2006/12/13 - 2006/12/20
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旅人のくまさんさん
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<はじめに>
2年程前から、海外旅行の目標を立てています。3ヶ月に2回、年間8回の海外旅行と、その内1回は欧州旅行の計画です。2006年は、早目に欧州旅行を計画していましたが、お誘いを受けて、急遽、アメリカ旅行に切り替えました。
このため、欧州旅行は年末ギリギリの12月になってしまいました。13日出発の20日帰国の、中欧7泊8日の旅行です。ドイツのフランクフルトで乗継、最初のチェコのプラハで2泊、オーストリアのウィーンも2泊、最後にハンガリーのブダペストも2泊のツアーでした。
ヨーロッパ旅行は、ドイツ、スイスを回るコースを優先していましたが、最終的には中欧の4カ国としました。その一番の理由が、今年2006年がモーツアルトの生誕250周年であったためです。今回も、拙い写真と短歌で綴る旅行記です。お付き合い戴ければ幸いです。
<2006年12月13日(水)>
セントレア空港の出発予定は、11時丁度のルフトハンザ機でした。このため、2時間前の9時が集合時間です。空港まで1時間半は掛かりませんが、途中、金山駅でコーヒーを飲むために、6時50分には家を出ました。あいにく小雨が降っていましたが、傘を差すほどの降りではありませんでした。
今日から7泊8日の中欧4ヵ国旅行の始まりです。旅行社のパンフレットを比較して、今回は名鉄観光の「充実の中央ヨーロッパ4ヵ国周遊」のコースを選びました。申し込んだのは、平針のHISの営業所でした。
今回旅行の一番の目的は、モーツアルト生誕250周年を迎えた、オーストリアのウィーンを訪ねることでした。併せて、世界遺産の街の数々を巡ることも大いに楽しみなプランでした。
<名古屋出発、フランクフルトへ>
予定の時刻の11時にセントレアを飛立ちました。目的地はドイツのフランクフルトです。日本とは8時間の時差がありますから、フランクフルトへの到着は15時20分、4時間半と時差の8時間をプラスして、12時間20分が予定飛行時間です。
セントレア空港の大画面では、フィリピン付近の台風情報を伝えていましたが、ヨーロッパまでは北上コースですから、フライトへの影響はありませんでした。フィリピンでは直撃を受けて、おりしもアセアンの外相会談に集合していたメンバーが、会議の延期の決定を受けて、急遽、帰国すると言うハプニングがありました。このニュースは、昨日来、繰り返し報道されていました。
北朝鮮空域を避けて北上し、モンゴルからロシア領空へのコースはいつも通りでしたが、今回はロシア空域でも、シベリアよりずっと北側を飛んでいたようです。ウラル山脈を超える時の揺れもなく、この時も、山脈の北の外れを通過したようでした。
<フランクフルト到着、プラハへ>
途中、揺れも少なく、無事フランクフルト空港へ到着しました。しかし、12時間半近くのフライトですから、長く感じることは、いつも通りでした。フランクフルトでプラハ往きの中型機に乗換えましたが、やはりルフトハンザ航空機でした。
乗換え時間は2時間でしたから、空港内の見学を兼ねて、写真撮影に回りました。大きな国際空港ですから、色々と見所はありました。回ったのは、離れた場所の出発ゲート付近や、免税店などです。各所に、クリスマスの飾りがありました。
それでも時間が余りましたので、オープン・カフェーで、早速、ドイツの生ビールを注文しました。日本から持参したユーロが、小銭入れにありましたから、そのコインで支払いました。2ユーロくらいだった記憶です。さすがに泡のキメが細かく、コクがある麦酒でした。
カウンター席に座って眺める空港風景も、中々楽しめました。ゆっくりと時間をかけて生麦酒を飲み、約束の時間に遅れないよう、プラハ往きの出発ゲートに向かいました。
<プラハ、夜の散策>
プラハまでは、約1時間のフライトです。機内で簡単な夕食が出ました。ワインもありましたので、こちらは、お代わりをしました。タンニンが良く効いた赤ワインでした。
プラハへの到着予定は、現地時間で18時35分でした。フランクフルトはトランジットでしたから、ここで入国審査を受けました。全員、問題なく入国できました。預け荷物の方にもトラブルは無かったようでした。迎えのバスでホテルへ到着したのは、20時頃になりました。
時差の関係で、今日は半日長い昼間の時間でした。しかし、そのまま就寝しては、こちらでの時差ボケが心配ですから、部屋に荷物を置いた後、プラハの町へ出掛けました。21時頃でした。
プラハの町の第一印象ですが、随分と夜が早く、寂しく、暗い感じでした。車道や歩道の街路灯は点っていましたが、お店は閉まっていました。唯一開いていたのは、マグドナルドのような外資系のお店だけでした。屋台も見かけませんでした。下の写真は、明るい場面だけの紹介です。
そんなことで、早々にホテルへ戻り、ホテル内のバーで生ビールを飲んで、この日はお仕舞いとしました。
旅のはじめに
ベルリンの壁は崩れてモザイクの国様々の今を観る旅
楽聖の未完になりし鎮魂歌神に召されし維納訪う
埋葬の場所さえ何処と定まらず二世紀半の生誕の年
フランクフルトで
乗換の時を惜しみて生麦酒一人楽しむフランクフルト
プラハの夜
乗継の旅の疲れを厭わずに出でしプラハの夜は寂しき
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2006年、最後の旅行は中欧各国、モーツアルト生誕250年を迎えたオーストリアのウィーンを始め4カ国でした。
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季節外れの台風22号がフィリピンを襲いました。このためAPECの外相会議が中止されました。幸い、その台風は、この旅行に影響なさそうでした。
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いつも通り待ち時間がありましたから、出国審査の前にセントレア空港内を一回りです。デッキで飛立っていく機体の撮影などをしました。
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セントレアからはドイツのフランクフルトが経過地になりました。搭乗機は、手前から2番目のルフトハンザ機でした。
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セントレア内のの飲食店街の光景です。クリスマスの飾りのイルミネーションが輝いていました。
