2010春02　スペイン(セゴビア)

2010/03 - 2010/05

マドリードの『ラ･セプルベダーナ社バスターミナル』から、
バスでセゴビアを訪れました。
所要1時間半、バス料金は往復で12.45ユーロ。
切符は往復で買うと少し安くなります。

トレドとセゴビア、どちらを訪れるかでずい分迷いましたが、
人が少なそうなセゴビアにしました。

エリア セゴビア(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

まずはバスターミナル内のインフォメーションで地図をいただき、水道橋を目指します。

その途中に建つ『サン･ミリャン教会』

古びていてとても素敵です。

1世紀ごろに造られたというローマ水道橋。
約100年前まで、そのままの状態で現役だったということが驚きです。

全長728m、高さ29m(最も高い箇所)という巨大さが圧巻。

脇の階段を上って、アーチの様子を観察。

･･･
よ、よく崩れないものです。

雪を頂いた山々が美しいです。

階段を上りきったところ。

赤レンガの門の向こうに水道橋が見えます。

シエスタ･タイム(14時?16時頃)に突入して、突然ぱったり人通りが途絶える･･･。

ドキドキ。

民家の玄関ドアの上にマリア像が。

古びた紋章とレンガ模様の壁

ふぅ、助かった。ここは観光客がいっぱい。

カテドラルまでやって来ました。

『貴婦人』との別称を持つゴシック様式の大聖堂。
その名にふさわしい美しさです。
15～16世紀に建てられたそうです。

カテドラル側から見た『マヨール広場』

更にひとけの無い路地を進んで行くと、突然視界が開けます。

荒涼とした風景にベストマッチした
『ラ･ベラ･クルス教会』
12角形の珍しい教会です。

あそこまで行ってみたいけれど、片道20分かかるそうなので･･･断念。

反対側からは、カテドラルの塔と城壁、そして美しい山が眺められます。

冬枯れの木々

映画『白雪姫』の城のモデルになった
『アルカサル』

なるほど。
（いや、入らんのかい！）

お城の周りの堀は、けっこう深いです。

お城の前に建つ碑

廃城は大好きですが、きれいなお城にはそれほど興味がないのです。
きれいに整えられた部屋で展示を眺めるよりも、路地を歩きたいです。

というわけで、引き返します。

またまた、全く人通りのない路地を歩きます。
都会ではないので、若干油断しています。

しかし、本当に見事に誰もいません。

すげーなシエスタ。

首を絞められる可能性はゼロではないでしょうけど、路地好きにはたまりません。

右側の家の、壁の模様が美しいです。

いい感じのアーチ

見晴らしの良い公園

シエスタに反旗を翻す少年を発見。
しかしどこか後ろめたそうに見えるのは気のせいでしょうか。

13世紀に建てられたという『サン･エステバン教会』

この堂々とした塔の高さは53mあります

それにしても、この町の路地は美しいです。

歴史ある建物って本当に素敵ですね。

12世紀に建てられた『サン･マルティン教会』


どの教会も古い･･･そして似ている･･･。

美しい漆喰模様の壁。

目を惹く外観の『棘の家』。
大根をおろしたくなります。

シエスタも終わり、人通りが戻ってきました。

たくさん歩いて小腹がすいたので、バスターミナル近くのファーストフード店『Pans Company』で軽食休憩。

カフェオレ+パンのセット　1.75ユーロ



『ポルト1』へ続く
→http://4travel.jp/traveler/252525/album/10473149/