黒い森・アルザスの旅10-1 ブドウ畑散策

2009/05/03 - 2009/05/03

2009.5.3（日）ブドウ畑散策

バーゼルへ移動する前に、テュルクハイムの丘に行きました。

気持ちのよい青空のもと、ブドウ畑を散策。オーベルジュ・デュ・ブランドのテラス席で、ランチを食べることもできました！

テュルクハイムを去りがたく、後ろ髪引かれながらバーゼルへと向かいました。

（旅行期間：2009年4月24日〜5月5日）

エリア テュルクアイム(フランス)

• 交通手段: 徒歩

この日は、最終宿泊地のバーゼルへ移動するため、コウノトリも見納め。

起きてすぐ、窓からコウノトリの様子を見る。

写真を撮っていたら、雨戸があるのに気がついた。

木製の戸にはハート型の穴があり、

留め金も凝っている。

都会に滞在したら、こんな雨戸には出会えない。

ヨーロッパの田舎町に居ることを再び実感して、嬉しくなった。

9時、レストランに下りる。

日曜日のメニューなのか、ケーキも並んでいた！

ついつい欲張って、朝から満腹。

部屋に戻ったら、今度こそコウノトリの見納め。

毎日、楽しませてくれてありがとう！

10時過ぎ、チェックアウト。

荷物を預けて、ブドウ畑散策に出かける。

バーゼルに泊るのは、ユーロエアポートからのフランクフルト行きの飛行機が10:30発と早いため。

ガイドブックのバーゼル情報をチェックしても、いまいち興味がわかず、近郊のラインフェルデン観光を考えていた。

でも、ピカピカのお天気に、ラインフェルデンへ行くよりも、青空のもとのブドウ畑を歩いてみたくなった。

ブランド門を抜けてすぐ、

ブドウ畑の間の細道を見つける。

ブドウの新芽、

香りの良い黄色い花、

ジャーマンアイリスを眺めながら、

丘の上を目指す。

左手の丘に、展望台のようなものがあるのに気がつく。

行ってみよう！

丘の道から途中で振り返ると、テュルクハイムの村が見えた。

あぁ、本当にいい所だ！

上り坂の小路はやがて、車道にぶつかった。

そこから左手に弓なりに進み、展望台へ。

展望台の周りは360度ブドウ畑。

テュルクハイムに到着した日は、いつまた雨が降りだすかわからないような天気だった。

ニーダーモルシュヴィールに続いていると思い込んでいた道は、あの丘の向こうなのだろう。

フライブルクにパスポートを忘れてきて、ため息をつきながら歩いたことを思い出す。

“一面緑のブドウ”の思惑はハズレたけれど、

香りの良い黄色い花に出会えたのは、今の時期だからこそ。

この旅に出てよかった！

テュルクハイムに来て、本当によかった！！

12時、教会の鐘の音が鳴り響く。

そろそろ戻らねば。

さようなら、アルザスのブドウ畑。

再びブランド門をくぐって、路地を抜ける。

お肉屋さんで
、

チーズを買って、

12時半、ホテルに戻ってきた。

では、裏庭のテーブルでランチにしましょう！

頼んだアルザスの郷土料理“シュークルート”は、案の定、すごい量だった。

ギブアップと思った頃、パラパラと雨が落ちてきた。

残してゴメンナサイと言いながらホテルの中へ。

14:26の電車に乗るため、14時、タクシーを呼んでもらう。

セリーヌさん、メディさん、お世話になりました！

2人にタクシーから手を振って、テュルクハイムを後にした。