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 ダージリンと言えば、鉄道マニア必見のトイ・トレイン。世界遺産にも登録された、可愛らしい小型山岳鉄道です。でも、あまり期待しちゃだめですよ! 実際に行ってみると、予約が取れなかったり、蒸気機関車じゃなかったり、思ったより退屈だったりと、一筋縄ではいかないのがこの列車の特徴です。そんな、扱いの難しいトイ・トレインを私なりに分析してみました。詳細好きの人々に捧げる、「トイ・トレインのトリセツ」です。<br /><br /><br />**情報は、2013年1月のもの。1ルピー=1.6円で計算。<br /><br />==シリーズ一覧==<br />ダージリン大百科① ダージリンから始まる旅<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10742974/<br />ダージリン大百科② タイガーヒルでご来光<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10739496/<br />ダージリン大百科③ トイ・トレインの取説 &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10744815/<br />ダージリン大百科④ 街歩きトレック編 (執筆予定) <br /><br /><br />==鉄道関連==<br />[インド]インド鉄道達人の予約術<br />http://4travel.jp/travelogue/10438828<br />[インド]ダージリン トイ・トレインの取説<br />http://4travel.jp/travelogue/10744815<br />[インド]カングラ鉄道 世界遺産への遠い道のり<br />http://4travel.jp/travelogue/10437820<br />[マレーシア] 電車でGO - モノレール・ループ編<br />http://4travel.jp/travelogue/10802253<br />[マレーシア] 電車でGO - 郊外住宅見学編 <br />http://4travel.jp/travelogue/10806703

ダージリン大百科③ トイ・トレインの取説 (ダージリン・ヒマラヤ鉄道、予約、乗車)

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2012/12/23 - 2012/12/23

134位(同エリア311件中)

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     ダージリンと言えば、鉄道マニア必見のトイ・トレイン。世界遺産にも登録された、可愛らしい小型山岳鉄道です。でも、あまり期待しちゃだめですよ! 実際に行ってみると、予約が取れなかったり、蒸気機関車じゃなかったり、思ったより退屈だったりと、一筋縄ではいかないのがこの列車の特徴です。そんな、扱いの難しいトイ・トレインを私なりに分析してみました。詳細好きの人々に捧げる、「トイ・トレインのトリセツ」です。


    **情報は、2013年1月のもの。1ルピー=1.6円で計算。

    ==シリーズ一覧==
    ダージリン大百科① ダージリンから始まる旅
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10742974/
    ダージリン大百科② タイガーヒルでご来光
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10739496/
    ダージリン大百科③ トイ・トレインの取説 <==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10744815/
    ダージリン大百科④ 街歩きトレック編 (執筆予定)


    ==鉄道関連==
    [インド]インド鉄道達人の予約術
    http://4travel.jp/travelogue/10438828
    [インド]ダージリン トイ・トレインの取説
    http://4travel.jp/travelogue/10744815
    [インド]カングラ鉄道 世界遺産への遠い道のり
    http://4travel.jp/travelogue/10437820
    [マレーシア] 電車でGO - モノレール・ループ編
    http://4travel.jp/travelogue/10802253
    [マレーシア] 電車でGO - 郊外住宅見学編
    http://4travel.jp/travelogue/10806703

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    • [目次]<br /><br /> イントロ<br /> 時刻表と運賃<br /> チケットの予約と購入<br /> 機関車<br /> 客車<br /> 駅を見学<br /> 車窓からの風景<br /> グーム博物館<br /> バタシア・ループ 観光客編<br /> バタシア・ループ 撮り鉄編<br /> (ディーゼル三枚連写、蒸気機関車 -往路、復路)<br /> 二等車で往復<br /> まとめ

      [目次]

       イントロ
       時刻表と運賃
       チケットの予約と購入
       機関車
       客車
       駅を見学
       車窓からの風景
       グーム博物館
       バタシア・ループ 観光客編
       バタシア・ループ 撮り鉄編
       (ディーゼル三枚連写、蒸気機関車 -往路、復路)
       二等車で往復
       まとめ

