Wien Nr.6 / オペラ座・シュテファン寺院

2004/11/01 - 2004/11/10

ウイーンの街は見所が中央にまとまっていて散策にはもってこい。そして歴史にも触れられるし、ウインドーショッピングも楽しいもの。
何回訪れても新しい発見があって、二回のウイーン訪問でもまだまだ訪ねたい美術館や博物館が沢山ある。

エリア ウィーン(オーストリア)

Wiener Staatsoper：ウイーン国立歌劇場（国立オペラ座）
1869年5月25日　宮廷歌劇場として開館。1918年からStaatsoper（シュターツ・オーパ）と呼ばれる。座席数1709　立見席567　今次大戦で破壊されたが1955年再開。

劇場の屋根には様々な彫像が。

劇場正面左側（Operngasse：オペラ小路）にある噴水

オペラ座の裏側のアルベティーナ広場にある彫像　背後の建物は王宮の建物の末端。

Franz Josef １世：フランツ・ヨーゼフ（1830〜1916）

ご存じシシーことエリーザベートの亭主　正に墺太利帝国の最後の皇帝（実際は最後ではないが）　家庭的には幸せではなかった。皇妃は窮屈な宮廷を嫌っての旅烏、そして暗殺死　嫡男ルドルフはマイヤーリンクで情死　更には甥の帝国後継者のフェルディナントもボスニアのサライエボで暗殺され、第一次大戦のきっかけとなり帝国は崩壊。しかし帝国の壊滅を見ることなく崩御したのは幸せだったのかも？　この老帝、一身に帝国を背負い、晩年の心中いかばかりであったか？

Augstinerkirche：アウグスティーナ教会（1330〜39）
マリア・テレジアを始め、ハプスブルク家の結婚式はここで行われた。

Stephansdom：シュテファン寺院
ウイーンの象徴でもあり、中心部。12世紀半ばに建立されたという。バイベンベルク家　ハプスブルク家と時の支配者によって何度も建替え　改修が行われた。南側のは136.7米、1359〜1433年にかけて完成。

Stephan Platz：ステファン広場
待ち合わせ場所にはもってこい。地元の人も観光客もこの広場の石のベンチで一休み出来る。

正面から見上げれば。

ドーム内陣

この付近も観光馬車のたまり場。

ドームの外壁にある数々の古い時代の銘板。それぞれに謂われがあるのであろうがラテン語では解読不能、それにしてもこんな物　振り返る観光客もいないだろうが。

でも　一寸読んで見たくなる。どんないわく因縁があるのやら？

いまさらラテン語の勉強をする気も根気もないが、地元の国立大学の市民開放講座にはラテン語やギリシャ語の講座がある。

この旅行記へのコメント （1）

• 4nobuさん 2007/08/29 21:39:00

  いろいろな思い出の

  シュテファン寺院はかみさんにとっては感慨深い所。寺院の中で置き引きにあったのです。しかしとんまな泥チャンでビニールの手提げにめがねのケース。あと大した物は入ってなくてむしろ恥ずかしいと。今でも時々家庭で笑いの種になります。
  
  私にとってオペラ座が残念の種に。前に書いた滞在のときにオペラ座前のカールプラッツ駅の地下アーケードのキップ屋（その後になくなりましたが）でバルツァーがカルメンを主演するオペラのチケットが\10k位であったのを高いと思ってやめて強く後悔した。結局１回もここに入ってない。
  
  オペラ座横のホテルザッハで話題だからと取ったトルテがものすごく甘くて辟易した。
  今はそんなに甘くなくなったとか。しかしそれは信用できません。頑固な舌音痴のゲルマン系ですからね。
  
  無意味なことの羅列で失礼しました。