2008/08/21 - 2008/08/24
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pacorinさん
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WA(ウエスタンオーストラリア)のツアーで仲良くなったベルギー人とフランス人。2人の友人との再会がてらベルギーメイン、パリに立ち寄る旅を計画しました。行き帰りは一人旅、9日間の自由旅行です。
こちらは帰りに立ち寄ったパリの様子です。初めてのパリは、有名どころの美術館で絵画鑑賞を満喫♪青いエッフェル塔にびっくりしました。
<日程>
1日目 KIX→AMS→BRU (ブリュッセル泊)
2日目 ブリュッセル観光 (ハッセルト泊)
3日目 ハッセルト観光 (ハッセルト泊)
4日目 アントワープ観光 (ハッセルト泊)
5日目 ブリュージュ観光 (ブリュージュ泊)
6日目 BRU Zuid→Paris Nord (パリ泊)
7日目 パリ観光 (パリ泊)
8日目 CDG→AMS→ (機中泊)
9日目 KIX
- 旅行の満足度
- 5.0
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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「友だちたずねてベルギー&パリ(4)~運河の街 ブリュージュ編~」からの続きです。
http://4travel.jp/travelogue/10839593
<6日目>
12:13 BRU Zuid (Thalys9326) 13:35 Paris Nord
ブルージュのホテルをチェックアウト、ブリュッセル南駅からパリ北駅までタリスで移動。タリスはフランス・ベルギー・オランダ・ドイツを結ぶ高速列車です。
赤い車体がかっこいい♪ -
あっという間にパリ北駅に到着。初フランス、飛行機じゃなくて列車で来ることになるとは。
まだ海外に行ったことのなかった中学生の頃、当時フランスにあこがれていたわたしは「初めての海外は絶対にフランスに行く!」って思ってたのに、高校生で初めて行った海外は香港&マカオ、その後なぜか縁がなくてようやく来れたパリなのです。 -
まずはオペラ地区にあるホテルへ移動します。初パリなので便利な場所、かつベルギー人の友人が利用して良かったと言ってたホテルにしました。
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オペラ座(オペラ・ガルニエ)
1800年に皇帝ナポレオン3世が貴族と裕福層の社交場として建設を命じたことにより進められ、1875年に完成。設計はコンペで選ばれ、当時は無名だった35歳のシャルル・ガルニエで、オペラ座の「ガルニエ」という通称はこの設計者の名前から来ています。オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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うわ~めっちゃどんよりしてるけどパリだ、パリだ♪
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Hotel Daunou Operaにチェックイン。
http://www.daunou-opera.com/
1人なので十分くつろげます。 -
荷物を置いたら早速お出かけ。
ルーヴル前を歩いていると、通りすがりのおじさんが、頼んでもないのに写真を撮ってあげると言ってきたので、一瞬「もしやカメラ泥棒?」と疑いました。が、普通に写真を撮ってくれただけでした。(なんのこっちゃ)ルーヴル ピラミッド 現代・近代建築
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カルーゼル凱旋門
元テュイルリー宮殿だった公園内のカルーゼル広場にあります。1806年~1808年にかけて、前年のナポレオンの勝利を祝するために建設されました。有名な方のエトワール凱旋門は倍の大きさで完成までに30年かかっていることを考えると、こっちの凱旋門はささっと作られたんですね。カルーゼル凱旋門 国立公園
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ルーヴルは明日ゆっくり見に行くので、今日は素通り。
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てくてく歩いて橋を渡ります。
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目指すはオルセー美術館♪
http://www.musee-orsay.fr/
印象派の有名どころはもちろんだけど、それより何よりミレーの「晩鐘」と「落ち穂拾い」が見たくて。 -
1900年のパリ万博の際に建設されたオルセー駅舎を利用した建物。吹き抜けで明るいですね。
オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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かつてのプラットホームが展示スペースとなり、大きな時計が駅の面影を残しています。
有名な美術館って広すぎて、迷路みたいで見る気をなくすところが多いけど、ここは適度な広さで見やすくて良い感じ♪ -
「オペラ座の稽古場(ル・ペルティエ街のオペラ座のバレエ教室、踊りの審査)」ドガ
意外に小さい絵でした。 -
「日傘の女」モネ
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テラスから外を眺めてみましょう。コンコルド広場の観覧車が見えます。
今旅行記を書きながらわかったのですが、2011年以降、オルセー美術館では館内の写真撮影が禁止となったそうです。 -
セーヌ河に目を落とすとクルーズ船が見えました。
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「アレアレア」ゴーギャン
タヒチ…行ってみたいなぁ。 -
「サーカス」スーラ
スーラといえば点描、って中学の美術で習ったのが印象的。32歳(!)という若さで亡くなった彼の遺作だそうです。 -
「田舎のダンス」「都会のダンス」ルノワール
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おお、この布の感じ、すごいな。
ところで、肝心のミレーが見当たらないんだけど…おかしいな??
