2013/09/15 - 2013/09/16
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YAMAJIさん
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カザフスタン共和国とアルマティについて
カザフスタン共和国は、ユーラシア大陸の中心に位置し、国土面積は272万平方kmで、世界で9番目に大きく、日本の7倍あります。北はロシア、西はカスピ海、東は中国と接しており、国土の75%〜80%がステップ地帯で、ソ連邦時代からは穀倉地帯へと変わり、現在は小麦の一大生産地です。カスピ海の石油や天然ガスも豊富で、工業化も進んでおり、高度成長が続いています。又、100以上の民族を抱える多民族国家で、ほかの中央アジアの国々に比べ、ヨーロッパ系、特にロシア人の人口が高く、主要民族であるカザフ人は人口の60%程度です。
アルマティの町は、帝政ロシアの統治下の1854年に、ヴェールニーと呼ばれる砦が築かれたのが始まりで、1923年からはカザフ社会主義共和国の首都となり発展を続けてきました。1997年に首都がアスタナへ移転したとはいえ、人口はカザフスタンで最大の147万人で、経済・文化・学問の中心地としての役割をはたしています。天山山脈の支脈クンゲイ・アラ・トーの北斜面、標高700〜900mに位置し、中央アジアでも最も近代的で、ヨーロッパの香り漂う町です。
1、国立中央博物館
カザフスタンの自然、歴史、文化を中心に、展示されています。その中でも「黄金人間」の展示で有名です。展示されている黄金人間像は、紀元前5世紀のスキタイ戦士の墓から発掘された、4000枚以上の黄金のピースを身体中に付けています。これはレプリカで本物は、首都アスタナの国の金庫に保管されているとか。頭から足の先まで黄金づくめに装飾された、若者の遺体が出土したのは、イッシク古墳です。この古墳は紀元前に活躍したカサ(スキタイ民族)のものでした。この博物館は、「黄金人間」が展示されているエントランスだけが写真撮影OKで5ドルしました。レプリカの撮影だけで5ドル・・・やはり高いです。
2、民族楽器博物館
パンフィロフ戦士公園の東端にある、木造建築の可愛らしい建物です。エントランスでは、青銅器〜鉄器時代の岩絵2点と突厥の戦士の墓だといわれる「石人」3点がお出迎えです。 カザフ人の代表的民族楽器である「ドンブラ」は、指で弾く2弦楽器ですが、同族の楽器には3弦4弦5弦のものもありました。胴体は丸や瓢箪形、三角、四角などさまざまです。弓で弾く2弦楽器の「コブズ」や日本の琴に似ている「ツイテラ」、ハープの原型のような楽器、太鼓、鼓、笛など、収蔵品は1000点を超えるそうです。遊牧生活を送りながら大草原で奏でられる、楽器の音色や歌い上げる叙事詩に思いを馳せて、博物館を後にしました。
3、パンフィロフ戦士公園
公園の正面入口を入って直進し一番奥に、ゼンコフ正教教会があります。1904年に建てられた木造のロシア正教会で、1911年の大地震にもびくともしなかったことで有名です。ソ連邦時代には博物館として利用されていたとか。公園では、秋バラが見頃で、サルビアは真っ盛りでした。
大祖国戦争(第二次世界対戦の対ドイツ戦)のとき、カザフ社会主義共和国から出征し、モスクワを防衛し戦死した、パンフィロフ将軍率いる28人の戦士を記念して造られたのがこの公園です。園内には戦勝記念碑を始め、無名戦士の墓など、モニメントが並んでいます。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
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カザフスタンの国旗です。カザフとは、トルコ系諸語で「放浪者」を意味するクサックが訛ったものです。小麦の一大生産地で、カスピ海の石油・天然ガスも豊富、工業化も進み、高成長が続き、先進国入りを目指しています。
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キルギスのビシケクを出発し、国境を越えカザフスタンのアルマティへ向かいます。キルギス、カザフスタン両国の出国・入国審査はフレンドリー、45分で国境を超えました。
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県境では検問が行われていました。
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イチオシ
牛の放牧風景です。見える山脈は、クンゲイ・アラ・トー(天山山脈の支脈)です。山の向こうはキルギスのイシク・クル湖です。
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牧草のロールが並んでいます。
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丘の上にはお墓げ見えます。
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アルマティ郊外の材木のバザール(野外市場)です。
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アルマティ郊外の車のバザールです。カザフスタンは、高成長が続き新車がよく売れています。
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アルマティ市街へ通じる道路はラッシュです。日本車とドイツ車が目につきます。日本車では、トヨタ、レクサス、ホンダブランドを多く見かけました。
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中央バザールへよります。中はどうゆう訳か写真撮影禁止です。売っている物はキルギスとほぼ同じですが、こちらは良く整頓されていました。
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今日の昼食は、バザールのすぐそばのレストランです。トマトとキュウリのサラダとナンです。
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ソーセージや野菜が入ったスープ、サレンカです。
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メインはマントゥイでした。形は肉まんに似ていますが、皮は厚く水餃子に似ています。
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国立中央博物館です。カザフスタンの自然、歴史、文化を中心に展示がされています。その中でも「黄金人間」は素晴らしいものです。イッシク古墳から出土した、頭の先から足の先まで黄金づくめで装飾された若者の遺体。この古墳は紀元前に活躍した遊牧民サカ(スキタイ民族)のものでした。
