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首都圏のメジャーな山として、高尾、御岳ときたら、大山を外すわけには行かないだろう・・・という程度の極めて軽薄な理由で、かねてから行こうと思っていた丹沢の大山。<br /><br />しかし、今年に入ってから天候やら他の予定との絡みやらでなかなか実現できずにいたが、計画だけはかなり前から立てていて、ようやくそれが実現した。<br /><br />今回のルートは、秦野から蓑毛まで行き、そこからヤビツ峠を経由しイタツミ尾根を通って山頂を目指す。<br />ヤビツ峠までは4月からはバスも通っているが、そこを敢えて歩いていこうと言うわけである。(バスのルートとは異なる)<br />下山ルートは、最短距離の表参道を通らず、見晴台を経由して阿夫利神社下社まで。そこからは、せっかくなのでケーブルを利用して降り、バスで伊勢原まで出ると言うもの。<br /><br />電車の乗り換え、バスの時刻等々も事前に調べ、小田急が発行する「丹沢・大山フリーパス」まで事前購入して臨んだ・・・にも関わらず、当日は朝からドタバタ。<br />まず、家を出るのが少々遅れ。駅まで小走り。目的の電車はぎりぎりセーフ、しかし秦野に到着してバス停まで行くと、乗る予定だった蓑毛行きのバスにはタッチの差で間に合わず。<br />ここで次のバスまで30分待つか、あと10分くらいで出発する蓑毛経由ヤビツ峠行きに乗るか、決めなくてはならない状況になった。<br />目の前にはそのヤビツ峠行きを待つ人の長蛇の列、、、である。<br />目的地の蓑毛までは30分弱、バスで「立ち」は少々辛い距離だ。<br />さて、どうする?<br /><br />すると、そこにヤビツ峠行きバスが到着。係員が声を張り上げる。<br />「ヤビツ峠直行の臨時バスです。ご乗車の方は・・・」<br />「?!!」<br />長蛇の列はそのバスにどんどん吸い込まれていく。駅からダッシュで乗り込む人もいる。<br />結果、バス停には我々と数人が残るだけとなった。次のヤビツ峠行きはあと5分程度でやってくる!<br />答えは自明だ。<br /><br />まさに“塞翁が馬”、易々と着席して駅を出発。混雑するバスを回避するために蓑毛スタートのコースを組んだのだが、こうやって座れたのであればヤビツ峠まで行ってしまおうということになり、終点まで車窓からの景色を楽しんだ。<br />蓑毛を過ぎて山道に入ってヤビツに向かう途中、前方が大きく開けた絶景ポイントがある。駐車場と展望台があり、既に数台の車が来ていたが、真正面に富士山がドン。雲もなく見事な眺めだ。<br /><br />さて、ヤビツ峠は登山客と自転車乗りで賑わっていたが、三々五々思い思いのルートへと消えて行く。我々も道標と地図を確認して山歩きスタート。<br />登山道はよく整備されていて、道迷いの心配もなく取り立てて危険な箇所もなく、多少急な階段はあるものの難所と言うほどのものでもなく、快適。<br /><br />都心よりもやはり気温は低い。多少高いところとなればなおさら。ところどころに雪が残っているということは、2月3月ではまだ軽アイゼン必須というのもうなづける。<br /><br />イタツミ尾根の左手には富士山をはじめ(朝方は山頂までクリアに見えていたが、残念ながらすっぽり雲に隠れてしまった)、丹沢山系がよく見渡せる。晴天の冬場もしくは早朝はきっと非常に爽快な景色だろう。<br /><br />そうこうしているうちに分岐に到着。表参道との合流地点、ヤビツ峠分岐だ。「あと10分山頂」との標識もある。なんだか拍子抜けしてしまった。ここまでおよそ75分。<br /><br />鳥居を抜けて石段を上がれば、正しく山頂。既に多くの人が休憩中。まだ10時半だが、気の早い人は昼食である。<br /><br />お気楽な山といえども1250m、相模湾が前方に広がる景色はなかなか良いものだ。真鶴半島や江ノ島まで見渡せた。<br /><br />昼食にはまだ早いし人も多いので、見晴台を目指して出発。<br />見晴台までは歩きにくい丸太の階段あり、岩場ありで意外にも急坂が多い。それほど展望もなく、淡々と下るしかない。<br />70分ほど歩いて広い平坦な場所に到着。見晴台である。<br />ここには木のテーブルが沢山設置されており、食事を摂るには最適。ちょうど昼時だったので、ここで昼食休憩。<br /><br />ここのところの定番で、カップラーメンとおにぎりの昼食。そして食後のコーヒー。<br />曇天と風がややあったせいで動かないでいると寒い。風除けの上着を着てコーヒーを飲んでいたら、なんと雪が舞い始めた。<br />4月に雪とは、やはりここも山なのだと実感。<br />食後のコーヒーも終わり、12時半過ぎに出発。<br /><br />ここ見晴台からケーブルカー駅まではほぼ水平移動で、アップダウンもほとんどない。<br />しかしところどころに崩落跡があり、ある意味、今回の行程上で一番危険なエリアだった。<br />終盤、谷の渡口のところに滝が現れる。修験場だった二重滝だ。これが大山側の源流だと言う。<br />ここを渡ってほどなく阿夫利神社下社が見えてくる。<br /><br />ケーブルカーの駅は神社の下方、片道450円はぼったくりだ。<br />到着は13時。行程は4時間。距離は5.1kmで高低差は581m。<br />当初の予定からすればかなり「お気楽」なハイキングになってしまったが、その分、時間的にはかなり余裕があったのでよしとしよう。

