2009/04/27 - 2009/04/27
181位(同エリア534件中)
ぶどう畑さん
2009.4.27(月)野外博物館「フォークト民家園」見学
黒い森地方の民家が見られるフォークト民家園を見学しました。
茅葺きの家、水車のある風景は、ドイツとは思えない、日本昔話の世界でした!
民家園に満足してフライブルクに戻ると、日曜とは打って変わり、たくさんの人で賑わっていました。活気ある街を少し散策してから、ホテルに戻りました。
(旅行期間:2009年4月24日〜5月5日)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5時半、まだ外は暗いのに、鳥の声が聞こえてきた。昨日、藤の通りや、丘の上で鳴いていた鳥の声だった。
ホテル近くの鳥が鳴くと、遠くから別の鳥が声を返す。静かな朝の鳥の会話。 -
夕べは少し疲れて、天気が悪かったらフォークト民家園へ行くのは止めようかと思ったが、一晩寝たら元気回復。
初志貫徹だ。民家園に行こう! -
7:20、ダイニングに降りると、すでに数人が朝食を摂っていた。
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ビュッフェの種類はまずまず。
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朝食の時間が終われば、レストランになるダイニング。木のぬくもりが感じられる、シックな内装が気に入った。
今夜の夕食はここに決める。 -
この日は曇って、とても肌寒かった。
テュービンゲンへ行った時は、初夏のようだったのに…。 -
旅行前、ドイツの気温を調べたら、連日20℃を超えていた。
あわてて洋服のプランを変更したのだが、天気が悪いと、やはり気温は一気に下がる。 -
今日は重ね着作戦だ。
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しっかり着こんで、8:25、時計塔の近くからトラムに乗る。
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ホテルで貰った市内の交通機関乗り放題のおかげで、切符を買う煩わしさもなく、5分ほどでフライブルク駅の上にあるトラム乗り場に到着。
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乗り場からは、階段で駅の各ホームに降りられるようになっていた。
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改札がないからできることだが、機能的な作りに感心する。
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野外博物館「フォークト民家園」の最寄り駅、ハウザッハまで切符を買おうとして、途中で操作がわからなくなった。
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通りがかった学生さんに助けてもらう。
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9:03発の電車まで時間があるため、コルマール行きのバス停を確認。明日は、いよいよアルザス入りだ。
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ICなら30分のところ
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50分かかって、
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菜の花畑の広がる景色の中を
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昨日通ったオッフェンブルクへ。
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9:59発のクロイツリンゲンに乗り換えると、
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電車はだんだん山あいに入って行き、
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濃い緑と淡い緑の混じった、
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低い山並みが続くようになる。
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リンゴの木なのだろうか、ここでも白い花の咲く風景を見る。
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10:17、ハウザッハ到着。
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降り立った駅の前は、籠屋さんがあるだけで、な〜んにもない。
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10:33のバスを待つうち、どんより曇った空から雨が落ちてきた。
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やってきたバスのお客は私ひとり。
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料金を払おうとして小銭がなく、お札を出したら、お釣りが足りない様子。
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若い運転手さん、ポケットから自分の財布を出してお釣りをくれた。
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のどかな道の右手に茅葺屋根が見えてきて、5分もかからず、民家園の停留所に到着。
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運転手さんは、後方を指し、あそこが民家園と教えてくれる。本当にいい人。
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広い駐車場を横切り、小川に架かる橋を渡る。
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土産物屋の前を通って、つきあたりを右手に行き、単線の線路をくぐると、モダンでシンプルな建物が現れた。
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それが園の入口だった。
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チケットを買って、遠足の子供たちに交じって園内に入った途端、
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イチオシ
タンポポの咲く草地の向こう、古い民家に目を見張った。
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イチオシ
茅葺きの家のある風景は、とてもドイツとは思えない。
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黒い森地方の屋根の形は、日本とは少し違うけれど、
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イチオシ
古い民家とリンゴの花が、東北の春を思わせる。
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水車小屋、
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ニワトリの歩く道、
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まるで日本昔話の世界に迷い込んだよう!
