インド寺院めぐり一人旅 ６～聖地マトゥラー(プージャ)

2014/01/10 - 2014/01/18

JALのマイレージが貯まったので、期間限定ディスカウントマイレージで行こう！ということで、帰国してから5ヶ月ほどで、再び、インドへ。
今回は、連れもガイドさんも無しの全くの一人旅。
以下の行程で、ゆるっと行って来ました。
とにかく、ひたすら自分の趣味に走り、寺院、寺院、寺院で寺院。
でもまだまだ、お腹いっぱいにはならないわぁ～♪

６は、マトゥラーのホテルと、ガートでの船遊び、そして、プージャ。
今回の旅行で、一番幸せだった時間です。

1日目　JAL直行便でデリーへ
2日目　現地服を調達して、チャタルプル寺院・イスコン寺院へ
3日目　ニムラナフォートパレスへ
4日目　ジャイナ教寺院とオールドデリー、パハールガンジ
5日目　マトゥラー・ヴリンダーヴァンへ
6日目　マトゥラーから戻ってカーンマーケットへ
7日目　カルカジ寺院・アーユルヴェーダ
8日目　JAL直行便で帰国

エリア マトゥラー(インド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボロいが、ヤムナー川沿いにある、アグラホテル。
立地条件のみで決めた。
私はいわゆるバックパッカーじゃないので、こういうホテルは慣れないが、ここは思い切って！

…結果、問題はいろいろあったが、私としては、笑って許せる範囲だった。
でも、笑って許せない人も多いみたいで、口コミは悪い方が多かったり…。

ホテルの入り口前を黒牛軍団が通る。

一番安い部屋で良いだろうと思っていたが、とりあえず他の部屋も見せてもらうことに。

安い部屋はシングルベッド。その次が、ツインベッド。
で、一番良い部屋は…
部屋からガートが見えるって!!
あ…ダメだ、魅力的だ…

結局、誘惑に負けて、一番良い部屋にした。
一番安い部屋にしてネタにしようと思ってたのに(笑)

…って、たいして変わらなかったけど。

一番良い部屋。
ベッドが2つあることが、結果的にとても助かることになるのだが、
この時はまだ知らなかった。

部屋からガート、見えるには見えるが、全面的に見えるわけではなく、この窓全部の中の、一番右下のところからちょっと見えるぐらい。
なぜそうかと言うと、猿除けネットがびっしりと張り巡らされていたからだ。
猿除けネット、目が細かくて、本当に邪魔!!←でも、無いととんでもないことになるんだろうなぁ…。だって、猿だらけだし。

今回、デリーのホテルにスーツケースを置いてきた。
1泊だけなので、マサラバッグ(写真の、牛柄の)で十分だろうということで。

そうして良かった。
この町をスーツケースひっぱって…なんて、はっきり言って、無いわ…。

バスタオルがあったが、煮しめたような色で、ものすごーく湿っていて、本当にアレだったので、足拭きとすることにした。
よって、持参したタオルがかかっている。←場違い

一番良い部屋なんだけどね〜(笑)

でも、立地は最高に良い。

あ、黒い牛と、良い色合わせ！
デザインとして、好きだな…。

アグラホテルのアドレスを見ると、ここはベンガリガート。

船がいっぱい。
乗ってみることにした。
一人だと高くつくし、セキュリティも気になり、インド人一家(女性ばかり７人ぐらい)と一緒に乗った。

が!!!!!

乗る時、ブツッ！という嫌な音がして、私の貴重品入れポシェットが下がった。
何事！？
と思ったら、ポシェットの紐が、根本から外れたのだった…！(縫われていた糸が全部切れた)。

えーーーっ!?
デリーで買って今日おろしたばかりの新品なのに!?

