2013/09/20 - 2013/09/20
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YAMAJIさん
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トルクメニスタン国立博物館について
1、古代マルグーシュ(紀元前3000〜2000年に栄えた、古代五大文明のひとつ古代マルギアナの都)のコーナーでは、4輪馬車用の車輪(同時期の他の文明はまだ2輪車だった)や、豊穣を祈る女性の土偶、ゾロアスター教の神殿の出土品などが展示されています。
2、ニサ(紀元前3世紀〜紀元後3世紀のパルティア王国の都)のコーナーでは、ミドリダデス王の頭部(鼻と髭)の彫像やニサのヴィーナス、女神(アフロディーテ)の彫像、インド産の象牙を加工して作られたリュトン(ワインを飲む杯)などが展示されています。
3、クフナ・ウルゲンチ(10世紀〜14世紀のホレズム王国の都)とメルヴ(紀元前6世紀〜紀元後12世紀の遺跡が残る)のコーナーでは、メルヴのグヤウル・カラ内の仏教遺跡(5〜6世紀)から出土した仏像や納骨器、石の器、彩色の壺などが展示されています。
アナウ遺跡について
アナウ遺跡は、1904年にアメリカの調査団により発掘調査が行われ、世界最古の小麦と彩文土器が発掘され、世界初の農耕集落(7000年前)があったことが確認されました。ここには、15世紀のセイット・シュマール・アッディン・モスク跡も保存されています。このモスクは、1948年の大地震で崩壊しましたが、今でも地元の人々の厚い祈りの場で、結婚、子宝、安産、新しい家などをお願いしていました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
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トルクメニスタン国立博物館です。
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国立博物館の正面玄関です。博物館内の写真撮影料は18ドルでした。
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中央ホールの大理石の柱です。
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1階正面のベルディムハメドフ大統領の肖像画です。
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トルクメニスタンの主な遺跡所在地図です。
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古代マルグーシュ(紀元前3,000〜2,000年に栄えた、古代五大文明のひとつ古代マルギアナの都)のコーナーです。
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古代マルグーシュの解説と土器の展示です。
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墓から出土した、アラバスター(方解石)で作られた器や化粧入れなどです。
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マルグーシュ遺跡の再現模型です。
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マルグーシュでは農耕が行われていました。
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骨で作られた羊です。
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イチオシ
4輪馬車用の車輪です。同時期の他の文明ではまだ2輪車だったという。
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豊穣を願い沢山の土偶が作られました。
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腕を組む女性像です。
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ゾロアスター教の神殿の図と出土品です。
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土器や人型の土偶、石のコインなどが展示されています。
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王の墓から出土した、装飾品です。
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ニサ(紀元前3世紀〜紀元後3世紀のパルティア王国の都)のコーナーです。
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アレクサンドロス大王の遠征図です。アレクサンドロス大王によって、ヘレニズム文化が広く伝えられました。
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ミドリダデス王(紀元前2世紀のパルティア王)の頭部の一部、鼻と髭だけでは顔は想像出来ません。
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ワインの壺です。旧ニサ遺跡ではワイン貯蔵庫が確認されています。
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イチオシ
ニサのヴィーナスです。モデルはミドリダデス王の娘の、ロドクナと言われています。
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女神(アフロディーテ)の彫像です。
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装飾が施された納骨器の断片です。
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古代ギリシャのヘルメットを被った男です。
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旧ニサ遺跡の再現模型です。
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今回の旅行で、何度か菊花紋の遺物を見かけました。やはり中央アジアから日本に伝わったのでしょうか。
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当時の建物の壁の一部です。美しく彩色されていたのが判ります。
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コインや装飾品も展示されています。
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イチオシ
インド産の象牙を加工して造ったリュトン(ワインを飲む杯)です。この博物館には20個以上展示されています。
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先端部に有翼ライオンが彫られているリュトンです。
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先端部にケンタイロスが彫られているリュトンです。
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先端部にニンフが彫られているリュトンです。
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先端部に山羊が彫られているリュトンです。
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クフナ・ウルゲンチ(10世紀〜14世紀のホレズム王国の都)とメルヴ(紀元前6世紀〜紀元後12世紀の遺跡が残る)のコーナーです。
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メルヴ遺跡の模型です。
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現在のクフナ・ウルゲンチの風景です。
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メルヴのグヤウル・カラ内の仏教遺跡(5〜6世紀)から仏像が多数出土しています。
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イチオシ
