北タイの25寺院＆北タイのグルメ旅 in チェンマイ★2011　11　6日目【CNX】

2011/08/05 - 2011/08/13

旅行6日目。
夫は1人で、先日申し込んだ“ハイキング＆ダウンヒル　1Dayツアー”に参加するため、今日は朝から別行動。
毎日タイトスケジュールでのんびりしたかった私は、シトシト降り続ける雨を理由に、昼頃から旧市街散策開始した。

エリア チェンマイ(タイ)

朝9：30、HOTEL前に迎えのピックアップトラックが到着。
夫にはアクティブな日でも気にせず撮れる、Olympusの防水カメラを託してお見送り。
「4トラに旅行記として載せれるように写真を撮ってきてね」とミッションを課す。

まず最初に、オアシススパ前にあるオフィスに立ち寄ってツアー内容の説明を受講。

ヘルメットを試着したり、必要な人はディパックを借りることも可能。

この日のツアー参加者はアメリカ人教師の夫婦と、深センから来た1人旅の男性と、夫の4人。

スタッフが自転車を積み込んで出発。

最初の目的地はドイ・ステープ寺院。
小雨が降り続くなか霧がかったナーガの階段の麓で降ろされ、トラックは次の目的地へ行ってしまった。

ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会

長い階段を登って、ツアーの安全祈願を皆でしてからスタート。

ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会

Doi Suthep National Parkでハイキングが始まる。
国立公園なので入場料：60B。
夫は普通のスニーカーを履いて行ったけど結構ハードだったので、別途運動用を用意していけば良かったと後悔したそう。

ずんずん進んで…

道なき道をスタッフに続いていく。

流れが速い小さな川を越えたり…

倒れた巨木をくぐって、2時間半のハイキングを楽しむ。

ランチはMon Hmong Hill Tribe Villageで、全員ヌードルスープを。

食べてる横で、もの欲しそうな表情をされる。

昼食後ピックアップトラックと合流して、朝に試着したプロテクターを装着しダウンヒルがスタート。

午後になると、少しずつ天気が回復してきた♪

スタッフが通ったタイヤ跡を辿るように下りないと、ぬかるみにハマってしまう。
最初は恐る恐る…

雲も消えてゆき、チェンマイ市街地が見下ろせるまでに。

ダウンヒルは1400ｍの位置から370ｍ地点まで、一気に下りる。

ルートは幾つかあるけど、今回の目的地はLake Huay Tueng。
ココからは夢中だったそうで写真は無し。

約2時間後、Lake Huay Tuengに到着。
皆体力を使い果たしていたので、ちょうどいいタイミングで2回目の遅めの昼食を。
売店なので選択肢はガパオ・ガイ（辛い）と、レッドカレー（辛くない）の2種。

スタッフが自転車をトラックに積み込み、朝立ち寄ったオフィスへ。
この時、このツアー主催のラフティングツアーの説明も受けたようで、オフシーズン価格に加えて参加者だけの特別価格を提示されるも、私に相談しようと思い一旦保留にした夫。
結局翌日申し込みに行ったけど、その金額を提示してくれたスタッフが不在で、オフシーズン価格で支払うことになってしまった。
18：00頃HOTELに帰還。

ここからは私の足取りを。
雨が止み、曇り空が少し明るくなったのを見計らって、12時過ぎにHOTELを出発。

デ ナガ ホテル チェンマイ ホテル

堀とは逆方向の、旧市街の中心に向かって歩き出す。

パンダのデザインのナンバープレートを発見♪

適当に歩いていたら、Free Wi-Fiの小さなCafeを見つけたので、最初に腹ごしらえをすることに。

蜂がマスコットの“Be Bee Cafe”。

【チャンBeer（小)】40B
ワインがお値打ちだったけど、喉が渇いていたのでビールをオーダー。
ソファー席でまったり座っていたら、小柄な白猫が椅子の陰から出てきた。