    • [イントロ]<br /><br /> 1999年に世界遺産登録されたダージリン・ヒマラヤ鉄道。西ベンガル州のNJP(ニュージャルパイグリ)とダージリンを結ぶ歴史ある山岳鉄道です。全長88キロ、高低差2000メートル。61センチの狭い線路を走る小型列車は、トイ・トレインの愛称で親しまれています。これを目当てにダージリンを訪れる人も少なくないでしょう。<br /><br /> 残念ながら、2010年に起きた土砂崩れにより、NJP-クルセオン間は長期の運休を余儀なくされています。ニュース報道によると、2013年中に再開という話ですが本当でしょうか(現在、草ボーボー)。いずれにせよ、全面復旧まではクルセオンーダージリン間のみの乗車になります。<br />

      [イントロ]

       1999年に世界遺産登録されたダージリン・ヒマラヤ鉄道。西ベンガル州のNJP(ニュージャルパイグリ)とダージリンを結ぶ歴史ある山岳鉄道です。全長88キロ、高低差2000メートル。61センチの狭い線路を走る小型列車は、トイ・トレインの愛称で親しまれています。これを目当てにダージリンを訪れる人も少なくないでしょう。

       残念ながら、2010年に起きた土砂崩れにより、NJP-クルセオン間は長期の運休を余儀なくされています。ニュース報道によると、2013年中に再開という話ですが本当でしょうか(現在、草ボーボー)。いずれにせよ、全面復旧まではクルセオンーダージリン間のみの乗車になります。

    •  「乗れる世界遺産」トイ・トレインは、現在、二種類の形で運行されています。ひとつは、ダージリン-クルセオン間を走る通常のローカル線として。もうひとつは、ダージリン-グーム間を往復する観光用の「ジョイライド」として。<br /><br /> 嬉しいことに、ジョイライドの便では、今も蒸気機関車が使われています。インドには、他にもカルカ・シムラ鉄道など3つのトイ・トレインがあります。しかし、現在も蒸気機関車が使われているのはダージリンとニルギリ山岳鉄道だけ。 それゆえ価値が高いと言えます。

       「乗れる世界遺産」トイ・トレインは、現在、二種類の形で運行されています。ひとつは、ダージリン-クルセオン間を走る通常のローカル線として。もうひとつは、ダージリン-グーム間を往復する観光用の「ジョイライド」として。

       嬉しいことに、ジョイライドの便では、今も蒸気機関車が使われています。インドには、他にもカルカ・シムラ鉄道など3つのトイ・トレインがあります。しかし、現在も蒸気機関車が使われているのはダージリンとニルギリ山岳鉄道だけ。 それゆえ価値が高いと言えます。

    • [時刻表と運賃]<br /><br /> 2013年1月現在、ダージリン発の列車ダイヤはこうなっています。最新のスケジュールは、ERAILなどでご確認下さい。<br /><br />08:00 ジョイライド (暫定的にディーゼル)<br />10:15 ローカル列車 クルセオン行き (ディーゼル)<br />10:40 ジョイライド(蒸気機関車)<br />13:20 ジョイライド(蒸気機関車)<br />16:00 ローカル列車 クルセオン行き(ディーゼル)<br />16:00 ジョイライド(暫定的にディーゼル)<br /><br /><br />ジョイライドは、ローカル便と違い、次のような特徴があります。<br /> - 往復のチケットで、グーム博物館の入場料込み<br /> - バタシアループで10分停車。グーム駅で30分停車<br /> - すべて合わせると、往復2時間強<br /> - すべて一等席<br /> - 基本的には蒸気機関車による運行<br /><br /><br />写真: erail.in でDarjeeling - Ghum を検索。

      [時刻表と運賃]

