2008/12/27 - 2009/01/03
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イタリア大好きさん
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今回のイタリアは、一人分のみをマイルで予約していて、Mに「イタリア行く?」と尋ねると思いがけなく「行く」という返事が返ってきたので、急遽並びの席を有料で予約した、いわく付きの旅です。でも、素晴らしいイタリアへの扉を開いた旅であり、この年から「北イタリア」「南イタリア」「スペイン」「オランダ・ベルギー」と4年連続の「夫婦年末ヨーロッパ」の幕開けとなる記念すべき旅です。2007年初にはパリ5泊に行きましたが、Mはそれ以来2年ぶりのヨーロッパです。
今回は「ミラノ」から入って「フィレンツェ」・「ベネチア」をイタリアユーロスターで巡る個人旅行です。ミラノ・フィレンツェは「冷静と情熱のあいだ」を見て行きたいなーっとずっと思っていたので、映画のシーンに出てきた「ミラノ中央駅」・「フィレンツェのドーモのク―ポラ」などを実際にこの足で踏んだり、見ることができ、大変満足です。特に「あおい」がICを降りると、ホームに「順正」がESで先に来ていて会うシーンは、「ノッティングヒルの恋人」のラストの「アナ・スコット」が行う記者会見のシーンと並んで大好きです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ミラノの初日です。朝食に降りると、噂の「生オレンジジュース」の機械が予想通りおいてあり、イタリアンオレンジの絞りたてをおいしくいただきました。7時からなんだけど、ちょっと時間がたつと追加のソーセージ等の食材が現れた。ちょっともっと早くだしてよー。おなかいっぱいになってから、おもむろに出してくるなんて・・・。
今日は気合をいれてミラノの観光です。まずはミラノチェーントレ駅で地下鉄の3日券を購入し、「DUMO」駅に向かいます。でも、早くつきすぎて、屋上が凍りついていて11時ごろまでエレベータが動かないとの事。エーって感じですが、言ってもしゃないので、ガッレリアからモンテナポレオーネ通りに向かうけれどまたもやクローズの嵐です。 -
H&Mなどを冷やかしながらうろついている間に時間もたって10時半くらいになるとドーモの屋上が開場になってさっそくエレベータで屋上へ。さすが建てるのに500年もかかっただけあって、1本1本が大理石を削った彫像とは・・・。ちなみに黄金のマリア像も足場がくんであり、写真撮影にするのは大変でした。
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ひとつひとつ先端に像が彫ってあります。フィレンツェのドーモとよく比較されますが、エレベータでこちらは登れます。屋上はフラットではなく、ところどころ「斜め」状態です。
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クリスマスツリーに映える夜のドーモ。われわれのヨーロッパはいつもクリスマスから年末にかけて催行するため、クリスマスデコレーションを見る事が出来ます。
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ウンベルト1世のガッレリア。ナポリのガッレリアも見たけどこっちの方が立派ですね。ヨーロッパは日本に比べ「機能性」よりも「美しさ」に重きを置いたデザインです。
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ガッレリアの入口。
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イチオシ
ガッレリアの天井。夜はライトアップされてきれいです。これはさすがに日本にはないねー。
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なにか、SF的な模様でしょ。パリのデパートにもこんなクリスタルっぽい天井がありましたね。この頃には雪も降りだして雰囲気ありました。
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このお店で大量にマロングラッセを買いました。ネットで「ジョヴァンニ・ガッリ」を見つけて、うろうろ探しまわってやっと見つけました。店内で作っているようで、これはお土産に喜ばれると思います。この店に限らずですが、ウェブで気にかかった店を現地で見つけて、そこが実際においしかったときは非常に達成感があります。ここで「イタリア栗」にはまってしまい、日本のマロングラッセの栗では満足できない舌になってしまいました。
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ミラノ→フィレンツェの移動のため、1時間前にミラノ中央駅に到着してスタンバイしていましたが、肝心の到着時刻表示が30分前でないと表示されないので、ひたすらホームでフィレンツェ行きの列車をチェックします。「冷静と情熱のあいだ」のラストシーンで「あおい」と「順正」が再び会うホームです。この映画を見て、ミラノ・フィレンツェを巡る企画をしたといっても過言ではありません。ヨーロッパの大きな駅の雰囲気をかもし出していて、今にも到着した「IC」から「あおい」が降り立ちそうな気がします。
