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千葉県には、小江戸と呼ばれるところが2ヶ所あります。ひとつは佐原、そしてもうひとつがここ、大多喜の街。<br />徳川四天王の一人だった本多忠勝築城の大多喜城の城下町で、久保、桜台、新丁地区には、江戸時代から変わらぬたたずまいの古い街並みが残っています。

房総の小江戸 大多喜街並み散策

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2009/05/04 - 2009/05/04

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旅行記グループ 古い街並みシリーズ

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

千葉県には、小江戸と呼ばれるところが2ヶ所あります。ひとつは佐原、そしてもうひとつがここ、大多喜の街。
徳川四天王の一人だった本多忠勝築城の大多喜城の城下町で、久保、桜台、新丁地区には、江戸時代から変わらぬたたずまいの古い街並みが残っています。

交通手段
自家用車 徒歩

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  • 大多喜城は、徳川四天王のひとり、本多忠勝を初代城主とする城。<br />

    大多喜城は、徳川四天王のひとり、本多忠勝を初代城主とする城。

  • この城の本丸跡に城郭様式で復元した現在の城は博物館となっています。<br />入場料は200円と格安ですが、今日は時間の関係でパス。外観を眺めただけで街の中心へと向いました。<br />

    この城の本丸跡に城郭様式で復元した現在の城は博物館となっています。
    入場料は200円と格安ですが、今日は時間の関係でパス。外観を眺めただけで街の中心へと向いました。

  • この細長い背丈ほどのトンネルは、大多喜水道水路跡。<br />大多喜町の飲料水に恵まれず、商家で大地主の小高半左衛門が明治2年(1869年)に作った水道です。現在の水道が敷設されるまで約80年間利用された、千葉県最古の水道だそうです。

    この細長い背丈ほどのトンネルは、大多喜水道水路跡。
    大多喜町の飲料水に恵まれず、商家で大地主の小高半左衛門が明治2年(1869年)に作った水道です。現在の水道が敷設されるまで約80年間利用された、千葉県最古の水道だそうです。

  • 観光案内所に車を停めて、さっそく古い街並みを散策。<br />最初のこの建物、大多喜藩の御用金御用達をまかされていた豪商・渡辺家の住宅で、1849年(嘉永2)に建築の2階建住宅。<br /><br /><br /><br />

    観光案内所に車を停めて、さっそく古い街並みを散策。
    最初のこの建物、大多喜藩の御用金御用達をまかされていた豪商・渡辺家の住宅で、1849年(嘉永2)に建築の2階建住宅。



  • 江戸の末期に建てられたこの建物は、重要文化財に指定されています。

    江戸の末期に建てられたこの建物は、重要文化財に指定されています。

  • こちらには渡辺という名前と屋号が入っています。

    こちらには渡辺という名前と屋号が入っています。

  • お隣は燃料屋さん。でもこの薪って何に使うのでしょう。暖炉かな?千葉はそれほど寒くないのですが・・・

    お隣は燃料屋さん。でもこの薪って何に使うのでしょう。暖炉かな?千葉はそれほど寒くないのですが・・・

  • こちらはその隣の伊勢幸酒店。店頭に並んでいたのは、和風小物、酒屋さんのはずですが店の隅に遠慮がちに小さな冷蔵庫が置かれ缶ビールが数えるほど並んでいるだけ不思議なお店です。<br />廃藩置県の折、廃城になった大多喜城の大手門の部材で明治5年に建築されたといわれています。

    こちらはその隣の伊勢幸酒店。店頭に並んでいたのは、和風小物、酒屋さんのはずですが店の隅に遠慮がちに小さな冷蔵庫が置かれ缶ビールが数えるほど並んでいるだけ不思議なお店です。
    廃藩置県の折、廃城になった大多喜城の大手門の部材で明治5年に建築されたといわれています。

  • この土蔵造りの建物は江沢家住宅、通称釜屋さん。明治のはじめに建てられたこの建物はもともとは質古物商としてスタートし、商売換えして屋号の通り金物商だったそうです。

    この土蔵造りの建物は江沢家住宅、通称釜屋さん。明治のはじめに建てられたこの建物はもともとは質古物商としてスタートし、商売換えして屋号の通り金物商だったそうです。

  • 軒先に釜の文字の入った壺が載っていますが、現在は商売をしていません。

    軒先に釜の文字の入った壺が載っていますが、現在は商売をしていません。

  • こちらの小ぶりな建物、村の寄り合い所といった風情ですが何のお店でしょうか?

    こちらの小ぶりな建物、村の寄り合い所といった風情ですが何のお店でしょうか?

  • 窯の文字が見えますので陶芸のお店のようです。

    窯の文字が見えますので陶芸のお店のようです。

  • 週休6日、それも日曜日のわずか4時間しか営業していないお店。<br />ずいぶんと優雅な商売だこと。

    週休6日、それも日曜日のわずか4時間しか営業していないお店。
    ずいぶんと優雅な商売だこと。

  • かつては金物屋だったこの建物、商い資料館として大多喜の町内に残る古い商店の資料を集めて展示していまする。

    かつては金物屋だったこの建物、商い資料館として大多喜の町内に残る古い商店の資料を集めて展示していまする。

    商い資料館 美術館・博物館

  • 2階には上総袖凧や、かつてこの町を訪れた小林一茶、十返舎一九などの文人たちにちなんだものが展示してあります。

    2階には上総袖凧や、かつてこの町を訪れた小林一茶、十返舎一九などの文人たちにちなんだものが展示してあります。

  • 豊の鶴酒造は、天明年間創業の老舗の造り酒屋

    豊の鶴酒造は、天明年間創業の老舗の造り酒屋

  • かって大多喜の街には3軒の造り酒屋があったそうですが、現在はこちらだけになってしまったとか。。

    かって大多喜の街には3軒の造り酒屋があったそうですが、現在はこちらだけになってしまったとか。。

  • 道路に面した表のこちらではなぜか、酒を売っていません。

    道路に面した表のこちらではなぜか、酒を売っていません。

  • 奥の酒蔵の入口の小さな部屋に商品のサンプルが無造作に並べられているだけ。<br />あまり商売っ気が無い造り酒屋のようです。

    奥の酒蔵の入口の小さな部屋に商品のサンプルが無造作に並べられているだけ。
    あまり商売っ気が無い造り酒屋のようです。

  • 夷隅神社の鳥居の脇にあるこの大屋旅館。創業は江戸時代、大多喜城下の商人宿として現在も創業を続けています。<br />

    夷隅神社の鳥居の脇にあるこの大屋旅館。創業は江戸時代、大多喜城下の商人宿として現在も創業を続けています。

  • 中はこちらで詳しく紹介されています。<br />http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=979363

    中はこちらで詳しく紹介されています。
    http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=979363

  • 町興しの一環として古い街並みをことのほか強調しようとしている努力は認められますが、他の小江戸と呼ばれる川越や栃木、佐原の街並みと比べると、かなりの格差があるのは否めませんでした。

    町興しの一環として古い街並みをことのほか強調しようとしている努力は認められますが、他の小江戸と呼ばれる川越や栃木、佐原の街並みと比べると、かなりの格差があるのは否めませんでした。

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