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定刻通り、16番ゲートからの出発となりました。ヨーロッパ区域内での乗継がありますので、今回の旅行は久し振りにスーツケースを使用しました。
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セントレア空港の出発ロビー付近の光景です。搭乗が始まり、列が出来ました。
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セントレアを出発した後、北上しました。中国からモンゴルのウランバートル上空まではいつものコースでしたが、ロシア領内は北寄りコースでした。
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フランクフルトでの乗換時間は、約2時間でした。それで、手元にあった小銭のユーロを使って、早速ドイツの生ビールを飲みました。
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待ち時間の間にフランクフルト空港内をあちこち散策しました。日本への帰りにも立ち寄る予定の空港です。
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飛立ったセントレア空港もクリスマスの飾りがありましたが、このフランクフルト空港のイルミネーションもクリスマスツリーの飾りでした。
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生ビールを飲んだカウンターから撮った、横のお店の光景です。ジョッキではなく、グラスの生ビールでしたが、2ユーロほどでした。
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時間はたっぷりありましたから、空港内のお店を見学して回りました。このコーナーでは、クラッシックタイプのベンツの新車が展示してありました。
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フランクフルト空港の案内平面図です。ドイツのハブ空港の1つのようです。
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ルフトハンザのLH3264機のプラハ往き・17時30分の表示が出ています。1人旅行が多いですから、案内表示の確認は習慣になりました。
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フランクフルトからチェコのプラハへの出発は、定刻通り現地時間で17時30分でした。約1時間のフライトでプラハへ到着しました。
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プラハの空港からホテルまではバスでの移動となりました。この日は日本を午前中に発って、その日の内にホテル到着です。時差が8時間です。
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プラハ空港の案内表示です。18時27分に到着したLH3264便も表示されていました。
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無事、全員と荷物がプラハ空港へ到着しました。荷物を引き取った後の集合です。
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灯りが少なく、醜い写真ですが、プラハ空港の夜景を紹介しておきます。空港施設ですから、念のためにフラッシュをオフにしての片手撮りです。
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ポイントだけは照明されていますが、全体は分かり難いレベルの照明です。この場所も空港構内だった記憶です。
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プラハ空港へは、迎えのバスが来ていました。荷物を持って、そのバスの駐車場所までの移動です。矢張り、暗い中です。
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機内で夕食も済ませましたから、空港からホテルへ直行しました。到着したのは、夜の8時頃でした。荷物を部屋に置いた後、早速の外出です。
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地下鉄構内の様子です。9時前の時刻ですが、人通りは少なく閑散としていました。壁にはポスターが並んでいましたが、店は閉まっていました。
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地下道を潜って、地下鉄駅を挟んだ反対側の道路へ出た場所です。「TOYOTA」の案内標識がありました。展示場でしょうか。
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街路灯は点いていましたが、暗い感じのプラハの夜です。開いているお店は、マグドナルドのようなお店だけでした。人通りも僅かでした。
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キリンの写真は、文字通り動物園のポスターのようです。プラハ・ズー(口語の動物園)の文字が見えます。
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屋台のようなお店がありませんでしたから、この夜の散策は、早々に切り上げました。地下鉄構内の看板を少し紹介しておきます。最初は住宅販売のポスターです。
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サムソンとデリラのポスターのような看板です。オペラの文字もあるようです。
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こちらのサムスンは、韓国の総合電機メーカーです。携帯電話の宣伝看板です。世界中で目にするようになりました。
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