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年末の今回の旅の目的のひとつ、レトロな門司の街並みの中で、門司の駅前に残された麦酒工場のレンガの建物があることを知って見に行きました、年末のため、どこに行っても中に入れず、ここも表から眺めるだけ。中を見れないのはホント残念です。

レトロな門司の街並み~旧帝国麦酒門司工場~

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2008/12/30 - 2008/12/30

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旅行記グループ 近代建築散歩(九州編)

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

年末の今回の旅の目的のひとつ、レトロな門司の街並みの中で、門司の駅前に残された麦酒工場のレンガの建物があることを知って見に行きました、年末のため、どこに行っても中に入れず、ここも表から眺めるだけ。中を見れないのはホント残念です。

交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 下関に向う途中、門司で途中下車。目指すは旧帝国麦酒門司工場です。

    下関に向う途中、門司で途中下車。目指すは旧帝国麦酒門司工場です。

  • 駅の目の前に赤煉瓦の建物がありました。

    駅の目の前に赤煉瓦の建物がありました。

  • 明治45年、門司の九州興業仲介所代表社員山田弥八郎らが、当時隆盛を誇った神戸の鈴木商店の援助を受け、大里町に工場用地を取得し、大正元年に九州初の麦酒醸造所である帝国麦酒株式会社を設立したのが始まりです。  <br />

    明治45年、門司の九州興業仲介所代表社員山田弥八郎らが、当時隆盛を誇った神戸の鈴木商店の援助を受け、大里町に工場用地を取得し、大正元年に九州初の麦酒醸造所である帝国麦酒株式会社を設立したのが始まりです。

  • 大正2年春に帝国麦酒?工場が竣工し醸造を開始。7月に「サクラビール」を発表、ビール業界への参入を果たしました。<br /><br />

    大正2年春に帝国麦酒?工場が竣工し醸造を開始。7月に「サクラビール」を発表、ビール業界への参入を果たしました。

  • 以来、「桜麦酒」「大日本麦酒」「日本麦酒」「サッポロビール」と社名変更、合併、分割と会社形態の変遷をたどりながらこの地で北九州の産業を支えてきました。。<br /><br />

    以来、「桜麦酒」「大日本麦酒」「日本麦酒」「サッポロビール」と社名変更、合併、分割と会社形態の変遷をたどりながらこの地で北九州の産業を支えてきました。。

  • 平成12年に、大分県日田市に新工場が建設され閉鎖され87年の歴史に幕を閉じました。<br />

    平成12年に、大分県日田市に新工場が建設され閉鎖され87年の歴史に幕を閉じました。

  • こちらは同じ時期に建築された工場事務所だった建物。醸造棟や組合棟では内側にしか使われていなかった鉱滓煉瓦を外壁に使っています。

    こちらは同じ時期に建築された工場事務所だった建物。醸造棟や組合棟では内側にしか使われていなかった鉱滓煉瓦を外壁に使っています。

  • 現在は麦酒煉瓦館として公開されています。

    現在は麦酒煉瓦館として公開されています。

  • 現存する最古の本格的鉱滓煉瓦建築で、煉瓦は八幡製鐵が生産過程で出した残滓を再利用して造ったものだそうです。

    現存する最古の本格的鉱滓煉瓦建築で、煉瓦は八幡製鐵が生産過程で出した残滓を再利用して造ったものだそうです。

  • 道の向かい側に並ぶ平屋の煉瓦倉庫は1912年に建てられた旧帝国麦酒門司工場原料倉庫。現在は会議室やホールとして活用されていて、ビアレストランも入店しています。