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ホームの側から撮った写真。駅の規模がわかったもらえると思います。ミラノというファッションの中心地の雰囲気がありますね。
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表示がでるとみな一斉にホームに歩き出してすぐわかったので、その流れにのってホームに行くのですが、なにせ一等車両は先頭なもんで思い切り歩く、歩く。やっと車両に荷物をのせて、座席を確認して、スーツケースをワイヤーでくくり着席です。
1等車両は横2席&1席なので大変快適です。ブラインドも電動で動くし、スナックと飲み物も出てきます。人も少ないし、前もってネットで取るとそんなに高くないし、快適ですよ。イタリア国鉄に限らず、ヨーロッパの鉄道は発売と同時くらいにその国鉄のウェブページから切符を買うと当日券の半額〜3分の1くらいです。みなさん、ウェブページと格闘しましょう。 -
約2時間強でフィレンツェのサンタマリアノベッラ駅に到着しました。二年半ぶりのフィレンツェです。前回の2007年は一人で来たので、今度は夫婦で来られて感慨もひとしおです。
駅の左側に沿って地図を見ながら「アルバーニホテル」に到着です。予想通り豪華なホテルなんですが、朝食の部屋でJALパックの団体さんと朝食で一緒になって、日本人率の高いホテルだなーっと思いました。添乗員さんの話によると、この団体は一人あたり約50万円が参加費用だとの事。さらにプラス5万円のサーチャージを払って参加しているらしく、大変だなーって感じです。
部屋は今回泊った中で最も狭かったです。でもやっぱり4つ星は4つ星で、ロビー横のトイレ等はきれいでした。トランクを2個広げるために部屋の家具を若干ずらしてスペースを作りました。チェックインできなかったので、荷物を預けたのちは「中央市場」に向かい、「チーズ」等のイタリア食材の買い出しです。 -
イチオシ
フィレンツェのドォゥーモ。白・グリーン・ピンクの3色の大理石で建築されており、大変美しい。
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ジョットの鐘楼とツーショットです。ヨーロッパの教会はバチカンも含めて相当見ましたが、こことミラノのドーモが双璧だと思います。
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サンタマリア・デル・フィオーレ教会のク―ポラから望む夕暮れのフィレンツェ市街。
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だいぶ以前の映画ですが「冷静と情熱の間」。この映画の重要なシーンとなったのがこの「ク−ポラ」です。10年後の約束を果たすため順正(竹野内豊)が待っているクーポラにミラノからあおい(ケリー・チャン)が訪れるシーン。「わたしの30歳の誕生日に、フィレンツェのドゥオーモのクーポラで会ってね。約束してね。」ってすごいですね。
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夕暮れのクーポラから見たジョットの鐘楼とフィレンツェ市街。こんな街ってほかにあるでしょうか。
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クーポラに登るなら夕暮れがいいと思いますよ。
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ドォーモの天井の内側。美しいフレスコ画が描かれています。
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ジョットの鐘楼。ドォーモのク―ポラからは目の前に見えます。
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ドーモ広場を見学して、「ラ・マンマ」でトリフスパゲティとTボーンステーキをシェアして満腹です。トリフスパゲティばりうま。
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フィレンツェのアルノ川。夕暮れ時がすばらしく美しい。さすがは「天井のない美術館」。アルノ川からベッキオ橋へ。
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アルノ川越しの町並みです。みんなベッキオ橋をよく取り上げてますけど、フィレンツェの美しさはこういう風景だと思います。
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アルノ川の夕焼けを写真に収めながらホテルへかえりました。明日はピサの斜塔です。
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ふらっと入ったセリーヌで奥さん用のバックが現品ながら半額となっていたのですぐさまゲットです。
翌日も娘の財布を半額で購入しました。 -
ベッキオ橋。イタリア語では「ポンテ・ベッキオ」。そんな名前のイタリアンレストランがあったような。