       2013年1月現在、ダージリン発の列車ダイヤはこうなっています。最新のスケジュールは、ERAILなどでご確認下さい。

      08:00 ジョイライド (暫定的にディーゼル)
      10:15 ローカル列車 クルセオン行き (ディーゼル)
      10:40 ジョイライド(蒸気機関車)
      13:20 ジョイライド(蒸気機関車)
      16:00 ローカル列車 クルセオン行き(ディーゼル)
      16:00 ジョイライド(暫定的にディーゼル)


      ジョイライドは、ローカル便と違い、次のような特徴があります。
      - 往復のチケットで、グーム博物館の入場料込み
      - バタシアループで10分停車。グーム駅で30分停車
      - すべて合わせると、往復2時間強
      - すべて一等席
      - 基本的には蒸気機関車による運行


      写真: erail.in でDarjeeling - Ghum を検索。

    •  この時の運賃は、ジョイライドが往復で270rs(432円)。ローカル便の一等車が、グームまでで115rs(184円)、クルセオンまでで160rs(256円)。ローカル便の二等車が、グーム駅までで20rs(32円)、クルセオンまでで30rs(48円)。<br /> <br /> ぱっと見、ジョイライドがボッタクリ料金のように見えますが、一等車のグーム往復料金(230rs)に、グーム博物館入場料(20rs)を合わせたものと、それほど変わりません。二等車の料金は、面白いことに、グーム駅までは乗合ジープと同じ(20rs=32円)。クルセオンまで乗ると、ジープ料金(70ルピー=112円)の半額以下。ただし、時間は車の倍以上かかります。<br /><br /> 残念ながら、各便の車輌数はわかりません。私がリサーチした時は、一部の例外を除き、二両編成が基本でした。具体的には、ジョイライドの場合、一等+一等。ローカル便の場合、一等+2等という編成です。

       この時の運賃は、ジョイライドが往復で270rs(432円)。ローカル便の一等車が、グームまでで115rs(184円)、クルセオンまでで160rs(256円)。ローカル便の二等車が、グーム駅までで20rs(32円)、クルセオンまでで30rs(48円)。
       
       ぱっと見、ジョイライドがボッタクリ料金のように見えますが、一等車のグーム往復料金(230rs)に、グーム博物館入場料(20rs)を合わせたものと、それほど変わりません。二等車の料金は、面白いことに、グーム駅までは乗合ジープと同じ(20rs=32円)。クルセオンまで乗ると、ジープ料金(70ルピー=112円)の半額以下。ただし、時間は車の倍以上かかります。

       残念ながら、各便の車輌数はわかりません。私がリサーチした時は、一部の例外を除き、二両編成が基本でした。具体的には、ジョイライドの場合、一等+一等。ローカル便の場合、一等+2等という編成です。

    • [チケットの予約と購入]<br /><br /> チケットの購入方法は、恐らくこの4つ。<br /><br />1. ダージリン駅で買う。<br />2. インドの他の駅で買う。<br />3. オンラインで買う。<br />4. 旅行会社経由で買う。<br /><br /> 最もわかりやすいのが、#1のダージリン駅の窓口(写真)での購入。当日のチケットはもちろん、120日先のものまで予約出来ます。#2(他の駅で購入)も、ダージリン駅で買うのと全く変わらないはずですが、私は試したことありません。<br /><br /> erail.inで検索したところ、トイ・トレインにも、一応外国人枠が割り当てられています。具体的には、10:15発のローカル便で、一等車輌に2席。すべてのジョイライドに4席。もし一般枠が満席なら、これもデリーやコルカタなどの外国人専用窓口で試してみる価値はあります。

      [チケットの予約と購入]