メルヴの首のない仏像、メルヴは最西端の仏教遺跡です。
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グヤウル・カラの仏教遺跡(5〜6世紀)で出土した仏像などです。
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グヤウル・カラの仏教遺跡(5〜6世紀)で出土した彩色の壺です。
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5〜6世紀の壺です。
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5〜7世紀の納骨器などです。
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5〜12世紀の壺類が並びます。
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10〜11世紀皿と壺です。
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10〜12世紀の石の器です。
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12〜13世紀の彩色の壺です。
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歴代の英雄・聖人の中に、黄金に輝くニヤゾフ前大統領の写真も。
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世界で2番目に大きな絨毯です。20.6m×12.9mあり、女性38人で6ケ月で完成させました。
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絨毯の展示です。
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ベルディムハメドフ大統領もアハルテケ種に乗って絨毯に。
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近代的なアシハバードも紹介されていました。
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アナウ遺跡は、1904年にアメリカの調査団により発掘調査が行なわれ、世界最古の小麦と彩文土器が発掘され、世界初の農耕集落(7000年前)があったことが確認されました。
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15世紀のセイット・ジュマール・アッディン・モスク跡に寄ります。
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入口アーチの上の左右に、青地に黄色の二頭の大きな伝説の龍がモザイクで描かれていました。
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奥の黒い布に覆われているのが、聖職者の墓で、手前の四角く囲まれた新しい墓が、彼に仕えた女性の墓だという。
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地元の女性達が、2つの墓の周りを回り祈りを捧げます。結婚、安産、子宝、新しい家などをお願いします。
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お祈りに訪れた女性達です。皆さんとても若く、ワンピースの色・柄などとてもファッショナブルです。
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アナウ遺跡に中に残る綺麗なモザイクタイルです。
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正面アーチの柱の装飾も見ごたえがあります。
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レンガ積みのセイット・ジュマール・アッディン・モスクは、1948年の地震で倒壊しています。
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アナウ遺跡は民間信仰の対象となっており、お祈りの布が結ばれていました。
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お願いが叶うと、ヘアピン(結婚)、おもちゃ(子宝)、鍵(新しい家)などを奉納する。
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アナウ遺跡は、7000年前からの集落遺跡が幾重にも重なっています。
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この石はお祈りの場のようです。
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石を積んで「新しい家」を、お願いします。2段積みは2階建てを希望です。
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先程の女性達が見えます。
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1人が仰向けに石の上に寝てお祈りをしています。結婚?子宝?のお願いでしょうか。
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15世紀の貯水池跡です。
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入口の階段も整備されました。
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現在中には水は有りません。ここも祈りの場として使われているようです。
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水はここから入り、貯水池を満たしていました。
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アシハバード駅です。西北へ行くとカスピ海沿岸のトルクメンバシュへ、東南へ行くとマリィへ、マリィから北東へ行くとウズベキスタンのブハラへ至ります。
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ジーゼル機関車と客車が停まっていました。
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ロシアン・バザールに寄りました。バザールは写真撮影禁止です。場内は綺麗に整理・整頓されており、新鮮な野菜や果物が豊富に並んでいました。
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イチオシ
アシハバードの街をちよっとだけドライブです。道路は広く街路灯も整備されています。新車のトヨタ車が多いです。
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白い大理石のマンションが並んでいます。公務員は安く購入できるようです。
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建設ラッシュが続いています。
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白い大理石の建物が圧倒的に多いです。
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ガラスを多く配した建物も増えています。
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列柱を配した建物もありました。
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夕食後もちよっとだけドライブです。
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夕方に撮影した建物もライトアップされています。
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マンションもライトアップされています。部屋の灯りは少なく感じました。
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綺麗に電飾されています。
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