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今日は「ピサの斜塔」です。写真は「ピサの斜塔」と「ドォゥーモ」です。塔へ登るのは昼なので、ゆっくり出発しました。SMN駅から約1時間で到着するが、問題のバス乗り場がなかなか見つかりません。うろうろした揚句、「ROSSO」に乗って、「奇跡の広場」へ到着です。予約が昼前なので、チケットを交換した後は、先に土産物をゲットです。定番の塔を支えるポーズの写真をいっぱい撮って、隣のドーモに入ったりして、時間を迎えました。
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斜塔の中はやはり場所によって後ろにひっぱられたり、前のめりになったりと傾いていることが実感できます。なんとか屋上階にのぼってピサの町を一望できることができ、感慨ひとしおでした。この位置での写真は斜塔の上に登らないと撮ることができません。やっぱり、個人でこないと入場制限のある斜塔の内部は見られないので、バスで迷ったかいがあったというものです。
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ピサの斜塔。実際に見ると相当傾いてました。日本では「ミラノのドォゥーモ」や「「フィレンツエのドォゥーモ」などより、ピサの斜塔のほうが知名度ありますよね。Mも塔に登ることを楽しみにしていました。
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ガリレオが「振り子の原理」を発見したといわれるシャンデリア。大聖堂内にあります。
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SMN(サンタマリア・ノヴェッラ駅)からイタリア新幹線でベネチアへ。写真は雪がふる線路。ベネチアへ向かう列車から。橋を渡れば「サンタルチア駅」です。アドリア海を渡る鉄橋を過ぎるとサンタルチア駅につき、そこから船で大運河をめぐってホテルへ向かいますが、リアルト橋からホテルへの道が、聞いた通りにいっても全然到着しない。日本人の3人組やゴンドリエに聞きつつ、近くのホテルのフロントまで行って、やっと「ルッツイーニホテル」に到着できました。うれしい―。部屋は改装直後なので大変奇麗です。
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ドウッカーレ宮殿。全盛期のベネチアを彷彿させます。
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ドゥカーレ宮殿のテラスから。
一艘だけアコーディオンとボーカルの乗る船があって、その船と船団を組んでカナルを進むものだから、目立つ〃。路地という路地からみんな歌声を聞きつけて、われわれを見に来る。恥ずかしさと誇らしさを感じつつ、約40分のコースが終了。下船後、超高級「ブルガリの時計」を衝動買いしちゃいました。 -
イチオシ
リアルト橋から見た、カナルグランデ。美しい・・・。なにか、現実感の薄い世界ですが、今回の北イタリアでもっとも気に入っている写真です。
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夕暮れのサンマルコ広場。
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ベネチアを一望。ここで、Mが方向感覚に優れていいることを発見。このややこしいベネチア本島を、ほぼ迷わず進みます。サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿と見て(ドゥカーレ宮殿はMが大変お気に入り)、近くのパスタ店(フロントおすすめ)で昼食。夕食は中華料理で、これが大変おいしい。2日間通ってしまいました。
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ツーリストオフィスで申し込んだ「ゴンドラセレナーデ」に乗ったのだけど、これが抜群によかった。まず、料金交渉をしなくて良いので「ぼったくられる」可能性がありません。また、全体で7台程度のゴンドラで船団を組んで進んでいくのですが、一艘のゴンドラにアコーディオン奏者と歌手が乗り込んで大きな声で歌を歌いながら行くので、ちょっと恥ずかしいというか、気持いいというか、複雑な感覚でした。
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サンマルコ広場の鐘楼。エレベータで登れます。鐘楼に登るとベネチア本島が一望でき、弾丸トラベラーの景色そのものです。
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サンマルコ広場までも迷わなければ15分程度です。
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カフェフローリアン。
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ホットチョコレートを飲んで、のんびり。
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世界で最古のカフェとの噂も。
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霧がかかって、幻想的なカナル・グランデ。