       チケットの購入方法は、恐らくこの4つ。

      1. ダージリン駅で買う。
      2. インドの他の駅で買う。
      3. オンラインで買う。
      4. 旅行会社経由で買う。

       最もわかりやすいのが、#1のダージリン駅の窓口(写真)での購入。当日のチケットはもちろん、120日先のものまで予約出来ます。#2(他の駅で購入)も、ダージリン駅で買うのと全く変わらないはずですが、私は試したことありません。

       erail.inで検索したところ、トイ・トレインにも、一応外国人枠が割り当てられています。具体的には、10:15発のローカル便で、一等車輌に2席。すべてのジョイライドに4席。もし一般枠が満席なら、これもデリーやコルカタなどの外国人専用窓口で試してみる価値はあります。

    •  続いて、#3のオンライン購入。一般的には、インド鉄道のチケットは、IRCTC(アメックス・カードのみ)、又はCleartrip(Visa/MasterでもOK)を通してで購入します。試しにCleartripで購入してみたところ、ローカル便は問題なく買えました。しかし、ジョイライドは変なエラーが出てうまくいきません。往復チケットが処理できないのか、表示金額も間違っています。うーん、微妙ですねー。買える、買えないは別として、これらのツールを通して空席状況が参照できるのはいいことです(写真)。<br /><br /> 最後に#4の旅行会社による代行。これは間違いなく可能でしょうが、入金やキャンセルなど、最も面倒くさい方法でもあります。<br /><br /><br />参考:<br />IRCTC - http://www.irctc.co.in/<br />ClearTrip - http://www.cleartrip.com/<br />インド鉄道達人の予約術: <br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10438828/

       続いて、#3のオンライン購入。一般的には、インド鉄道のチケットは、IRCTC(アメックス・カードのみ)、又はCleartrip(Visa/MasterでもOK)を通してで購入します。試しにCleartripで購入してみたところ、ローカル便は問題なく買えました。しかし、ジョイライドは変なエラーが出てうまくいきません。往復チケットが処理できないのか、表示金額も間違っています。うーん、微妙ですねー。買える、買えないは別として、これらのツールを通して空席状況が参照できるのはいいことです(写真)。

       最後に#4の旅行会社による代行。これは間違いなく可能でしょうが、入金やキャンセルなど、最も面倒くさい方法でもあります。


      参考:
      IRCTC - http://www.irctc.co.in/
      ClearTrip - http://www.cleartrip.com/
      インド鉄道達人の予約術:
      http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10438828/

    •  冒頭で、「トイ・トレインは取り扱いが難しい」と書きましたが、それは予約に関しても言えます。10-11月のピークシーズンは、通常より早く予約が埋まってしまいます。ダージリン・ヒマラヤ鉄道は、単線で列車もノロノロ。簡単に増便することはできません。<br /><br /> 逆にピークを過ぎると、乗客の少ないジョイライドは、便ごとキャンセルされてしまいます。それを避けるためには、より人気の高い10:40AMと1:20PMの列車に予約を入れておくのが無難でしょう。そして、稀ではありますが、土砂崩れやグルカランド関係のストライキで、列車が2-3日運行されないこともあります。その時は、運が悪かったと思って諦めるしかありません。<br /><br /> さて、予約できるものとして話を進めます(強引な!)。現在、列車は1日6便。そのうち、どの便に乗ったらいいのでしょう。値段にこだわるなら、二等席のあるローカル便。朝の方が天気がいいので、10:15AMの便がオススメです。どうしても蒸気機関車に乗りたいのであれば、ジョイライドの一択。ただし、便によりディーゼルだったりするので注意が必要です。2013年1月現在、蒸気機関車が使われているジョイライドは、4本中2本。これらの情報は時刻表からは判断できないため、駅窓口の張り紙を見て確認するのが唯一の方法です。<br />

       冒頭で、「トイ・トレインは取り扱いが難しい」と書きましたが、それは予約に関しても言えます。10-11月のピークシーズンは、通常より早く予約が埋まってしまいます。ダージリン・ヒマラヤ鉄道は、単線で列車もノロノロ。簡単に増便することはできません。

