2013/04/05 - 2013/04/06
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河内温泉大学名誉教授さん
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久しぶりの気ままな一人旅心で、あれこれお腹を満たしたり気分の高揚を図ったりしつつ京丹後半島を目指すこととしました。先ずは、昼飯に蕎麦を・・・と湖西の朽木に向かいました。鯖街道沿いには鯖ずし屋が数多並んでいるが、贔屓は「旭屋」。蕎麦も大変美味です。おろし蕎麦と鯖ずしのセットを頂きました。鯖ずしは土産ともしましたが、一日経過した味は益々美味でありました。
鯖街道の起点であります、小浜へ向かう道中にある「熊川宿」は観光ブームに乗ってか今や人気のスポットです。古の街道筋にしては道路幅員がたっぷりある、近世の改修かどうかは分かりませんが、元々の幅だと物流量が多かったと推測しつつ、宿場町を散策。河内鉱泉と少し古い地図に見える「河内」から流れている河川に架かる橋名が、私のハンドルと同じだった。つい微笑んでしまいました。
やがて車は日本海に出ました。小浜市ですが、この町には少し縁がありました。愚息が数年この地区で働いていたことがあり、帰省時には海産物を沢山持ち帰ってくれました。ただ、それだけです。彼が仕事で関わった構造物を横目にしつつ、瓜破の滝では名水を折りたたみポリタンクに汲み込む。やがて、舞鶴市内に入りますが、ここでは煉瓦倉庫街や海上自衛艦を見学。土日なら艦内に入れるそうですが、近くの少し高台の官舎団地から桜越しに拝見しました。
JR小浜線から観光路線と言われる「北近畿タンゴ鉄道」に沿って海岸線を走りますと、カーブが続き少し緊張はするものの、美しい景色に感動します。ただ、所々に原発や関連施設があって、現実に引き戻されますが。宮津の天橋立を通過してからは、半島の根っこを横断したら目的の木津温泉です。
木津温泉に近づくと、KTRの鉄路が道路から離れる。先回りして駅で列車を迎えるように通称「青タン」を待ち受けると、桜満開のホームに滑り込んだが降車客は僅かだ。宿のゑびすやへはここから、徒歩1分ほどで行ける。
木津の老舗「ゑびすや」へ通い出して20年近くなる。温泉が素晴らしい、36度程度の湯故に長湯が出来て、何時までも冷めないそして単純泉の標準泉とでも言える泉質がリピートを繰り返させる。加えて、料理も奇抜さや豪華さを競う例に漏れて、実質・品質を押し出されている。旧館とも云える大正館に泊まり、貸し切りの湯に身を任せ、小腹が減ったら近海魚と丹後の土の匂いのする野菜たっぷり頂く。都会人間の再生工場の様だ。
この大正館、外観は木造の木賃宿のようだったが、最近大きく手を加えられたことから、ブームになっていると聞きました。今までは、私の専用旅館のようでありましたが、そうも行かなくなってきた。その影響からか、いつでも自由に貸し切り風呂に出来た源泉温泉も、フロントにチェックを入れるシステムになった。今回それを知らずに、風呂に行き締め出しを食ったが、電話したら女中頭が鍵を持って来てくれました。
人の出入りが多くなると、約束事が多くなるのは当たり前だが、訳をお聞きすると利用者のマナーで補える範囲だが、それが出来ない人が増えてきたと言うことで諦めるしか無い。
丹後の地は、静御前の生誕地、小野小町終焉の地、そして細川ガラシャが住まいした所と美女に関わりが多い。と、甥が丹後出身のお嫁さんをもらった披露宴で挨拶したことがあります。そんなことを思い出してチェックアウトしていると、女中頭と脇でほほ笑む女将さんもその列に入れたくなる。丹後の湯は美女の湯でもある。 さて、ゑびすやでも温泉水を例のタンクに積み込んでいただく。これは、毎朝のおかゆを煮て頂くつもりだが、温泉水を使用する時はいつもの茶粥にせずに、温泉の香りを主に頂くことにします。
京都府と兵庫県の境目にある「たんたんトンネル」を越えると、たんたん温泉です。ここは朝11時のスタートですので、宿を出る時間を調節します。更に、近くの海産物屋で干し魚と紅ズワイガニを求めます。どれも、帰宅したらお褒めに頂いた。
タンタン温泉ではこの日の一番客でした。で、写真は取り放題ですが、ここは周りの風景を取り込んだ露天の借景が最高です。杉や桧の花粉が舞っていようが、露天に限ります。単純泉で肌に優しく湯上がりもさっぱりしている。一番好みの泉質です。
風呂から上がるとちょうど昼時です。何時もの馴染みのそば屋に向かったが、ふと「赤花地区」の表示が目に入りました。同地区では上質の蕎麦が生産されていると聞いていましたが、少しルートから逸れること、他にも出石などに名店があることからおろそかになっていました。本日は、時間もあるので店探しに挑戦です。結論から申し上げますと「そば店」はありません。店らしい建物がありましたが、団体の予約専用の様子。唯一あった農村体験民宿という所でそばを所望したい旨申し上げますと、昨夜の客の残りなら用意できるとのことでした。
で、そのそばの味でありますが「絶品」の言葉以外当てはまるものない。大げさだが「幻のそば」です。赤花地区で採れる蕎麦は粘度が高く、つなぎなしでそばがまとまるという。女将曰く、私では打てないので、亭主が来客の時間を考えて打つ、次回来られる時は電話にて予約をくれると、「挽きたて、打ちたて、湯がきたて」が食せるとのこと。赤花地区の農村体験民宿八平さんなら加えること「自家栽培蕎麦」の「三たて」です。
今回の旅は、出だしも美味しい蕎麦に巡り会えたし、〆としては近畿の幻の蕎麦と云えるような素晴らしい蕎麦に出会えた、蕎麦と温泉素晴らしい旅でありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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