみれば心地よい疲労と時差ぼけ・・そして楽しい満足感。
だから旅行はやめられません～～（笑）

☆旅行概要☆
４／２６　　仙台-成田-ウィーン-インスブルック インスブルック泊
４／２７　　終日インスブルック　　　　　　　　　インスブルック泊
４／２８　　インスブルックからザルツブルグへ移動　ザルツブルグ泊
４／２９　　終日ザルツブルグ　　　　　　　　　　　ザルツブルグ泊
４／３０　　ザルツカンマーグート　　　　　　　　　ハルシュタット泊
５／１　　　ハルシュタットからウィーンへ移動　　　ウィーン泊
５／２　　　バッファウ渓谷　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／３　　　終日ウィーン　　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／４　　　終日ウィーン　　　　　　　　　　　　　ウィーン泊
５／５　　　ウィーン-フランクフルト-関空
５／６　　　関空-仙台


次に旅行にお出かけする方のために少しでもお役に立てる旅行記にしたいと思います。
長くなりそうですがお付き合い下さいね。

エリア ヴァッハウ渓谷周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 オーストリア航空
• 利用旅行会社: JTB

おはようございます！
ウィーンの朝です。

ホテルの窓からの風景です。今日は良いお天気だね。
無事長女ちゃんと合流して
今日からは３人旅です。

今日は「ヴァッハウ渓谷」でのドナウ川クルーズです。
ドナウ川♪そうそう「美しき青きドナウ」♪

ホテルから近道１分の地下鉄最寄り駅「ノイバウガッセ」から
「ＯＴＴＲＡＫＲＩＮＧ」方面へ・・オタクリング？

２つ目の駅がウィーン西駅。
ウィーンの玄関口です。
まだ朝が早いのでガラーンとしています。

「ウィーン西駅」はドイツやスイスからの国際列車や
インスブルック・ザルツブルグ方面からの列車も発着する
表玄関。
２０１１年にリニューアルしたという駅は
窓が大きく明るい構内です。

まずはチケット売り場で
長女ちゃんの「ヴァッハウ渓谷」コンビチケットを購入
①ウィーン～メルク・クレムス～ウィーンフランツヨーゼフ間の
ＯＥＢＢのチケット
②メルク修道院の入場券
③メルク～クレムス間の遊覧船の乗車券
がセットになったお得で使いやすいチケットです。
４９ユーロ。カード決済出来ました。
びびパパとびびママは「オーストリアユーレイルパス」３日目です。
入場券と遊覧船の乗車券はそのつど購入するつもり。
※ちなみにメルク修道院入場料は１０ユーロ
　メルク～デュルンシュタインの乗船券は
　オーストリアパスで２０％割引後１８．９６ユーロでした。


今朝の朝食は昨日空港のスーパーで買ったパンを
ホテルで食べてきました。
出発まで少し時間があったので
このショップでコーヒーを購入してテイクアウトします。
フレンドリーな店員さんたちで
どこからきたの？ジャパンと答えると
トーキョー・オオサカなんて言ってくれました。
一応ミヤギって教えておいたけど（笑）

ウィーン〜メルク間は途中１ヶ所乗換になります。
まずは７：３０発のレイルジェットに乗ります。

この電車です。
２等車切符なのでエコノミーの車両に乗りますよ。

「７番線Ｂエリア」の表示
アプリやＨＰで路線検索をすると
ホーム表示のあとにアルファベット表示があります。

ヨーロッパの長距離列車は途中の駅で
切り離したり連結したりするので
車両によって行き先が異なることがあります。

車両の横に行き先表示があります。
この車両は「ＢＲＥＧＥＮＺ」行ですね。

アルファベットは
乗るべき車両のエリアを表すものなんですね。
なので路線検索で出た
ホームとエリアの車両に乗れば
ほぼほぼ乗り間違いは防げるはず＾＾なるほど・・なるほど・・