       逆にピークを過ぎると、乗客の少ないジョイライドは、便ごとキャンセルされてしまいます。それを避けるためには、より人気の高い10:40AMと1:20PMの列車に予約を入れておくのが無難でしょう。そして、稀ではありますが、土砂崩れやグルカランド関係のストライキで、列車が2-3日運行されないこともあります。その時は、運が悪かったと思って諦めるしかありません。

       さて、予約できるものとして話を進めます(強引な!)。現在、列車は1日6便。そのうち、どの便に乗ったらいいのでしょう。値段にこだわるなら、二等席のあるローカル便。朝の方が天気がいいので、10:15AMの便がオススメです。どうしても蒸気機関車に乗りたいのであれば、ジョイライドの一択。ただし、便によりディーゼルだったりするので注意が必要です。2013年1月現在、蒸気機関車が使われているジョイライドは、4本中2本。これらの情報は時刻表からは判断できないため、駅窓口の張り紙を見て確認するのが唯一の方法です。

    • [機関車] <br /><br /> 次に、トイトレインで使用されている車輌を紹介しましょう。まずは機関車から。ここまで説明した通り、トイ・トレインは、ディーゼル機関車、または蒸気機関車で牽引されています。写真のディーゼル機関車は、右側が正面っぽく見えますが、実は後側。運転席は左側を向いています。車輪の横にサンドボックスあり。<br />

      [機関車]

       次に、トイトレインで使用されている車輌を紹介しましょう。まずは機関車から。ここまで説明した通り、トイ・トレインは、ディーゼル機関車、または蒸気機関車で牽引されています。写真のディーゼル機関車は、右側が正面っぽく見えますが、実は後側。運転席は左側を向いています。車輪の横にサンドボックスあり。

    •  これが、ディーゼル車の運転席。電車はどれもそうですが、計器が山ほどある割には、運転に使うのはレパー2つだけだったりします。

       これが、ディーゼル車の運転席。電車はどれもそうですが、計器が山ほどある割には、運転に使うのはレパー2つだけだったりします。

    •  続いて、見所のひとつである蒸気機関車。ディーゼルと違いローテクなため、メンテにも運行にも人手がかかります。写真でいえば、線路に砂を撒く人が二人、石炭庫で石炭を砕く人が一人、さらに運転席に運転手と車掌の2人。<br /><br /> この写真はかなり昔のものですが、今回の滞在中、走行中の砂撒きは一度も見かけませんでした。ダージリン-グーム程度の勾配には不要ということでしょうか。<br />

       続いて、見所のひとつである蒸気機関車。ディーゼルと違いローテクなため、メンテにも運行にも人手がかかります。写真でいえば、線路に砂を撒く人が二人、石炭庫で石炭を砕く人が一人、さらに運転席に運転手と車掌の2人。

       この写真はかなり昔のものですが、今回の滞在中、走行中の砂撒きは一度も見かけませんでした。ダージリン-グーム程度の勾配には不要ということでしょうか。

    • [客車]<br /><br /> 続いて客車です。新しく導入されたものを除き、車輌にはたいてい名前がついています。具体的には、ザンスカールなどの地名や、チョモランマ、マカルー、ヌプツェ、パンディムなどの山の名前です。車輌のタイプは大きく分けて2つ。少しリクライニングの効いた一等車輌と、背もたれが直角な2等車輌です。トイレは、あったりなかったり。それぞれ見ていきます。<br /><br /><br />写真: 一等車輌ヌプツェ

      [客車]

       続いて客車です。新しく導入されたものを除き、車輌にはたいてい名前がついています。具体的には、ザンスカールなどの地名や、チョモランマ、マカルー、ヌプツェ、パンディムなどの山の名前です。車輌のタイプは大きく分けて2つ。少しリクライニングの効いた一等車輌と、背もたれが直角な2等車輌です。トイレは、あったりなかったり。それぞれ見ていきます。


      写真: 一等車輌ヌプツェ

    •  これが典型的な一等車輌。狭いながらも、三列のゆったりした造りになっています。ただ、座席の方向が固定だったり、リクライニングの調整ができない席があったりと、不便なところもあります。典型的なレイアウトで、5列15人。<br /><br /><br />