ってことで、そばにいた係員に尋ねてみましょう。
「あの~ミレーの絵が見つからないんですけど…」
「今台北にあるわよ」
「は?タイペイ??」
なんと、台北でミレー展をやってるとかで、「落ち穂拾い」も「晩鐘」も台湾に貸し出し中でした。そんなぁ~!2枚とも貸さんでもええやんか~(泣)
わざわざお目当ての絵を見に行っても貸し出し中ってことがあるので要注意です。
日本にだって有名な絵がきてるんだし、その間に本場に行っても、「ない」ってことだもんね。日本にミレーこないかなぁ。 -
「地獄門」ロダン
はぁ・・・「考える人」のポーズをとりたくなるぐらいガッカリしました。 -
がっかりしつつも、名画をたっぷり鑑賞して満足した後、友人のAlexに電話し、オルセーにいることを告げると迎えに来てくれるといいます。
オルセー前で待ち合わせ、だなんてかっこいいわ☆とウキウキしつつ、3年ぶりの再会。おお~久しぶり!最後に会ったのはパースだったよね?
関連旅行記:『パース近郊散策 ~フリーマントル、ロットネスト島、スビアコ~』
https://4travel.jp/travelogue/10891607 -
とりあえずディナーにしようってことでサンジェルマン・デ・プレへ移動。どこの店か覚えてないけど、これって有名な「ドゥ・マゴ」??
ギャルソンが颯爽としています。 -
乾杯もそこそこにしゃべる、しゃべる。昔だったら旅で知り合っても、エアメールとか面倒だし、すぐに疎遠になってしまったものだけど、今はメールやfacebookなどですぐに連絡が取れて便利ですね。
そういえば、この旅行でベルギー人の友人にFBのことを教えてもらって登録しましたが、当時の日本では利用してる人はものすごく少なく、今のように誰でもやるようになったのはこの3年後だったと思います。 -
サンジェルマン・デ・プレ教会?
サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会
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Alexは車できていたので、夜のパリをドライブしてもらいました☆
シャンゼリゼ通りを車で走れるなんて↑↑シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き
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エトワール凱旋門
この翌年、フランス周遊旅行をしたときにこの凱旋門にのぼりました。
関連旅行記:『鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 1-2 ~凱旋門からエッフェル塔見て、ヴェルサイユを歩きまわり、ムーランルージュで居眠り~』
http://4travel.jp/travelogue/10821206凱旋門 建造物
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マドレーヌ寺院
1806年にナポレオンの命により建設が始められ、1842年に完成。
まだ明日もあるのでパリ1日目はこれでおしまい。マドレーヌ寺院 寺院・教会
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<7日目>
翌朝、ル・パン・コティディアンで朝食をいただきました。
ベルギー発祥のベーカリーレストラン。パリに数店舗ありますが、わたしはサントノレに行きました。今じゃ東京にもあるし、世界中に展開していますね。ロンドンでも行ったことがあります。 -
フランスはほんとにパンが美味しいです。
そういえば、PAULが京都にできたんだよね。まだ行ってないから、またのぞきにいこっと。 -
そして、本日のメイン、ルーヴル美術館にやってきました。
http://www.louvre.fr/jp
テンション上がるどころか、あまりの広さにパンフレットを見つめてしばしたたずみました。とりあえず有名どころはおさえておきたいな。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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Wikiによると、ルーヴル美術館は、12世紀、フランス王フィリップ2世がもともと要塞として建設したルーヴル城(ルーヴル宮殿)です。
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フランソワ1世の改築計画以来、歴代フランス王の王宮として使用されていたルーヴル宮殿でしたが、1682年にルイ14世が、自身の王宮にヴェルサイユ宮殿を選び、ルーヴル宮殿の主たる役割は、収集されてきた古代彫刻などの王室美術品コレクションの収蔵、展示場所となりました。
ふーん、だから宮殿っぽいお部屋もあるのね。 -
「レースを編む女」フェルメール
まずはフェルメールを発見。日本やMETでも数点見たし、今度はオランダに見に行きたいな。 -
「ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像」
フォンテーヌブロー派
なんとなく有名なので撮ってみたけど、このポーズにはどういう意味があるんだろう。。。 -
「かんぬき」フラゴナール
おお、この意味深な絵は、pacorinのお気に入りです。本物が見られるなんて♪♪
怪しい状況とドラマチックなポーズがええ感じやわ~ -
広大なルーヴル。
ん?あの行列は入場待ち?早めに来たせいか、するっと入ってこれたけど、あんなに並ぶの??