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リアルと橋からのカナル・グランデ。
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カナルグランデから見た建物。
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リアルト橋。ここからみんな写真を撮ってます。表紙の写真もここから撮ったものです。
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街のいたるところがこんな景色です。
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ゴンドリエと直接交渉する勇気がなかったので、ガイドブックで仕入れた情報をもとにサンマルコ広場のインフォメーションでゴンドラクルーズを申し込んだらこれがGOODでした。アコーディオンと生歌が付いて40ユーロくらいでした。
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このおじさん、歌うまい。
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カナルグランデを5〜6艘がならんで走る様は壮観です。
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街のそこかしこにはこんなお店も。
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水上タクシーでサンタルチア駅へ。快適なクルーズです。もう、ここからユーロスターに乗ってミラノへ戻って、帰国です。さみしいような・・・。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ままさん 2016/09/17 10:25:08
- イタリア最高ですよね。゚☆。゚
- イタリア大好きさん はじめまして
ベティーままと申します。
南仏の旅行記に投票して頂きありがとうございます。
私もイタリア 大〜好きです♪ 特に南イアリアが好きです(*^^)v
あの太陽、底抜けに明るい人柄〜 いいですよね。
イタリア大好きさんのイタリアの旅を拝見して
イタリアに また行きた〜いと思いました(^_-)-☆
イタリア最高〜。゚☆。゚
時々 お邪魔させてくださいませMase (pq´v`*)♪
★ベティーままより
- イタリア大好きさん からの返信 2016/09/28 10:33:47
- スペイン ビジネスクラスの旅 いいですね。
- ベティーままさん、書き込みありがとうございます。
> 南仏の旅行記に投票して頂きありがとうございます。>
南フランス、行きたいんです。ほんとに。一度はJALで今年の7月分を抑えたんですが、やはりニースの事件が気になって断念しました。ニース、エズ、モナコ。プロムナードデザングレ歩きたいです。そんなに海青いですかね。
> 私もイタリア 大〜好きです♪ 特に南イアリアが好きです(*^^)v
> あの太陽、底抜けに明るい人柄〜 いいですよね。
はい。イタリア大好きなんですが、来年の5月GWはスペインに浮気しようかなと思っています。マドリードとバルセロナは行ったことあるんですが、南スペインの「フラメンコ」・「アルハンブラ宮殿」・セビージャ・コルドバなど、イスラム文化を色濃く残すアンダルシアに9泊で行くべく、エアーは予約しました。
> イタリア大好きさんのイタリアの旅を拝見して
> イタリアに また行きた〜いと思いました(^_-)-☆
イタリアは「トリノ」・「ジェノバ」・「見損なった青の洞窟」・「そばまで行ったのに立ち寄らなかったポンペイ」等に行きたいです。
色々な「状況」がそろわないと「一人旅」が実行できないので、「仕事と家庭の環境整備」に努めて、なんとか「南北イタリアでばらばらの4都市」を一気に回る機会をうかがっています。
今書いておられる、スペイン旅行記、楽しみにしています。
イタリア大好き。
返事が遅くて済みません・・・。
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- churros さん 2013/02/10 13:16:08
- そ〜なんですよね〜私もあの映画で
- イタリア大好きさん、初めまして・と訪問有り難うございます。
フィレンツェのクーポラに、高所恐怖症なのに登ったのは、あの映画の一シーンの為なんですよ。
残念ながら1位がスペインで、2位がイタリアの私なんですが、イタリア大好きさんの、イタリア好き解かります♪♪♪。
今週からスペインに行って来ます。
churros
- イタリア大好きさん からの返信 2013/02/13 10:05:41
- 書込みありがとうございます
- churrosさん、投票と書込みありがとうございます。わたしは30回程度の渡航歴なんですが、そのうち11回はハワイなので、ヨーロッパは8回ですね。スペインは2010年のマドリードとバルセロナだけです。バルセロナは年末にしては暖かかったです。バルセロネータなどの海もあるので、南スペインとセットで今度は行きたいです。グラナダってやっぱり飛行機で行くんですかね?
週末からのスペインを楽しんできてください。
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