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●今回の大まかなルート<br />マドリードin→ポルトガル縦断→スペインアンダルシア地方<br />→モロッコ周遊→バルセロナout<br /><br /><br />マドリードを訪れるにあたって、一番不安だったのが治安です。<br />しかも空港へは深夜の到着・・・。<br />日本人の方がいらっしゃったら市内までご一緒していただけないかお願いしてみよう(あるいはストーキングしよう)と思っていたのですが、<br />日本人ゼロ。しかも30分遅れ。しかも満席。席は最後尾。<br />深夜に地下鉄に乗る勇気なし、深夜に宿を探す勇気もなし。<br /><br />ということで、『空港では絶対に眠らないこと』とのアドバイスを胸に、空港内で朝まで頑張ることに。<br />しかし、出発階にも到着階にもほとんど人がいません。<br />(別のターミナルにはいたのかも・・・)<br />ときどき、空港には用の無さそうな地元の若者がキョロキョロしながら闊歩していて(しかも何度も通る)、失礼ながら、ビビリまくった私には強盗にしか見えませんでした。<br />それはそれは怖かったです。<br /><br />しかし非常に怖がっている割には、寄る年波に勝てず何度かガッツリ昏睡していました。<br />我ながら、よくぞご無事で・・・。<br /><br /><br />早朝6時半(まだ真っ暗)まで待って利用したメトロは、拍子抜けするほど平和な雰囲気でした。<br />それでも「ここは犯罪の多発するマドリードだ」と気を引き締め、とにかく『安全第一』を心がけます。

2010春01 スペイン(マドリード)

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2010/03 - 2010/05

1310位(同エリア2650件中)

小心者

小心者さん

●今回の大まかなルート
マドリードin→ポルトガル縦断→スペインアンダルシア地方
→モロッコ周遊→バルセロナout


マドリードを訪れるにあたって、一番不安だったのが治安です。
しかも空港へは深夜の到着・・・。
日本人の方がいらっしゃったら市内までご一緒していただけないかお願いしてみよう(あるいはストーキングしよう)と思っていたのですが、
日本人ゼロ。しかも30分遅れ。しかも満席。席は最後尾。
深夜に地下鉄に乗る勇気なし、深夜に宿を探す勇気もなし。

ということで、『空港では絶対に眠らないこと』とのアドバイスを胸に、空港内で朝まで頑張ることに。
しかし、出発階にも到着階にもほとんど人がいません。
(別のターミナルにはいたのかも・・・)
ときどき、空港には用の無さそうな地元の若者がキョロキョロしながら闊歩していて(しかも何度も通る)、失礼ながら、ビビリまくった私には強盗にしか見えませんでした。
それはそれは怖かったです。

しかし非常に怖がっている割には、寄る年波に勝てず何度かガッツリ昏睡していました。
我ながら、よくぞご無事で・・・。


早朝6時半(まだ真っ暗)まで待って利用したメトロは、拍子抜けするほど平和な雰囲気でした。
それでも「ここは犯罪の多発するマドリードだ」と気を引き締め、とにかく『安全第一』を心がけます。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
アエロフロート・ロシア航空

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  • 荷物を預かってもらおうと宿に行くと、まだ8時前にもかかわらず部屋に通してくれました。<br />夜行バス泊・機内泊に続く久々のベッドが嬉しすぎ、ありがたく4時間ほどガン寝。<br />あまりにぐっすり寝たせいか、起きて「ここどこ?」と混乱しました。<br /><br /><br />昼過ぎから外出。<br />まずは、宿から100Mと近い『マヨール広場』へ。<br />4階建ての建物に囲まれ、カフェが並ぶ美しい広場です。<br /><br />18世紀末の大火災で大部分が焼け落ち、その後修復されて現在の形になったそうです。<br />広場中央には『フェリペ3世の騎馬像』