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不思議な感覚にとらわれながら、古民家の路地を進む。
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遠足の子どもたちがやってくると、
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水車の実演が始まった。
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大きな石臼が小麦を挽く様子を、子どもに交じって見学する。
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イチオシ
いくつかの民家では、黒い森の昔の生活も知ることができた。
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イチオシ
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イチオシ
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園の周りに広がる草原を眺めようと柵に近づくと、
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民家園の茅葺きと同じような形をした、スレート葺きの家があるのに気づく。
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牛の姿も見えた。
柵の中にいなくても、民家園と同じような風景が広がっていることに苦笑い。 -
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坂を利用して、
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2階の納屋に荷物を運びこめる作りの、
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軒の低い家に驚いたりしながら、
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時間の止まった民家園をゆっくり歩く。
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園の裏手は、タンポポの咲く草原が広がっていた。
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降ったり止んだりしていた雨はあがり、時折、明るい光も射してくる。
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イチオシ
雨あがりのリンゴの花が、なんともいえず瑞々しい。
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うっすらピンクの入った花びらが日に透ける様子をカメラにおさめる。
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牛や
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可愛い子ブタのいるエリアも周って、
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2時間ほどで見学終了!
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フォークト民家園は、スイスのバレンベルク野外博物館より規模が小さい。
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のんびりペースでも、さほど時間はかからなかった。
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12時半、入口の建物のレストランでひと休み。
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茅葺きの民家が眺められるよう、テラス席に座った。
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スープと、シュヴァルツヴァルト名物“キルシュ・トルテ”を注文したら、まずケーキが出てきてしまった。う〜ん…。
それはともかく、なんとまぁ、大きなケーキだこと! -
バーデン地方のヌードル入りスープは、少し濃いめの味だった。
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民家園をあとにして、
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しばらくお土産屋さんを覗いたが、時間をもてあまし気味。
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14:15のバスには少し早いけれど、停留所に向かった。
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バス停の近くにも、黒い森地方の家があった。
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一面のタンポポの先には、
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薪がたくさん積まれた小屋。
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そこからチェーンソウの音が聞こえてきた。
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黒い森の生活を垣間見る。
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ようやくバスが来て、ハウザッハの駅へ。
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ホームで14:35のカールスルーエ行き待つ間に、2両編成のモダンな電車が入線。フライデンシュタット行きだった。
こんな車体、前にストラスブール駅で見かけたような気がする。 -
復りの電車は往きと反対側に座り、
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谷あいの斜面の所々で、黒い森地方の民家が点在する風景を見る。
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“ゲンゲンバッハ(Gengenbach)”も通ったことに気がつく。
クリスマスの時期になると、市庁舎がアドベントカレンダーになるゲンゲンバッハ、こんな場所にあったのか。 -
オッフェンブルクで乗り換え、
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再び菜の花畑を眺めながら、
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15:55、フライブルク到着。
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トラムをホテル近くまで乗らず、ひとつ手前の停留所で降りてみたら、たくさんの人が歩いていた。前日の静けさとは打って変わったにぎわいに、ビックリする。
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この辺りが街の中心ということもあるが、この違いはなに…?そうか、日曜日は商店が休み。それで人通りがなかったのか。
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ドイツの若者は、日曜日にショッピングを楽しむことができないんだ…。
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交差点からフト見れば、近くに塔があった。マルティン塔だった。
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その脇に書かれている文字は…、えっ、マクドナルド???
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古い建物の雰囲気を壊さない心遣いに感心する。
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フライブルクにも、ドイツの大型スーパー“カウフホフ”があった。
嬉しくなって店内をウロウロしてから、ミュンスター広場へ。 -
夕方の広場に、花屋さんなど、少し店が出ていたが、相変わらず活気はなかった。
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細い路地を通ってみたり、
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小石で描かれたモザイク模様を観察したり、少し散策。
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17時、ホテルに戻る。
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19時過ぎ、ホテル1階のレストランへ。
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メニューにアスパラガスのスープを見つけ、即決!
メインはえ〜と、黒い森地方の料理“マウルタッシェン”にしてみよう。 -
今夜はビールにトライ。Alpirsbach修道院醸造のピルスを注文する。
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アスパラのスープはとーっても美味しかった!
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でも、ラビオリのスープって感じのマウルタッシェンは、ぼやけた味でイマイチ。残念…。
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20:20、レストランを出て、暗くなり始めたミュンスター広場へ行ってみる。
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大聖堂前の商館の2階には明りが灯り、にぎやかな声が聞こえてきた。
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扉の閉まった大聖堂を眺め、名残惜しい気持ちで、夕暮れの路地をホテルに戻る。
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明日はいよいよフランス入り。荷物を詰めて、22時就寝。
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この旅行記へのコメント (7)
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- ペコリーノさん 2014/10/18 15:33:55
- いっしょだ〜!
- フライブルクに泊まって、ハウザッハの野外博物館へ往きました!
一緒ですね!