       これが典型的な一等車輌。狭いながらも、三列のゆったりした造りになっています。ただ、座席の方向が固定だったり、リクライニングの調整ができない席があったりと、不便なところもあります。典型的なレイアウトで、5列15人。


    •  一等車輌の中には、内装が豪華なマハラジャ仕様のものもあります。豪華といっても、天井の装飾が凝ってたり、前方がガラス張りだったりするだけなんですけどね。しかも、私が見た時は、展望ガラス側に前の車輌が連結されていました。これらの一等車輌は、ローカル便に使われることもあれば、ジョイライドに使われることもあります。<br /><br />

       一等車輌の中には、内装が豪華なマハラジャ仕様のものもあります。豪華といっても、天井の装飾が凝ってたり、前方がガラス張りだったりするだけなんですけどね。しかも、私が見た時は、展望ガラス側に前の車輌が連結されていました。これらの一等車輌は、ローカル便に使われることもあれば、ジョイライドに使われることもあります。

    •  さらには、天井がサンルーフの車輌も導入されています。全部で4両。これには、採光だけでなく逆側の景色が見やすいという利点もあります(ガラス汚れてますけどね)。ただ、ひとつ問題があり、一等車扱いなのに横4列だということ。そうなると、窓際になる確率は、わずか50%。よく見ると、シートピッチも狭い詰め込み型の座席です。7列28人。<br /> <br /> 私が調査した時は、ジョイライドの便には、すべてこの車輌が使われていました。なお、このタイプの車輌には名前はついていません。奥にトイレあり。

       さらには、天井がサンルーフの車輌も導入されています。全部で4両。これには、採光だけでなく逆側の景色が見やすいという利点もあります(ガラス汚れてますけどね)。ただ、ひとつ問題があり、一等車扱いなのに横4列だということ。そうなると、窓際になる確率は、わずか50%。よく見ると、シートピッチも狭い詰め込み型の座席です。7列28人。

       私が調査した時は、ジョイライドの便には、すべてこの車輌が使われていました。なお、このタイプの車輌には名前はついていません。奥にトイレあり。

    •  続いて、二等車の車輌です。座席のレイアウトは、対面型だったり同じ方向を向いていたりと、車輌によりまちまちですが、背もたれが直角なのは共通です。一応、網棚付き。中には足元が広々としたものもあり、二等車だから乗り心地が悪いというわけではありません。<br /><br /> 最近では、インド人観光客も料金の安い二等車に乗る事が多く、思ったより混んでいます。頼むから、俺たち貧乏旅行者の領域に来ないでくれ!<br /><br /><br />写真: ザンスカール号。33席。

       続いて、二等車の車輌です。座席のレイアウトは、対面型だったり同じ方向を向いていたりと、車輌によりまちまちですが、背もたれが直角なのは共通です。一応、網棚付き。中には足元が広々としたものもあり、二等車だから乗り心地が悪いというわけではありません。

       最近では、インド人観光客も料金の安い二等車に乗る事が多く、思ったより混んでいます。頼むから、俺たち貧乏旅行者の領域に来ないでくれ!


      写真: ザンスカール号。33席。

    •  はて、これは何でしょう。観光フェスティバルの企画で、客車の最後尾に台車を連結させ、関係者のお偉いさんや踊り子たちを乗せたものです。車輌ではなく台車..。考えましたねー。浅草サンバカーニバルの山車を思い出しました。<br /><br />

       はて、これは何でしょう。観光フェスティバルの企画で、客車の最後尾に台車を連結させ、関係者のお偉いさんや踊り子たちを乗せたものです。車輌ではなく台車..。考えましたねー。浅草サンバカーニバルの山車を思い出しました。