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エントランスの写真撮影料は、5ドルでした。キルギスとカザフスタンの博物館は全て現地通貨払いですが、現地ガイドのエルメックさんがドルで両替し、現地通貨で払ってくれました。エントランス以外の館内は写真撮影禁止です。
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正面左端は、紀元前17〜18世紀のアンドロノヴォ族の女性の衣装と装飾品です。
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イチオシ
正面中央左の「黄金人間」は、紀元前5世紀のスキタイ戦士の墓から発掘された衣装です。4000枚以上の黄金のピースを身体中に付けている。これはレプリカで本物は、首都アスタナの国の金庫に保管されているとか。
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正面中央右は、紀元前2世紀〜紀元後1世紀のフン族の部隊長の衣装と装備です。
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正面右端は、紀元前2世紀〜紀元後4世紀のKanguy国の女性の衣装と装飾品です。
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突厥(6〜8世紀)の戦士の墓だといわれる「石人」も展示してありました。これで写真撮影料が5ドルは高いですね。
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カザフ民族楽器博物館です。木造建築の可愛らしい建物です。博物館内の写真撮影料は6ドルでした。
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エントランスには、岩絵と石人が展示されていました。
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イチオシ
カザフスタンには、青銅器〜鉄器時代の岩絵が沢山残されています。
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イチオシ
突厥の戦士の墓だといわれる「石人」です。
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伝統的な打楽器の展示です。形が太鼓や鼓、タンバリンに似ています。
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カザフスタンの代表的民族楽器「ドンブラ」は、単奏あるいは叙事詩を歌う伴奏に用いられました。
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ドンブラは指で弾く2弦楽器で、胴体は丸みを帯びているものが多い。
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これは3弦あり、ドンブラと同族の民族楽器です。
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イチオシ
「コブズ」は2弦で、弓で弾く民族楽器です。
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ドンブラと同族の多弦の民族楽器が並びます。
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笛も並んでいました。
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日本の琴に似た民族楽器「ツイテラ」です。
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ハープの原型のような民族楽器もあります。
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演奏に使われた民族衣装でしょうか。
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今日のホテル「オトゥラル」です。アルマティの中心街にあるのですが、街の自由散策は禁止です。
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ホテル1Fのユルタ型のホールで、結婚披露宴が行われていました。花嫁さんとお父さんから招待され、ウオッカを進められましたがお酒は駄目、ごめんなさい。花嫁さんが「よろしく」と、日本語で挨拶してくれました。エレベーターでは5〜6人が同時に「に・に・に」と、2Fで止めてほしいと日本語です。日本を大好きな人が多いことを実感です。
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ホテルのベランダからの眺め、雪を頂いたクンゲイ・アラ・トーが美しい。
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ゼンコフ正教会とテレビ塔です。昨夜はアルマティでは雨、山では雪が降ったようです。
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パンフィロフ戦士公園の入口です。
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ゼンコフ正教教会です。1911年の大地震にも倒れなかった、木造建築のロシア正教会です。
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教会の尖塔です。
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公園では秋バラが見頃でした。
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サルビアも真っ盛りです。
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大祖国戦争(第二次世界大戦でのドイツ戦)のモニュメントです。
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カザフ社会主義共和国から出征しモスクワを防衛し、戦死したパンフィロフ将軍率いる28人の戦士の戦勝記念碑です。
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永遠の火が灯る無名戦士の墓です。
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パンフィロフ戦士公園は緑豊かでした。
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