キルギス滞在記２１（ビシュケク、博物館巡りリベンジ第２弾「マヌウロバの家博物館」「キルギス国立美術館」編）

2012/03/22 - 2012/03/22

　今日のビシュケクもスッキリと晴れ渡り暖かな１日になりました。そこでこんな日は博物館にいこうということで「マヌウロバの家博物館」と「キルギス国立美術館」を訪問してきました。「マヌウロバの家博物館」の場所はトゥヌスタノバ通り１０８番地でウズベキスタン大使館の向いにあります。電話番号は（０３１２）６６１１７４です。開館は月曜日から金曜日の朝９時から午後５時まで（昼休み正午から午後１時）。入館料は２０com（約４０円）、パンフレット１０com（約２０円）です。パンフレットは日本の博物館等では無料で入手できる３つ折りのタイプですので、興味のない方は断っても問題ありません。「キルギス国立美術館」の場所はサビエツカヤ通り１９６番地です。開館は月曜日から木曜日朝９時から午後５時、金曜日朝９時から午後４時までです。入館料はキルギス国立民族大学の学生証提示で２０com（約４０円）でした。

エリア ビシュケク(キルギス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

　正面から見た「マヌウロバの家博物館」です。ここもとても小さな
博物館でした、以前紹介した文学博物館よりも小さいです。でも建物はとても雰囲気があり良い感じでした。
　マヌウロバとは旧ソ連からキルギスへ移住してきた彫刻作家で、此処はその彼女の生活していた家です。彼女の作品は「国立オペラ、バレエ劇場」にも飾られています。

　この扉を開けて中へ入ります。入場券売り場等の明確な場所はありません。今日は現代キルギス作家の展覧会が行われてる期間中で常設展示の上に布を掛け現代作家の作品が展示されており少し残念でしたが、現代彫刻作家のに触れることが出来たことも良い経験でした。

　家の周囲をまわることが出来ます。

　同じく家の周りです。

　正面入口の扉を内側から見てみました。

　とても小さな館内ですが、スタッフが心を込めて手入れしていることが分かりました。

　「マヌウロバ」についての展示です。スタッフの初老の女性がロシア語で説明してくださいました、英語が出来るかどうかは分かりませんでした。彼女には３人の娘がいたそうですが、娘たちは全員モスクワへ行ってしまい、晩年は一人で住んでいたそうです。

　展示場内です、春の和らかな陽射しが差し込み暖かな雰囲気です。

　現代作家の作品です。キルギスを題材にしたものが殆どでした。どの作品も躍動感が感じられました。

　ここも窓から陽射しが差し込み良い雰囲気です。

　これが有料のパンフレットです。

　パンフレットの中味です。

　続いて「キルギス国立美術館」移動しました、「マヌウロバの家博物館」から徒歩で１０分程の所にあります。
　此処は写真撮影禁止なので、以前の博物館巡り編で使用した写真を使用させていただきましたので雨天の画像となっています。
　入場券はこの入り口を入り左に曲がると有ります。

　これが入場券です、現地大学学生割引で入館したので正規料金は分かりませんでした。
　入場券を購入したら、正面階段で２階へ上がり見学をします。
展示は点数も多く中々の見応えです。「夜のチュイ川」という題名の絵がとても雰囲気が良く気に入りました。ただ、照明や施設の老朽化、展示絵画自体の劣化など残念なところも目に着きました。