Wien Nr.4 /プラター大観覧車・シェーンブルン宮殿

2004/11/01 - 2004/11/10

Reisenrad：大観覧車　「第三の男」のロケで有名になった。この映画を映画館で見た人達も皆老体。占領下の重苦しい雰囲気の中、そして生きるのに精一杯だったあの時代。夜の石畳のカメラアングルはあまりにも強烈に印象を残した。2004年11月訪問、我等夫婦もこの映画に共通の話題を持っている世代。

Schloss Schoenbrunn：シェーンブルン宮殿は2001年にツアーで参加した時のもの。

エリア ウィーン(オーストリア)

直径61Ｍの観覧車　1897年に設置　ここはハプスブルク家の狩猟場であったが、1766年に市民に開放。
初め写真で見た時はゴンドラがこんなに大きなものとは思っていなかった。ゆうにバスくらいの大きさがある。

ゆっくりと登っていくゴンドラ。ウイーンの街を眺めるのには絶好。眼下には公園の緑、子供達の為の遊具もいっぱい。

トラムのカラーも赤・白の墺太利カラー。

ゴンドラが天辺に来たときの風景

Schoebrunn　とは「美しい泉」の意味。ハプスブルク家の夏の離宮。この黄色はマリア・テレジア・イエロー（独逸語ではゲルプ：Gelb）と云うのだそうだ。ナポレオンもウイーン占領の時、ここを使用。その後のウイーン会議もここで開かれた。

ウイーンでは王宮と並んで最高の観光スポット。世界各国から観光客が訪れる。

ハプスブルク家の象徴　金色の鷲。

正面入り口を飾る彫像。

前庭を飾る噴水。（この像もギリシャ神話由来か？）

Gloriette：グロリエッテ（バロック式庭園などにある東屋）　
手前は　Neptunbrunnen：ネプチューンの泉。

宮殿背後には広大な庭園が拡がる。

夜はオランジェリー・コンサートに出かけたが、座席は　A席で42.88オイロ　ツアーの代金に含まれていたとはいえ、他の一流のコンサートと比較してかなり高額の気がする。これもお上りさん向けで仕方がないのかな？

団体の観光客（お上りさん向け・我々もその一人）で賑わう。たしか半数以上が日本の団体客であった。

一応　持参したブレザーで出かけたがとにかく暑い夜だった。エアコンなんかあるわけがない。

いやに細長いホール。でも　それなりにウイーンの夜を」楽しんだ。

コンサートの幕間、庭に出て涼をとる。

この旅行記へのコメント （1）

• 4nobuさん 2007/08/28 19:43:05

  プラターステルン駅前

  プラターのそばにある駅の前にオーストリア規格協会の建物があって、30年ほど前にISOのある部門の会議で２週間滞在しました。宿はそこからアウガルテンの方へ５分ぐらい。この編の３枚目の黄色い建物がその規格協会ではないかと一瞬懐かしく。
  しかしよく見たらどうやらホテルらしいですね。それに駅は観覧車からは少し離れているはずだから早とちりでした。
  観覧車には、滞在最終日前夜に駅に行ったら関西のグループがいまして案内するついでにご一緒に乗りました。
  オーストリアでは今年もドイツからドロミテへのレンタカーでの往復途中でグロ−スクロックナーとマトライでハイクしましたがウィーンは1991年からのご無沙汰で懐かしく拝見しました。