Linz/　ドナウ河畔の都市

2012/05/15 - 2012/05/28

紀元前400年頃には今日の都市のドナウ河畔にケルト人が住んでいたらしい。ローマ時代の古文書に「Lentina」の名が初めて記載された。

ベートーヴェン、モーツアルト、ブルックナーなどの音楽家縁の都市であり、毎年「国際ブルックナー音楽祭」が開催される。　ただあのヒトラーがこの近くのブラウナウで生まれ、その後リンツに移住、ここの実科学校に通った。まさかこの街が「ヒトラー縁の地」として市が宣伝するわけにもゆくまい。

それにしても教会の多い街であるとの印象。

エリア リンツ(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

リンツ中央駅　市電はここの地下から出る。一日券４オイロ

Hauptplatz（中央広場）　ここが街の中心地

Altes Rathhaus（旧市庁舎）　ここの１階にインフォーメイションがある。
1415年：最初の建物建設　1513〜14年：新しく建設　1650年：拡張
1994〜2000年：10軒の市民の家と合併。

Stadtpfarrkirche（市教区教会）　1286年創設　1453年塔建設　1453年再建　1649〜56年Langhaus(（教会堂の長堂建立　　1687〜94年Seitenkapellen（脇祭壇のチャペル？）建立　

教会の内陣　

Ursulinenkirche:ウルスリーネン教会

Alter Dom（旧大聖堂:聖イグナティウス教会）かってのイエズス会教会として1669〜78年建立
1748〜1909年迄司教座教会　1652年から司教区評議会　1732〜34年に拡張

教会大聖堂内陣

Kremsmuenstererhaus（クレムス聖堂ハウス）
伝説に依れば、皇帝フリードリッヒ３世（1415〜93：神聖ローマ帝国皇帝）はこの家をスターエンベルクのゴットハルドに与えた後、ここで　1493.8.19　逝去。　1507年クレムス大聖堂がそれを手に入れ、1578〜80年にかけてルネッサンス様式として新たに完成。

旧市街のスナップ

Poestlingberg Waallfahrts Kirche（ペストリンク巡礼教会）
ドナウの対岸の丘。

ペストリンクベルク巡礼教会のアップ

Minoritenkirche & Landhaus　（フランチェスコ修道教会と州庁舎）

教会：1288年初めて古文書に記載された。1751〜56年改築　1699年塔建設　
州庁舎：1564〜７７建設　17世紀と18世紀に改築　ファサードは1802年。

ミノリテン教会を別角度から。

Planetenbrunnen（惑星の噴水）

州庁舎の中庭　かってのリンツ大学　ケプラーが講義したという。

Neuer Dom（新大聖堂）1862年定礎　1924年奉献式
墺太利で最大面積の教会　塔の高さ134.80Ｍ

新大聖堂の内陣

大聖堂祭壇のアップ

Karmeliterkirche（カルメル会修道士教会）　1669〜1710年建立　1784年から教区教会

カルメル教会内陣

Schloss Museum (リンツ城博物館) 皇帝フリードリッヒ３世の居城（オーバーエスターリッヒ州郷土博物館）

受付で係りから年齢を聞かれ、1936年生まれの76歳だといったら入場料は無料となった。　（この写真は当地パンフレットからの拝借）

城のテラスからリンツの街が一望できる。

レトロな自動車、当時これを買うことが出来たのは一部の貴族化資産家だけだったであろう。

消防自動車

初めてお目にかかった木製自転車と橇

屋外用のチェス

こんな銀貨がザックザックと出てきた。何世紀のものかメモしてこなかった。

子供の頃夢中で読んだ「宝島」を思い出す。

昔の寝室　装飾の凝ったベットも箪笥も長持ちも、貴族か資産家の部屋か？
庶民、貧乏人の家とは思われない。

居間　陶製のの大きなストーブ　どこかのお姫様の肖像が架かって裕福な家だと思う。

リンツの郵便局　２人の孫娘、独逸語講座の仲間、そしてカミサンへ出す「旅便り」の為、切手を購入。いつもカミサン宛、旅日記のつもりでまめに手紙はだす。これも旅の記念になるから。

郵便局内部　なるべく切手は記念切手（Sondermarke)を購入。大きい都市の中央郵便局では必ず記念切手を売るカウンターがある。