ゆっくり座って
テイクアウトしたコーヒーを頂きながら車窓を楽しみますよ。

約２５分ほどでザンクトポルテンに到着。
ローカル電車に乗換です。

２階建て電車！
カッコいい。

せっかくなので２階席に座ります。
ちょっと天井は低いけれど
眺めは良さそうな気がする。

ウィーン近郊はなだらかな土地が続いています。
畑や牧草地？彩りが美しい。

ザンクトポルテンから約２０分・・
あ！あれって・・もしかして。

メルク修道院・・遠くからでも存在感があるわ。

メルクに到着しました。

メルク修道院のお膝元のメルク。
駅も素敵な佇まい。

駅の周りは静かな住宅地の趣き。
こんな教会も素敵。

駅からのメルク修道院への行き方を心配していましたが・・
心配ご無用。

だって駅からもどこからも見える。
壮大な建物ですね〜〜。

段々近付いてきました。
旧市街へ入ってきました。

ハウプト広場は工事中。ちょっと歩きにくかったﾃﾞｽ。

メルク修道院を見ながら・・
ラートハウス広場へ。

ここは駅方面ハウプト広場へ抜けるパッサージュ？

ラートハウス広場は噴水があり・・
周りはカフェやお土産店など。
朝９時前でしたが開いているお店もありました。

なんとメルクのお店は全般的にお安め。
ザルツブルグで９．９ユーロだったモーツアルトあひるさんが
３．４ユーロ！同じものだよね〜〜。
思わず民族衣装あひるさん買っちゃいました。

びびパパはオーストリア帽子など買ってましたよ。

ラートハウス広場は文字通り市庁舎（ラートハウス）があります。
メルクの紋章かな？カッコいいですね。

うん？こっちかな。

こんな道を登って行きます。

真上に見えてきました。

門が見えて・・
車で登ってくる道と合流。
開館時間９時に合わせて到着。

メルク修道院全体の説明書。
かなり大きいです。

メルク修道院に関して（地球の歩き方より抜粋）
１１世紀バーベンベルク家のレオポルド１世がベネディクト派の修道院を
ここメルクに建立。
１８世紀に改築されオーストリア・バロックの至宝とまで言われる
現在の姿になった。
マリーアントワネットがフランスに嫁ぐ途中この修道院で１泊している。

