マイルで行った一人旅（ロンドン編）

2007/12/29 - 2008/01/01

　コツコツと陸マイルで貯めたマイルと今年乗ったエアマイルを合わせて、何とか片道のみビジネスのチケットが取れたので、「ロンドン」イン「パリ」アウトのオープンジョーで、ラスベガス、ハワイ、イタリアに次いで一人旅のヨーロッパに行ってきました。
　ロンドンで３泊して、ユーロスターでセントパンクラス駅からパリ東駅まで２時間１５分で到着しました。そこから地下鉄でシテ島の対岸に渡って４泊しました。
　今回の写真が大変少ないのにはわけがあって、パリのルーブル内でカメラが壊れてしまい、何とか取り出せた写真のみで編集しました。
　今回はロンドン編です。まず、今回の目玉は初の「Ｃクラス」です。こんなクラスは一生縁がないものと思っていましたが、マイル会員になってから道が開け、ついにヨーロッパ線フルフラットシートの席を押えることに成功しました。
　まず、各席をチーフっぽいＣＡさんが名前を呼びながら挨拶して回ります。長旅に備えて、トイレでジャージに着替えて出てくると、出口でＣＡさんがハンガーをもって待っています。「す、すごい」。ごれがＣクラスというものなのかー！
　食事もメインでステーキを選択してパンを食べていると、「機内で炊きましたコシヒカリいかがですか？」を回ってこられました。以外でもうどん、おでんなどいつでも、持ってきていただけます。すっかり舞い上がってしまいました。
　いつも、個人旅行は半年前から準備しますが、つぎつぎと起こるアクシデントとの戦いですね。端的なのは最後の写真に述べているチケット発券です。いやー、もう少しでパリに行けない所でした。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ナショナルギャラリーです。トラファルガー広場に面して建っており、イギリスの至宝が所蔵されているようですが、今回は写真だけ撮って入りませんでした。到着日の夜に○ＣＢプラザに行って、観光地ばかりをめぐっていくオープントップの２階建てバスがいいか、地下鉄と普通の市バスがいいか相談した結果、乗るること自身が観光にもなる「地下鉄・バス」にしました。
　地下鉄はまあわかるのですが、バスはやはり乗る路線と乗り降りする停留所で悩みました。

　セントポール大聖堂です。ここもバスで行ったのですが、ちょっと必死が入ってしまいました。でも、ロンドン名物の２階建てバスは乗ってよかったです。でも、降りる少し前には１階でスタンバっていないと、降りられない事もあるので要注意です。
　チャールズ王太子とダイアナ妃の結婚式が執り行われた場所として有名です。内部は撮影禁止で写真はありません。

　大聖堂の床から85メートルの高さにあるドーまで階段で上がることができるので、やってきました。ここからロンドン市内を一望できます。でも、こんな巨大なものを１７１０年に建ててしまうなんて。日本は関ヶ原の戦いが終わって１１０年。バリバリ江戸時代ですよねー。
　セントポールの近くにカフェがあったので、ＴＯＧＯして外のテーブルで食べたのですが、寒かったー。

　翌日３０日は、Holborn駅から至近距離にある大英博物館に向かいます。Holborn駅は宿泊したホテルの最寄り駅なので、大英博物館は２回ほど行きました。パリでのトラブルで写真は少ないですが、無料というのが素晴らしいですね。

　写真はないのですが、此処の売りはやはり「ロゼッタストーン」ですね。これにより「ヒエログラフ」が解読され、エジプト文明の解析に大いに寄与したようです。石の文化はここいらがすごいですよね。
　館内は大変広く、１日では回り切れません。

夜になって、ステーキでも食べようと、「ガウチョグリル」を探しました。ピカデリー周辺を探し回って、インフォメーションの人に聞いてもわからず、地下鉄の駅員に聞いてやっと探し当てた店です。年末年始で休みの店が多い中、開いていてくれて助かりました。入り口で早口英語でまくし立てられていると、一人のウェイターが来てくれて、席まで親切に案内してオーダーの相談にも乗ってくれました。食前酒のカクテルとフィレミニヨンステーキをオーダーしましたが、肉はジューシーで柔らかく、付け合せのパンがチーズ味で非常に食が進みます。日本人向けのステーキレストランだと思います。
ごはんを食べ終わると「ウエストミンスター駅」までやってきて、ロンドンアイの場所を確認します。明日乗る予定です。それにしてもでかい。

