2007/04/06 - 2007/04/09
9027位(同エリア11697件中)
RiEさん
博物館で展示物を鑑賞したり街の生活を覗いたりして、狭い錦渓の街を歩きます。
お昼前、ランチのお店探しを兼ねてウロウロしていたら面白いやり取りに遭遇。駆け引きの上手さが、人生に大きく左右する場面を目撃しました(笑。
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見忘れた博物館を見学するため、再び西側へ橋を戻ります。
“錦渓路”は本当に細い路地で、レトロな街の匂いが存分に感じられるエリア。 -
ドアに直接ビスが打たれて描かれた“喜喜(ダブルハピネス)”の文字。
年代を重ねて錆色になっているのが味を出している。 -
香港の1番新しい紙幣から、お金と言うよりはアクセサリーに近い凝ったデザインのコインまで…お金に関するものが新旧問わず展示してある“銭幣館”。
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道が少し広くなった辺りの店先に寝かされていた子供。
暖かい気候なのに毛布でグルグル巻き&ニット帽に日よけ傘で過保護な装備でした。 -
離れたところで大人も気持ち良さそうに昼寝中。
向かいの茶器屋は店主が寝ているためカラッポで、ちょっと待ってみたけど一向におきる気配がなく、起こすのも悪いのでそっと立ち去りました。 -
続いて訪れたのは“金石人家”。
入口にスタッフがいるのに、お喋りに夢中でチケットチェックもせず、パンチ穴を開けてくれなかった博物館。 -
色んな芸術品が飾られた小さな博物館。
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上糖街はメイン通りなので商店が多かったのですが、脇道に入ると一般家庭も見ることが出来ます。
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再び橋を渡って下塘街へ。
お昼のかき入れ時を過ぎた食堂の人たちは、ご近所さんとのお喋りが楽しみみたい。
でも、私たちが店の前を通ると熱心に営業してくるので、沢山の店から声がかかりすぎて決めきれず、後で見ようと思っていた博物館を見学しながら考える事に。 -
まずは“根雕館”へ。
根という名前から想像つきますが… -
“根”から生まれた芸術を鑑賞するという、いかにも中国らしい展示物。
自然のまま大木が描くラインを鑑賞したり、少し人間の手が加えられたことによって擬似に例えている根もあります。
例えばこれは犬だそうですが、どうみても豚っぽい(笑。 -
似ても似つかない本物の犬。
芸術は難しいモノです。 -
夜、柔らかな光に包まれた夜の錦渓を想像してしまいます。
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“錦渓鎮傑出人物館”では、錦渓出身の偉業を成し遂げた人・学者・作家など、錦渓が誇れる様々な人物の写真と功績の説明が添えられた資料が壁一面に張り巡らされていました。
私たちが入場すると、わざわざ電気を付けてくれたので義理で1周しましたが、正直面白くありませんでした(笑。 -
石畳の狭い道は車が通れない幅になっていて、人が近くに感じる路地でした。
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しばらく歩いて、再び水路を眺めながら食事が出来るレストラン街へ。
ピークも過ぎたはずだから、この辺りで食べようかと意見が一致。 -
家の前によく見かける“喜喜”マークも色々なスタイルがあって、この家は塗り壁にハンコをポン♪と押したような感じ。
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下糖街側は、モノ作りをする職人の姿が多くみられました。
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1部始終を目撃した面白いやり取りは…というと、主役は釣船に乗っている老夫婦と、スーツ姿の魚を買いに来たお客。
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ここまで新鮮な魚を購入しに来たようで、お爺さんが船底の水槽から魚を男性客に手渡して品定めをさせています。
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舟から上陸するは結構高さがあり登るのが大変なので、男性客がお爺さんの手を引っ張って、無事陸地へ上がることが出来ました。
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男性はその巨大な魚を気に入った様子でお爺さんに購入の意志を伝えると、早速魚を運びやすいように煙草をくわえたまま作業に取り掛かります。
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暴れる魚の口を無理やり開けさせて、ビニールを突っ込むから大暴れ。
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魚の体内へビニールを通して…
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無理やり突っ込み…
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先端をエラから出してしまいました!
「どうせ、料理されるんだから暴れるな」とでも言うようにグイグイ引っ張ります。 -
このエラからビニールを出す作業を2匹分こなした後、いよいよ値段交渉へ。
男性客がお金を差し出しました。 -
エラから出したビニールの先端同士で輪っかを作り、簡易手提げを作ったお爺さんがお金と交換で魚を手渡します。
その金額を確認すると… -
おじいさん:「これじゃ足らないゾ」
男性客:「2匹でこの金額は妥当だろう」
押し問答を繰り返すこと数分、このやり取りに興味を持った野次馬が観客の輪を大きくして、ただの見物人のクセに値段交渉に口を出す中国人が多数(笑。
私は近くから、やり取りをワクワクしながら見学していました。 -
結局、男性客がおじいさんから魚を奪う形で、お金を手に叩きつけ強引に終了。
ほとんど強奪に近い幕引きで周りも驚いていましたが、男性客は満足げに足早に船着場を後にします。
改めてお金を数えるお爺さんは愕然とした表情。 -
手元に置いていかれたお金は、なんとたった13元(200円)なのです。
恐らく男性の満足げな表情から推測すると、この金額は不当…お爺さんが可哀相に思えました
やはり酷かったのか、周りもお爺さんに同情して声をかけたりしますが、茫然として力が入らないのか、お金が風で飛んでいきそうだったをしっかりと握らせてあげる人もいました。 -
おじいさん:「13元にしかならんかったよ…」
おばあさん:「あんたの商売ベタには慣れてるよ!」
と言っているように見えました。
先に値段交渉をしてから魚を包めばよかったのに…値段があって無い様な中国の市場では、強引な人や世渡り上手が金を握り、人の良さは金にならない。
続きは12へ。
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この旅行記へのコメント (3)
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- イスカンダル亜力山大さん 2007/04/28 11:25:47
- ダブルハッピネスマーク
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RiEさん、まいど!
[喜喜]は、元々婚礼のときに家の入り口に飾るマークです。
英語でダブルハッピネスマークというそうです。
ホンマかいなσ(^_^;)
っで、これはお嫁さんを迎えた家。
ほな、送り出した家は?
「禧」です。
ほな、好運常伴!
- RiEさん からの返信 2007/04/28 12:26:14
- RE: ダブルハッピネスマーク
- 【喜喜】がオメデタイ漢字とぃぅ事は知っていたのですが、
逆Versionがあるのは知りませんでした!
結婚しました〜(*^_^*)って周囲に報告しているんですね。
では、マークが新しければ新しいほど新婚さんとぃぅ事になるのでしょうか?
イスカンダル亜力山さんは私の上海★先生ですね(^o^)丿
すごく勉強になりました。
- イスカンダル亜力山大さん からの返信 2007/04/28 15:11:55
- RE: ダブルハッピネスマーク
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私の先生はこちらにいらっしゃいます。
このお方に、初歩の初歩から教えていただきました。
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/
もちろん、私なんか足元にも及びませんm(_ _)m
ほな、好運常伴!。
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