エックスさんさんのクチコミ(27ページ)全1,204件

人形浄瑠璃『艶姿女舞衣』のモデル赤根屋半七の生家跡です。悲恋の末、大阪千日寺の墓地で遊女の三勝と心中して果てた赤根屋半七は新町通りで染物屋を営む半兵衛の息子でした。はかない恋はすぐさま「三勝半七艶姿女舞衣」として歌舞伎の舞台にのぼり、次いで「三勝半七浮名の雨」「三勝半七道行尾花露」など矢継ぎ早に劇化されました。

建物そのものを展示物とする「まちや館」では、江戸時代の伝統的な町家建築の様式による家屋のほか、井戸やかまど、箱階段なども復原され、当時の暮らしを見ることが出来ます。この建物は、かつては辻家住宅として実際に使用されていたものです。

新町通りの入り口にある「山本本家」は、３００年以上つづく造り酒屋です。日本酒や五條の特産・富有柿を使った柿ワインなどが人気です。日本酒は金剛山の伏流水の井戸水を仕込みに使った「松の友」が看板商品です。

１６００年代に二見城とすでに町場として栄えていた五條村とを結ぶ地域に吉野川と並行する道路に沿った商人の町、新町を作りました。まっすぐ並んだ古民家は格子が多く用いられています。電柱や電線が残っていますが。関西電力と協力して整備してほしいものです。

五條市の新町通りの入り口付近に建つ古民家で、東側の道路に向いて入母屋造り・本瓦葺の大きな反り屋根で、内部は左側の広い土間と２列３室の六間取りである。棟札に慶長12年の銘があり、建築年代の判っているものでは、日本最古の民家といわれています。国の重要文化財に指定されています

天誅の変の翌年に再建された代官所の長屋門が五條史跡公園に保存されています。五条代官所は大和国東部・南部の幕府領を支配しており、討幕の象徴として天誅組に襲撃され焼き払いにあいました。現在、長屋門は天誅組を紹介する資料館となっています

国道２４号線沿いにある公園です。1863年に尊王攘夷派の志士で結成された天誅組が、討幕軍の先鋒になるために五条代官所を襲撃し、焼き払った事件が発端となって、明治維新がはじまったといわれています。天誅組の翌年に再建された代官所跡が史跡公園として整備されています。

櫻井寺は、奈良県五條市にある浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀如来である。幕末に起こった尊王攘夷派のクーデター “天誅組の変” 。天誅組が五條代官所を襲撃した後、「五條御政府」と称し、本陣を置いたのが櫻井寺です。境内には代官所襲撃で討ち取られた五條代官・鈴木源内の首を洗ったとされる手水鉢が残っています。

ＪＲ和歌山線五条駅の駅前にある観光案内所です。スタッフがとても親切で五条のことや新町通りのことをいろいろ説明してくれました。マップや観光パンフレットもたくさん置いてあります。五条を巡る時は最初に立ち寄り、話を聞いて資料をもらってから出発することをお勧めします。私は利用しませんでしたが、レンタサイクルもあるようです。

堺・山之口商店街にある老舗洋食レストランです。創業は１９４５年で今年で７７年になります。全てのメニューが当時そのままに、伝統の業、味と素材にこだわり続けております。
ランチのセットメニューはハンバーグ、とんかつ、海老フライとロースハムが盛り付けられています。オムライスも有名です。

堺の妙国寺の向かい側にある法華宗のお寺で、西ルイスの菩提寺です。西宗真はもと肥前大村藩士であったが、マニラルソン島に渡り洗礼を受けて西ルイスと名乗った。マニラを拠点に日本貿易を行っていたが、徳川家康の目にかかり、駿府で謁見し、海外事情を話し、朱印船貿易を許可され、財を成した。近くには西ルイス宅跡の碑もある。

竹内街道沿いで大道旧山本家住宅横にあります。竹内街道を歩くハイカーの休憩所と案内書を兼ねています。小さな建物ですが、スタッフが周辺の案内をしてくれます。また、パンフレット等もたくさん置かれています。月、火曜日が休館のようです。

道旧山本家住宅は、わが国最古の国道とも言われる竹内街道の沿道にたたずむ「かやぶきの古民家」です。この辺りは江戸時代には竹内街道を行く旅人のための旅篭や茶店が軒を連ねていましたが、現在は道標や伊勢灯籠などが、かつての面影を伝えてくれます。

大化改新後に即位した第36代孝徳天皇は、改新に功績のあった蘇我倉山田石川麻呂らを政権に登用し、改新政治を推し進めました。陵墓は「鶯の陵」とも呼ばれ、墳丘は直径32mと他の天皇陵と比べて小規模な円墳です。

推古天皇は３３代天皇で日本初の女帝です。甥である聖徳太子を摂政にし、大陸との交流を通じ先進的な政治制度や文化、芸術などを積極的に吸収し、政治の改革や仏教文化を中心とした飛鳥文化を花開かせました。ご陵は約６０ｍ四方の方墳です。

用明天皇は第31代天皇で。父に欽明天皇、敏達天皇と推古天皇とは兄弟。厩戸皇子（ウマヤトノミコ）・後の聖徳太子の父にあたります。墳丘は東西65m、南北60m、高さ10mの三段階構成の方墳で、周囲には幅7mの空濠を巡らせています。

聖徳太子は、日本書紀によると推古29年に亡くなり、磯長の地に葬られました。太子墓は径50メートル、高さ10メートルほどの円墳で、内部は精巧な切石を用いた横穴式石室です。太子の墓を守るために叡福寺が建立されました。

聖徳太子の死後に、三人の乳母が墓前にお堂を建立して、太子の冥福を祈ったのが寺の始まりと伝えられます。西方院は浄土宗の寺院で、御本尊は阿弥陀如来と十一面観音菩薩です。
境内にはこの三人の乳母のお墓と伝えられている３基の石塔が残っている。

叡福寺は聖徳太子墓を守護するために推古天皇によって建立され、奈良時代に聖武天皇が大伽藍を整備したと伝えられています。「上の太子」とも呼ばれ、羽曳野市・野中寺（やちゅうじ）の「中の太子」、そして八尾市・大聖将軍寺の「下の太子」とともに、「河内三太子」として多く信者がお参りします。

反正天皇が父帝の仁徳天皇をご祭神として創建されたと伝えられる古社です。毎年7月20・21日に行われる夏祭りは「氷室祭」といい、参拝者にはカチワリ氷が配られ、この氷を食べると、夏負けしないと言われています。