テムズ川を挟んで、向いがビックベンと議事堂です。ライトアップされて美しい。

タワーブリッジにもやってきました。これもライトアップされた夜景が美しい。イギリスは初なのですが、結構観光できますね。

近くでもパシャっと。

ダイアナ元皇太子妃の写真が多く飾られている「ケンジントン宮殿」にも出かけました。事故にはいろいろな話がありますが、今なおその人気は揺るがないようです。お美しい・・・。

実質最終日の１２月３１日になりました。今日は地下鉄駅も出入り口が制限され、ニューイヤーパーティーに備えた警備の準備がされ始めました。
帰りの地下鉄では「パーティードレス」に身を固め、シャンパン持参の団体が乗り込んできます。こりゃ、ささっと引き上げないと。

ロンドンアイからの１枚です。内部は「観覧車」のレベルではない広さですが、値段も観覧車レベルではないです。

バッキンガム宮殿です。門から少し離れた場所で衛兵の交代をずっと待っていましたが、それらしい事があったようななかったような。やはり、夏の時期の内部見学に行かなくては・・・。ＲＥＴＵＲＮ　ＴＯ　ＬＯＮＤＯＮ　ですね。

セントパンクラス駅のホームです。これから乗り込むところなんですが、このチケットにはちょっと逸話が・・・。日本から持っていったウェブのプリントで乗り込めると高をくくっていたら、○ＣＢプラザのお姉さんがセントパンクラス駅で「本券（正式なチケット）」に換えないと乗れませんと言われてしまい、あわてて３１日の夕方に駅を訪れると、すでに大晦日モードで駅員の姿はありません・・・。
　ちょっと「途方にくれ」モードだったのですが、コンピュータの端末が何箇所か動いていたので、「ニューヨークのヤンキーススタジアムの発券方式」を思い出して、ユーロスターを予約したクレジットカードを恐る恐るカードリーダーに入れてみると、２台目の端末が反応して、見事「パリ行きのチケット」が出力されてきました。「魔法のマシンか」と胸をなでおろした瞬間でした。いつもぎりぎりの所でなんとかしのいでいます。
　いやー、個人旅行はアクシデントとの戦いですねー。でも致命的にさえならなければ、こんな事のほうがよく覚えています。

この旅行記へのコメント （2）

• shinさん 2020/06/03 20:31:16

  色々ある事が旅の醍醐味なんでしょうね

  いつもお世話になっています。shinです。
  イタリア大好きさんは以前から一人旅をされていたんですね。海外で起こる難題を潜り抜けながら旅されて、事前に調べても時として起こる問題を乗り越える旅をされてきたのであれば、お仕着せのツアーでは満足できないでしょう。
  旅の仕方は人それぞれでしょうが、また世界のどこかで巡り合うことがあるかもしれません。2018年のGWはアムステルダムで偶然に奥さんの友人に遭遇しました。イタリア大好きさんともヨーロッパかハワイかはたまた日本かどこかで巡り合うことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

  イタリア大好きさん からの返信 2020/06/04 00:13:11

  色々ありすぎて疲れてしまいますけどねー

  　書き込みありがとうございます。
  　このロンドン・パリの時は海外初のビジネスクラスに乗って、すごく興奮したのを覚えています。まだJALも潰れていなくて、ビジネスクラスもフルフラットではなかったけれど、やはりエコノミーしか乗ったことのない身には、全くの別世界に映りました。
  　奥さんを誘っても、気乗りのしない時とか、あんまり行きたくないところは、うんと言わないので、僕はヨーロッパ・アメリカ・ハワイならどこでも行きたいタイプなので、お誘いしてノリが悪いと、じゃあ1人で行ってくるよと出かけます。
  　でも国内は1人で行く根性がないんですよ。海外オンリーですね。1人で行く寂しさに、その世界遺産を見てみたい好奇心が勝ってしまうんです。
  　このロンドンパリの時、ロンドンからパリへの移動の高速列車のチケットの時は、本当にテンパってしまいました。
  もう駅には店員も誰もいなくて、A4のペーパーの仮チケットを持って駅の中を彷徨ました。そこで何かクレジットカードの入り口らしいものを見つけて、ここにクレジットカードを入れればどうなるんだろうと考えました。
  　いつもはあらかじめインターネットでどうするのかを調べていくのですが、この時はこのパソコンで打ったペーパーで乗れるものだと思い込んでいたので、全くロンドンでのチケット発券は調べていませんでした。
  　当日の夕方にJCBプラザで言われて、そこから駅まで直行して何とか発券できました。本当に危ないところでしたよ。
  　shinさんとは、ヨーロッパもしくはハワイと行き先がよく似ているので、本当に偶然会うかも知れませんね。その時はよろしく。