友だちたずねてベルギー＆パリ（４）～運河の街　ブリュージュ編～

2008/08/20 - 2008/08/20

WA（ウエスタンオーストラリア）のツアーで仲良くなったベルギー人とフランス人。2人の友人との再会がてらベルギーメイン、パリに立ち寄る旅を計画しました。行き帰りは一人旅、9日間の自由旅行です。

こちらは運河が印象的で、かわいいショコラティエが沢山あったブリュージュの様子です。

＜日程＞

1日目　KIX→AMS→BRU　　　（ブリュッセル泊）
2日目　ブリュッセル観光　　（ハッセルト泊）
3日目　ハッセルト観光　　　（ハッセルト泊）
4日目　アントワープ観光　　（ハッセルト泊）
5日目　ブリュージュ観光　　（ブリュージュ泊）
6日目 BRU Zuid→Paris Nord　（パリ泊） 　
7日目　パリ観光　　　　　　（パリ泊）
8日目　CDG→AMS→　　　　　（機中泊）
9日目　KIX

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道

「友だちたずねてベルギー＆パリ（３）～ルーベンスを見そびれた？　アントワープ編～」からの続きです。
http://4travel.jp/travelogue/10839591

＜5日目＞

3日間お世話になったハッセルトの友人宅から出発です。わたしの荷物はスーツケースではなく、キャリーバッグ。この前年に行ったドイツ旅行の際、スーツケースで旅するのにとっても苦労したので、それ以来、個人旅行の際は荷物は少なく！です。

電車でブリュージュにやってきました。まずは宿泊するホテルに荷物を預け、観光スタート。

中央広場のマルクトにやってきました。

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園

マルクトに面するベルフォート（鐘楼）
13世紀から建設され、366段の石のらせん階段を上ったてっぺんは15世紀末に完成。

じゃ、のぼってみましょう。

海外によくある面白日本語を発見♪

「煙を禁じられている」

てっぺんからブリュージュの街を一望。左側に見えているのは、聖母教会の高さ122mの尖塔です。

マルクトに並ぶギルドハウスがおもちゃのようです。ギルドハウスの前のカフェの日よけやパラソルが小さく見えています。

曇天なのが残念だけど、中世の街並みがよくわかります。ブルージュの主な見どころは徒歩でまわれます。

ひとまわりしたので下へ。

ベルが間近で見られます。

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15分ごとに47個の鐘が組み合わさったカリヨンが音色を奏でます。その仕組みがこんな風になってるんですね。

広場ではマーケットみたいなのが片づけられているところでした。

中世フラマン人の「自由と権力の象徴」

立派です。

市庁舎

マルクトのすぐそば、ブルグ広場に面しているブルージュ最古の建物（1376～1400）の一つ。ゴシック建築は壮麗、という言葉がぴったりですね。

市庁舎 建造物

食べかけの汚い写真ですみません。

ランチだと思うけど、これ何食べたんだろ？ブリトーかな？

今回のベルギー滞在ではほとんど友人宅でディナーだったから、レストランでまともなベルギー料理を食べずに終わってしまいました。

エルサレム教会（右の建物）

13世紀にイタリアのジェノバからブルージュに移ってきた商人、アドルヌ家が、エルサレムにあるキリストの墓「聖墳墓教会」の様式にならって15世紀に建てたものです。

美しいステンドグラスには、アドルヌ家の家族の姿が描かれています。

ドクロモチーフが好きなpacorin的にこの教会はヒットです。

場所はレースセンターの隣で、人も少なかったです。

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レースセンター

隣のエルサレム教会を建てたアドルヌ家が、15世紀に救貧院として建てた「神の家」
その一部を修復し、レースセンターとして使われています。

レースセンター 博物館・美術館・ギャラリー

伝統あるボビンレースの学校として市民講座が開かれ、毎日午後、実演が見られます。

目が疲れそう・・・

うわ～、こういう細かい作業、絶対無理！

レースの展示や販売もしていました。

水の都ブルージュ。13～15世紀にはハンザ同盟の貿易の拠点として栄えました。
歴史地区は世界遺産となっています。

ちなみに今回の旅で訪れた世界遺産は、ブリュッセルのグラン・プラス、鐘楼群として登録されているアントワープの大聖堂や市庁舎です。

運河沿いをお散歩。

・・・。

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あ、ボート乗り場が見えてきました。運河めぐりをしてみましょう。

ブリュージュは人気の観光地なので、ボートもにぎわっていました。

ここからしばらくはボートからの景色です。

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ボートの様子。

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ボートから下りる頃に青空が広がってきました。

やっぱり青空バックの方がいいよね。

市庁舎もより美しく。

そうそう、全然写真を撮っていませんでしたが、ブリュージュにはブリュッセルのような有名どころではなく、個性あふれるショコラティエが沢山あり、あちこちのぞいて歩くのも楽しい街です。

今回どこか見つけることができなかったけど、母がブリュージュに行ったときにめちゃくちゃ美味しいマカロンをお土産に買ってきていました。

ベギン会修道院
芝生と木立が良い雰囲気でした。

ここで3日間、一緒にベルギーを観光していた友人とお別れ。ありがとう、今度は日本に遊びにきてね！

この4年後、京都で再会したときの様子がこちら：
「桜の京都へおいでやす?一日ガイドで自分も楽しんだ♪」
http://4travel.jp/travelogue/10770128

ベギン会修道院 寺院・教会

ブルージュで泊ったのは駅から近いということで選んだこちら。荷物だけ先に預けていたので、チェックインしてお部屋へ。普通に快適だったように思います。（あまり覚えていない）

Hotel Albert I
http://www.albert1.com/

夕刻のブルージュをぶらぶら歩いてみましょう。

こういう街並み、ローテンブルクなんかと似てますね。

おや？市庁舎前に人だかりができています。

この日はブルージュの運河祭りで、夜になると運河がライトアップされてあちこちでイベントをやってました。

・・・。

レース屋さんのディスプレイ。

繊細なお品です。

チョコレート屋さんのディスプレイ。

チョコ好きな方にはたまらない街ですね。

夜のマルクト。

幻想的な夜のお散歩を楽しみました。

全体的に安全だと思いますが、路地ではちょっと変な人に声をかけられたので一人で歩くときは注意しましょう。

ホテルの外観（真っ暗だけど）

この日のパンフレット類。

旅行時期が古いので入場料等は旅行記に記載していないけど、こういうのってたいてい年々値上がりしてますよね。

そういやあんまりベルギービール飲まなかったし、最後に一杯飲んでおくか。あんまり変わった味のは飲めないので、超フツーの安いのをいただきました。

明日はタリスでブリュッセルからパリに向かいます。

「友だちたずねてベルギー＆パリ（５）　～名画を堪能　パリ編～」へ続く。