    荷物を預かってもらおうと宿に行くと、まだ8時前にもかかわらず部屋に通してくれました。
    夜行バス泊・機内泊に続く久々のベッドが嬉しすぎ、ありがたく4時間ほどガン寝。
    あまりにぐっすり寝たせいか、起きて「ここどこ?」と混乱しました。


    昼過ぎから外出。
    まずは、宿から100Mと近い『マヨール広場』へ。
    4階建ての建物に囲まれ、カフェが並ぶ美しい広場です。

    18世紀末の大火災で大部分が焼け落ち、その後修復されて現在の形になったそうです。
    広場中央には『フェリペ3世の騎馬像』

  • 14世紀に建てられたという、重厚な佇まいの『サン・ヒネス教会』<br />

    14世紀に建てられたという、重厚な佇まいの『サン・ヒネス教会』

  • 教会のすぐ脇の小道にある古本屋さん。<br />なんと、16世紀頃から営業しているという歴史あるお店だそうです。<br />雨天は休業するのでしょうか?

    教会のすぐ脇の小道にある古本屋さん。
    なんと、16世紀頃から営業しているという歴史あるお店だそうです。
    雨天は休業するのでしょうか?

  • 1894年から創業しているというチューロスの人気店<br />『チョコラテリア・サン・ヒネス』<br /><br />古本屋さんのすぐ近くです。

    1894年から創業しているというチューロスの人気店
    『チョコラテリア・サン・ヒネス』

    古本屋さんのすぐ近くです。

  • こちらが定番メニューの<br />『チューロスとチョコラーテのセット』3.50ユーロ。<br /><br />しかしなんと…<br />私はなぜかこれが口に合わなくて、ほとんど食べられませんでした。<br />けっこう楽しみにしていたのに…なんでやねん!<br />しばらくチョコが食べられなくなる、というオマケ付です。

    こちらが定番メニューの
    『チューロスとチョコラーテのセット』3.50ユーロ。

    しかしなんと…
    私はなぜかこれが口に合わなくて、ほとんど食べられませんでした。
    けっこう楽しみにしていたのに…なんでやねん!
    しばらくチョコが食べられなくなる、というオマケ付です。

  • マヨール通り沿いの建物。<br />それぞれの建物の間に隙間がありません。<br /><br />一体どないなっとるんですか。

    マヨール通り沿いの建物。
    それぞれの建物の間に隙間がありません。

    一体どないなっとるんですか。

  • カルロス3世の騎馬像が建つ『プエルタ・デル・ソル』<br /><br />まだまだビビッているので、道行く人のほとんどが『首締め強盗』に見えます。

    カルロス3世の騎馬像が建つ『プエルタ・デル・ソル』

    まだまだビビッているので、道行く人のほとんどが『首締め強盗』に見えます。

  • プラド美術館へ向かう途中にあった瀟洒な建物。

    プラド美術館へ向かう途中にあった瀟洒な建物。

  • 細かな彫刻やタイルの表示板、門灯(多分)・・・<br /><br />どれもとても素敵です。

    細かな彫刻やタイルの表示板、門灯(多分)・・・

    どれもとても素敵です。

  • あちらのビルの天辺には三頭立ての馬車が。

    あちらのビルの天辺には三頭立ての馬車が。

  • 18時以降は入場無料ということで、プラド美術館へ。<br />「貧民どもめ」と毒づきながら、すごい行列の最後尾に並びます。<br />しかし意外にもスイスイ進んで、それほど待たずに入場することが出来ました。<br /><br />ぜひ観たかったゴヤの『黒い絵』は0階。<br />『我が子を食らうサトゥルヌス』の前で長いこと口を開けて突っ立っていました。<br /><br />他にも『ラスメニーナス』や『着衣のマハ』など、20時の閉館までみっちり鑑賞。足が棒に。<br /><br /><br />こちらは美術館の隣に建つ<br />『サン・ヘロニモ・エル・レアル教会』