【揚げ春巻き】50B
春雨・人参・もやし・キャベツが入っていて、ハチミツのソースをつけて食べる。
サクサク美味しいけど、結構なボリューム。

【海老パッタイ】70B
こちらも美味しいけどボリューム満点。
オーダーした時、スタッフが聞き返したのは「女性が2皿も食べれるの？」って意味か。
合計：160B。

旧市街の東側にいるので、堀の北側を目指して歩く。
最初に立ち寄ったのはWAT UMONGMAHATHERACHAN。

白い壁がずっと続く。

門を入ってすぐに本堂があったけど、先に奥へ。

苔に覆われ、崩れかけたチェディ。

更に壁の方へ目をやると、屋根の下に仏像が納められていた。

こちらのチェディは綺麗に形が残っている。

ガイドブックにも載っていないし、ランチタイムに重なっているせいか、参拝客の姿も無い静かな寺院。

眼鏡をかけた愛らしい表情に癒される。

真横から見たらマヌケなのに、角度によっては鋭い歯とむき出しの目が恐ろしくも感じる。
扉が開いてなかったので、別の入口を探して中に入った。

壁一面の仏教絵画。
塗りなおされたばかりなのか、色がとても鮮やか。

ぼわっと、浮かび上がるように鈍く輝く仏陀像。
タンブンをして手を合わせる。

本堂入口に設置されていた給水タンク。
弟が出家していた寺院は地方の貧しい地域だったので、飲料水は雨水を貯め、濾過して飲んでいたと言ってたけど、チェンマイでは給水タンクを時々見かける。
小坊主のイラストは寺院専用水？

少し北へ歩いてWAT UMONGMAHATHERACHANの向かい側に建つ、WAT PANPINGに立ち寄る。

門に入ってすぐ、目に飛び込んでくるのは大きな真新しいチェディ。

大きくて立派な窓枠が額縁のように見える。

手入れされた庭には鶏が放たれていた。
ゆったりとした敷地の割に、本堂はそれほど大きくなかった。

あと、この寺院は野良犬が多い。

本堂入口のモチーフも、各寺院ごとに個性があって面白い。
寺院の建設や建て替えやレイアウトは勿論、オレンジ色の袈裟を着るか、山吹色の袈裟を着るか、個人で色を選べるのか…等、全てはその寺院の住職の“趣味”にかかっているそう。
住職が変われば雰囲気が変わったり、ここ数年よく見かけるようになったガネーシャ像が置かれてたりするのも、全て好みによるというから面白い。

中に入ろうとして、犬に阻まれた。
小さな犬は大丈夫だけど、写真くらいの中型犬サイズになると苦手なので、ちょっと勇気がいる。

どこもかしこもキレイで、この寺院全体が新しいみたい。

整然とした印象。

大きく開いた窓越しに見える木々。
風が無いのでピクリとも動かないのを見ると、再び外に出る覚悟が持てずタイミングを見失う(笑。

ジッとしていても暑いので、散策再開。

WAT CHIENG MAN手前に、ガイドブックに載っていないローカル寺院を発見。
プレートに英語表記が無かったから名前は不明。

門は閉じられていて、人が潜れる小さな扉だけが開いていたので、そこを通って中へ。
外から見えた2階建ての建物は扉が閉まっていた。

その隣には、崩れかけた小さなレンガ造りの建物。

それほど背が高くないチェディもあり…

よく見ると、チェディ上部に、ワイをした神様が均等に埋め込まれていた。

狭い敷地に、ほとんど間隔をあけずに建物が幾つも並んでいるこの寺院。
四方を囲まれていて、圧迫感がある。

扉が閉まっていたけど、近づいてみると細やかで見事な装飾が施されていた。
痛まないよう透明なカバーで覆ってある。

人の姿は多いけれど、どの建物も固く扉が閉じられていて写真のように「なんだ、開いてないのか」と立ち去って行く人が多かった。

どうやら私が通った扉は裏門のようで、こちらが正面みたい。
結局、名前もわからないまま、基壇に15頭の象が並ぶチェディをもつWAT CHIENG MANに向かう。
続きは12へ。