20120304-10　韓国鉄道旅行（1）0,1日目　BEETLEで博多から釜山へ

2012/03/04 - 2012/03/10

3月のはじめ、韓国に行ってました。その旅行記です。まあ韓国に行ってもやってることは日本と同じだったりするんですが……
まずは韓国入国まで。今回の旅では最初からいきなりハプニング到来。

【バス】【船】【BEETLE（JR九州高速船）】
2012/03/29Update

(2)1日目-2　釜山駅・東横イン釜山
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656144/
(3)　2日目-1　釜田駅へ
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656179

番外編……韓国を鉄道で旅するにあたって、知っておくといいかなと思ったことを豆知識的にまとめました。
番外編(1)　韓国鉄道種別
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656132/

以下準備中

◆全旅行記目次◆
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10642746/

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩

今まで国内旅行（それも特殊な乗りつぶし旅）ばかりしてきた私がなぜ海外に目を留めたのか……それはもちろん安かったから。博多・釜山間に新規参入してきた大亜高速海運の高速船Dream号のキャンペーン価格、往復3500円に釣られたからです。サーチャージは別途必要とはいえ、入れても韓国まで7000円ほど。まあ関西在住なので博多まで出なきゃいけませんが、そのくらいいつものことだし……と、電話したところうまく3/5往路、3/10復路のチケットが取れました。


で、準備も済ませて4日にいざ夜行バス乗り場の京都へ向かおう！という段取りになって、大亜高速海運からお電話が。
「荒天のため、今日と明日の便が欠航になります。申し訳ございませんが、キャンセルさせて頂きます。」


え???！！！

いやいや、そんなこと急に言われましても、こちとら昨日の深夜にホテル等の予約も終わっていく準備万端だったんですが……

中止も考えたものの、ここまで来てキャンセルするのも残念。行ける時に行くべき！と、これまでの多いのか少ないのか分からない旅行経験が語っていることでもあるし、これを逃すと韓国に行くのはいつになるのかわからないわけだし、とりあえず帰りの便の予約だけにしてもらい、博多へと向かうことに。

大亜高速海運 船系

で、京都駅からはウィラーのバスに乗って博多港へと向かいます。来たバスはダブルデッカー車。

高速バス (ウィラートラベル) 乗り物

シートは至極快適。

……って、そんな高い席に乗るわけもなく、二階席の普通の4列シートへ。

京都駅を出た頃の乗車率は少なめ。
ウィラー大阪梅田ターミナルで8割ほど乗りこみ、三宮駅で残り1,2割が埋まる感じでした。勿論満席。

ウィラーのピンクバスには初めて乗ったのですが（他社運行委託のスターエクスプレス便なら何度か乗ってますが）、車内の広報誌がなかなか面白かったです。面白かったというか、ウィラーは色々本気なんだなーと思わせるような内容でした。

途中の三木SA（確か）で一度目の休憩。駐車場には他社のバスも。右側に写っているのは、先日より運行開始となった西鉄&西武の日本一長距離を走る高速バス・ライオンズ号（西鉄車）。その横には地元でお馴染み鹿のマークの奈良交通バス。

二度目の休憩では門司港PA。関門橋が対岸の九州へと続いている。

で、翌朝。
早朝の小倉駅はともかく、博多駅前・天神の二箇所でほぼ全員どころか自分以外は降りてしまい、最後の10分少々は貸切状態に。せっかくなので、二階席最前列に移動してカーテンを開けてみたり。天気は小雨状態。

で、バスが博多港ふ頭（国内線ターミナル）に着くやいなや走って国際線ターミナルへ。ここでBEETLE（JR九州高速船）の初便もしくは他便の空席をGetできなければ、今日は釜山の宿はキャンセルして18切符で福岡をさまようことになります。
果たして空席はあるのか？昨日見たら関釜フェリーもカナリアラインもダメ、飛行機など当然予算オーバー、BEETLE初便のグリーン席しかなかったが……

ありました、それも普通席。学割片道1万円にサーチャージ入れて1万3000円ほどを支払って、ようやく行きのチケットゲット。まさに綱渡りでした。
もちろん帰りの便のバウチャーをもらうのも忘れずに。これを受け取るために大亜高速海運のカウンター業務時間前ですが、係の人に来てもらっていました。まあこのくらいはしてもらわないと……

博多港国際ターミナル 乗り物

斯くして手に入れた韓国行きのチケット。
当初予定では往復3500円が、往路：BEETLE学割1万円、復路：Dream号2000円といきなり9500円も予算が飛び上がりましたが……

なお、BEETLEのカウンターで300円で釜山周辺のガイドブックを発売していたのでちょうどいいやとそれも購入。というのは、なんと恐ろしいことに、今回の旅行で事前に読んだガイドブックは図書館で借りた「韓国鉄道の旅完全ガイド―きっぷの買い方、乗り方、列車の魅力まですべて網羅! (イカロス・ムック)」と「韓国 鉄道の旅―KTXで拓く新しい韓国の旅 (JTBキャンブックス)」のみ。後はインターネットの韓国旅行サイトの情報をちょこちょこっと頭に詰め込んだだけ。
……まあそんなところからして、この旅の概要が分かってきますね、すでに。

さて、そろそろ出港が近づいてきたので、というか切符を買った時点で結構ぎりぎりだったので、さっさと乗船手続きへ。出国審査場を通過し、免税店もありますが、今回はスルー。

向こうには、カメリアラインのフェリーが。

で、こちらが乗るのは、この小さな高速船。ジェットフォイルのビートル。

JR九州高速船ビートル 乗り物

とっとと席に着いて、出港。

本日は波が高いのでと、客室乗務員が酔い止めを配っていました。どちらかと言えば酔いやすい方なので、ありがたくいただきます。

船内ではBEETLEやNTTドコモの宣伝の後、韓国ドラマを上映していましたが、これがなんか面白く無い。で、それを見てると揺れのおかげで酔ってきてしまったのでとっとと寝ることにします。

ちなみに、船内はJR九州らしいセンスあふれるデザイン。こんな額が飾ってあったりしました。

こんなのも。

座席はこのような感じ（釜山到着後撮影）

で、疲れましたが寝てるうちにだいぶ進んだようで、釜山へまもなく到着というところで目覚めました。

釜山港へ上陸。
横には関釜フェリーの船が。
なんか、ビルが多い感じとか、ちょっと無機質（？）な感じとか、日本とは違う印象を受けますねー

釜山港国際旅客ターミナル 船系

では、ターミナルビルへ。

入国審査も無事に終わり、釜山へとやって参りました。

釜山港国際旅客ターミナル 船系

ターミナルビルの中。

本日のレート。見方よくわかりませんが。

では、とりあえず、ホテルへと向かって荷物を預かってもらうことにしようかと、釜山港国際線ターミナルを出発。ここから駅に向かうには、循環バスが便利とのことですが、歩ける距離だし今日泊まるホテルは駅と港の間にあるらしいので、まずは歩いていくことに。歩いたほうがその都市の雰囲気が感じられそうですし。

ということで、始まりました韓国鉄道旅行。次回へ続きます。

(2)1日目-2　釜山駅・東横イン釜山
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10656144/