修復を重ねているのでしょうけど
本当に美しい門です。

門を入ると広い前庭が広がっています。
この色合い・・マリアテレジアイエローみたい。

門を入って左側にチケット売り場。
ヴァッハウコンビチケットは入場券と引き換え
びびパパとびびママは入場券を購入しました。カード決済ＯＫ。１人１０ユーロ。


４月から１０月は
ガイドツアーだけでなく自由見学も可能です。
冬の間は開始時間が決まったガイドツアーのみの見学になるようです。

まず手前の建物の中を通り・・
ドームが見えますね。

ここもすでにこんな天井画が・・。

ここが中庭。

内部へ入るとこの素晴らしい意匠。
見学コースは
修道院の歴史説明＋美術品の展示棟から始まります。

展示棟は写真撮影可。

これは・・暖房器ですよ。
どの部屋にもあります。

インスブルック・・ザルツブルグ・・どこの建物にもありました。
今のスチーム暖房器みたいなものなのかしら。
デザインもいろいろなので
結構興味深いです。

展示棟は少し駆け足で見学♪
こんなものや・・

こんなものも・・

こんなものがありました。
これは修道院のジオラマですね。

こういうの好きです。

そして大理石の広間へ。
ここはまるで王宮の広間のような素晴らしさ！
天井画もとても綺麗〜。

ここも撮影可。

大理石の間の床・・。

そしてここを抜けると・・

修道院のテラスに出ます。
ここから見えるメルクの街並み。

そしてドナウ川方面。
手前はドナウ川に注ぐメルク川。

大理石の間といい・・この眺望のテラスといい・・
ただの修道院ではない気がする・・。

振り返ると付属の教会が。
修復中？工事の足場が組まれていました。

教会へ降りる螺旋階段。
床と天井が鏡になっていて永久に螺旋が続いているように見えます。
合わせ鏡って・・ちょっとｺﾜｲ。

そして教会内部は本当に豪華。
重厚な作りはまさにバロック様式。

素晴らしいです。

床には・・

メルク修道院の１０００年の歴史の記録が・・。
今年は１０００年の記念の年なのね。

でなぜか・・ここにブラシが。これはいったい？
気になったので撮ってみました。

このマリア様の表情も好きでした。

この後
「世界の美しい図書館」の１つの図書館の見学も出来ました。
ここは写真撮影がＮＧ。

規模は小さいながら本当に美しい場所でした。

ちょっと急ぎ目の見学はここまで約１時間。
ここでトイレに寄って（無料）

再び中庭を通り・・

庭園の見学をしましょう。

まあ！ここも素敵です。
正面に見えるのはパビリオン。
中はカフェになっています。

噴水と芝生のお庭。

パビリオンの中は・・素敵な天井画も。

展望テラスがあったので登ってみました。
パビリオンの方向。

そして修道院の方向。
やっぱりマリアテレジアイエロー！

メルク修道院見学の後は
ドナウ川を遊覧船で下りますよ。
１１時発の船に乗るために船着場に向かいます。

道端に猫ちゃん＾＾
可愛いね。

通りすがりのお土産店の店先。

あひるさんがたくさん。
メルクのあひるさんお安いですよ！

中国酒家・・仙台にもある＾＾

ここを抜けメルク川沿いに出ます。
出たところ・・橋を渡って船着場の案内がありますが
そこは国際船などの船着場です。慌てないで標識をちゃんと確認。

クレムスまでの短距離の遊覧船乗り場は
メルク川沿いをもう少し下っていったところです。

道路沿いにもう一度メルク修道院。
この要塞のような建てかた・・やっぱりただものじゃない。なんて＾＾

遊覧船のチケット売り場がありました。
びびパパとびびママ２人分のデュルンシュタインまでの乗船券を購入。
オーストリアパス提示で２０％ＯＦＦでした。１８．９６ユーロ。
長女ちゃんのコンビチケットはここで乗船券に交換してもらいます。

ここが乗船口♪

この船です。
思ったより大きいかも。

室内や一番上のデッキもありましたが
ここの席に座ることに・・日差し強いけれど
景色も楽しみたい！

そしてこの椅子がお洒落。

赤毛のアン・・じゃなくてウェイトレスさんが
注文を取りにきてくれました。

ゲシュプリッターでブロースト！
天気最高！

１１時の定刻に出発しました〜。
外の席はほぼ満席。
このクルーズは東洋人がとても少なかったです。

地元の方？
大勢で食べたり飲んだりクルーズを楽しんでいたグループも。
楽しそう。

青きドナウを船は進みます。
う〜〜ん青くはない＞＜

でも頭の中は美しき青きドナウのメロディーが♪

シェーンビュール城♪

途中ドイツの旗をつけた船とすれ違いました。
これが国際船ね。

デッキにプールがあったり・・素敵な楽しみ方ですね。

みんな楽しそう〜☆

アックシュタイン城。
１５世紀の盗賊騎士が捕虜を塔に閉じ込めた後
谷へ突き落としたという伝説がある古城・・。
すごい高いところにあるわ。

斜面にはブドウ畑が広がってます。
そう・・ヴァッハウ渓谷はワインの名産地。

船にはオーストリアの国旗が。

そしてシュピッツへ。
ここもブドウ畑と町の裏手にはお城もある素敵な町のよう。

隣の席のグループが降りたので見どころもあるのかな。
（地球の歩き方には掲載なかった・・）

ここではなぜか先に停泊している船を渡って下船してました。
こうやってくっついてる＾＾
手前がびび家が乗っている船。

可愛い町のようですね。ちょっと惹かれる。

そして再びドナウの流れに・・・。
川岸の緑・・山々・・時折現れる町や
古城や教会・・そしてブドウ畑。

飽きません。楽しいです。

そろそろ下船の時間も近いので
トイレ行っておきましょう〜。

「ＤＡＭＥＮ」が女性です♪

船内トイレ・・綺麗でした。無料。
ジェットタオルは「ｄｙｓｏｎ」製
強力な気がする・・。

ここは中世の要塞教会のあるヴェセンキルフェンかな。

あ！赤毛のアン・・じゃなくてウェイトレスさんが写っていますね。

そしてドナウ川が大きくカーブするその先に

見えてきました。

水色の塔がとても印象的な街
デュルンシュタインです。

まるでウェッジウッドのジャスパーみたいな
可愛らしい教会に惹かれて
デュルンシュタインで下船します♪