そういや昔、ウフィツィ美術館に行くとき朝早くから走って並びに行ったことがあったかな。 -
この日は朝から雨が降り、昨日に引き続きどんよりしたパリの空です。美術館にいるから別にいいけど。
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ゴージャスな天井画。
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この翌年、ヴェルサイユ宮殿に行きましたが、似たような感じでした。ゴテゴテしたフランス風の装飾より、ドイツの簡素なお城が好きな庶民派のpacorinです。
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日本だったら地震で彫刻が落っこちてこないか心配になりそう。
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「サモトラケのニケ」B.C.190頃
1863年、エーゲ海のサモトラケ島の高台で発見されました。「ニケ」はギリシャ神話で勝利をもたらす有翼の女神。後に右手が発見されたそうな。 -
実はこの彫刻のことは全然知りませんでした。ルーヴルの傑作、ということなので撮っておきました。
ちなみにこのニケさん、2014年夏ごろまで見ることができません。2013年9月から、ニケさんの修復とダリュの階段の改修工事が行われているそうです。 -
「岩窟の聖母」ダ・ヴィンチ
似たような構図、構成で描かれたものがもう1点、ロンドンのナショナル・ギャラリーにあります。
そういや昔ロンドンで見たような気がする。 -
「モナリザ」ダ・ヴィンチ
フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像
・・・か何か知らんけど、ちっさくて遠い!!警備の人がいて近づけないし、なんなのこれ? -
ズームでぼんやりとしか見えませんでした。母がこの10年くらい前に来たときは、普通に近くで見られたそうです。
ルーヴルといえばモナリザ!って感じでやって来たのに、見た気がしないわぁ・・・・期待はずれ。 -
「美しき女庭師(聖母子と幼児聖ヨハネ」ラファエロ
ラファエロといえば昔、パラティーナ美術館で「小椅子の聖母」を見たとき、めちゃくちゃ感動したのが忘れられません。優しいタッチが好きです。 -
「民衆を導く自由の女神」ドラクロワ
これも実際に見てみたかった作品。感激です。 -
「オダリスク」アングル
胴が異様に長いこの女性。よく見るとおかしいのに全体的に優美な雰囲気です。 -
「ナポレオンの戴冠式」ダビッド
ヴェルサイユ宮殿にも同じような絵がありますが、こちらの方が詳細に描かれているようです。 -
ハムラビ法典 B.C.18世紀
「目には目を」ってやつね。世界史で覚えましたね。 -
「ミロのヴィーナス」B.C.2世紀末
1820年、エーゲ海のメロス(ミロ)島で農夫により偶然発見されました。 -
イヤホンガイド聴いてる人の頭が邪魔だわ~
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ヴィーナスのおしり☆
彼女は大人気で終始人に取り囲まれていました。
この他にも沢山見て満足したのでルーヴル終了。 -
傑作の数々を堪能したあとは、足が疲れたのでルーヴル近くの「アンジェリーナ」へ。有名だからとモンブランを食べてみたけど、甘い~甘すぎる~!って感じでした。東京にもできていますが、日本でも同じ味なのでしょうか?