なんだか嬉しくなって、連続でコメントしてしまいました。フライブルク、良いところで、大好きです。
お邪魔しました。
ペコリーノ
- ぶどう畑さん からの返信 2014/10/19 20:14:54
- 野外博物館
- ペコリーノさん
野外博物館、どこからアクセスしようか悩んで、フライブルクからにしたんですよね。
ペコリーノさんも、フライブルク行かれたんですね!
9月にコンスタンツから黒い森を抜け、ゲンゲンバッハに泊まったんですが、電車から野外博物館が見えて嬉しかったです。
たくさんがハウザッハ駅で降りて、みんな博物館に行ったのかな?(^^)
ゲンゲンバッハもお薦めです。可愛らしい街でよかったです。
-
- ハッピーねこさん 2013/09/04 00:40:50
- まるで日本!!
- ぶどう畑さん、こんばんは。
南ドイツ〜アルザスのご旅行記にお邪魔しています。
私が昨年一昨年に訪ねた街とたくさん重複していて、自分の旅も思い出しながら
楽しく拝見しております。^^
しかし!こんな野外博物館があったなんて知りませんでした。
ハウザッハ・・・何か聞いたことがあるような・・・と思いながら拝見していて
気がつきました。
ゲンゲンバッハからコンスタンツへシュヴァルツバルト鉄道に乗った時の
途中の駅でした!
可愛い駅舎で思い出しました。
でも、その近くにこんな施設があったなんて。
本当に東北や信州を思わせるような佇まい。びっくりです!
持っている地球の歩き方を見たら、確かに小さく紹介されていました。
あの記事で訪ねて行かれるなんて(行き着かれるなんて)、すごいですね〜!
この民家園のみならず、近隣の本当の民家もご覧になれて、いいワンデイトリップになりましたね。
- ぶどう畑さん からの返信 2013/09/05 22:21:01
- RE: まるで日本!!
- ハッピーねこさん
次々と投票をありがとうございました。
野外博物館は、地球の歩き方の片隅に載っていたんです。旅程の中に、ガイドブックにあまり情報が載っていない、こういった場所を入れてます。でも、こういう場所ばかりだと疲れるので、ちょこっとだけです。(笑)
ゲンゲンバッハからコンスタンツって、通ですね〜。
私は極力滞在地を変えないようにプランを立てるのですが、ハッピーねこさんは自由自在ですね。
旅行記で、わからないことがあったら、聞いてくださいね。
かなり、詳しく書いているので、長くて退屈しちゃうかもしれないけど。
自分のための記録でもあるので、冗長な個所はご容赦ください。
プラハですが、ドレスデンからの列車が、今は中央駅に到着するようになっているはず。中央駅から旧市街はすぐなので、荷物がある場合、駅からの移動に悩まなくて済みますよ。
- ハッピーねこさん からの返信 2013/09/06 01:25:37
- 夢中になって次々と読ませていただいています。
- ぶどう畑さん、こんばんは。
ご返信ありがとうございます。
南ドイツやアルザスに続いて、ドレスデン編、ハンブルク編とお邪魔しています。
私の未踏の北や東、そしてプラハ(ドレスデンからは中央駅到着で便利になったのですね!)、
どこもひとつの街を拠点に、じっくり楽しまれていますね。
私は行きたい場所が多すぎてここ数年はついつい欲張って移動だらけの旅に
なってしまっております。
ぶどう畑さんのように宿泊地を変えず、ちょこちょこホテルに休憩に戻ったりしながら
ゆっくり楽しむプランにしたいのですが、少しでも体力のあるうちに・・・と
動きまくっちゃっている次第です。(笑)
ぶどう畑さんのご旅行記は詳細まで書かれていてとても臨場感があるし、
情報満載で今後のために大変勉強になります。
私が訪ねる機会ができた際には、またいろいろ教えて下さい。
おやすみなさい。
-
- bergkristerさん 2013/06/17 10:25:24
- 貴重な情報に感謝
- ぶどう畑 さま
私の愛用するミシュラン・グリーン旅行書にも載っていないHausach郊外の村。そこには古い昔の農民の生活の跡が保存されていることを知りました。貴重な記録です。加えて未だに恐らく中世の頃の姿がそのまま残されている周辺の景色は、深い感動を与えてくれました。
この情報をご提供いただいたことに感謝を捧げます。
Vielen Dank !
bergkristerより
- ぶどう畑さん からの返信 2013/06/17 21:54:42
- RE: 貴重な情報に感謝
- bergkristerさま
旅行記を見ていただいてありがとうございます!ここは地球の歩き方にちょこっと載っていて、前から興味がありました。
黒い森地方は観光情報が少ないのですよね…。お役に立てたようで嬉しいです!
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