    18時以降は入場無料ということで、プラド美術館へ。
    「貧民どもめ」と毒づきながら、すごい行列の最後尾に並びます。
    しかし意外にもスイスイ進んで、それほど待たずに入場することが出来ました。

    ぜひ観たかったゴヤの『黒い絵』は0階。
    『我が子を食らうサトゥルヌス』の前で長いこと口を開けて突っ立っていました。

    他にも『ラスメニーナス』や『着衣のマハ』など、20時の閉館までみっちり鑑賞。足が棒に。


    こちらは美術館の隣に建つ
    『サン・ヘロニモ・エル・レアル教会』

  • 首絞め強盗に注意し、1回/2秒ペースで振り返りながら宿へと向かいます。<br />(ビビりすぎ)<br /><br />私の後ろに立つんじゃねぇ! と、呟き続けることも忘れません。<br />もちろん日本語で、です。<br /><br />もはや私こそが人々に避けられているような気がします。

    首絞め強盗に注意し、1回/2秒ペースで振り返りながら宿へと向かいます。
    (ビビりすぎ)

    私の後ろに立つんじゃねぇ! と、呟き続けることも忘れません。
    もちろん日本語で、です。

    もはや私こそが人々に避けられているような気がします。

  • 生ハムにも気を取られながら黙々と歩きます。<br /><br />お酒が飲めない私にとって、バルの敷居は高い・・・。

    生ハムにも気を取られながら黙々と歩きます。

    お酒が飲めない私にとって、バルの敷居は高い・・・。

  • 人通りが多くて首は絞められそうにないので、<br />宿を通り越し、マヨール広場も通り越し、<br />『サンミゲル市場』を見学。

    人通りが多くて首は絞められそうにないので、
    宿を通り越し、マヨール広場も通り越し、
    『サンミゲル市場』を見学。

  • 『サン・ミゲル通り』に並ぶ居酒屋を横目で見ながら<br />近くのスーパーへ夕食の調達に・・・。

    『サン・ミゲル通り』に並ぶ居酒屋を横目で見ながら
    近くのスーパーへ夕食の調達に・・・。

  • 炭酸オレンジジュースとツナサラダ缶とサラミで<br />ほんの少しだけ居酒屋気分。<br />とっても安上がりです。<br /><br />安物の時計なんかが無造作に転がっているところに、生来のズボラさが見え隠れします。

    炭酸オレンジジュースとツナサラダ缶とサラミで
    ほんの少しだけ居酒屋気分。
    とっても安上がりです。

    安物の時計なんかが無造作に転がっているところに、生来のズボラさが見え隠れします。

  • 『ビリャ広場』<br /><br />広場中央に建つのは、無敵艦隊の指揮官『アルバロ・デ・バサン』の像

    『ビリャ広場』

    広場中央に建つのは、無敵艦隊の指揮官『アルバロ・デ・バサン』の像

  • マヨール通り沿いの教会。<br />教会の名前は不明です。

    マヨール通り沿いの教会。
    教会の名前は不明です。

  • 住み心地が良さげな木立に囲まれた邸宅。<br />

    住み心地が良さげな木立に囲まれた邸宅。

  • 王宮に隣接した『アルムデナ大聖堂』<br /><br />スペイン内戦などにより、着工から完成まで110年かかったそうです。<br />なかなかかかってるね。<br />

