エックスさんさんのクチコミ(44ページ)全1,204件

金堂の後ろにそびえる多宝塔は、推古天皇元年に聖徳太子によって創建されました。その後、織田信長の大阪石山寺攻めの際に焼失しましたが、慶長2年に豊臣秀吉により再建されました。大阪市最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。

樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、ノウゼンカズラのツルが巻き付き、桂とカズラが一体となったその姿は、まるで仲の良い男女が寄り添っているように見えることから、カップルの縁を取り持ってくれる「恋愛成就・夫婦和合の霊木」として何百年もの間、この地で親しまれています。映画化もされた小説「愛染かつら」のモデルです

大阪には六万体（ろくまんたい）という地名があります。昔、聖徳太子が衆生救済の為に、この地域に六万体のお地蔵さまを安置されたという伝説があり、愛染堂の延命地蔵尊も六万体地蔵尊の一つとされています。奥には子安地蔵（右）、延命地蔵（中央）、水子地蔵（左）が祀られています。

平安時代、弘法大師空海によって密教が日本に伝わると、金堂に愛染明王が本尊として奉安されました。愛染明王に手を合わせると、主に縁結び・良縁成就・夫婦和合・愛嬌開運の功徳があるとされ、良縁を求める参詣者が毎日たくさん訪れます。

四天王寺の四箇院のひとつである「施薬院」として推古天皇元年に、聖徳太子によって建立されました。施薬院とは、仏教の教えによって設けられたもので、薬草を栽培し、あまねく人々に病に応じてそれを与える福祉施設でした。大阪の三大夏祭りのひとつとして有名な愛染祭が大阪の夏祭りのスタートとして毎年６月３０日から始まります。

谷町筋に面して建つ太平寺のご本尊は虚空蔵菩薩です。宇宙大空のような広大無量の智恵と福徳をお持ちになった菩薩さまです。１３歳になった男女子供たちが虚空蔵菩薩さまに知恵と福徳の授与をお祈りしお参りするのが「十三まいり」です・

谷町筋に面して建つ吉祥寺は赤穂浅野家の菩提寺であり、亡き主君の浅野長矩に代わり、家臣の大石内蔵助良雄以下47人が本所の吉良邸に討ち入り、仇の吉良上野介を討ち取った。その赤穂浪士４７人の墓がある。東京の泉岳寺にも墓がある。

「好色一代女」「世間胸算用」などの浮世草子を著した井原西鶴は俳人としても有名で生國魂神社境内の南坊で一昼夜４０００句を詠み上げました。その偉業を称えて、緑につつまれた南坊跡に西鶴の座像が建てられている。

生國魂神社は摂社に芸能の神様と云われる浄瑠璃神社があり、芸能の関係の銅像もたくさんあります。夫婦善哉の作者の織田作之助は大阪市天王寺区生玉町に生まれ育った関係で生國魂神社にマントを羽織った作之助の銅像が立っている。

八雲琴は文政3年（1820年）に伊予国の中山琴主が出雲大社の神託を受けて作ったものとされ、当初は出雲琴・玉琴とも呼ばれた。二本の弦を同音に調律するのが特徴である。 元々は竹を2つに割って作ったが、今日では杉や桐の板で作られている。

生國魂神社本殿の右隣にある皇大神宮は伊勢神宮（内宮）の天照皇大御神の御分霊をお祀りしています。伊勢に行く代わりに天照皇大御神にお参りできます。小さな社ですが周囲は木柵で囲まれており、格式が感じられます。

生國魂神社本殿の右側に住吉神社と２社並んで立っています。学問の神様、菅原道真公をお祀りしています。小さなお社ですが、中央には注連縄が張られ、中に入ることもできます。建物の前には絵馬が奉納され、なぜか日時計が設置されていました。

生國魂神社は延喜式神名帳に記載ある式内社で、なおかつ名神大社に列した極めて霊験あらたかな古社であり、近代では官幣大社、現代は別表神社という、日本国の神社の中でも特別な神社に数えられる。一般的には「いくたまさん」と呼んでいるが、正式名称は「いくくにたま」。「難波大社」とも称される。

「高津の富」は高津神社が舞台となった落語で宿賃を踏み倒そうとした男がなけなしの一分の金で千両を当ててしまった話である。富亭は昔は富くじの抽選会場でしたが、今はカフェや寄席として利用されています。定期的に寄席が開催されているようです。

高津宮は地形的にみて周囲より一段高い丘状の所に位置しているために坂がいくつかる。相合坂は、別名縁結びの坂と呼ばれ、男女それぞれ南側と北側から登り、ちょうど頂点のところで出会うと相性がよいといわれている。

明治初期まで3回半折れ曲がった（三下り半）下り坂になっており、俗に「縁切り坂」と呼ばれていた。芸妓が嫌な旦那と縁を絶つため日参した。今も、悪縁を絶つ坂として密かに知られている。さだまさしの縁切り坂は確か鎌倉ですよね

高津宮の本殿の西側にある小さな蔵ですが、１９４５年の大阪大空襲で、高津宮はほぼすべてが焼け落ちてしまいましたが、奇跡的にも、その中で唯一残った建物です。神輿庫には大神輿2基、小神輿2基が納められています。

仁徳天皇が高殿に昇られて人家の炊煙の乏しいのを見られて人民の窮乏を察し直ちに諸税を止めて庶民を救済されました。のちに「高き屋に　のぼりて見れば　煙たつ　民のかまどは　賑わいにけり」　仁徳（にんとく）天皇が高津宮の西の舞台からの眺めを詠まれたという有名な和歌が書かれています。

比売古曽神社（ひめこそじんじゃ）は，高津宮の境内に鎮座する。現在，高津宮が鎮座するこの場所には，もともと比売古曽神社だけが祭られていたが，大阪城築城のため高津宮がここに遷され，そのさい高津宮が本社となり，もともと鎮座した比売古曽神社が摂社となったという。

大阪の天満橋から始まる熊野古道中辺路の３番目の群戸（コウト）王子（推定地）。神社としては残っていないのであくまで推定地だということですが、境内にある比売古曾神社がそうではないかという説もあるようです。