黒い森・アルザスの旅3-1 ベンツ博物館見学

2009/04/26 - 2009/04/26

2009.4.26（日）ベンツ博物館見学

フライブルクへ移動する日の午前中は、メルセデス・ベンツ博物館を見学しました。近未来的な博物館は見応え充分！創成期から現在まで、ベンツの歴史にどっぷり浸かりました。

駅に戻る前に、博物館からすぐのVfBシュッツガルトのクラブハウスに行ってみました。
クラブハウスは日曜日で休みでしたが、ラッキーにも、チームの練習が終わって、車で帰る選手の姿を見ることができました！

（旅行期間：2009年4月24日〜5月5日）

エリア シュツットガルト(ドイツ)

6時半、起床。フライブルクへ移動する前に、メルセデス・ベンツ博物館を見学しようと思い立つ。

テュービンゲンからの帰りの電車が、思いがけずメルセデスベンツ・アレーナの近くを通ったことが、この日の予定を決めた。

9時、チェックアウト。

9:25、S１に乗り、10分ほどで、

シュトゥットガルト・ネッカーパーク（メルセデス・ベンツ）駅に到着。

爽やかな風の吹く道を、

まずはスタジアムへと向かう。

昨日は興奮に包まれたであろうアレーナはゲートが閉まり、静まり返っていた。

スタジアムを眺めながら家に電話すると、飼っていたネコが死んだとのこと。

やはりそうだったか…。旅行に出かける前、やせ細ってヨロヨロしながらも、ノドをゴロゴロ言わせながらすり寄ってきた姿を思い出したら、悲しくなった。

気を取り直して、スタジアムをカメラに収めたら、

メルセデス・ベンツ博物館へ。

建物に入ってまず、近未来的な作りに驚かされる。

日本語オーディオガイドを借りて、映画に出てきそうなエレベータで最上階まで昇り、

10時、見学開始。

展示は、ゴッドリーブ・ダイムラー、

カール・ベンツ、それぞれの最初の発明品から始まる。

館内は、通路をDNAになぞった二重らせん構造で、時代を追いながら見学できるようになっていた。

博物館の車はどれも新品同様だが、よく見るとガラスにワイパーの跡がついてたりする。

ショールームに飾られていたような車でないことに、なんだか親近感が湧く。

見学しているのは、でっぷりとしたお腹の上に一眼レフを乗せた、マニアって感じのオジサンたち。

熱心に展示物に見入り、オーディオガイドの説明を聞いている。

最初のうちはオジサンたち同様、ひとつひとつ説明を聞いていたが、これじゃあ、１日経っても見終わらない。概要だけを聞いて進む。

それぞれのフロアの展示物はもとより、緩やかなスロープの通路の壁を利用した、時代背景を伝える写真も興味深い。

社会との関わりを見せるうまさにも感心する。

レーシングカーのコーナーは、車体の変化が面白かった。

偶然にも、往きの飛行機の映画が『マッハGo、Go』のアメリカ実写版。

マッハ号に似ているのはどの車？気分は盛り上げる。

地下のミュージアムショップでお土産を買って、11:50、見学終了。

1階のアトリウム奥のカフェでひと休みする。

リンゴのケーキと、マキアートが美味しくて、満足、満足！

では、VfBシュトゥットガルトのクラブハウスに行ってみよう！

ところが残念なことに、博物館からすぐのクラブハウスは日曜日で休み…。

ガラス越しに中をのぞいた。

駅へと歩き出してすぐ、建物脇の駐車場の出口に、子どもや若い女性がいるのに気づく。

もしかして、練習を終えた選手が出てくるのかも？

あこがれの選手に会いたい気持ちと、恥ずかしい気持ちが交錯して、ほっぺを赤くしている男の子の後ろで待機する。

しばらくして、グレーの車が出て来た。

みんな紙を差し出し、サインをもらっている。

次の車は、スポーツタイプの黒のベンツ。

乗ってる選手は超イケメン！

帰国後、シュトゥットガルトの選手情報を調べたら、Thomas Hitzlsperger選手とSerdar Tasci選手だった。二人とも、その時のドイツ代表。

サイン、貰えばよかった…。

駅で電車を待つ間、近くの丘に広がるブドウ畑を眺める。

シュトゥットガルトがブドウの丘に囲まれていることを実感。

12:58発、ヘレンベルク行きS1で中央駅へ。

ホテルで預けた荷物を受け取り、フライブルク行きのホームへと向かった。