    王宮に隣接した『アルムデナ大聖堂』

    スペイン内戦などにより、着工から完成まで110年かかったそうです。
    なかなかかかってるね。

  • 聖堂内の美しい天井部分

    聖堂内の美しい天井部分

  • 聖堂内には多くのステンドグラスが。

    聖堂内には多くのステンドグラスが。

  • 聖堂内<br /><br />現代アートの香り漂う(適当)キリスト像

    聖堂内

    現代アートの香り漂う(適当)キリスト像

  • 聖堂内の祭壇

    聖堂内の祭壇

  • 祭壇中央の『アルムデナの聖母像』

    祭壇中央の『アルムデナの聖母像』

  • 聖堂内<br /><br />聖イシドロの妻『マリア・ラ・カペッサ聖女』の木像

    聖堂内

    聖イシドロの妻『マリア・ラ・カペッサ聖女』の木像

  • アルマス広場と王宮の正面玄関<br /><br />白とグレーの壁が青い空に映えます。

    アルマス広場と王宮の正面玄関

    白とグレーの壁が青い空に映えます。

  • こちらは夕刻の王宮

    こちらは夕刻の王宮

  • 王宮の東側にある『オリエンテ広場』<br />石灰岩で造られた20体の石像が並んでいます。<br /><br />ツアーで来られている日本人と出会い、少しお話。

    王宮の東側にある『オリエンテ広場』
    石灰岩で造られた20体の石像が並んでいます。

    ツアーで来られている日本人と出会い、少しお話。

  • オリエンテ広場からサンニコラス教会へ向かう通り<br /><br />首絞め強盗のことをすっかり忘れていましたが、人通りが絶えた途端に思い出し、急にキョロキョロし始めました。

    オリエンテ広場からサンニコラス教会へ向かう通り

    首絞め強盗のことをすっかり忘れていましたが、人通りが絶えた途端に思い出し、急にキョロキョロし始めました。

  • マドリード最古の教会『サン・ニコラス教会』<br /><br />内部は簡素でした。

    マドリード最古の教会『サン・ニコラス教会』

    内部は簡素でした。

  • ビリャ広場に面して建つ市庁舎。<br /><br />壁の赤レンガが美しい17世紀の建物です。

    ビリャ広場に面して建つ市庁舎。

    壁の赤レンガが美しい17世紀の建物です。

  • こちらも市庁舎の建物。<br /><br />渡り廊下で繋がっています。

    こちらも市庁舎の建物。

    渡り廊下で繋がっています。

  • 暗くて少し分かりづらいですが・・・<br /><br />15世紀に建てられた『ルハーネスの家』(左)<br />と<br />16世紀に建てられた『シスネロスの家』(右)<br /><br />まぁ、正直どっちでも良いです。

    暗くて少し分かりづらいですが・・・

    15世紀に建てられた『ルハーネスの家』(左)

    16世紀に建てられた『シスネロスの家』(右)

    まぁ、正直どっちでも良いです。

  • 『プエルタ・セラーダ広場』にある<br />壁一面に絵が描かれた紛らわしい建物。<br /><br />ご丁寧に、窓から覗く住人まで描かれています。<br /><br />必見!

    『プエルタ・セラーダ広場』にある
    壁一面に絵が描かれた紛らわしい建物。

    ご丁寧に、窓から覗く住人まで描かれています。

    必見!

  • 宿泊したのは『Hostel Esparteros』<br />シングル(シャワー付き・トイレ共同)25ユーロ。<br /><br />メトロSol駅から近くて立地が良く、清潔で落ち着けました。<br />但し、エレベーターのない建物の4階(実質5階?)にあるので、荷物が重いと大変かも。<br /><br /><br />『セゴビア』へ続く<br />→http://4travel.jp/traveler/252525/album/10472905/

    宿泊したのは『Hostel Esparteros』
    シングル(シャワー付き・トイレ共同)25ユーロ。

    メトロSol駅から近くて立地が良く、清潔で落ち着けました。
    但し、エレベーターのない建物の4階(実質5階?)にあるので、荷物が重いと大変かも。


    『セゴビア』へ続く
    http://4travel.jp/traveler/252525/album/10472905/

  • 17世紀に建てられた『サン・イシドロ教会』<br /><br />歩き疲れた足を休めさせて頂きました。<br /><br />

    17世紀に建てられた『サン・イシドロ教会』

    歩き疲れた足を休めさせて頂きました。

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