ハプスブルグ家の栄華が偲ばれる「音楽の都ウィーン」

2008/11/03 - 2008/11/05

プラハからチェスキークロムロフを経由して、音楽の都ウィーンにバスで入りました。

オーストリアのウィーンと言えば、「ハプスブルグ家」「皇妃エリザベート」「クリムトの接吻」「ザッハトルテ」とこんなイメージですね。

「接吻」良かったですね。思わず館内のみやげ物売り場で、中に「接吻」が描かれている絵画立てを購入しました。僕のなかでは世界３大名画に入ります。キスしている場所が崖のきわというのがなんともすごい構図ですね。あとの二つは、オランダのデン・ハーグのマウリッツハイス美術館にある、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』と、プラド美術館の「ラスメニーナス」です。

「エリザベート」といえば、「シシィ」の愛称で親しまれた絶世の美女ですね。身長１７０ＣＭ、ウェスト５０ＣＭの体型を生涯維持した、チョコ好きだったそうで、どうしたらそんな事が可能なのか、教えて欲しいです。あの有名な肖像画をあしらった「マグカップ」をシェーンブルン宮殿で購入して、コーヒー飲んでます。

あと、半日の自由時間があったので、「リンク」と呼ばれている「トラム」に挑戦しましたが、どんどん市街地から遠ざかってしまい、あわてて降りて、何とか戻ってきました。いやー、準備もせずにトラムに乗るのはやはり危険でした。

タイトル写真は「オペラ座」の日本語ツアーに乗ったときの館内の天井です。舞台にも上がる事ができ、一通りめぐってきました。

中央ヨーロッパ、だんだんすきになってきました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

ウィーンのホテルに入る前に「シェーンブルン宮殿」へ寄ります。

此処では、宮殿内の各部屋に立ち寄りながら、現地ガイドの説明を受けるのですが、印象に残っているのは添乗員さんが、現地の日本人ガイドにものすごく気を使っている事です。館内を回っていると同じ部屋の説明に同時に入ろうとして、現地のほかのガイド（オーストリア人と思われる）とドイツ語で喧嘩しはじめました。それで、やり込めてしまいましたからねー。

館内は非常に広く、時間が足りません。

此処は宮殿を出てから、広い庭を横切ってたどり着いた「噴水」です。時間的に集合時間にぎりだったので、行くかどうか迷ったのですが、小走りで向かって写真だけとって返ってきました。

バスに戻って、ウィーン初の市立公園「シュタットパーク」に来ました。
広い公園の中央には、バイオリンを奏でるヨハン・シュトラウスの黄金像が設置され、秋の風情が公園内を包んでいます。

市内観光が終わって、自由時間になりました。
どうしようかと、相談して「オペラ座」の館内日本語ツアーに乗りました。

立派な館内です。

１８６９年に完成したもので、壮麗な外観です。

内部には有名な音楽家のレリーフが。

モーツアルトです。

ロッシーニ。

天井までお金がかかっていて、豪華ですね。オペラ座は此処とパリしか入ったことがありません。

ホイリゲ（オーストリア風ワイン居酒屋）での夕食がついています。各テーブルを３人くらいのプチオーケストラが回ってきて、チップをもらっていきます。

そのうち、スタッフが踊りだして各テーブルの近くにやってきました。民族衣装というんですか。なんか「チロル風」という感じもしますが。なかなか激しいステップです。

料理は大皿から取り分けるのですが、豪華というわけではありません。

だんだん盛り上がってきて、くるくる回りだしました。

友人は誘われて、踊りだしました。ちょっと恥ずかしい。こっちにもやってきそうだから、逃げる支度ををしなくては。

切れてしまっていますが、モーツァルトの像です。ちゃんと撮ってほしかったなー。

夜の王宮です。ほんとは時間があれば寄りたかったのですが、「ホテルザッハ」の「ザッハトルテ」をどうしても食べたかったので、ケーキ食べてて時間が足りませんでした。

宿泊した「オーストリアトレンド　アパートメントホテル」」です。その名の通り、「アパート」のようでした。でも、昨日のプラハ郊外のホテルに比べると、広いし、冷蔵庫は大きいし、ちょっと散歩に行くとコンビニがあります。ツアーってだんだんホテルのグレードを上げていくんですよね。以前にアメリカ西海岸でも、サンフランシスコ　＝＞　ラスベガス　＝＞　アナハイム　とだんだん上げてきました。これって「鉄則」なんですかね。

郊外のホテル（アパートみたい）にタクシーで帰りました。今日はウィーンを離れて、ハンガリーのブダペストに向かいます。

ハンガリーに向かう途中（すでにもうハンガリーに入っている）で寄った「ドナウベント」の町で撮ったドナウ川です。
いいですねー、ドナウ。

次は「ハンガリー編」をアップします。ウィーンの印象はやはりチェコ・ハンガリーより「ユーロ圏」に入っているだけあって、「ハイセンス」な印象です。シェーンブルン宮殿も素晴らしかったです。同じようなフランスの「ベルサイユ宮殿」を個人で回った時と比べて、やはり「ガイド」が日本語で付いてくれると、わかりやすいと思います。でも、時間制限がねー。一長一短ですが、個人で行って、ガイドツアーに申し込んで、ツアーが終わってからゆっくりお土産を選んで、カフェで一服するのがベストじゃないかとの結論です。