杭州の白堤・西湖十景・平湖秋月・楼閣

2014/03/09 - 2014/03/09

「断橋残雪」の次の西湖十景は「平湖秋月」です。その名の通り秋の月の綺麗な夜に西湖の畔の楼閣から眺める景色なのだが、丁度良い季節に来ることは難しい。白堤が孤山に到達した所に、西湖の畔に楼閣が建っています。この楼閣から西湖の水面と同じ高さで西湖を眺め、秋の月が映るのを眺めるのでしょう。通常はここでゆっくりお茶を飲みながら西湖を眺めて、雰囲気を味わったら如何でしょうか、対岸はＰＭ２.５霞んで見えないのが残念です。

エリア 杭州(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

白堤を進み、孤山に着きます。建物が見えて来ました。

山側にも古い建物が残っています。

平湖秋月の石碑です。
中山公園の中にある月見の名所。西湖の北部分にある島・孤山の東側にあり、北山路から白堤を渡って行きます。「白堤」の西側、狐山の南側にある。湖面とほぼ同じ高さに作られたのでこの名がある。満月の夜、ここからの西湖の眺めは最高とされている。バス：Y1、Y2、K7路「断橋」「葛嶺」下車タクシー：杭州駅からタクシーで約20分

西湖に突き出た建物。

西湖を眺めるには最高の場所です。

ゆっくりお茶が飲めます。夏の生ビールも飲みたい。

「平湖秋月」の額が架かっています。

建物同士は橋で結ばれています。

洞門、江南の建物に良く見られる門。

「西湖十景の一つに数えられる。秋夜の月を景勝とする。白堤の西端、孤山南麓にあり、外湖に面する。この亭台楼閣は水が取り巻き、水面に浮く。露台は広くて橋が延々と曲がり連なり、水院の園林意趣に富む。「秋、湖水はより澄み、秋月」もより澄んで明るい。その水と月がとけ合う折、湖の意境がにじむ」。秋夜の眺望、ただ満月は空にあって湖と天はひとつになり、水と月は相融けて実に仙境の楼閣に身をおくかのようである。「平湖秋月」という呼称は南宋に始まって返還をへた。宋時代はまだ場所が決まっていたわけでなく、清の康煕三十八年（１６９９）、皇帝自ら御題四字を揮毫され、合わせて碑を立てて亭を築き、御書楼を今のところに建てたことにより定まる。また、乾隆十六年（１７５１）、皇帝は詩文を揮毫して碑背に刻している。民国以来いく度も整備されており、清代皇室による欽定西湖十景の「一院」、「一楼」、「一碑」、「一亭」の構成を今に留める。

西湖畔の楼閣。

楼閣からの西湖の景色。

西湖畔の楼閣。

孤山の北側の路を進みます。 平湖秋月は柳の美しさも一つです。

魯迅の像、魯迅は隣の紹興の生まれ。

今は桃が咲いています。

名を孝肇、字を志尹、号を二洲という。愛媛県出身、江戸時代における著名な学者。

杜林。

九曲橋。

舞鶴賦刻石および林逋墓は西湖の著名な文化人を代表する史蹟です。

楼閣。放鶴亭。

湖畔の雲亭。

雲亭、六角方柱石亭。１９２０年筑造。

西冷橋。西冷印社の名前はこの橋の名前を使っています。

公園で鳥の鳴き比べ。

西冷橋を渡りバス通りへ出ます。

宋義士武松之墓。武松とは水滸伝に出て来る素手で虎を退治する小説の人物。小説の人物でも墓があるのが中国です。

長く続くは蘇堤です。

風雨亭。西湖と蘇堤を眺められます。