    道の向かい側に並ぶ平屋の煉瓦倉庫は1912年に建てられた旧帝国麦酒門司工場原料倉庫。現在は会議室やホールとして活用されていて、ビアレストランも入店しています。

  • こちらは組合棟だった建物で、大正6年に建てられたものです。<br />   <br />

    こちらは組合棟だった建物で、大正6年に建てられたものです。
      

  • 隣の醸造棟も、この組合棟も基本設計はドイツのゲルマニア社が行なったもので、実施設計を林栄次郎が行なったようです。

    隣の醸造棟も、この組合棟も基本設計はドイツのゲルマニア社が行なったもので、実施設計を林栄次郎が行なったようです。

  • 裏側の壁面はブレースが組まれ補強してありました。

    裏側の壁面はブレースが組まれ補強してありました。

  • こちらはブリックホールという音楽ホールになっていてコンサートなどが開催されています。

    こちらはブリックホールという音楽ホールになっていてコンサートなどが開催されています。

  • 表側は比較的きれいな状態に整備されていますが、裏側に回ると解体された建物の傷跡が残っています。

    表側は比較的きれいな状態に整備されていますが、裏側に回ると解体された建物の傷跡が残っています。

  • 中も見てみたいですね。<br />中に興味のある方はこちら<br />http://mojibeer-mm.jp/index.html

    中も見てみたいですね。
    中に興味のある方はこちら
    http://mojibeer-mm.jp/index.html

  • 中はカフェになっています。

    中はカフェになっています。

  • 白熱球の暖かな色合いが赤煉瓦に映えていますね。

    白熱球の暖かな色合いが赤煉瓦に映えていますね。

  • 屋上のパラペットの立ち上がりは凝った装飾が施されています。

    屋上のパラペットの立ち上がりは凝った装飾が施されています。

  • 煉瓦館と醸造館は並んで建っていますが、外壁の色は同じ煉瓦でも違っています。

    煉瓦館と醸造館は並んで建っていますが、外壁の色は同じ煉瓦でも違っています。

  • この辺りは豊前大里宿だった場所で、赤煉瓦の倉庫の前に碑が立っています。大里宿は長崎街道に沿った直線五町五十二間の町並みで、ここには本陣、脇本陣、番所、郡屋、人馬継所、旅籠屋が建ち並んでいたそうです。

    この辺りは豊前大里宿だった場所で、赤煉瓦の倉庫の前に碑が立っています。大里宿は長崎街道に沿った直線五町五十二間の町並みで、ここには本陣、脇本陣、番所、郡屋、人馬継所、旅籠屋が建ち並んでいたそうです。

  • 宿場町の頃の名残か大きな黒松の木が1本瓦麦酒館の前に残っています。

    宿場町の頃の名残か大きな黒松の木が1本瓦麦酒館の前に残っています。

  • 醸造棟は赤煉瓦の7階建て。大正の初期にこれだけのボリュームの建物はかなり威容を誇っていたんでしょうね。

    醸造棟は赤煉瓦の7階建て。大正の初期にこれだけのボリュームの建物はかなり威容を誇っていたんでしょうね。

  • 半円アーチの窓が並んでいます。

    半円アーチの窓が並んでいます。

  • 今残されているのはほんのわずかな部分だけなので、門司駅に続く裏側の空き地を見ると、当時の工場がいかに巨大だったかを想像させますね。

    今残されているのはほんのわずかな部分だけなので、門司駅に続く裏側の空き地を見ると、当時の工場がいかに巨大だったかを想像させますね。

  • 表示板に記載の用途に使用されていますが、年末でここもお休み。今回の旅はどこに行っても空振り続きです。年末年始は旅するものではないですね。

    表示板に記載の用途に使用されていますが、年末でここもお休み。今回の旅はどこに行っても空振り続きです。年末年始は旅するものではないですね。

  • 門司港駅に向ってこの先に旧鈴木商店のニッカウヰスキー門司工場と、関門製糖の2つの煉瓦のレトロな工場があるのですが、今日は時間の関係でパス。今度は、営業中にまた改めてじっくり見てみたい建物でした。

    門司港駅に向ってこの先に旧鈴木商店のニッカウヰスキー門司工場と、関門製糖の2つの煉瓦のレトロな工場があるのですが、今日は時間の関係でパス。今度は、営業中にまた改めてじっくり見てみたい建物でした。

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