2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(42/46)：10月18日(1)：ヘルシンキ、市内見学、ヘルシンキ中央駅

2010/10/12 - 2010/10/19

実質的な旅行最終日になりました。出発までの朝の時間を利用して、ヘルシンキの市内見学です。最初はホテル近くのヘルシンキ中央駅近くの散策です。次の旅行のために、中央駅の内部も確認しておきました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

ヘルシンキ中央駅の近くのホテルでしたから、歩いて5分とはかかりません。ヘルシンキ中央駅のシンボルの時計塔です。高さが48．5メートルとされます。朝日に照らされていました。

ヘルシンキ中央駅付近の街並みと建物紹介です。左手には、建物には似合わないペプシの看板がありました。

クラシックな外観と色彩の建物です。公共施設のようですが、建物の名前は分かりません。

先に紹介したヘルシンキ中央駅の時計塔の光景です。建物の高い部分が朝日に輝いていました。

控えめですが、壁面いっぱいに文字の看板があったビルの光景です。複合ビルのようです。屋上には、グランド・カジノの文字も見えました。

ヘルシンキ中央駅前の広場の光景です。下段になった一角に、立派なブロンズ像が見えました。背後にフィンランド国立劇場の建物が見えました。

フィンランド国立劇場の建物のアップ光景です。赤い屋根が朝日に輝いていました。1902年に完成した、民族ロマン主義の建築物とされます。

フィンランド出身の作家、アレクシス・キビ(1834〜72年)のブロンズ像のアップ光景です。フィンランド語の散文で書かれた叙事詩、『７人の兄弟(1870)』と戯曲が代表作とされます。フィンランドの現代文学を拓いた一人とされます。

白のアクセントが入った赤い花です。ダリアのようです。ダリアは、キク科ダリア属の多年草です。

石畳の広場にいた水鳥です。ここを餌場にしているようでした。通行人を直近で避けながら餌を探していました。

水鳥のアップ光景です。ウミネコか、その近縁種でしょうか。足に水掻きがありますから水鳥には間違いないようですが、ユリカモメとは違うようです。

壁面に数多くの像が飾られたクラシックな建物です。博物館等の公共施設のようですが、確認できませんでした。コンコルディアを含む文字がありました。

歴史的建築物ではなく、比較的新しいビルのようです。高いアンテナが見えていますから、ヘルシンキ中央郵便局だったかもしれません。

ソコス・ホテルの看板があった建物光景です。1階にはマクドナルドを初め、いくつものお店の看板がありました。

コンパクトなデザインの道路清掃車の光景です。前方についた円形のブラシを回転させながら清掃していました。

ヘルシンキ中央駅の正面玄関がある建物光景です。後ほど内部の光景を紹介します。一日の乗降客は２０万人程とされます。

正面出入口の両脇に2体ずつ、計4体のランプを持った像があります。その内の2体です。VRのテレビCMに使われるなど、非常に有名な像です。この像を題材にしたラップ曲も創られています。

ヘルシンキ中央駅は、フィンランドで産出した花崗岩が使われているようです。世界的に著名なフィンランドの建築家、エリエル・サーリネン(1873〜1950年)により設計された駅舎は、1919年に完成しました。

ここからはヘルシンキ中央駅の構内光景です。鼓のような中が括れたシャンデリアが高い天井から吊り下がっていました。

中央駅はヘルシンキの玄関口として、ヘルシンキからフィンランド国内の各都市に向かう長距離列車の大部分と、すべてのヘルシンキ近郊列車がこの駅から出発します。

右上に表示された現在時刻は9時09分です。9時19分発の列車から10時48分発までの10本の列車が電光表示されていました。ヘルシンキ近郊のツルク(Turku)、タンペレ(Pori Tampere)等の行き先がありました。

中央付近に見える時計の針は、朝の9時10分頃を指しています。限られた時間でのヘルシンキ市内散策ですから、携帯電話を含め各所で繰り返し時間をチェックしました。

切符売り場に入るクラシックな扉の光景です。チケッツの英語表記がありました。3ヶ国語表記のほか、図形表示もありました。

構内に展示されていた機関車模型です。4ヶ国語で表示された青色の表示板には、インターナショナルの英語表記がありました。国際線に使用された機関車の模型のようです。

チケット売り場の光景です。次に個人旅行をする場合の参考に、一通り見学しておきました。

プラットホームの光景です。紅白に塗られた電車が停車していました。半分隠れた白いVRの文字は、旅客・貨物運輸業を担当するVRグループのマークです。VRは株式会社ですが、現時点では全株式をフィンランド政府が所有しています。

電車から降りてきた人達です。通勤客ではなく、旅行者のようでした。VRグループが担当するのは、旅客・貨物の運輸業務のみです。路線の建設・保守はフィンランド鉄道庁が行っています。

天井の幾何学模様が綺麗な、プラットホームの光景です。VRグループは、本業の旅客・貨物業務以外では不動産や電話・通信業も扱い、グループ全体では20社以上、1万4千人ほどの規模とされます。

ヘルシンキ中央駅の施設案内図です。19のプラットホームのほか、駅周辺のレストランや売店なども記されていました。VRが駅舎管理を担当しています。

ヘルシンキ中央駅は、地下鉄とも連携しています。地下鉄に通じる階段光景です。この階段を下りて地下鉄に向かいました。