日帰り登山~大山

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2012/04/07 - 2012/04/07

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旅行記グループ 山 丹沢(主脈・主稜)

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琉球熱

琉球熱さん

首都圏のメジャーな山として、高尾、御岳ときたら、大山を外すわけには行かないだろう・・・という程度の極めて軽薄な理由で、かねてから行こうと思っていた丹沢の大山。

しかし、今年に入ってから天候やら他の予定との絡みやらでなかなか実現できずにいたが、計画だけはかなり前から立てていて、ようやくそれが実現した。

今回のルートは、秦野から蓑毛まで行き、そこからヤビツ峠を経由しイタツミ尾根を通って山頂を目指す。
ヤビツ峠までは4月からはバスも通っているが、そこを敢えて歩いていこうと言うわけである。(バスのルートとは異なる)
下山ルートは、最短距離の表参道を通らず、見晴台を経由して阿夫利神社下社まで。そこからは、せっかくなのでケーブルを利用して降り、バスで伊勢原まで出ると言うもの。

電車の乗り換え、バスの時刻等々も事前に調べ、小田急が発行する「丹沢・大山フリーパス」まで事前購入して臨んだ・・・にも関わらず、当日は朝からドタバタ。
まず、家を出るのが少々遅れ。駅まで小走り。目的の電車はぎりぎりセーフ、しかし秦野に到着してバス停まで行くと、乗る予定だった蓑毛行きのバスにはタッチの差で間に合わず。
ここで次のバスまで30分待つか、あと10分くらいで出発する蓑毛経由ヤビツ峠行きに乗るか、決めなくてはならない状況になった。
目の前にはそのヤビツ峠行きを待つ人の長蛇の列、、、である。
目的地の蓑毛までは30分弱、バスで「立ち」は少々辛い距離だ。
さて、どうする?

すると、そこにヤビツ峠行きバスが到着。係員が声を張り上げる。
「ヤビツ峠直行の臨時バスです。ご乗車の方は・・・」
「?!!」
長蛇の列はそのバスにどんどん吸い込まれていく。駅からダッシュで乗り込む人もいる。
結果、バス停には我々と数人が残るだけとなった。次のヤビツ峠行きはあと5分程度でやってくる!
答えは自明だ。

まさに“塞翁が馬”、易々と着席して駅を出発。混雑するバスを回避するために蓑毛スタートのコースを組んだのだが、こうやって座れたのであればヤビツ峠まで行ってしまおうということになり、終点まで車窓からの景色を楽しんだ。
蓑毛を過ぎて山道に入ってヤビツに向かう途中、前方が大きく開けた絶景ポイントがある。駐車場と展望台があり、既に数台の車が来ていたが、真正面に富士山がドン。雲もなく見事な眺めだ。

