2010/12/09 - 2010/12/09
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鎌倉市扇ガ谷にある浄光明寺は真言宗泉涌寺派の寺で泉谷山浄光明寺という。源頼朝の命を受けて文覚上人が建立した寺院を、建長3年(1251年)に6代執権北条長時が真阿上人を迎えて中興した。元弘3年(1333年)に後醍醐天皇の勅願所となる。また人材養成の場として華厳、天台、三論、法相の四つの歓学院(学問所)が設立された。
本尊の阿弥陀三尊像(正安元年(1299年)作、重文)は半丈六仏であり、鎌倉では大仏を除くと覚園寺の薬師如来像に次ぐ大きさだ。今では収蔵庫に安置され、温度と湿度が調整されている。しかし、拝む入り口は開放されているので夏場や雨天時には公開されず、木曜日と土・日・祝日にだけ公開(10:00〜12:00、13:00〜16:00)されている。相印と、中世鎌倉のみで流行した「土紋」と呼ばれる袈裟の紋様に特徴がある。時代が下がって江戸期あたりには冠を頂くようになったようだ。元々冠を頂く大日如来像として円成寺(えんじょうじ)多宝塔の運慶作の国宝仏が有名であるが、年明けに金沢文化に来られるからぜひ比べてみたいものだ。また、収蔵庫左には矢拾地蔵が安置されているが、足利直義(尊氏の弟)の念持仏と伝えられる。戦前までは逆賊とされた足利家由来の念持仏としては傷も見られず、残りが良い。
冷泉為相墓(れいぜいためすけ・藤原定家の孫で歌人阿仏尼の子供)が国の史跡に指定されていたが、今は境内まで拡張されて国の史跡に指定されている。
受付で冷泉為相のお墓も参拝したいと申しでたら、「山道を登るので大変ですよ。」といわれた。それでも是非にと阿弥陀堂(仏殿)裏の門を開けてもらって参拝した。冷泉為相の墓の下の大きなやぐらには網引地蔵が祭られていた。鎌倉らしさが感じられる寺である。
(表紙写真は浄光明寺阿弥陀堂(仏殿))
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浄光明寺参道。
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浄光明寺山門に掛かる「泉谷山」の扁額。
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浄光明寺山門。
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浄光明寺山門。
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楊貴妃観音。
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浄光明寺庫裡。
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浄光明寺客殿。
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浄光明寺客殿。
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浄光明寺不動堂。
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浄光明寺不動堂。
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浄光明寺鐘楼。
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浄光明寺鐘楼。
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浄光明寺客殿。
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浄光明寺境内の手水。
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浄光明寺不動堂。
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浄光明寺境内の十三重塔。
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浄光明寺客殿。
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浄光明寺境内のもみじ。
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虚空蔵菩薩。
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浄光明寺不動堂。
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浄光明寺不動堂裏の石仏。
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浄光明寺不動堂裏のやぐら。
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浄光明寺不動堂裏の石仏。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)前のビャクシンの大木。
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浄光明寺客殿。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらはお墓になっている。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらはお墓になっている。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)前のマキ(イヌマキ)の大木。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)前のマキ(イヌマキ)の大木。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)。ここに安置されている三尊は新しいものだ。本尊が横に建った収蔵庫に移り、空では寂しいので作造した。
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「百度石」。浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらはお墓になっている。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のお墓。
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「鎌倉市指定史跡 大伴神主家墓所」看板。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらの大伴神主家の墓所。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらの大伴神主家の墓所。墓石には鳥居が彫られている。
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伴神主家の墓所の墓石。新しく見えるが江戸期のものだ。
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伴神主家の墓所の墓石。もっと古いものもある。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のお墓。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のお墓。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横奥のお墓。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらはお墓になっている。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐら。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横のやぐらの前には石仏が。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)横の五輪塔と宝篋印塔(ほうきょういんとう)。
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「阿弥陀三尊像」重要文化財看板。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏の重要文化財看板。「史蹟」と書かれているが、実際には「史跡」看板だ。最近建てられたもので、「史蹟」とかかれているのは初めて見た。しかし、「重要文化財」と「史跡」は違うだろう。おかしなことになってきている。
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観音堂。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏のやぐら。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏の石仏。
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観音堂裏の宝篋印塔(ほうきょういんとう)。
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観音堂裏の宝篋印塔(ほうきょういんとう)。
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観音堂裏の石塔。
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観音堂裏の石塔。
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観音堂裏の石塔。
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観音堂裏の墓石。
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観音堂裏の墓石。
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観音堂裏の石仏と五輪塔。
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観音堂裏の五輪塔。
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観音堂裏の墓石。
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観音堂裏の墓石。
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観音堂裏の墓石。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏の五輪塔。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏の石仏と五輪塔。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)、観音堂、収蔵庫。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)、観音堂、収蔵庫。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏山の石段。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏山の広場。桜が植えられている。端にはやぐらが続く。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏山の広場。端にはやぐらが続く。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)裏山のやぐら。網引地蔵が祭られている。
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網引地蔵。
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「たき火たばこ禁止」の看板。この種の看板も鎌倉にも古くからあったのだ。
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網引地蔵が祭られているやぐらの中には「地蔵菩薩石坂供養塔」が建つ。
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網引地蔵が祭られているやぐらの中の五輪塔。
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裏山のやぐらには五輪塔が並ぶ。
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裏山のやぐらに2基の五輪塔が並ぶ。
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裏山のやぐら。
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「国指定史跡 冷泉為相墓」看板。
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冷泉為相の墓に建つ宝篋印塔(ほうきょういんとう)。南北朝期のものとされる。小さいので驚いた。
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冷泉為相の墓に建つ宝篋印塔(ほうきょういんとう)。墓前に建つ石燈籠には正徳5年(1715年)銘がある。
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冷泉為相の墓の裏のやぐらとずらりと並んだ五輪塔。柵がある。
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柵の向こうにも石段が続き多宝寺跡があるそうだ。ここのやぐらには極楽寺ほどではないが、立派な宝篋印塔(ほうきょういんとう)があるそうだが、公開されていない。
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冷泉為相の墓下の参道からは岩舟地蔵堂(海蔵寺管理)が見える。
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冷泉為相の墓の参道は石段だ。
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裏山の紅葉。
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裏山の紅葉。
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浄光明寺阿弥陀堂(仏殿)前の石段。
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