2007秋、フィリピン旅行記1(4/23)：10月30日(3)：マニラ、オーキッド･ガーデン、バンダ

2007/10/29 - 2007/11/02

リサール公園の一角にあったオーキッド･ガーデンの見学の続きです。蝶も飼育されていました。(ウィキペディア、JTBワールドガイド・フィリピン・セブ島)

エリア マニラ(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

2台のデジカメで撮りましたので、写真が少し前後しました。バンダの栽培状況のアップです。縦横無尽に根を伸ばし、花も咲いていました。

バンダの栽培されている場所も見える庭の風景です。朝の早い時間でしたから、他に見学者が無く、写真を撮りながらゆっくりと見学できました。

横から眺めますと、水槽のように見える蝶の飼育室です。池の上に張り出して建てられていました。

蝶の飼育室の続きです。この日飛んでいた蝶は余り多くありませんでしたが、一斉に羽化した時は見応えがあるかも知れません。

こちらは休憩所のレストランの軒先です。エアープランツのように、空中の水分が摂取できる植物のようです。

周りに池を配した休憩所です。こんな場所で、コーヒーでも飲みながら、ゆっくり過ごす時間も魅力的です。ただし、空調が無いと少し蒸し暑いかも知れません。

池には水面を覆うように水草が茂っていました。繁殖力の強い水草のようです。

アナナスの花のようです。斑が入った肉厚の葉をしています。パイナップル科の植物です。パイナップルは、パイナップル科のアナナス属です。

前月のマレーシア旅行の時にも良く見かけた旅人椰子です。これは幼木ですが、扇子のように広がった葉は、一度見たら忘れられません。

静かな庭内でしたから、隈なく歩き回りました。こちらに花のアーチがありました。良く手入れされた庭園でした。

アーチでは白い花が咲いていましたが、名前は解りません。下の方に紅く見えるには、赤ドラセナ、コルディリネ・ターミナリスです。

他に見学者は見かけませんでした。植木の手入れをする職人さんが、早い時間から脚立を使って仕事をされていました。

庭園内の光景です。ドルメンのような形をした石造りの門です。

レストランの回りの池とは別に、こちらにも石を配し、凝った造りの池がありました。

咲き終わった長い花茎だけが残った蘭です。大きく丸いバルブ（茎）と、大きな葉が特徴の蘭です。鉢植えでした。

新芽を次々と出して、生育状態がいいデンドロビュウムです。密に葉が出る姿から見て、原種のターリナムのようです。

写真入の表示がありました。Dendrobium　taurinumです。花の形が面白い原種のデンドロビュウムです。

長い茎をもった子の蘭はデンドロビュウムの1種のようです。葉が落ちた古いバルブと、新芽の茎もあります。

着生蘭の仕立てによく使われるヘゴ材です。日本でもヘゴ板、ヘゴ棒として販売されています。ワシントン条約で輸出量制限がされています。バンダなどが植えつけられていました。

家で栽培している蘭と同じ種類のようです。タイのキーリー･オーキッズから入手しましたが、リハビリは余り巧くいっていません。

デンドロビュウムは、自生蘭ではなく、樹の股などに張り付いて成長する着生蘭ですから、枯れ木を利用した植え込みもありました。

他に見学者はいませんでしたから、唯一挨拶に来てくれたのがこの黒猫さんです。珍しいものを観るような目付きで横を通って行きました。

花の咲いていない蘭ばかり写真紹介しましたので、最後はバンダの花で締め括りです。すっきりとしたオレンジの花の色です。

小豆色とでも表現するのでしょうか、赤味を帯びた紫色のバンダの花です。

盛りを少し過ぎてしまったバンダの花です。落花した跡も見え、落花しそうな下向きの花もある紫色のバンダです。

辺りは平坦地でしたから、自然の流れを利用したものではなく、人工の滝のようです。自然らしさを演出してありました。

蘭園の外からも見えていた、傘を差した様な建物です。展望台でしょうか。

ウェーブがかった濃い紫の花を咲かせた草花です。花の咲き方や葉の形からマメ科の植物に見えますが、名前は解りません。

赤と白のコントラストが綺麗な蔓性の植物です。東山植物園で覚えた名前は源平鬘でした。源氏の赤旗と平家の白旗に例えたようです。

名前の解らない花が、蘭園紹介の最後の写真になりました。五弁の花ですが、偶然見かけた4枚の花びらが、蝶々のように見えました。