2005夏、ニュージーランド旅行記(5)：6月22日(3)オークランド・アルバートパーク

2005/06/20 - 2005/06/25

6月22日の旅行写真の続きです。博物館見学の後、美術館までタクシーで移動しました。美術館見学の後は、アルバート公園の散策です。

エリア オークランド(ニュージーランド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船 タクシー

オークランド博物館の上空は、素晴らしい青空でした。白亜の建物が、空の青色に映えます。

こちらの写真には大砲（第二次大戦中の高射砲？）が写っています。外観だけは、今でも、きちんと手入れをされているようです。

この雲を見て、昨年の丁度同じ時期に旅行をしていたフランスのベルサイユ宮殿を想い起しました。その時は上空をツバメが飛び交っていました。

中々変化のある空模様でしたから、四方を順番に写しました。雨も上がり、寒くもなく、団体客も少なく、ゆっくりとした時を過ごせました。

博物館の辺りは、少し高台になっていますから、遠望に湾が見渡せます。市内中心部からは、タクシーで走れば15分ほどで到着します。

博物館見学の後は、市立美術館の見学です。博物館に客を運んできたタクシーを拾いました。市立美術館の外観です。

博物館前に停まったタクシーに、地図を片手にオークランド私立美術館をお願したら、即座にOKの言葉が返ってきました。オークランド中心街への戻りにもなります。

美術館では、ご年配の女性案内人の方が、何やら詳しいことを暫く教えてくれました。余り熱心に聞いていなかったので、最後に疑わしき目つきで「デュユー　ノー？」と訊かれましたが「イエス　アイ　ノー！」で見学を始めました。

美術館の一部は無料で一般市民の方に開放されていました。胸にシールを付けると、有料のコーナーの見学が出来ました。案内の人はそんなことや、各階の主な展示物のことを、熱心に説明してくれていたようです。

博物館と違って、美術館の中は撮影が一切禁止になっていました。見学の後は、東裏に当たるアルバートパークの散策をしました。

6mを超える樹木は、公共、私有のものを問わず、伐採禁止の法律があるそうです。この公園では6m以下の樹が見当たらないほど、巨木揃いでした。

その巨木の1本の根元のアップです。板状根をしています。亜熱帯を思わせる樹です。海に近く、降雨量は多そうです。

この公園では、巨木が自由気ままに枝を伸ばしていました。ニュージーランドが環境を大切にしていると言われる証左の1つのようです。

空に目を向けると、青空に白い雲が浮かんでいました。朝方、ホテルを出る時に用意した折り畳み傘は、どうやら無用なようです。

6m以上の樹高の樹は伐採できないと聞きましたが、一番手前の樹の白帯辺りが、その高さの目印でしょうか？

帆船の帆の部分だけがモニュメントして飾られていました。帆の町、オークランドに一番相応しい記念碑でしょう。

白い幹を持ったこの樹は、中々の風格をしています。常緑樹のようです。日本で言えば白柏といった風情です。

筒の先は閉じられていましたが、港方面を向いた大砲が2箇所に据えられていました。レールを使って左右の照準を決めるようです。

公園は小高い丘になっていますから、街中心部の高いビルなども見渡すことができます。木々とビルの取り合わせもいいものです。

根っ子部分のアップです。まるで岩のように盛り上がっています。ニュージーランドに育つ樹木は、幸せなようです。

ほとんど真横に枝を伸ばした巨木です。その向こうの明るい場所には、黄葉した樹が彩りを添えていました。

アラビア風の葱坊主のような尖塔を持った東屋が傾斜地にありました。近寄ろうとしたら、浮浪者風の変な女の人が中にいましたので、止めました。

アルバートパークにあった記念像です。探検家と言った風貌です。

木の葉をアレンジした、恐ろしい形相をしたレリーフです。1900年の南アフリカ戦争のことなどが記されているようです。

文字盤は撮影しませんでした。宗主国のイギリス女王でしょうか。立派なブロンズ像です。

噴水を中央にして、同心円にレイアウトされた一角です。ベンチでゆっくりと時を過ごす人たちがいました・。うらやましい限りです。

よほど気候に合っているのでしょう。極楽鳥花の大株が、あちこちにありました。こんな大株を見たのは、初めてでした。

細く伸びた樹と白雲、冬枯れの樹も右手に見えます。どれを主題に写真を撮ろうか迷ってしまう光景です。遠景には寺院の尖塔もあります。

二本の木の間にスカイタワーを置いた写真です。その左の細長い木は、椰子でしょうか？

花壇に植えつけて合った白い花の草花です。桜草に似た花や葉の形をしていました。