    • [駅を見学] <br /><br /> 何はともあれ、まずはダージリン駅まで行ってみましょう。駅があるのは、町の中心部から南に下ったところ。もし「乗る気」があるのなら、まずは窓口で今日の空席具合をチェックしてみまます。仮に満席だったとしても、決して無駄足ではありません。この駅自体、みどころ多いですからね。<br /><br /> ダージリン駅は開けた場所にあるため、町中よりカンチェンジュンガがよく見えます(写真)。駅はプラットフォームも線路も出入り自由。好き勝手に見学出来ます。車庫などないので客車は線路に並んでいるし、もし出発時間が近ければ、機関車がすでに入線しているはずです。構内に軽食カウンターあり。<br /><br />

      [駅を見学]

       何はともあれ、まずはダージリン駅まで行ってみましょう。駅があるのは、町の中心部から南に下ったところ。もし「乗る気」があるのなら、まずは窓口で今日の空席具合をチェックしてみまます。仮に満席だったとしても、決して無駄足ではありません。この駅自体、みどころ多いですからね。

       ダージリン駅は開けた場所にあるため、町中よりカンチェンジュンガがよく見えます(写真)。駅はプラットフォームも線路も出入り自由。好き勝手に見学出来ます。車庫などないので客車は線路に並んでいるし、もし出発時間が近ければ、機関車がすでに入線しているはずです。構内に軽食カウンターあり。

    •  オススメの見学時間帯は、ディーゼル(10:15AM)と蒸気機関車(10:45AM)が出発する10時台。さらに、蒸気機関車が戻ってきて、次の出発(1:20PM)までメンテが行われる12:50PM以降です。<br /><br /> 写真は、一本目のジョイライドから帰ってきた後、メンテ用の線路で保守作業を行う蒸気機関車。ここでは、車輪周りのボルトを締め直したり、余分な蒸気を放出したり、と各種ルーチン作業が行われます。その後、場所を移動して、燃料の燃えカスを底から掃きだしたり、新たな石炭を釜に入れたり、エンジンオイルを注入したりと、見ていて飽きません。ただし、あまり近くで見ていると、突然燃えカスの灰が飛んできたり、蒸気の餌食になったりするのでご注意を。<br /><br /><br />写真: ピンクの点は、左から、サイドブレーキ(のようなもの)、釜の投入口、汽笛を鳴らす紐、ブレーキ、車掌が使う旗、蒸気の放出口。

       オススメの見学時間帯は、ディーゼル(10:15AM)と蒸気機関車(10:45AM)が出発する10時台。さらに、蒸気機関車が戻ってきて、次の出発(1:20PM)までメンテが行われる12:50PM以降です。

       写真は、一本目のジョイライドから帰ってきた後、メンテ用の線路で保守作業を行う蒸気機関車。ここでは、車輪周りのボルトを締め直したり、余分な蒸気を放出したり、と各種ルーチン作業が行われます。その後、場所を移動して、燃料の燃えカスを底から掃きだしたり、新たな石炭を釜に入れたり、エンジンオイルを注入したりと、見ていて飽きません。ただし、あまり近くで見ていると、突然燃えカスの灰が飛んできたり、蒸気の餌食になったりするのでご注意を。


      写真: ピンクの点は、左から、サイドブレーキ(のようなもの)、釜の投入口、汽笛を鳴らす紐、ブレーキ、車掌が使う旗、蒸気の放出口。

    •  写真は出発間近の蒸気機関車。このように、ダージリン発の列車は、スティームであれディーゼルであれ、機関車が逆向きに連結されます。運転士は変な感じでしょうが、後ろ側にもライトはあるし、アシスタントもいるので問題ないでしょう。ダージリンに戻ってくる時は、その逆、つまり前向きで連結されます。<br />

       写真は出発間近の蒸気機関車。このように、ダージリン発の列車は、スティームであれディーゼルであれ、機関車が逆向きに連結されます。運転士は変な感じでしょうが、後ろ側にもライトはあるし、アシスタントもいるので問題ないでしょう。ダージリンに戻ってくる時は、その逆、つまり前向きで連結されます。

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