黒い森・アルザスの旅11 バーゼル～成田

2009/05/04 - 2009/05/05

2009.5.4（月）～5.5（火）バーゼル～成田

ユーロエアポートからフランクフルトに向け、飛び立ってしばらくすると、雲が晴れて、眼下に黄色い菜の花畑が見えてきました！

菜の花畑は上空から見えるほど、ドイツの春の景色だったのです！

成田行きの飛行機は、豚インフルエンザの影響で、空席がチラホラ。2人掛けの座席の隣も空いたまま。

ゆったりと帰国の途につくことができました！

（旅行期間：2009年4月24日～5月5日）

エリア バーゼル(スイス)

• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

朝からあいにくの雨…。

外はまだ薄暗い6時半過ぎ、朝ご飯を食べる。

豚インフルエンザの影響で、チェックインに時間がかかるかもしれない。

７時半、チェックアウト。

7:40のバスで空港へ。

バスは市民の足となっていた。工場でもあるのか、街外れの停留所でほとんどの人が降りてすぐ、「ユーロエアポート」の放送が流れる。

ところが、少し離れた建物に“International Air Lines”の表示を見て、ターミナルが2つあると思い込んでしまった。

ユーロエアポートに停車後、バスはその建物へと近づいて行ったものの、元の道へと戻っていくではないか…。

ゲゲッ！！運転手さんに「空港へ行きたい」と言うと、後ろを指した。なんてこった…。

落ち着け、バスは10分おきだ。時間に余裕はある。

だが、問題は雨。かなりの降りなのに、傘はカギのかけたキャリーケースの中。駅まで戻った方がいいかも？

さっき、たくさんの人が降りた停留所の向かい側、バーゼル行きのほうには屋根があった。とにかくバスを降りる。

空港行きバスはすぐにやってきた。

手を挙げて、道の向こうから意思表示すると、運転手さんが停留所を指差しているのが見えた。

雨の中、バスに向かって走る。

親切にも、降りた人がドアが閉まらないようボタンを押していてくれた。ありがとうございます！

すぐにバスに乗れたおかげで、8:15には戻ってこれた。

ローカルな空港は乗客も少なく、あっという間にチェックイン。

10:30の出発まで、時間はたっぷりある。

ターミナルの写真を撮ろう。

ターミナルの外に出ると、遠くうっすらと山並みが見えた。

この方向はフライブルクかな？こっちはスイスの山並みだろう。

この旅で巡ってきた場所に思いを馳せる。

まだまだ時間に余裕はあるけれど、時間を潰すところもないので、出国手続きをする。

豚インフルの検疫はなかった。

免税店でスイスフランを使おうと思っていたのに、表示はユーロ。

店員さんに「ここはフランスですか？」聞いてみたら、スイスとのこと。

でも、場所的にはフランスなんだよね。不思議…。

10時過ぎ、飛行機に乗り込む。

ユーロエアポートを飛び立ってしばらくすると、

厚い雲がまばらになってきた。

あれ、あの黄色いのは…？

菜の花畑だ！

上空からも見えるって、すごい、すごい！！

ひたすら、窓の外を眺めた。

11:25、フランクフルト到着。

フランクフルトでも豚インフルの検疫はなし。

免税店で、少し買い物をする。

13:55、飛行機は成田に向けて出発。

後部座席の2人掛けの隣の席には、誰も現れなかった。

2つの席をひとり占めして、楽ちんモード。

見回せば、ゴールデンウィークというのに、チラホラと空席がある。

豚インフルの影響だろう。

成田に近づいた時、水の張られた田んぼを見る。日本の景色も捨てたもんじゃない。

7時半を少し過ぎて、成田到着。空港では、全員、質問票を書かされただけ。

12日の旅が無事終わった。