危なかった。
私はポシェットをダウンジャケットの下にさげていたので、紐が切れてもダウンで止まった。
これ、ダウンが無かったら、そのままストンとヤムナー川に落ちていたかもしれない。
ルピー用財布とデジカメとスマホが、聖なる川で永遠に眠ることになるところだった…。
あー、恐ろしい。

ゆったり、対岸へ。
今日は霧がすごくて、景色は、イマイチだ。

インド人ファミリーには、一人だけ英語を話せる若い女性がいた。
話してみると、彼女らはラジャスタンから来た人たちだった。
私が日本人だと話すと、この間タイへ行ったが、今度は日本へ行きたいんだという。
え？日本のどこに？と聞くと、
ディズニーランド!
という答えが返ってきた。
なるほど〜。
香港にもあるじゃない？と言うと、「香港のはちょっと…。日本のが良い。」と。
日本が選ばれて、なんだか嬉しかった♪

ポシェットの件を、聞かれた。

「さっき、バッグが変だったけど、どうしたの？」
「紐が切れてしまって・・・」
「日本から持ってきたもの？」
「いいえ、デリーで昨日買ったもの。」
「あー・・・インドクオリティ・・・」

インド人も認めるインドクオリティって…。
教訓：インドの土産物屋で買ったポシェットなどに、貴重品を入れるなかれ。

ファミリーの中にいた小さな女の子が、マーブルチョコを分けてくれたので、
私も、りんごのど飴をあげた。
たくさん持っていて良かった。

その後、ぶらぶらとヴィシュラムガートまで歩いた。
プージャが行われるのはそちらのガートで、夜なのだ。

チャイなど飲んで、ゆっくり過ごす。

あー、いい感じ。

この、なんともいえない色・・・

塗りなおしたのか、鮮やか。

ヴィシュラムガート。
ガートに降りる時は裸足が鉄則。

ハリドワールの時のように、お花とろうそくを流す。

だんだん暗くなってきた…。

いよいよ、プージャ。

ハリドワールのとは全然違う、小規模のもの。

でもそれだけに、一体感があって、参加している気になれた。

この寒いのに(1月)、一人の男性が川に入り、沐浴。
皆でそれを盛り上げた。

プージャが終わると、皆、三々五々帰っていく。
この町の夜は早い。
（20時半ぐらいには、だいたい静かだった気がする…）

昼食をしっかり食べたので、夕食はあまりお腹がすいていなくて、屋台で食べることにした。
昼間飲んで美味しかった、スパイシーなチャイ屋さんでまたチャイを買って(10ルピー)、ちょうど隣で作っていたものを夕食とすることに。

それがこれ、謎の一皿。
ジャガイモの揚げたのをぐぐっとつぶして、その上にカレーみたいなのをかけて、緑色をかけて、赤色をかけて、パリパリしたものをつぶしてかけて…
もう、何がなんだかわからない。

ま、いいや。
20ルピー。

リピートしたいかって言われると別にしたいわけではないけど、まずくはなかった。

部屋の窓から、猿除け網ごしに見る。
あー、これ、猿除け網もなくて、窓も綺麗で大きかったら、どんなに良いか…。
でも、神様の歌が聴こえているし、至福のひととき。
そのまま、いつの間にか眠った…。

って、寒くて、カイロ両腿に貼って、隣のベッドの掛け布団も使って2枚にして(あー、シングルじゃなくて良かった)、もしもの時のために持参していたフリースのひざ掛けもかけて、それでも結構寒かったけど。

この旅行記へのコメント （2）

• ロータスさん 2014/05/11 07:37:54

  ラムロールちゃんさんへ、おはようございます

  えーっです。
  アグラホテルに泊まられたんですか？？
  ぼろかったですよね。水シャワーだったような記憶があります。
  
  しかも色々なところがピンク色に塗られたんですね。
  
  宿では7時半が夕食タイムで、
  それ以外の近所にはレストランはありませんでした。
  
  私も同じ物を食べた覚えがあります。
  甘辛かったです。
  
  風邪を引かなかったですか？？
  貴重品が無事でなによりです。
  
  
  
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2014/05/11 09:32:57

  おはようございます☆

  ロータスさん
  
  そうなんですよ〜、えいっ！と思い切って泊まりました。
  ヤムナー川沿いのホテルが他に無くて…。
  プージャを観たかったんですが、他のホテルに泊まると帰りが危険…と思うと。
  用心棒になる連れでもいれば良かったんですが。
  
  一番高い部屋だったせいか？だいぶぬるくて短時間ですが、お湯出ました。
  ああ、本文にそれ書くの忘れました。
  
  そうです、そうです、甘いような辛いような、なんか不思議な味で。
  そういえば、レストランって見かけなかったかも。
  あえてあれを選択したつもりでしたが、あれしか無かったとは！(笑)
  
  気を張っていたせいか、風邪はひかずにすみました。
  
  
  ラムロール