2007/12/13 - 2007/12/18
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旅人のくまさんさん
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12月15日の旅行写真の続きです。テディベア博物館の見学の後、アインシュタインの故郷、ウルムの町へ移動しました。約40キロの行程でした。ここでは世界一の高さを誇る大聖堂と、クリスマス市を見学しました。(ウィキペディア、ドイツ・ロマンティック街道、ポケットガイド・ドイツ)
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- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ウルムの町に到着したようです。ウルムはアインシュタインの故郷として知られる町です。世界一高い尖塔は、辛くも第二次大戦の戦禍を免れました。
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駐車場探しが大変でしたが、何とか見付かりました。ここヘ車を停めてのウルムのクリスマス・マーケットの見学です。
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駐車場所が再集合場所になりました。右手の工事看板と、左手の丸い建物を目印に覚えて置きました。ウルムは人口12万人程の中都市です。
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大道芸人のような方と一緒に、行儀良く座っていたワンちゃんです。賢そうな顔をしていました。
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大きな白い羽根を付けた人です。大道芸人さんのようです。顔には化粧をして、少し怪しげな雰囲気もあります。
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前方にウルムの大聖堂が見えてきました。世界一の高さを誇ります。第二次大戦で旧市街地の8割程が破壊されましたが、尖塔は無事でした。
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ウルム大聖堂前広場で解散となりました。まずは昼食です。ソーセージの他に野菜も入ったスペシャルバージョンのパンにしました。
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大聖堂の正門近くで行われていた合唱演奏です。クリスマスに因んだ賛美歌等の宗教曲が選曲されているようでした。
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ウルム大聖堂の外観を纏めて紹介します。世界一高い尖塔は161.53m、階段数は768段とされます。後期ゴシック様式です。
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尖塔の最先端部分です。雲ひとつ無い快晴です。英文の公式HPには、大聖堂は、1377〜1891に建設されたと記されていました。
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ゴシック建築は、歴史的区分としては1150年頃から1500年頃までを指すとされます。その内の後期ゴシック建築は、1250年頃からとされます。
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真下から見あげた尖塔です。西洋建築史では、1235年に建設が始まったストラスブール大聖堂が14世紀にも続行され、ウルム大聖堂にも影響を及ぼしたとされます。
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大聖堂正面の扉付近の装飾です。ゴシックの語源は、「ドイツ風の」あるいは「ゴート風の」と呼んだ蔑称が始まりとされます。
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尖塔の側面から見た飾りです。中世の聖職者達は、美を神の創造と同義であると考え、教会を装飾することが神への奉仕と考えたようです。
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少し位置を変えて撮影した尖塔です。ゴチック建築の思想的背景は、スコラ学にあるようです。11世紀以降にキリスト教神学者・哲学者等によって確立された学問のスタイルです。
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低い位置に目線を戻します。スコラ学は、1250年〜1350年にかけて最盛期を迎え、やがて衰退しました。キリスト教義の枠が、大きな障害だったとされます。
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左の屋根はクリスマス・マーケットです。スコラ学は人文主義の台頭により衰退しました。スコラ学に反対した著名人では、デカルトやガリレオ等が挙げられます。
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「近代哲学の父」と称されるデカルトは、「我思う、ゆえに我あり」の哲学命題を残しました。この言葉こそがスコラ学との決別です。
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広場にあった案内標識です。手元に地図もありませんから、残念ながら、役には立ちませんでした。
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ウルム大聖堂の説明で、つい、難しい話になりました。クリスマス・マーケットに戻ってホット・ワインでお祭り気分に戻ります。
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ペンギンの張りぼて看板があったお店です。サンタクロースの赤い帽子を被った人も次第に増えてきたようです。
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ウルム市民は、大のお祭り好きとされます。ウルム民俗祭、宣誓週間、クリスマス市等に老若男女が集まります。シュヴァーベン流とも言われます。
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旅行計画書の解説では、ウルムの大聖堂広場には、100余りの屋台が出ると記されていました。この後、大聖堂の内部や登っての見学も見応えがありました。
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ガラス細工の実演コーナーの紹介です。赤や青のガラス球は、既に作り置きの販売品のようです。熱心に見入る人が取り囲んでいました。
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二人のガラス工芸家の人が、コンビで実演を見せてくれました。壇上の奥のほうに、臨時の炉が設置されていました。
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炉から取り出したガラスを細工する工程です。長い鉄パイプの先に、熱されたガラス球がありました。
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部分的な加工では、バーナーが使われていました。ある程度形を作った物の、曲げ加工の工程ようです。
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鉄火箸で先端近くを挟んで持ち上げ、左手は下げられました。伸ばし加工でした。ガラス工芸の見学は、これでお終いにしました。
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この後の予定は、宿泊地のフュッセンに向かうだけです。ウルムでは、たっぷりと自由時間がありました。見学はまだまだ続きます。
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昼食の時にホットワインを飲み、追加でもう1杯飲みました。2杯目はマグカップの料金は要りません。飲み終わった後、お土産として日本へ持ち帰りました。
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