さて、ヤビツ峠は登山客と自転車乗りで賑わっていたが、三々五々思い思いのルートへと消えて行く。我々も道標と地図を確認して山歩きスタート。
登山道はよく整備されていて、道迷いの心配もなく取り立てて危険な箇所もなく、多少急な階段はあるものの難所と言うほどのものでもなく、快適。

都心よりもやはり気温は低い。多少高いところとなればなおさら。ところどころに雪が残っているということは、2月3月ではまだ軽アイゼン必須というのもうなづける。

イタツミ尾根の左手には富士山をはじめ(朝方は山頂までクリアに見えていたが、残念ながらすっぽり雲に隠れてしまった)、丹沢山系がよく見渡せる。晴天の冬場もしくは早朝はきっと非常に爽快な景色だろう。

そうこうしているうちに分岐に到着。表参道との合流地点、ヤビツ峠分岐だ。「あと10分山頂」との標識もある。なんだか拍子抜けしてしまった。ここまでおよそ75分。

鳥居を抜けて石段を上がれば、正しく山頂。既に多くの人が休憩中。まだ10時半だが、気の早い人は昼食である。

お気楽な山といえども1250m、相模湾が前方に広がる景色はなかなか良いものだ。真鶴半島や江ノ島まで見渡せた。

昼食にはまだ早いし人も多いので、見晴台を目指して出発。
見晴台までは歩きにくい丸太の階段あり、岩場ありで意外にも急坂が多い。それほど展望もなく、淡々と下るしかない。
70分ほど歩いて広い平坦な場所に到着。見晴台である。
ここには木のテーブルが沢山設置されており、食事を摂るには最適。ちょうど昼時だったので、ここで昼食休憩。

ここのところの定番で、カップラーメンとおにぎりの昼食。そして食後のコーヒー。
曇天と風がややあったせいで動かないでいると寒い。風除けの上着を着てコーヒーを飲んでいたら、なんと雪が舞い始めた。
4月に雪とは、やはりここも山なのだと実感。
食後のコーヒーも終わり、12時半過ぎに出発。

ここ見晴台からケーブルカー駅まではほぼ水平移動で、アップダウンもほとんどない。
しかしところどころに崩落跡があり、ある意味、今回の行程上で一番危険なエリアだった。
終盤、谷の渡口のところに滝が現れる。修験場だった二重滝だ。これが大山側の源流だと言う。
ここを渡ってほどなく阿夫利神社下社が見えてくる。

ケーブルカーの駅は神社の下方、片道450円はぼったくりだ。
到着は13時。行程は4時間。距離は5.1kmで高低差は581m。
当初の予定からすればかなり「お気楽」なハイキングになってしまったが、その分、時間的にはかなり余裕があったのでよしとしよう。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • スタート地点のヤビツ峠。ハイカーやバイカーで賑わう。

    スタート地点のヤビツ峠。ハイカーやバイカーで賑わう。

  • 爽やかな尾根道。やはりこういう道は朝のうちが気持ちがいい。

    爽やかな尾根道。やはりこういう道は朝のうちが気持ちがいい。

  • 雪が残っている場所も。当然、霜柱も元気だ。

    雪が残っている場所も。当然、霜柱も元気だ。

  • イタツミ尾根からの眺望。丹沢山系が一望。

    イタツミ尾根からの眺望。丹沢山系が一望。

  • ヤビツ峠分岐。表参道との合流地点。ここから山頂までは10分程度。

    ヤビツ峠分岐。表参道との合流地点。ここから山頂までは10分程度。

  • ヤビツ峠分岐からほどなく現れる鳥居。ここをくぐり階段を登れば山頂だ。

    ヤビツ峠分岐からほどなく現れる鳥居。ここをくぐり階段を登れば山頂だ。

  • 山頂到着は10:25。すでに日が高く、透視度は落ちているが、真鶴半島、江ノ島が見える。

    山頂到着は10:25。すでに日が高く、透視度は落ちているが、真鶴半島、江ノ島が見える。

  • 見晴台から下社までの道中にある、二重滝。その昔、付近に「呪いの杉」があったという。

    見晴台から下社までの道中にある、二重滝。その昔、付近に「呪いの杉」があったという。

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