それにしてもこの天気、どうにかならないかしら。写真が真っ暗。コンコルド広場の向こうにエッフェル塔が見えます。広場の中央にはエジプト・ルクソール神殿のオベリスクが立っています。 -
コンコルド広場といえば、フランス革命後の1793年にギロチン台が設置され、ルイ16世やマリー・アントワネットなど、2年ほどの間に1343名も処刑されたところなんですね。。。歴史を感じます。
コンコルド広場 広場・公園
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コンコルド広場から前日の夜に外観だけ見ていたマドレーヌ寺院へ。
折しも結婚式をやっていて、新郎新婦が出てくるところに遭遇。パイプオルガンの結婚行進曲が鳴り響き、その荘厳な雰囲気に鳥肌立ちました!マドレーヌ寺院 寺院・教会
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パイプオルガンの音色、大好きです。それにしてもタイミング良かったわ~感動した☆
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この後はギャラリー・ラファイエットに行ったり、ラデュレのマカロン買ったり、あちこちうろうろしていたような記憶があります。
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これは何を撮ったんだろう…
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ちょっと青空になってきました。
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シテ島にやってきました。
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ノートルダム寺院で友人のAlexと合流しました。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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1163年に建設が始まり、約200年後に完成した、ゴシック建築の最高傑作のひとつです。
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巨大なバラ窓が有名ですね。
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美しい・・・
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写真がしょぼいのですが、ステンドグラスのブルーの光が幻想的です。
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シテ島かサンルイ島のちょっといい感じの通り。
どういうきっかけか忘れたけど、この辺りでものすごくかわいいアパルトマンを見学させてもらいました。人物入りしか撮ってないので写真は省略しますが、インテリアがアンティークな感じで、数日ステイしたらパリ気分を満喫できそうな素敵なお部屋でした。 -
特に予定を決めておらず、この後どうする〜?となったので…
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ノートルダム寺院の裏手にあった水上バス乗り場からBATOBUSに乗ってみました。
http://www.batobus.com/ -
セーヌ川をのんびり遊覧。
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あ、虹が見えた♪
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有名な建造物については説明があったような…
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何橋か全然わかりませんが…
セーヌ川の橋 建造物
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エッフェル塔が見えてきました。
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パリのシンボル♪
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あの☆はEUのマークですよね。こんなのついてたっけ?
エッフェル塔 建造物
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正面からご対面。
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黄昏時でいい感じ。
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しつこく船に乗っていて、元の場所に戻ってきました。
乗り場近くに停泊している船を利用した水上カフェで、ライトアップされたノートルダム寺院を眺めつつ、ワインを一杯。観光しまくるのもいいけど、こうしてパリでまったり過ごす時間は贅沢でとても良かったです。
ディナーはどこだったか忘れてしまったけど、たぶんサンルイ島あたりの通りすがりのビストロでお手軽価格の3コースを食べた気がします。 -
ディナーの後は車で急いでエッフェル塔へシャンパンフラッシュを見に行きます。
おおっ、ちょうど始まったけど青いよ!?
ちなみにこれは当時のガラケーで撮った写真ですが、気に入ってけっこう長く待ち受け画面にしてました。 -
青いエッフェル塔です☆
フランスがEUの議長国になったのを記念して、期間限定でEUカラーのブルーにライトアップされていました。エッフェル塔 建造物
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写真が残念なクオリティですが、キラキラ光る青いエッフェル塔に大興奮♪
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ぐぐっと近寄って。
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真下から見てみたり。
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エッフェル塔、造形的に美しいです。
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旅行最後の夜にシャンパンフラッシュを超間近で見られて大満足でした。
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この後ホテルまで送ってもらってお別れ。ありがとう、またどこかで会おうね。(この翌年もパリで再会してますが)
そういえば!この時アルマ広場下のトンネルを通りました。そう、1997年8月31日にダイアナ元妃が乗ったメルセデスが衝突したところ。当時わたしは携帯の電波が通じないところにいて、翌日このニュースを知ったとき、ものすごく驚いたことを覚えています。 -
<8日目>
帰国の日。来る時は鉄道だったけど、帰りは当然飛行機です。オペラ広場からバスに乗ってシャルル・ド・ゴール空港へ。時間が読めなかったから早めに乗ったけど、あっという間に着きました。
12:45 CDG KL2012 14:00 AMS
が、この飛行機の出発がどえらく遅れ、ただでさえ短めの乗り継ぎ時間が超短くなってしまった!だだっぴろいスキポール空港をドタバタ走りぬけ、トロい税関をかきわけ、なんとか乗り継ぎに間に合いました。あーしんど。
15:20 AMS KL867
<9日目>
9:30 KIX
当然のようにスーツケースはアムステルダムに取り残されていたので身軽に帰宅。
翌日自宅に送り届けられたお土産は見事にお菓子ばっかりなのでした。(終わり)
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友だち訪ねてベルギー&フランス旅
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